卒業か除籍か。田久保真紀市長は辞職して出直し選挙を選択しました。「辞職表明の静岡・伊東市長 「卒業証書」、地検に提出の意向」(毎日新聞2025年7月7日) 田久保市長は疑惑が浮上したとき、その対応を誤りました。自身の対応の判断ミスが火に油を注ぐ結果となったことは否めません。 もとより苦情電話が鳴り止まないというのは「オレが正義だ!」みたいな人たちが意気揚々とする姿はやはり病んでいます。 刑事告発もされ...
ゼレンスキー政権はもはや死に体です。 どう考えてもロシア軍に占領された領土を奪還することは不可能で、だからこそNATOによる直接の軍事介入を要求していました。 フランス、イギリスが軍をウクライナに派兵するなどという報道もありますが、実際に戦闘に参加することはあり得ません。「フランスとイギリスが欧州からウクライナへの“派兵”議論と報道 トランプ氏「支援縮小」を警戒か フランス有力紙」(TBS2024年11月26日)...
国民民主党は少数与党自民党石破政権に対して、これ寄越せ、あれ寄越せと次から次へと要求しています。 しかし、やはり問題は財源。 福祉国家を求める私ですら、国民民主党のやり方には疑問しか感じません。「年収の壁見直し 与党、財源明確化求める 国民は回答せず」(北海道新聞2024年11月29日) 防衛費を減らせ、法人税増税などと具体的な財源論はあって然るべきです。 国債は借金じゃないとか、日銀がお札を刷ればいい...
欧米の二重基準に正当性はない ガザ停戦とネタニヤフ首相への逮捕状
ICC(国際刑事裁判所)がネタニヤフ首相に対して逮捕状を発付しましたが、これ自体、米国の顔色を見て発付しないのではないと思っていた私には驚きでした。 米国は予想通りの反発です。 ところが、当初、ICCの判断を尊重すると言っていたフランスが「免責」を言い出し始めています。「ネタニヤフ氏に免責適用か 仏、ICCの逮捕状巡り」(日経新聞2024年11月28日) その理由がイスラエルがICCに非加盟だからというの...
オーストラリアで16歳未満のSNSが禁止されました。 弊害が目に余るということなんだと思います。 これを情報統制だとかいう批判があるようですが、お門違いです。「IT大手、豪SNS禁止法案に反発 マスク氏「国民のネット接続を統制」」(産経新聞2024年11月29日) あくまで対象となっているのは16歳未満です。 弊害はいくつも考えられます。 ①未成年者が犯罪に巻き込まれる ②陰湿ないじめに使われる。というもの...
自衛隊の中の問題はイジメ。性に関わるものであれば論外。昔から軍隊の中では階級が違えば絶対服従の関係。 ストレスからか帝国軍隊では暴力が当たり前。 今の時代に暴力ということになれば、それ自体が問題になります。 一昔前であれば、手が出るくらいは普通にあったでしょうが。 学校での体罰と同じようなものです。 ところでパワハラとの区別はどうなるのでしょう。「何がパワハラ?悩む自衛隊…命がけの現場でも語気強...
NATO、ロシアなど関連国の歩み寄りが必要 そういうことなんです
ロシア・ウクライナ戦争はどのように終結を導くべきなのか。 停戦後のあり方も問われているわけです。一部の好戦的な人たちは、ロシアが信用できないから停戦には応じられない、などと言っていますが、そうなるとモスクワを陥落させ、プーチン体制を崩壊させるまで闘うという以外の選択肢しかなくなります。 あり得ないです。モスクワに向けて進撃が始まれば、ロシア軍は当然に核兵器で対抗するのは当然に予想されるし、そうな...
ロシア・ウクライナ戦争 停戦に応じないのはロシアが信用できないから? という論理破綻の主張
ロシア・ウクライナ戦争は一刻も早く停戦すべきです。死傷者が増えていくだけだし、核戦争の危険すら現実のものなりかねないからです。 NATO側は、自国が供与した長距離ミサイルによるロシア領内への攻撃を許可しました。 これに対してロシア側が報復攻撃を行い、一時期はロシア側はICBMまで発射したという情報まで流れていました。ウクライナ空軍の誤情報だったようですが、実際に核弾頭を搭載できる長距離ミサイルが実践...
