イスラエルのイランへの侵略が始まりました。イランに対する空爆を正当化する事情は全くありません。イランが独自にイスラエルを攻撃することはあり得ず、しかも中東の安定をぶち壊しているのは侵略をやめないイスラエル自身の責任でもあります。 そして、そのイスラエルの後ろ盾となっている米欧諸国は極めて重大な責任があります。 軍事支援を続けているからこそ、イスラエルがこのような蛮行を平気で行えるし、米欧がイスラ...
今回の選挙では、立憲民主党と国民民主党の議席が大幅に増加しました。 共産党ととの選挙協力は、ほとんどできませんでした。 そのためか、連合の芳野友子会長は共産党との選挙協力は必要なかったなどと発言しています。「連合会長「共産党と共闘しなくても勝てる」 衆院選、立憲躍進で」(毎日新聞2024年10月28日) しかし、全く現実を見ていないというか、反共であれば何でもいいという感じで、さすがとしかいいようのない...
牧原秀樹法相、小里泰弘農相の現職閣僚が落選しました。小選挙区で当選できなかっただけでなく比例区での復活もできませんでした。 私は特に牧原秀樹氏の落選は本当に喜びました。離婚後の共同親権問題ではデタラメばかりをツイートしていましたが、法相としては明らかに不適格です。 ご本人も法相を辞任する意向でした。 しかし、石破首相は続投を表明したというのです。「落選の牧原法相と小里農相、特別国会まで続投 林官...
岸田政権の支持率が激減し、危険水域に入ったことで首のすげ替えが行われ、自民党外からは支持の高い(党内では支持が低い)石破茂氏が総裁に選出され、そして首班指名を受けました。 首班指名を受ける前から、前言を翻し、早期の解散を言い出し始めました。 これは党内の早期解散を望む声に押されたものです。 今なら「ご祝儀」で支持率が上がり、裏金問題を回避できる… 思惑は外れました。一番の原因は石破氏が裏金問題で...
水島朝穂先生の論考です。「「ウクライナ戦争」はなぜ終わらないのか――「不都合な真実」もろもろ」 ウクライナの駐日大使、駐独大使は、諜報活動屋かというくらい、ネトウヨレベルのことをやっていたんですね。 すいません、このような事実は知りませんでした。 靖国神社参拝って一体、何なのでしょう。確かに右翼に取り入った方が早そうという着眼点は良いということなのでしょうか。 しかし、やっていることに全く品があり...
性犯罪被害にあった女性検察官の発言 検察に隠蔽体質があると体感している
6年前に起きた強制性交の罪で元検事正(現弁護士)が起訴され、有罪を認める答弁をしましたが、検察という権力組織の中の恐ろしさを見せつけました。「「私は検察に殺された」 被害女性、副検事を告発も 元検事正初公判」(時事通信2024年10月24日)「捜査開始後も「事件をつぶされるかもしれない」と不安を感じたという女性。懇親会に同席した女性副検事が北川被告側に捜査情報を漏らし、同被告をかばう発言をしていたことが...
衆議院議員選挙 与野党によるバラマキ合戦? いいえ与党による醜態です 財政を借金漬けにした自民党
「衆院選、与野党競い合う「バラマキ」 大型補正言及や家計負担軽減策 財源確保示さず」(北海道新聞2024年10月25日) 与野党がともにバラマキというのは批判としては公平ではありません。 もともと与党は選挙前に何故、それをしなかったのかが問われます。自民党 当面の物価高対策として低所得者への給付金 地方交付金の拡充 農林水産業への支援 地方でも起きている自民離れに対する対策が主なものなんでしょうが、何故、...
自民党候補が語るのはフェイクの世界です。 イクメン気取り、子育て応援などと口にするのは明らかに選挙対策。 これまでずっと弱い者イジメをしてきた、しかも平気で弱い者イジメをしてきたのが自民党政治。 その反省もなく、子育て応援とか言えてしまうということに人間性に問題があります。 その場限りのことを口からつらつらと出てくる、そしてお涙ちょうだいの姿。丸川珠代「どうかお助けください」お前、生活が苦しい庶...
イスラエルの非道な所業はあまりに非人道的であり、パレスチナ人に対する殺戮行為です。 未だにイスラエルの行動を自衛権とか正当化しようとする人たちはあまりに認知が歪んでいます。「イスラエル軍、パレスチナの民間人を「人間の盾」として利用か」(AFP2024年10月17日)「イスラエルがレバノン南部の市庁舎空爆、市長など16人死亡」(BBC2024年10月17日) 結局、民主党バイデン政権はイスラエルに対して何もできません。 ...
