アスペルガーっぽいエピソード

だんだん、夫のこだわりや、思いやりのなさ、会話の噛み合わなさはアスペルガーなんじゃないかと思うようになった。私が気になるエピソードを紹介してみる。パンツと靴下は全部同じ色で同じ形のものをたくさん持ってる。仕事で着ていく為にポロシャツを色違いで何枚か買って、着古して色あせるとまた同じ物を買った。次の年にはまだ買ったばかりのポロシャツがあるのに、えりと袖にラインの入ったポロシャツが欲しくなって、それを何枚も色違いで揃えた。秋〜春にかけてはワイシャツを着るんだけど、それもかなりの枚数持ってるのに「仕事に着ていくシャツがあんまりないから」って新しいシャツを買おうとしてた。聞いたら「これとこれは同じ週に…

悪夢の新婚生活

結婚が決まるあたりから、突然夫の態度が変わった。あんなに冷静に話し合ってた人が、少しでも自分の思い通りにならないと怒って一歩も譲らない。布団を干すときに使う布団ばさみ？の置き場ひとつのことで「さなとやっていく自信がなくなった」とまで言う。怒って部屋にこもったり、1人になりたいと出かけてしまったり、仕事に行ったっきり深夜まで職場から帰って来なかったり…確かに昔から「甘やかされて育ったから自分はわがままだ」とよく言っていたけど、わがままなところを見たことがなかったし一種の謙遜みたいなものだろうと思ってたのに。そして、その他にも、私の気持ちを一切無視したような言動が目立った。(今だに悲しくて書き表す…

素敵な恋人

付き合ってからも、違和感はたくさん感じた。あっさりとドライでつかみ所のない人という印象。でも今まで付き合ったどの人とも違って、新鮮でおもしろかった。「あのね…いや、やっぱりいいや」って言っておいて聞いてもらえるのを待ってたり、「どうせ自分なんて」って言って否定してもらいたがったり(これは初対面の時の私も似たようなもんだけど)、そういう回りくどいとこがないのが気持ちがよかった。その代わり、相手に対してもそういう期待に答えてくれることはないけど。違う視点を持ったユニークな恋人と遊ぶのはすごく楽しかった。でも、結婚するとなったらどうなんだろう？理解や共感の薄い関係って…？ただ、意見が合わない時でも、…

嫌われてるという誤解

夫と初めて出会ったのは、飲み会だった。共通の知人に誘われて、仕事を終えて途中から参加した夫に、既にかなり酔っていた私はマシンガントークで話しかけた。相手の反応の薄さに、「初対面でシラフの人にこの勢いはないな」ふと気付いた。「あ、ごめん、ウザい？」「うん、ウザい」聞いておいてなんだけど、こういう時普通は否定するんじゃないの？もしくはやんわりと「まだお酒入ってないから」とかなんとか言って濁すよね。それをあんなにはっきり言うってことは、相当嫌われたなと思って、そそくさと離れて、その日はそれ以上話しかけなかった。今にして思えば あれは拒絶ではなくて、AS特有の 思ったことをストレートに口にしただけなの…