イスラエル・ネタニヤフ首相らにICC(国際刑事裁判所)が逮捕状、西側の姿勢が問われる
時間が掛かった、掛かりすぎたとはいえ、イスラエルのネタニヤフ首相らにICCが逮捕状を発布したのは画期的です。 プーチン大統領に対するものがあまりに速やかに発布されたのに比べてかなり時間が掛かり、私は発布なんかできるはずもないと思っていたので、非常に驚きました。 少々、見直しました。大分か、いずれにしても素晴らしいです。二重基準ではないという姿勢を見せたことが、です。 しかし、欧米の反発はすごそうで...
合理的基準を示すことなくなされた裁判官弾劾裁判所による裁判官罷免判決に抗議する会長声明
https://satsuben.or.jp/statement/2024/11/22/855/1 裁判官弾劾裁判所は、2024年4月3日、岡口基一裁判官を罷免する判決を言い渡した。これにより岡口基一氏は裁判官の地位のみならず法曹資格までも失うことになった。 岡口氏は、インターネット上で自身が関与しない判決に対する私見を発信したところ、①強盗殺人、強盗強姦未遂事件(以下「刑事事件」という。)に関する投稿(被害者について言及したもの)に対して所属...
自分の持っているものを現金化したいとか、欲しいものを安く買いたい、というときにメルカリを利用する方がいます。 しかし、トラブルは当然にあります。「メルカリで返品詐欺? パーツ破損でキャンセルのはずが「ゴミ」に…出品者「安心して利用できない」 いったい何があった?」(弁護士ドットコム) メルカリは責任を負わない方針のようです。 メルカリには全くの信用はないと考えた方が良さそうです。 個人間の売買、し...
国民民主党については、私は消えゆく存在としてしか見ていませんでしたし、その考えは全く変わっていません。 今回の衆議院選挙では国民民主党は躍進しました。4倍増です。 比例区で2人立候補が足りずに議席を獲得できなかったということでその2議席があれば30議席にもなっていたというものです。 選挙後もなお国民民主党の支持率は上がっているということですが、この原因ははっきりしていて、カネで有権者を釣っただけ...
米国バイデン大統領が米国製兵器でウクライナにロシア領内攻撃を許可 停戦させまいとする姿勢
米国が自国が提供した武器でロシア領内を攻撃することはこれまで頑として認めてきませんでした。 しかし、方針転換のようです。「米 ウクライナに長距離ミサイル使用許可 近くロシア攻撃か」(NHK2024年11月19日)「アメリカの複数のメディアは17日、アメリカ政府当局者の話としてバイデン大統領がウクライナに対しすでに供与した射程の長いミサイルATACMSをロシア領内への攻撃に使用することを許可したと伝えました。ロシア西...
ロシア・ウクライナ戦争はトランプ氏が次期米国大統領と決まり、節目を迎えようとしています。 米国トランプ次期大統領から停戦を要求されるのではないかという危惧があります。「米ハガティ氏「国内問題を優先」ウクライナ支援継続に否定的」(NHK2024年11月11日)「ロシアからの軍事侵攻を受けるウクライナへの軍事支援について「相当な金額が使われている。アメリカ国民は国境が崩壊していることなど国内の問題に焦点をあて...
米国の行き着く先が「米国第一主義」という名の自分さえよければいい
トランプ氏が大統領に当選。その掲げた思想が「米国第一主義」。 米国のことを第一に考えるという発想ですが、その結果が地球温暖化対策にも背を向けることになります。「トランプ氏、バイデン政権の気候変動対策を全面否定へ パリ協定再離脱も 鍵握るマスク氏」(産経新聞2024年11月7日) これは当初から想定されていたものですが、自分が儲かればいいということで最悪です。地球は米国のためのものではありません。 それ...