自民党が非公認候補に2000万円 まだ自民党を支持できる人たちがいるんですね
自民党は、裏金問題にケジメをつけるために裏金議員は公認しない、ということでした。公認しないでは何の意味もなく、本来であれば立候補を辞退させる、あるいは対抗馬を立てるということでなければ意味がありません。自民党から除名したわけではにのですから、当然、そこまで党が主導しなければならないわけです。 そうでない限りケジメをつけたことにはなりません。 非公認であっても当選したら追加公認するというのが既定路...
苦戦する与党自民党 選挙後に石破降ろしが始まる? 自分さえよければいいのが自民党
どのマスコミをみても、事前調査では与党自民党の苦戦が報じられています。 野党(維新を除く)の一本化ができなかったことから、私は野党苦戦、自民安泰となるかとばかり思っていました。 野党(維新を除く)で票が分散してもなお自民党が苦戦しているということになると、自民党票がかなり野党に流れたということなのでしょう。 選挙の顔として期待された石破さんは、かなり中途半端で何の力もなかったということが明らかに...
今回の衆議院議員選挙は裏金問題が争点です。 カネに汚い自民党は結局、自浄能力はありませんでした。 ここに朝日新聞の候補者へのアンケート調査結果が出ています。「政治資金規正法改正、主導した自民の半数「不十分」 朝日・東大調査」(朝日新聞2024年10月18日)「自民は「不十分だ」が50%、「適切だ」が49%と拮抗(きっこう)した。自民のうち、裏金問題に関与した候補はこの質問に23人が回答し、「不十分だ」が12人、「...
ウクライナのゼレンスキー大統領が「勝利計画」を公表しました。「ゼレンスキー大統領、NATOで「勝利計画」を説明 加盟招待求める」(朝日新聞2024年10月18日)「ゼレンスキー氏は勝利計画の1点目に、NATOの加盟に向けた即時の招待を挙げた。」 勝利計画と聞いたとき、もっと時前で何らかの作成があり(もっとも作戦自体の事前公表は無理ですが)、それでロシア軍を駆逐できる、ただ、これこれの武器がこの作戦には必要だ、だ...
エスカレーター上を歩く人たちが社会問題化しています。当然だと思います。危ないし、結局、2列で利用した方が、スムーズに人を運べることが明らかになっているからです。 右側を開けておく必要はないし、2列で利用しましょう。 とはいえ、全く意に介さない人たちがいます。 JR東日本は、はっきりと及び腰です。「どけ」と言われてもどく義務がないと明言できないんですから。「エスカレーターでの歩行禁止 歩いて動く人た...
イスラエルの虐殺行為が止まらない 米国はイスラエルのために派兵で中東危機を煽る
イスラエルによる虐殺行為が止まりません。「国連機関「イスラエル軍がガザ北部を封鎖」 推定40万人が孤立か」(毎日新聞2024年10月15日)「ガザで4000人の子供が手足切断 イスラエルが使った「特殊兵器」」(毎日新聞2024年10月13日)「パレスチナ自治区ガザ地区で、イスラエル軍が無数の細かい金属片を入れ、殺傷能力を高めた砲弾を住宅密集地で使用している疑いが浮上している。」 イスラエルのやっていることは誰の目から...
イスラエルによるレバノンの軍事侵攻 戦場をイメージできない人たちが日本にもいる
イスラエルがレバノンで何をしているのか、いよいよ軍事侵攻が本格化しようとしています。「イスラエル首相、国連レバノン部隊撤退要求」(共同通信2024年10月13日)「イスラエル軍、レバノン北部にも空爆 国連軍で新たに負傷者」(ロイター2024年10月13日) 国際秩序無視のイスラエルに対して米国はその行動を容認はいつものこと。 日本政府といえば、石破茂総理は、何故か、アジアのNATO版を作れなどと妄想を抱いているんで...
被団協にノーベル平和賞 日本政府の核兵器に対する姿勢が問われている
今年度のノーベル平和賞に日本原水爆被害者団体協議会(被団協)が受賞しました。これは大変、喜ばしいことです。 いろいろとノーベル平和賞が政治的と言われていることは周知の事実であり、西側の視点が色濃く反映することもあります。 今回の件もロシア・ウクライナ戦争において核兵器の使用が核保有国、しかも核超大国であるロシアが核兵器で脅している現実があります。 もちろん核兵器による恫喝など、とんでもありません...
