7月13日 六甲 / 西おたふく山から最高峰へ 曇時々晴 気がつけば七月ももう半ば。さすがに遅いだろう、と思いながらも、ナツツバ…
10月28日 湖北 / マキノ高原から寒風へ 曇 広葉樹林にはいる頃から、空は一面灰色になった。湖北のブナはだいぶ色づいていた。が、山全体が薄暗…
10月28日 近江湖北 / マキノ高原から寒風へ マキノ高原を歩き始めてしばらく、太陽が山の端から顔を出した。ススキが銀色に染まった。今日の楽しみ…
10月24日 六甲 / 穂高湖からトェンティークロス 薄曇 朝一番は晴れ渡っていたのに、薄雲がかかって陽を遮りだした。あーあ、と思っていると雲が切れ…
10月21日 鈴鹿 / 清水ノ頭から奥ノ畑谷に下り千種越えへ 曇 降り立った谷は広々として、石組など、昔の人々の営みの痕跡もあった。本流との出合まで…
10月21日 鈴鹿 / 雨乞岳から清水ノ頭へ 曇 笹の海を抜けると、鈴鹿らしい開放的な景色が広がった。迷いようのない尾根を独り占めにして下る。冷たい…
10月21日 鈴鹿 / 雨乞岳西尾根から清水ノ頭へ 曇 山頂が近づくと鈴鹿の主稜線が目の前に広がった。山頂付近は笹の海ではっきりとした踏み跡もなく、…
10月21日 鈴鹿 / 甲津畑から雨乞岳へ 曇 雨乞岳は、山頂から西に派生する尾根がふたつある。いずれも登山道はないが、遠望すると広葉樹に覆われて食…
10月17日 六甲 / 二本松林道から大師道へ 晴 雨上がりの空気は冴え冴えとして、まだ緑一色のモミジをくっきりと光と陰に分けた。カメラの焦点は何…
10月17日 六甲 / 諏訪山から再度山へ 曇後晴 夜半からの雨は八時を過ぎた頃に止み、陽射しもこぼれた。空気は冷え冷えとして、風が強く冷たい。気…
10月14日 台高 / 笹ケ峰から明神平へ戻る 晴時々曇 復路は稜線の途中から北へ逸れ、明神平の東になだらかに広がる森に分け入った。一部湿地帯…
10月14日 台高山系 / 明神平から笹ケ峰へ 晴時々曇 南北に長く延びる台高山脈には魅力的な場所がたくさんあるが、如何せん、アプローチが悪い…
10月14日 台高山系 / 明神平から笹ケ峰へ 晴時々曇 四年前の同じ時期に訪れたとき、この山は他の山域に先駆けて秋色に染まっていた(※)。そ…
10月14日 台高山系 / 明神平 晴 半世紀ほど前、ここはスキー場だった。スキー客は一時間余りかけて徒歩で山道を登った。スキー場までの輸送計…
10月14日 台高 / タイコウドウ谷東尾根から明神平へ 晴 ひさしぶりの台高山系である。取りつきの尾根は稜線近くまで杉の植林だが、この山の杉…
10月10日 六甲 / アイスロード 快晴 アキノタムラソウ 十月とは思えない暑さ、と、このところ毎年言っているような気がする。六甲山中でも、日…
10月7日 播磨 / 三久安山北陵の東斜面 晴 三久安山北稜の東斜面は、南へ行くほど急斜面のトラバースが多くなった。うっかり足を滑らすとどこまで…
10月7日 播磨 / 三久安山北陵の東斜面 晴 三久安山北稜の東斜面はおおむね急傾斜だったが、ときどき傾斜が緩んで広場状に開けた。中に、なだらか…
10月7日 播磨 / 三久安山北陵の東斜面 晴 北稜を北上し、その北端から東へ下る。植生が杉の人工林に替わる手前まで下ったところで、東斜面をトラ…
10月7日 播磨 / 鹿伏から三久安山北陵へ 晴 去年6月に初めてこの山を訪れてから(※)、今日でもう九度目の訪問になる。播磨にこれだけのブナの…
10月7日 播磨 / 鹿伏から三久安山北陵へ 晴 今日も鹿伏集落奥の谷筋から登り始めた。大トチの分岐点(写真上)から左の谷はトチの大木が並ぶ広葉…
10月3日 播磨 / 三久安山北陵から鹿伏へ下る 快晴 三久安山北稜の西斜面はほぼ全域が植林だが、ほんの少しの区間、広葉樹林の広がる場所がある。…
10月3日 播磨 / 三久安山北陵 快晴 三久安山北陵東斜面の森は、稜線から覗く範囲では麗しい広葉樹林だが、下部はほぼ全域が杉檜の植林で覆われて…