ロシア・ウクライナ戦争 即時停戦を拒否した結果が多くの戦死者と領土喪失となる
トランプ氏の大統領当選によりロシア・ウクライナ戦争が大きな転換期を迎えようとしています。「トランプ氏にウクライナ停戦への複数案 側近らが提示 米紙報道」(毎日新聞2024年11月9日) 即時停戦、ウクライナのNATO加盟は20年棚上げ、その間の軍事援助はする、というもののようですが、トランプ氏の判断はまだ入っていないようです。 もはやウクライナには領土奪還は不可能というのが現実です。ゼレンスキー氏のプランで...
トランプ氏が当選しました。 ロシア・ウクライナ戦争への方針転換が言われています。 ウクライナへの多額の軍事支援の打ち切りです。トランプ氏にとっては単なる無駄遣いという発想です。 しかし、トランプ氏が当選したからではありません。もともと米国内でもウクライナ支援に対して厭世的な状況が大きくなりつつあると言われてきました。 巨額な財政支出が持つ意味が米国民にとってあるのか、ということでした。 もともと...
国民民主党による露骨なバラマキと社会の分断 高齢者の切り捨て
国民民主党玉木氏の暴走です。これが政策実現というのでしょうか。 年収103万円の壁を取っ払うという方法に28議席の国民民主党がキャスティングボートを握る、だからこれを通せ、というやり方です。 このやり方には全く賛同できません。 以前は公明党が頻繁に行っていました。金券を配るというやり方で、選挙での公明票が欲しい自民党がそのまま丸呑みするというものです。 政策を実現する党というイメージを作るためのもの...
最近、闇バイトによる強盗事件などが頻発しています。 日本社会の安全神話の崩壊はこういったところにも表れています。 高額報酬に乗っかってしまって、初顔合わせの者と強盗に押し入る、押し入った先ではかなり乱暴なこともやってしまう… 使い捨てにされる闇バイト… 昨今、こうした闇バイトの実態が報じられていますが、ネット社会の恐ろしさをまざまざと見せつけています。弁護士ドットコムの記事より「「安全に稼げます」...
エスカレーターは歩かない それが大勢の人たちにとってのメリット
もうエスカレーターで歩かないは常識です。 このNHKのおまとめの報道をみてなるほどと思います。「エスカレーターを歩かないで… マナー支える最新技術」(NHKWEB特集2024年10月24日) 右側(片側)を空けることによって大勢の人たちが迷惑をする、ということがよくわかります。 二列に並ぶ(交互にする)ことによって、より多くの人が早く上がれるという結果です。急ぐ人は階段を駆け上がればいい、ただそれだけのことなん...
この動画をみて、どのように思われますか。 直進してきた軽自動車にとっては防げない事故なのでしょうか。これは防ぐのが難しいであります! pic.twitter.com/S4lrtaY3Nq— 秋山★優花里☆非公式 (@YukariAkiyama89) November 2, 2024 仮に事故を起こしてしまったとしても可能な限り、被害を小さくすることが求められます。 さて、これは小学生の登校姿ではないでしょうか(登下校のどちらなのかということの判別はできま...
この記事、どのように思いますか。「「現金払いとか勘弁してよ!」コンビニのレジで老婦人をバカする20代の若者。すると店員は...<前編>」(毎日が発見ネット2024年10月31日) ご高齢の女性がレジで小銭探しに難儀している場面です。レジの後ろには行列。 スマホ決済を当然のように感じている若者が皮肉を言っている場面。 この記事自体は全く面白味は全くありませんでした。 私は基本的にはスマホ決済は利用していません...
ロシア・ウクライナ戦争が長引くほど人命が失われるだけ ウクライナに勝利の可能性がないのに戦争継続はありえない
北朝鮮が派兵しました。ロ朝関係はまさに軍事同盟が動き出しています。 どうやらクルクス州に集結しているようです。 まさかウクライナ領に進軍させるわけにもいかないからでしょう。「ゼレンスキー大統領「米国も英国もドイツも見ているだけだ」…北朝鮮兵のロシア派遣への対応を批判」(読売新聞2024年11月2日)右派の篠田英朗先生の論考「停戦機運の「成熟」に抵抗したウクライナ――クルスク攻勢という冒険的行動はどこからき...