「はい、論破」とは相手を侮辱するだけの言葉 話することが無駄な人たち
以前もこのブログでコメントで「はい論破」と必ず最後につける者がいました。 どうみてもどこが「論破」しているんだと思いましたが、ただただ相手を見下し、侮辱するだけの言葉です。 今なお、これが話題になっているんですね。「「はい、論破」は独善的、対立をあおる手法にも疑問 早稲田「雄弁会」が模索するタイパ時代の「議論のあり方」」(弁護士ドットコム) そこでの論旨は、ただ相手を論破するだけのやり方に疑義を...
欧州で極右政党が躍進だそうです。「欧州「親ロ派ベルト」形成も オーストリアで極右勝利」(日経2024年9月30日)「ハンガリー「ウクライナ勝てない」 EU執行部と対立鮮明」(日経2024年10月10日) ハンガリーのオルバン首相が述べていることが現実です。ウクライナの勝利はありません。現実にNATOが軍事介入しない限りは無理です。 ロシア領内への軍事侵攻も墓穴を掘りました。NATOが何もしてくれないことへのウクライナ側...
袴田巌さんの再審無罪が確定しました。 88歳というご高齢になりながら最後までよくぞ戦い抜きました。 しかし、失われた時間は戻ってきません。本当に酷いことをしたものです。「「袴田事件」の再審無罪判決を受けて、改めて死刑制度の廃止と再審法の速やかな改正を求める会長声明」(札幌弁護士会) 再審無罪判決では、捜査機関の証拠ねつ造が認定されました。 これに対して検察庁は控訴はしなかったものの、猛反発していま...
イスラエルによる中東での傍若無人な虐殺行為が酷くなり、世界の批判がイスラエルに向きました。「イスラエル、対ヒズボラで集中空爆 作戦拡大か、ガザでも戦闘」(時事通信2024年10月8日) 欧米のダブルスタンダードが誰の目にも明らかになり、いずれ欧米、そこに残念ながら日本も入るわけですが、総スカンを食らうことになるでしょう。 自分たちの利益だけを考え、軍事力を行使するのが欧米諸国なのですから。 ロシア・ウ...
女性限定半額キャンペーンがあるんですね。映画館では女性割引というのは以前からありましたが。「飲み物や料理に「異物」を混入された…女性から被害報告相次ぐ 「イタズラ」では済まされない危険な行為」(弁護士ドットコム) ネット上では賛否があるとか。 公共料金などで性別によって差を設けるのは問題がありますが、私企業が儲けを考えてどのような料金設定にしようとそれは自由(勝手)というものでしょう。 これに難...
自民党裏金議員については公認しない では足りない 対立する公認候補を立てないと
石破茂内閣が誕生したと思ったらすぐに解散。自民党の党利党略の基づく解散であり、解散権の濫用の典型例。 石破氏は、裏金議員については総裁選中は厳しく対処というようなことを言っておきながらその後、二転三転。 全員公認すると言っていたら、結局、世論の反発が強いからと役職停止などの重い処分を受けた議員は公認しないと言い出し、さらには地元が説明責任が足りないと言っている議員も公認しないと言い(具体的にいる...
イスラエルの逆ギレ 西側がイスラエルの蛮行を黙認してきた結果が世界の平和を破壊する
イスラエルがレバノンに軍事侵攻を開始しました。 最悪の侵略行為です。レバノンは既に国家としての体をなしていませんが、ヒズボラの活動拠点になっていようと、それでもイスラエルが軍事侵攻して良い理由にはなりません。 イスラエルが中東でやってきたことはアラブ人民に対する侵略と虐殺です。ハマスとヒズボラの最高指導者を殺害する行為はテロそのものであり、イスラエルはテロ国家です。 イランが今般、巡航ミサイルを...
イスラエルは、レバノンのヒズボラの本部を爆撃、ヒズボラの指導者ナスララ師を殺害しました。 その前はイランのテヘランでハマス幹部ハニヤ氏の殺害です。 イスラエルのやっていることは停戦とは無縁のものです。「ナスララ師殺害、ヒズボラへの打撃甚大 代わる指導者見当たらず―イスラエル、一気に追い込む構え」(時事通信2024年9月28日) レバノンへの軍事侵攻も間近なようです。 米国が停戦などと言っていますが、やる...