10月3日 播磨 / 公文川上流から三久安山北陵に登り返す 快晴 三久安山北陵の東斜面の森の探索。これまで辿った尾根はいずれも、下部が植林、上部…
10月3日 播磨 / 三久安山山頂から東尾根を辿る 快晴 この山の北陵の「東斜面の森」探索ももう三回目になる。一回目は山頂から東へ辿り、ウロを持…
10月3日 播磨 / 鹿伏から三久安山北陵へ 快晴 前回はこの山の西斜面の谷筋で素晴らしいトチの森に出会った(※)。二股になった分岐部に大トチが…
9月30日 摂津 / 武庫川中流 曇 阪急電車今津線は、宝塚駅と宝塚南口駅の間で武庫川を渡る。阪神淡路大震災の後、電車から見下ろせる中州に石積みで「…
9月26日 六甲 / 紅葉谷 曇 麓から眺めたとき、山の上は雲に覆われていた。標高を上げると、次第にその雲の中に入り込んでいった。墨絵のような、ある…
9月26日 六甲 / 紅葉谷 曇 雨の心配はあっても青空は期待できない予報である。薄暗い谷あいの森の中で、樹々の緑が浮き出したように明るく見えた。ま…
9月26日 六甲 / 紅葉谷 曇 去年の秋、土砂崩れから復旧してようやく通れるようになった道が(※)、今朝来てみるとまた封鎖されていた。迂回して東屋…
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7月13日 六甲 / 西おたふく山から最高峰へ 曇時々晴 気がつけば七月ももう半ば。さすがに遅いだろう、と思いながらも、ナツツバ…
7月10日 鈴鹿 / 白瀬峠から山口へ下る 曇後晴 白瀬峠から麓へ下る道は、御池岳を訪ねる際にときどき利用する。大木を交えた広葉…
7月10日 鈴鹿 / 藤原岳から白瀬峠へ 曇 天狗岩からさらに北へと歩を進める。この辺りはなだらかで広々としていて、稜線、という…
7月10日 鈴鹿 / 藤原岳 曇 前回、下山時に眺めた緑の草原の中を行く。 こちらもカレンフェルトの独特の景観である。途中振り返…
7月10日 鈴鹿 / 聖宝寺から藤原岳へ 裏登山道 曇 前回歩いた幅広の尾根道の「表登山道」に対し、北隣の谷沿いを行く細い道は…
7月6日 鈴鹿 / 治田峠北から藤原岳に戻る 晴 藤原岳に戻ると、上空はすっかり澄みわたっていた。カレンフェルトの急斜面を登り切…
7月6日 鈴鹿 / 藤原岳から治田峠方面へ 曇後晴 山頂を南へ越え、石灰岩群がにびっしり覆われた急斜面を下る。ひと下りすると灌木…
7月6日 鈴鹿 / 藤原岳 曇 浅い谷を挟んで左手の斜面には靄が残り、白っぽい岩が林立する特異な風景が現れた(写真上)。山頂に向…
7月6日 鈴鹿 / 西藤原から藤原岳へ 曇 九合目を過ぎてもつづら折れの急傾斜だったのが、ついに緩んだ。木立もまばらになり、風景…
7月6日 鈴鹿 / 西藤原から藤原岳へ 表登山道 曇 鈴鹿山脈の、特に伊勢側の登山道は、傾斜がきつく、岩場やザレ場も多くて気が…
6月29日 鈴鹿 / 治田峠から国境稜線を南北に辿る 晴 治田峠からは、まず前回引き返した地点まで南下する。この区間は、伊勢側も…
6月29日 鈴鹿 / 茨川から伊勢谷を遡行して治田峠へ 晴 「伊勢谷」という呼称は、ここを遡って伊勢へ抜ける、という意味合いがあ…
6月29日 鈴鹿 / 君ケ畑から茨川を経て治田峠へ 晴 近江山中の君ケ畑はかつて木地師の聖地とされた場所だから、国境を越えて東国…
6月29日 鈴鹿 / 君ケ畑から茨川へ 晴 川沿いの林道から歩き始める。この辺り、三日前に警報級の大雨があった。まだ水勢がさかん…
6月22日 六甲 / 西おたふく山 曇 朝がたの雨は止んだが、昼近くになっても六甲山上は厚い雲の中。下界の展望はまったくない。森は茫…
6月22日 六甲 / 山上遊歩道 小雨 真夏のような猛暑が一段落して、今朝は梅雨らしい鬱陶しい空。先日「卯の花腐し」と紹介したウツギ…
6月19日 鈴鹿 / 静ケ岳から竜ケ岳を経て石榑峠に戻る 快晴 今日は猛暑日の予報だったので、昼過ぎには下山できるように引き返し…
6月19日 鈴鹿 / 竜ケ岳から静ケ岳へ 快晴 やがて草原は尽き、広葉樹の森にはいった。鈴鹿の国境稜線でこれほど緑の濃い場所は珍…