今回の衆議院総選挙で何が良かったかといえば改憲勢力の議席が3分の2を割り込んだことです。 産経新聞の見出しです。「憲法改正が「冬の時代」へ 改憲勢力後退、石破茂首相への不信感も根強く」(産経新聞2024年10月28日) 立憲民主党の中では色々と温度差はありますが、少なくとも現時点で、憲法改正が喫緊の課題とはいえず、今、やらなければならない問題が山積する中で、「憲法改正」は最重要課題だなんてありえません。...
国民民主党ですが議席数を4倍28議席にし、露と消えると思っていたのですが、「躍進」です。 その国民民主党は選挙期間中、自民党、公明党の劣勢が報じられ、過半数割れも現実味を帯びてきたとき、政権入りはしないとはっきりと述べていました。「衆院選後の連立入り「ありません」 国民民主・玉木代表が否定」(毎日新聞2024年10月22日) 明確に政権入りを否定したのは、当然、自公政権の批判票の受け皿となるためにはそう...
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卒業か除籍か。田久保真紀市長は辞職して出直し選挙を選択しました。「辞職表明の静岡・伊東市長 「卒業証書」、地検に提出の意向」(毎日新聞2025年7月7日) 田久保市長は疑惑が浮上したとき、その対応を誤りました。自身の対応の判断ミスが火に油を注ぐ結果となったことは否めません。 もとより苦情電話が鳴り止まないというのは「オレが正義だ!」みたいな人たちが意気揚々とする姿はやはり病んでいます。 刑事告発もされ...
少々、記事は古いですが朝日新聞の記事。「異論許さぬ社会 友だちさえ微妙な空気」(朝日新聞2025年5月31日) 韓国は分断社会ですから、保革どちらに立つかでその対立は激しくなるでしょう。分断が煽られてもいます。前大統領尹錫悦氏は露骨でした。「ユン政権が北朝鮮に無人機送り軍事挑発誘導か 軍関係者を捜査」(NHK2025年7月5日) 当時、尹氏は北朝鮮による陰謀論を声高に叫んでいました。それが非常戒厳の正当化理由で...
安倍晋三が死亡して以降、求心力を失った自民党。 日本保守党、参政党に票が流出していく中で、こんな排外主義をポストするに至っています。不法滞在や制度の悪用、土地取得や観光地での迷惑行為。国民の不安が高まる外国人問題に対し、自民党は「違法外国人ゼロ」を掲げ、具体的な対策を進めています。小野田紀美 参議院議員が、4つの柱に基づいた政策提言を徹底解説!ぜひ動画をご覧ください。🎥https://t.co/j5mAQ8IErZ@onoda...
以前、紹介したこの記事の件です。「飛び出し死亡事故無罪判決について 制限速度50キロを80キロ以上で走行する非常識」 この無罪判決に対して国賠訴訟が提起されました。「“無罪の男性”国と北海道に330万円賠償求め提訴「対人の交通事故はすべて車に刑事責任があるのか、世に訴えたい」…女子中学生が車にはねられ死亡<北海道札幌市>」(UHB2025年7月4日)「「対人の交通事故は、本当にすべて車に刑事責任があるのかというこ...
参政党という特殊な政党が支持率を上げています。 逆に日本保守党が沈没しています。「参政党急伸で自民に危機感…保守層の離反懸念、首相周辺「これだけの支持は脅威」」(読売新聞2025年6月30日) 実際には安倍政権の岩盤支持層だった右翼たちの票が最初は日本保守党、次に参政党に移っていたものです。 自民党の支持層が切り崩されています。東京都議選では悲惨な状況になりました。かつての利益誘導型の集票構造ははっきり...
退潮傾向の日本保守党ですが、だからなんでしょう、百田尚樹氏の発言がヘイトスピーチの領域に入りました。「外国人は「ルール無視」 百田尚樹氏、ヘイトスピーチか」(共同通信2025年7月5日)「日本に居住する外国人労働者に関し「日本の文化は守らない。ルールは無視する。日本人を暴行する。日本人の物を盗む」と語った。」「「労働者の質も悪い。福祉のただ乗り、健康保険のただ乗り、『働けないから生活保護をくれ』とか」...