エスカレーターでの歩行禁止 歩いて動く人たちの問題ではなく「退け」という人たち
弁護士ドットコムにも記事になり、私も問題視したエスカレーターを歩く人たち。 親子二人で並んでエスカレーターを利用しているとき、後ろから来た者に「退けてくれ」と言われた場合、退く義務がるのかどうか。 この質問に一切、答えなかったのがJR東日本です。「エスカレーターは立ち止まるもの どいてくと言われた場合の答えはJR東日本は回答拒否」「エスカレーター上での歩行は禁止? JR東日本に質問しましたがお答え頂...
新たに石破茂内閣へ、直ちに解散総選挙 自民党内閣による解散権の濫用が酷すぎる
石破茂氏と高市早苗氏が決選投票で争った自民党総裁選。 この2人が争うような構図になるとは、ちょっと前までは想像もできませんでした。 党内で人気のない石破氏と、極右路線をひたすらに突っ走っている高市氏。 右派の支持を得た高市氏を押さえての石破氏の当選は、ある意味は自民党内の危機感の表れです。高市氏が総理になったら、自民党がぶっつぶれるだけでなく、日本社会までぶっ壊してしまうという危惧感。 総理にな...
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イスラエルのイランへの侵略が始まりました。イランに対する空爆を正当化する事情は全くありません。イランが独自にイスラエルを攻撃することはあり得ず、しかも中東の安定をぶち壊しているのは侵略をやめないイスラエル自身の責任でもあります。 そして、そのイスラエルの後ろ盾となっている米欧諸国は極めて重大な責任があります。 軍事支援を続けているからこそ、イスラエルがこのような蛮行を平気で行えるし、米欧がイスラ...
イスラエルがイランの核施設を攻撃しました。「イスラエル、イラン核施設を空爆 革命防衛隊トップ死亡、中東緊迫」(共同通信2025年6月13日) その直前まではトランプ氏ですら、時期尚早という述べていました。イランとの交渉が継続していたからです。 もとよりイランに対する言い掛かり的な側面はありますが、それでも武力行使を正当化するような状況であろうはずがありません。 核兵器を持つイスラエルがアラブ諸国に対し...
札幌高等裁判所で先日、結審しましたが、裁判所からは和解の打診がありました。 基本的には、北海道側が原審で提案した条項案よりもさらに和解条項に盛り込むことができるのかということでした。 しかし、北海道側の回答はゼロ回答です。 つまり北海道札幌聾学校における日本手話教育は現状を改善する気はないというものです。 しかも裁判所に電話でその意向が伝えられたというだけで、文書ではありませんでした。北海道とい...
国民民主党が来月参議院選挙に山尾志桜里さんを比例区の公認候補として擁立を決めましたが、過去の不倫問題を理由に公認を取り消しました。 玉木執行部は、ネット上の批判がここまで大きくなるということは想定していなかったのでしょう。見通しが甘かったということです。 もちろん今の国民民主党の支持層は実利ばかりを追う層ですから、執行部はここまで批判が広がるというのは想定しなかったと思います。玉木氏自身がその不...
環境活動家グレタさんたち一行は、食料などを船に積み込み、一路、ガザを目指しました。 イスラエルによって封鎖され、食糧危機、人道危機に陥っているガザ地区に食料を運び込もうというのです。 どの国も口ばかりのイスラエル批判はしますが、決して何か行動しようとはしません。日本政府はその口さえありません。最低の石破自民党政権です。正義を語る資格はありません。石破氏は首相になった途端、それまで執行部批判を繰り...
ウクライナがロシア全土の空軍基地を攻撃しました。クモの巣作戦、1年半前からの準備だそうです。 これによってロシア側は報復を宣言し、実行していますから、停戦とはほど遠くなりました。 この作戦は米国にも事前に伝えていなかったということですから、ゼレンスキー大統領としては米国・トランプ氏に翻意を促す狙いがあったのでしょう。 その直前まではトランプ氏は、ロシア・ウクライナに対して子どもの喧嘩、仲裁から手...