6月19日 鈴鹿 / 石榑峠から竜ケ岳を経て静ケ岳へ 快晴 竜ケ岳を訪ねるのはほぼ十年ぶりである(※)。その頃に比べて笹がずいぶ…
6月19日 鈴鹿 / 石榑峠から竜ケ岳 快晴 標高690m、江勢国境の石榑峠まで車道が通じている。峠から北へひと登りすると南に展…
7月14日 六甲 / 六甲ケーブル山上駅周辺漫歩 雨ホテル前の紫陽花園を抜けた所から車道沿いに歩いた。六甲全山縦走路と交叉するところから歩道にはいり、ガー…
7月14日 六甲 / 六甲スカイヴィラ前 雨紫陽花園の一画にはガクアジサイが植えられていた。「ガク」の漢字は「萼」かと思っていたら「額」で、装飾花が額縁の…
7月14日 六甲 / 六甲スカイヴィラ前 雨ゴルフ場の芝生の上に人影はなかったが、クラブハウス前にはたくさん車が止まっていて、建物の中から談笑する声が聞こ…
7月14日 六甲 / 六甲ケーブル山上駅 雨先週とは一転、六甲は朝から雨で薄暗く、涼しい。すっぽりと雲に覆われた山上を逍遥することにした。ケーブル駅前には…
7月7日 六甲 / 大池地獄谷 晴流れは、終始緑濃い森の中を縫う。水面に踊る木洩れ陽は涼しく、瀬音が耳に心地よい。緩やかな流れの中に一カ所、大きな段差があ…
7月7日 六甲 / 大池地獄谷 晴裏六甲の谷は表六甲に比べ傾斜が緩やか。特にこの谷は段差の大きなところが少なく、水は谷底の岩を滑るように流れる。渓流シュー…
7月7日 六甲 / 大池地獄谷 晴今日は一日晴れて猛暑の予報。六甲ではそろそろ尾根歩きはご法度である。毎夏いくどとなく逃げ込む裏六甲の谷筋にやってきた。谷…
7月4日 台高 / 木ノ実ヤ塚から薊岳を経てタイコウドウ谷東尾根を下る 曇時々雨復路は往路を引き返した。相変わらず辺りは霧に閉ざされたままで、風も唸り続け…
7月4日 台高 / 薊岳から木ノ実ヤ塚へ 曇時々雨もう二十年以上も前、この辺りの山の周回ルートを模索する中で、この山を頻繁に訪れた時期があった。広場のよう…
7月4日 台高 / タイコウドウ谷東尾根から薊岳へ 曇時々雨緩やかなアップダウンを繰り返す稜線を西に辿った。ときどき唸るように風がわたり、冷たい雨粒が頬を…
7月4日 台高 / タイコウドウ谷東尾根から薊岳へ 曇時々雨今朝の空は重い雲に覆われて薄暗く、登るに従ってその雲の中に突入していくのが分かった。広い稜線に…
6月30日 六甲 / 洞川梅林 雨しとしと降る雨の中を洞川梅林まで歩いた。春に堪能した桜はすっかり葉を濃くしていた。春と同じアングルでカメラに収め、近くの…
6月30日 六甲 / 再度山 修法ケ原 雨二週間前とは対照的に、対岸も見えないほど霧が立ち込めていた。雨脚は、弱まるか、と見えてはまたひとしきり強まる。…
6月27日 鈴鹿 / 綿向山から最明寺へ下る 曇綿向山の頂上付近は木立がなく、広く鈴鹿の山並みが見渡せた。下山は別の道を下って周回しようと思っていたのだが…
6月27日 鈴鹿 / 竜王山から綿向山へ 曇綿向山の山頂が近づくと、尾根の表面に根が張り出すようになった。地中に根を下ろせない硬い層があるのだろう。尾根は…
6月27日 鈴鹿 / 最明寺から竜王山へ 曇カエデ、ミズナラ、ブナ‥‥。森林限界を超える高山に登った後で、鮮やかな緑の森の中にはいると、しっくりと身体に馴…
6月22日 八ケ岳 / 権現岳から天女山へ下る 曇下りにかかっても雲のかかる気配はなく、風も穏やか。背後には八ケ岳の峨々たるシルエット(写真上)。(写真中…
6月22日 八ケ岳 / 権現岳から天女山へ下る 曇権現岳の頂上は人ひとり立てるか立てないかの岩峰。次々と登頂する客が入れ替わり頂上に立ち、後は直下の岩場で…
6月22日 八ケ岳 / 天女山から権現岳へ 曇前回の頂上はホワイトアウトで、近くの岩しか見えなかった(※)。今日はどんよりした空ではあったが、遥かまで見渡…
6月22日 八ケ岳 / 天女山から権現岳へ 曇蓼科滞在二日目は雨の心配はなさそうなので、八ケ岳へ。四年前と同じコースを選んだ。前回は雲に遮られまったく遠望…