両性の平等は実現しなければならない これは当然の命題です。 男だから女だから不利益に扱われるということはあってはなりません。 もちろん合理性があれば異なる取り扱いは許容されます。 デンマークでは女性も徴兵だそうです。「デンマークが男女平等の徴兵制に ロシアの脅威と安全保障懸念で防衛力強化へ」(テレ朝2025年6月30日) これを男女平等とみますか。 男のみが徴兵だというのはいつまでも女性を低く見ている...
停車する位置について、以前も謎の空間について意見を述べました。「信号手前で「やたら手前で停止する車」 迷惑なドライバーはスマホいじり」 同じような記事が掲載されていましたが、こちらの方はとてもわかりやすかったです。「滞しているのに「謎の車間距離を開けるクルマ」が前に…。なぜ適切な距離を保てないのでしょうか?」(のりものニュース2025年6月22日) 以前の記事は、あたかも安全のために空けていることもある...
ロシア・ウクライナ戦争の停戦がなかなか実現しません。欧州諸国は停戦という行動とはほど遠い対応をしています。 米国から国防費を増やせと言われているからというより、ロシア恐怖症に襲われてしまって大軍拡、徴兵という方向に突き進んでいます。 米国が武器供与の削減か、だそうです。「米トランプ政権 ウクライナへの一部武器輸送を停止」(NHK2025年7月2日) その原因は弾薬などの在庫が減少してしまったから、というこ...
伊東市の田久保眞紀市長の経歴詐称がことさらに取り立てられている感じがあります。「田久保市長の“学歴詐称”判明で市役所にクレームの電話鳴りやまず「辞職しろ!」「ふざけるな!」ほとんどが批判的な内容 職員が対応に追われる」(テレビ静岡2025年7月2日) 大学卒業が実は除籍になっていたそうであり、それが選挙での経歴詐称だったということのようです。 それにしてお伊東市議会が百条委員会の設置とか、かなりの物々し...
ロシア・ウクライナ戦争の停戦がなかなか実現しません。欧州諸国は停戦という行動とはほど遠い対応をしています。 米国から国防費を増やせと言われているからというより、ロシア恐怖症に襲われてしまって大軍拡、徴兵という方向に突き進んでいます。 米国が武器供与の削減か、だそうです。「米トランプ政権 ウクライナへの一部武器輸送を停止」(NHK2025年7月2日) その原因は弾薬などの在庫が減少してしまったから、というこ...
最高裁で一連の新・人間裁判が勝訴しました。 政権に復帰した安倍政権下で生活保護費を何の合理性もないまま減額したことの違法性が最高裁で認められたことは重大です。 しかし、最高裁が慰謝料請求を認めなかったことは問題で、こんな判決では国は「負けたら足りない分を払えばいいんだろ」ということにしかならないし、何よりもこれら訴訟に関わってきた人たちは、時間もお金も掛けて訴訟を長年に渡って闘ってきたのですから...
先日6月29日、仁木町で第59回中国人殉難者全道慰霊祭が仁木町で行われました。 参列してきました。 第60回の節目になります。 中国人強制連行という非人間的なことが行われたことを風化させてはなりません。 私たちの日常は日中間のような対立は全くありません。普通に交流しています。 何故、日中間で対立しなければならないのか。愚かな対立は終わらせなければなりません。 そうでないと過去に犠牲になった人たちが浮か...
NATOの東京事務所がなくなり、再び東アジアの情勢に鑑みだそうですが、フランスの反対で実現しないで済みました。「消えたNATO「東京事務所」案 中国の反発受け、フランス同意せず」(日経新聞2025年6月25日) 見出しがすごい付け方です。中国が反発って、あたかも内政干渉のような書きぶりですが、私からすれば当然にNATO東京事務所など有害無益です。 世界各地に張り巡らす軍事同盟など仮想敵国を脅すためのものでしかあり...
米国では、34年ぶりの軍事パレードだそうです。私は以前、軍事パレードは米軍には似つかないものと述べたことがあります。「人間ピラミッドに喜ぶ人たち 一糸乱れぬ行動をさせることに喜ぶ人たち」 実際に行われた米軍の軍事パレードとはこれです。 軍事パレードには違いありませんが、仮装行列という感じです。沿道の見物人にニコッと笑って手を振っているのも少々、驚きです。 軍事パレードをトランプ氏が自分を誇示するた...