イスラエルはガザ地区に食糧支援も封鎖したことで食糧危機は人道危機に陥っています。 これを支援しているのが米国・トランプ政権です。「ガザの無条件での停戦決議案、アメリカの拒否権で否決 国連安保理」(BCC2025年6月5日) 欧州諸国が一応、声を上げ始めています。「イスラエル、マクロン仏大統領を非難「ユダヤ人国家に対する十字軍」」(AFP2025年5月30日)「イスラエル寄りのドイツ首相が異例の批判「正当化できない...
弁護士ドットコムの記事より「左折時のビタ寄せ運転、自転車ユーザーは「危険、迷惑だ」 法律のルールはどうなってる?」 私も当然に左折時には「ビタ寄せ」します。 この記事に書かれているとおり、自転車やバイクなどが左側から追い越していくことを防止するためです。 特に自転車は、隙間を縫うように傍若無人に交通ルールを無視して走行していることが少なくありません。軽車両という自覚がありません。そうした事情を考え...
ロシア・ウクライナ戦争に始まってから世界の分断状況は如実のものとして認識されるようになりました。 ロシアによるウクライナ軍事侵攻は露骨な侵略行為であり、このロシアの軍事侵攻に問題があることは論を待ちません。軍事力でもって他国を屈服させたりすることが許されるはずもなく、本来であれば世界がロシアを非難しても当然だったからです。 しかし、実際にはそうはなりませんでした。米欧が世界への覇権主義に対する総...
ロシア・ウクライナ戦争は停戦に向けての動きがある中、しかし、停戦はなかなか実現していません。 報道によればロシアがウクライナに無条件降伏を求める内容だというように報じられています。「ロシア、ウクライナに事実上の「降伏」を要求 領土割譲や軍制限」(朝日新聞2025年6月3日) こうした条件を付することは停戦ではなく、終戦であって、今やロシアには停戦の意思は見受けられないという状況があります。 その意味で...
少々古くなりますが、トランスジェンダー問題について町村泰貴先生が解説されています。「UK最高裁によるトランスジェンダーと平等権」 とてもよくわかる解説ですし、しごく真っ当な判決を英国最高裁が下したということがよくわかります。「トランスジェンダーの自認する性を認めたとして、そのことを公的にも認めたとして、そのことがMtoFを完全に女性と扱い、FtoMを完全に男性と扱うようなことにはならない(なるべきではない...
ロシア・ウクライナ戦争はまだまだ停戦の実現は現実のものとなっていません。 さて、その原因はどこにあるのでしょうか。 東野篤子筑波大学教授の見解です。これ、煽るわけでもなんでもなく、純粋に不思議なんですけど……— 東野篤子 Atsuko Higashino (@AtsukoHigashino) May 16, 2025 どうにも誤解が酷いです。「2022年2月のロシアによる全面侵攻開始直後に「とにもかくにも停戦だ」と仰っておられた方々の多くは、ウ...
本日、札幌高等裁判所で、北海道聾学校訴訟の口頭弁論期日が行われました。 原告側が求めていた証人は採用されませんでした。 その理由がこれまで原告側が原審で行ってきた主張・立証に鑑みということでした。 「授業が成り立っていない」というのが原告側の主張でしたが、これは本訴訟の前提事実としてこの裁判で争ってきたものです。 原審は、全く何の事実認定しないままに請求を棄却したというものでしたが、今回の控訴審...
欧州諸国が相変わらず右往左往しています。ロシアの脅威だと言っていますが、実際にロシアがウクライナを超えて欧州諸国に侵攻してくると本気で考えているのであれば狂っています。 ウクライナ一国ですら、ロシアは持て余しているのです。既に国力の限界に来ているわけです。 ウクライナに占拠されたクルクス州の奪還は北朝鮮の支援がなければ達成できないという状況にまでなっているのですから、既に兵員不足も顕著であり、そ...
ご連絡が遅くなり、申し訳ございません。 北海道聾学校の日本手話の授業が受けられず、北海道に対し損害賠償を求めた裁判の控訴審裁判が次の日程で行われます。 5月13日(火)午前11時 札幌高等裁判所8階802号法廷 この間、原告側は原告本人の尋問を求めてきました。どれほど酷い授業だったのかを立証するために証人申請をしていました。原審の判決があまりに酷かったからです。 しかし、裁判所は非公式ではありま...
米山隆一議員と西田亮介氏との番組内でのやり取りついては、西田氏の対応は非常に問題があるものであり、私も大学教授としての姿勢としていかがなものかと考えています。「西田亮介氏の正体 やはりそういう人物か 北海道新聞はコメント掲載をやめるべき」 何故、大学教授であることが問われるのかと言えば簡単なことで、研究者として聞くという態度が全く存在していないということだけでなく、自身に対する批判的見解の存在に...
