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  • ぷかぷかの人たちがきて、心がぷかぷかしました。

    先日小学校で人権に関するこんな授業をやりました。 www.pukapuka.or.jp その授業を受けた子ども達の素晴らしい感想です。まっすぐな気持ちがとてもうれしいです。こういう機会さえあれば、子ども達は素直にこっちを向いてくれます。希望を感じました。 ・ぼくは障がいをもっている人たちのことをこわいと思ったり、できないことが多い人たちなのかなと勝手に思っていたけど、今日のぷかぷかさんたちを見て、それは違うなと思いました。太鼓やダンス、計算、いろんなすごいことをやっていて、そしたら自分もがんばらなくちゃと思いました。ぼくはこれからは障がいをもっている人たちを怖がらずに生きていきたいと思います。…

  • 2020年1月12日(日)あーすぷらざ「社会にあわせなくてもやっていけるよ」セミナー

    2020年1月12日(日)あーすぷらざでの「社会にあわせなくてもやっていけるよ」セミナー、ゲストの辻さんが仕事の都合で来られなくなったので、今、あちこちで活躍されている若い三人のお母さんにきてもらうことにしました。 みんなが自分らしくいられる場所として鶴見にも「ぷかぷか」を作ろうと動き始めた「ぷかぷか作り隊」隊長の浅川素子さん、障害者はなんとなくいや、という人の多い中で、重度の障がいを持つhanaちゃんの、なんとファンを作り出したお母さん花岡千恵さん、自分の苦労した経験を若いお母さん、お父さんに伝えて、みんなが笑顔になれるサロン「おおたけゆきえサロン」を開いた大竹友里恵さんの三人です。この三人…

  • 未来への「希望」を私たちはつくり出したい

    6回目の「表現の市場」やります。 「障がいのある人たちとは、いっしょに生きていった方がいいね」ってみんなが思える舞台を、ことしも作ります。 彼らの舞台からは、たくさんの元気をもらえます。 素直に生きる彼らの舞台を見ていると、「ああ、明日も生きていこう」って思えます。明日に向かう「希望」をもらえます。 そんなふうにして、彼らは新しい歴史を作っているのだと思います。 「なんだ、助けられてるのは、私たちの方じゃん!」 て思えるような彼らの舞台は、お互いの関係が逆転し、新しい歴史を作ります。 障がいのある人たちを排除してしまうような不寛容な時代を、小むつかしいことは一切いわず、彼らはさらっと塗り替えて…

  • こういう熱気を一緒になって作り出すことこそ大事

    12月19日(木)、十日市場小学校で人権について考える授業をやりました。1年生から6年生まで600人くらいが相手。低学年、高学年に別れて、体育館で2時間の授業でした。 障がいのある人について、アーダコーダしゃべっても子どもたちは多分聞いてないだろうな、と思い、ぷかぷかさんを何人か連れて行って、得意技を披露してもらいました。それぞれ達人の域に達するような人たちです。彼らの得意技を見て、思わず 「おお、すげー!」 って思うような出会いをしてほしいと思ったのです。 障がいのある人のことを理解してほしい、といった話よりも、彼らととにかくいい出会いをすること、それが大事だと思っています。彼らとのおつきあ…

  • なんとももったいない話

    障害者を雇用する、というのは、障害者とおつきあいする、ということです。おつきあいの経験がなければ、いろいろ苦労します。言葉がうまく伝わらなかったり、仕事がうまくこなせなかったり、いろんな問題を抱えることになります。 その問題と根気よく向き合うのか、どうか、というところで企業が試されます。 そこに目をつけた新しいビジネスを展開する会社が現れました。お金を払えば、その面倒くさい問題を全部引き受けますよ、というビジネスです。 その会社は障害者を集め、農園をやっています。土を使わない「養液栽培」という方法で野菜を育てるため、種まきや水やり、収穫などの軽作業ですむそうです。 企業側は、その農園で働く障害…

  • 自分の視線の先にゆきちゃんの見ているけしきを表現

    第六期演劇ワークショップ第5回。 一郎は山猫からのこんなはがきを受け取り、 翌日、わくわくしながら出かけていきます。 ♪ おもてにでてみると、まわりの山は、みんなたったいまできたばかりのようにうるうるもりあがって、まっ青なそらのしたにならんでいました。(オペラシアターこんにゃく座のオペラ『ドングリと山猫』の中で歌われるうた) 真っ青なそらのしたを歩いて行くと、クルミの木や笛吹きの滝やきのこが現れます。 ♪ 山猫が、ここを通らなかったかい と聞き、原作ではただ方角を言うだけですが、それじゃつまらない、と、簡単なお話を作りました。 笛吹きの滝は、ただ「ピーッ」と笛のような音を立てるだけですが、ぷか…

  • 穏やかさは希望を生む

    毎日新聞「相模原事件を考える」シリーズで最首悟さんの取材記事はとてもいい記事でした。 記事の最後、最首さんのこんな言葉で締めくくられていました。 「もし彼が本気で園の利用者と向き合って関係を作ろうとしていたら、この事件は起きなかったのではないかと思う。穏やかさは希望だと思う。 」 養護学校の教員になって最初に受け持った重度障害の子どもたち。日々いろいろ大変なことがありましたが、それでも彼らのそばにいると妙に心が安らぐ、というか、心が穏やかになりました。それまで電機メーカーで働いていて、常に生産性が求められ、心がかさかさになっていただけに、彼らにもらった思いもよらない心の安らぎは、 「 え〜っ …