ドイツは政権交代となり、メルツ政権となってから戦争に対する政策が異様です。 イスラエルに対しては汚い仕事を引き受けてくれたなどと発言し、ロシアを念頭に軍拡です。 NATOではロシアに融和的なトランプ氏に振り回され、2035年までに国内総生産(GDP)比で5%にすると決定しました。ドイツの仮想敵国はロシアですが、そこに矛盾は感じないのでしょうか。 しかし、現実味はあるんでしょうか。「欧州「福祉より国防」に高い壁...
検察という組織に魅力を感じるのか。 検察官志望が増えていないのでしょうか。「「検察官のやりがいは?」最高検と法務省が大学生向け説明会開催 司法試験受験者数の低迷で「ぜひ進路に加えて」大学1、2年生を中心に約80人が参加」(TBS2025年6月21日) 検察官の魅力について「法務省刑事局の沖あずさ検事は仕事のやりがいについて、「検事は個人の利益のために動く仕事ではない」「被疑者と被害者の話を聞いて、集めた証拠を...
ウクライナが核兵器保有を放棄さえしなければロシアによる軍事侵攻を招かなかったという主張があります。 そうであればイランも核兵器を保有すればイラン、イスラエルとの戦争はなくなるのでは? イランも核兵器を保有すればいいという主張はどこからも聞こえてきません。 要は、自分たちは核兵器を持つが相手には持たせないという主張にすぎません。 日本のネット界で「ウクライナが~」の主張の本音は「日本も核武装だ!」...
電動キックボードの「解禁」については自民党の利権政治の象徴でしたが、酷評されています。「「交通ルール無視」が続出 電動キックボード規制緩和の大誤算」(2025年6月22日)「表向きは都市交通の多様化と脱炭素化を推進する制度設計として歓迎されたが、その裏側では、制度設計の基礎となる交通規範の理解が著しく希薄なユーザーを大量に生み出す結果となった。」 この部分です。「交通規範の理解が著しく希薄なユーザー」...
米国・トランプ政権によるイラン攻撃は最悪の侵略行為です。 宣戦布告なき戦争。2週間という期限を言っておきながら、それすら反故ににするだまし討ちのようなやり方。 米国トランプ政権がいきなりイラン政府を敵扱いし、それまで米国オバマ政権下で合意に至っていたものをぶち壊し、そうした中でイランを追い込んでおきながらですから、ならず者国家そのものです。 それに対するイランの対抗手段がホルムズ海峡の封鎖です。...
ロシアによるウクライナ軍事侵攻を招いた原因は何か。 NATOの東方拡大によるロシア包囲網にあったことは明らかであり、しかし、何故、そのような簡単なことがわからないのか、特にリベラル派という人たちがこの主張を否定するのか、全く理解に苦しみます。 こうした軍事同盟の拡大が世界各国を威嚇し、時にはNATO諸国がアフガニスタンやイラクのように軍事力を行使してきたのですから、NATOは世界最大の恫喝組織です。 それが...
ロシア・ウクライナ戦争のあり方はどうあるべきなのか。 私は従前より主張しているように即時停戦です。まずは即時停戦、その後の領土問題などはそれからの交渉事項です。 そうした主張にもっとも噛みついてくるのが停戦反対のリベラル派です。 お前はロシアの侵略を認めるのか!というお決まりの主張です。この主張の最大の欠点は、ウクライナ領内を占領しているロシア軍を駆逐することの見通しが全くないことです。より戦況...
本日、第59回中国人殉難者全道慰霊祭が仁木町で行われました。 今回、初めて参加された方もいらっしゃいました。 この問題を風化させてはいけません。 遺族の方々もご存命です。 1人の方のご挨拶の中で、日清戦争から数えれば50年間、日本は中国と戦争状態にあったということは重要な指摘です。日本の戦争の歴史でもあります。 それをさらに続けていくことになるのでしょうか。 来年は第60回になります。ブログランキング...
このニュース記事は目を引きました。「“国籍”に基づく「レイシャルハラスメント」裁判で原告側が敗訴 “日韓関係”に関する発言、解雇理由や守秘義務が争点に」(弁護士JPニュース2024年6月27日) 組織ぐるみというわけではないのでしょうが、企業側も認めるこの発言は、一体……(以下、引用)・2012年、イ・ミョンバク大統領が天皇に対して謝罪を求める発言をした際に「天皇を侮辱するな」・2014年、田母神俊雄氏が都知事選に...
検事総長に女性検事が就任しました。初です。 日本社会が変わったか、というわけではありません。あくまで男社会は変わりません。 どうやらご褒美人事だそうです。「新検事総長・畝本直美氏、女性初起用で注目も…自民党裏金事件では検察ナンバー2 「露骨なごほうび人事」「巨悪を助けて出世コース」の声」(中日スポーツ2024年6月29日) 自民党裏金問題では、東京地検は早々に幕引きを図っていましたから。 組織の中で出世...
私が車で走行していて一番、不思議なのは二車線道路の真ん中をラインをまたぐ形で走行する車です。 モノレールのような走り方です。 その車がのんびり走行していると、左右どちらのレーンからも追い越しができないのです(本来、左からの「追い越し」はダメなんでしょうが、しかし、現実問題、右ラインを指定速度未満で走行する車が少なくありません)。 あまりに非常識。 左側の路駐が多く、左レーンをなかなか走行しづらい...
2020年、閣議決定で特定個人のための定年延長を決めてしまった安倍晋三内閣。 それが裁判所の判決でも認定されたというものです。「検事長定年延長巡る文書、国に開示命じる判決 「黒川氏のため」言及」(朝日新聞2024年6月27日) これは誰もがそう思っていました。安倍政権による人事介入はあまりに露骨で、お友達人事と揶揄されましたが、それでも強固な支持率があり、岩盤支持層とも言われていました。 これを民主主義と...
古くて新しい問題なんでしょうが、逮捕、起訴された国会議員であっても、登院しない国会議員でも規定通りの歳費が支払われます。「秋本、池田両議員にボーナス 国会欠席でも319万円」(共同通信2024年6月27日) 釈然としないものがあるのは当然ですが、法改正すべきなんでしょうか。「識者からは法改正を求める声も上がる。」(前掲記事) 「識者」とはどなたなのでしょう。 国民感情からはかけ離れますが、私は有罪確定で失...
ウクライナの徴兵が多くの国民に忌避されていることは周知の事実です。 ロシア軍を駆逐するまで戦え、などと外野で言うことは極めて無責任なことであり、自分が徴兵されることを考えたら停戦以外にはあり得ないことです。 イスラエルでも同じことがあったんですね。「イスラエル最高裁、超正統派の徴兵求める 極右反発必至」(日経新聞2024年6月26日)「イスラエルの最高裁判所は25日、ユダヤ教超正統派の兵役免除は不平等だ...
黄色信号は当然に進んで良い、と考えるドライバーが少なくありません。 本来、停止しなければなりません。安全に停止できないときに限って進行することが許されます。 この事案は勘違いの最たるもの「【独自】信号を勘違い?右折可から黄色の瞬間に交差点進入し右直事故…急ブレーキ間に合わず 横浜」(FNN2024年6月26日) 青 → ①黄色 → 赤(→青) → ②黄色 → 赤 事案は②の黄色で直進車が突っ込んできたというものであ...
国際刑事裁判所(ICC)がまたまたロシアの要人に逮捕状を発布しました。「ロシア前国防相と参謀総長に逮捕状、ウクライナ攻撃で国際刑事裁」(ロイター2024年6月25日)「ロシアがウクライナ侵攻を開始した2022年2月以降、ICCがロシア当局者らに発行した逮捕状はこれで計8件となる。昨年3月には、ウクライナからの不法な子ども連れ去りなどに関与した疑いで、プーチン大統領に逮捕状が出された。」 ショイグ前国防相に...
東京15区補選での「つばさの党」による選挙妨害は、また新しいやり方の現代社会の病みが現れました。 やっている人たちは一緒に寝起きというように宗教チックな人たちに見えます。 このような妨害が選挙期間中に行われ、取り締まりがされなかった(逮捕は選挙後)では、やはり選挙の公正さは確保できません。 これに対して公職選挙法を改正せよ、という人たちがいますが、それも誤りです。現実に捜査ができたのに、選挙期間中...