  • お金を生かす→新しい社会を実現

    来年1月26日(日)に今年の演劇ワークショップの集大成「表現の市場」があります。「障がいのある人たちとは一緒に生きていった方がいい」「その方がトク!」ということが一目で分かる芝居を舞台に上げます。ぜひみなさん、見に来てください。 心配はお金のことです。6ヶ月の演劇ワークショップには進行役、ピアニストなどの講師料、会場費、舞台制作費などで約230万円ものお金がかかります。ヨコハマアートサイトから100万円の助成金をいただきますが、残り130万円は自己負担です。さして儲かってもいないぷかぷかにとっては大変な負担です。 それでも、これは障がいのある人たちとみんなが気持ちよく暮らせる社会を作るための投…

  • ぷかぷかさん達の「人生の表現」が受賞!

    昨日「かながわ福祉サービス大賞」の事例発表会がありました。 発表の時間が12分しかなく、ほんのさわりの部分を話しただけで時間切れ。それでも、ほっこりあたたかな気持ちになりましたとか、癒やされましたとか何人もの人から声をかけられたので、まぁまぁよかったのかなと思いました。 「大賞」は逃しましたが、「優秀賞」をもらいました。ぷかぷかさんたちの活動が受賞したのだと思います。 宮原契子さんのFacebookにあった言葉ですが 「今の社会を見ていると、彼らの健やかさ、伸びやかさ、美しさが際立って見える。障害とはdisablityではなく、愚かな同調圧力なんて気にせず表現したいことを表現できるabilit…

  • 黒いギンガムチェックのチュニックを着ていたあなた!

    2019年12月4日(水)青葉区役所で人権研修会をやりました。昨年は「すごろくワークショップ」をやって、ぷかぷかさんと出会う時間を作りました。今年は簡単な演劇ワークショップをやり、その体験のあと、事前に聞いておいた「自分の家のすぐそばに障害者のグループホームが建つことになったらどう思うか」のメモを振り返ってもらいました。こういう問題を本気で考えることこそ、人権研修会だろうと思います。 頭では差別はいけない、と思いつつ、実際に自分の家のすぐそばに建つとなると、やっぱり考えてしまう、あるいはなんとなく怖い、というのが多くの人の感想です。そういうことをどうやって超えていくのか、というところでの提案が…

  • たいこん

    パン屋で、ぷかぷかの畑班が作った大根を売っていました。 〈だいこん〉かと思ったら〈たいこん〉て書いてありました。 「ああ、これは〈たいこん〉でしたか」と心がゆるっとなりました。 〈たいこん〉という乾いた、甲高い響きがゆるゆると心をほぐしてくれました。 こんな楽しい言葉を書いてくれたぷかぷかさんがいとおしくて、抱きしめたくなりました。 「これ、間違ってるじゃん」というよりも、「ああ、〈たいこん〉ね」といった方が、みんなが笑顔になれます。 お客さんが「この大根お願い」といったので、 「あ、すみません、これは〈たいこん〉です。これ見て下さい」 と〈たいこん〉の文字を見せたら 「ああ、そうでしたか、じ…

  • 「意思決定支援はストップせざるを得ない」って、どういうこと?

    12月6日、津久井やまゆり園の指定管理者再公募に関する朝日新聞の記事の最後に 「まるでちゃぶ台返しだ。事件後、入所者も家族も我々も県に振り回されている。こうした状況ならば、意思決定支援はストップせざるを得ない」 とかながわ共同会の職員の言葉が載っていました。 「意思決定支援」という言葉を見て、最初、何のことかと思いました。ぷかぷかではこんな言葉は使ったことがありません。 前後の文脈から、障がいのある人の意思をくみ取ることなんだ、ということがなんとなく分かってきたのですが、こういう堅い言葉で表現するような関係だったのだと思います。 「こうした状況ならば、意思決定支援はストップせざるを得ない」って…

  • 「やまゆり園」指定管理者再公募

    神奈川県は「やまゆり園」の指定管理者を再公募するそうです。本来なら3年前の事件直後にやるべきことでした。そのことをあらためて神奈川県に質問しようと思っています。ご意見いただけるとうれしいです。 1,今日、「やまゆり園」の指定管理者を再公募する、という報道がありました。理由は「法人理事の愛名やまゆり園園長による女児への強制性交事件や、園入所者への身体拘束があった」ことだそうですが、どうして3年前の事件直後にかながわ共同会を指定管理者から外すことをしなかったのですか。理由を説明して下さい。 2,「過去に利用者を車いすに長時間拘束していたとの情報などが寄せられたということ」が再公募の理由の一つに挙げ…

  • その感覚こそが、社会を持続させていく鍵になるように思う

    サステナブル・ブランド国際会議2020横浜のプロデューサーと企画推進室の方が取材にきました。 www.benesse.co.jp 持続可能な社会は、やっぱりぷかぷかさん達といっしょに生きていくことで初めて本当に可能になるんじゃないんですか、といいました。二酸化炭素削減のテクノロジーの問題はとても大事です。でもそれ以上に、私たち自身が人として生きることが大事じゃないか、という提案です。ぷかぷかさん達といっしょに生きていくことを考えることは、私たちが人として生きることを問いかけることです。 たくさんの人たちがぷかぷかに来るとホッとする、といいます。自分が人であることを思い出すからだと思います。息苦…

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