米国ではウクライナに対する軍事援助を「再開」しました。また限定的にロシア領内への自国武器での攻撃を容認しました。 今のところ劇的な変化はないようです。 ウクライナ国内での国民からの支持はあるのでしょうか。「ウクライナ軍 国民に支援呼びかけ ロシア軍東部で攻撃を強める」(NHK2024年6月18日)「地元の調査会社「キーウ国際社会学研究所」は17日、5月に施行された軍への動員をより厳格に行うための改正法につい...
イスラエルのネタニヤフ政権は、停戦要請など無視、ひたすらにガザ地区において殺戮行為を繰り返しています。 安保理でも停戦が決議されましたが、これはむしろイスラエルに向けられたものです。停戦を拒否しているのはイスラエル、これを曖昧にしてはいけません。 決してハマス側が拒否しているわけでないのです。 さて、イスラエルのこの停戦拒否に米国はどうするのか。 ハマス壊滅は軍事力では絶対にできません。 この当...
カスタマーハラスメント、店員などに無理難題をふっかけ、義務のないことを強要したり、精神的な苦痛を与えること、社会問題になっています。 カスハラ防止は当然に必要なことです。 正当なクレームとの区別がつきにくいとされています。店に落ち度がある場合であってもそれに対して必要以上に謝罪を求めるというのは、やはり違法となり、犯罪となる場合もあります。 この事案ではどうでしょうか。「天ぷら店で「会計間違われ...
ロシア・プーチン大統領には早々に逮捕状を発布して、正義だと言った赤根智子ICC所長ですが、イスラエルのネタニヤフ首相に対する逮捕状請求は、どうなっているのでしょう。「政治圧力に「裁判官は服さない」 赤根智子ICC所長が日本で会見」(朝日新聞2024年6月14日) 赤根氏は自身がいかにも正義だと言わんばかりの方ですが、プーチン大統領よりも明らかに酷いイスラエル・ネタニヤフ首相に対してまだ結論が出ていません。 ...
もう家庭内だけではどうにもならないのではありませんか。「スマホでゲームしていたのを注意された17歳男子高校生、父親を殴り足で踏みつけ…殺人未遂容疑」(読売新聞2024年6月16日) どうしてもやめられない、異常を来すというのがゲーム(スマホ)依存症。 ギャンブル依存症と同じであり、これが野放しになっている状態のもとで、これを各家庭で話し合い、考えること、などというのはあまりに無責任ではないでしょうか。 ...
イスラエルは先般、人質4名を解放したと発表しました。 しかし、そのために多くの無抵抗のパレスチナ人の命が奪われています。「イスラエル、人質救出で274人殺害か ガザ中部で「虐殺」―地元当局」(時事通信2024年6月9日) その人質ですが、別の報道によれば無傷だったといいます。「人質奪還作戦でガザ210人死亡 4人救出、イスラエル「続行」」(共同通信2024年6月8日)「イスラエル軍は8日、パレスチナ自治区ガザ中部...
東京都知事選挙が近くなり、立憲民主党の蓮舫氏が立候補を表明、現職の小池百合子都知事との争いなります。 蓮舫氏は、「反自民党政治、非小池都政」を掲げています。 これに賛同する人たちであれば、誰でも加わればいいんです。 もっとも「極」のつく勢力は論外ですが、ただそれでも個人的に賛同するんだったらいいんだと思います。 「極」がつく勢力はそもそも選挙を否定もしたりしていますから、賛同自体がないでしょうけ...
群馬県みなかみ町の校医が小学校の健康診断で児童の男女を問わず、性器を触ったというのですから言語道断です。「なぜ?小学校の健康診断で医師が女子児童の下半身をのぞく 群馬県みなかみ町 下半身触診も…「本当に必要なのか」保護者からは不安の声相次ぐ」(日テレ2024年6月7日) 学校で行われる健康診断で、なぜ性器を見たり触診したりする必要があるのか、全くもって理由がありません。刑事責任も考えなければならない事...