ロシア・ウクライナ戦争の停戦は未だに見えてきません。 死傷者が日々、増えています。 ゼレンスキー大統領は、ロシアによるクリミアの領有を認めるかのようにも報じられています。「ウクライナ、一部領土の「ロシア支配」事実上容認か…アメリカの特使が「同意」と言及」(2025年5月2日) もともとクリミアはソ連時代にロシアからウクライナに移されていたもので同じ連邦国家の中であれば何も問題はないものでした。歴史的経...
私と西田亮介氏との関わりは、西田氏がヤフーニュースにコメントしたことに対して私がX上でコメントしたら、それを嗅ぎつけて私を嘲笑するだけ嘲笑し、しかも極めて粘着してきたことです。 以前、ブログにまとめたものです。「「迷惑とは思えない」? 迷惑だから止めろという西田亮介氏の暴論」「西田亮介氏の「雑な批判こそ権力監視を弱めてきた」の意味を分析」「ネットで使われる(笑)の根底にある精神構造 西田亮介氏の...
米国トランプ大統領は確かにロシア寄りです。「アメリカ和平案、ロシアによる4州占領容認…クリミア支配も承認にゼレンスキー氏「我が国の領土だ」」(読売新聞2025年4月23日) クリミアのロシア領有を承認するべきというところまで踏み込んでいます。 現状維持が基本になっていますが、領有承認は国際的にも認める、という意味合いがあります。 何故、これでも停戦をすべきかと言えば、その理由ははっきりしていてウクライナ...
4人の若者が乗った車が時速130キロで激突、死亡した事故がありました。「運転男性の父、車の購入悔やむ 4人死亡の水門衝突事故」(共同通信2025年4月25日) 若者による事故は無謀運転が多いと言われていますが、そのようなことをしたらどのような結果を招くのかという判断力が弱く、それは社会経験の積み重ねでわかってくるものです。 ついついという好奇心など、やはり若年者は未熟ではあるのです。 ただこの事故をみて思っ...
イスラエルは先般、人質4名を解放したと発表しました。 しかし、そのために多くの無抵抗のパレスチナ人の命が奪われています。「イスラエル、人質救出で274人殺害か ガザ中部で「虐殺」―地元当局」(時事通信2024年6月9日) その人質ですが、別の報道によれば無傷だったといいます。「人質奪還作戦でガザ210人死亡 4人救出、イスラエル「続行」」(共同通信2024年6月8日)「イスラエル軍は8日、パレスチナ自治区ガザ中部...
東京都知事選挙が近くなり、立憲民主党の蓮舫氏が立候補を表明、現職の小池百合子都知事との争いなります。 蓮舫氏は、「反自民党政治、非小池都政」を掲げています。 これに賛同する人たちであれば、誰でも加わればいいんです。 もっとも「極」のつく勢力は論外ですが、ただそれでも個人的に賛同するんだったらいいんだと思います。 「極」がつく勢力はそもそも選挙を否定もしたりしていますから、賛同自体がないでしょうけ...
群馬県みなかみ町の校医が小学校の健康診断で児童の男女を問わず、性器を触ったというのですから言語道断です。「なぜ?小学校の健康診断で医師が女子児童の下半身をのぞく 群馬県みなかみ町 下半身触診も…「本当に必要なのか」保護者からは不安の声相次ぐ」(日テレ2024年6月7日) 学校で行われる健康診断で、なぜ性器を見たり触診したりする必要があるのか、全くもって理由がありません。刑事責任も考えなければならない事...
北海道札幌聾学校の日本手話訴訟ですが、先般、札幌地裁で敗訴判決がありましたが、先日、控訴しました。 地裁判決は、母語である日本手話で授業を受けることを憲法上の権利とも認めず、また日本手話を独自の言語とも認めない酷いものでした。 実際に北海道札幌聾学校でなされた授業がどの程度のものなのかの認定もありませんでした。「北海道札幌聾学校 日本手話訴訟 札幌地裁による不当判決」 評価できるところが1つもな...
米国がいよいよ、自国供与の武器でロシア国内に対する攻撃を容認しました。「バイデン米大統領、ウクライナに供与した武器使うロシア領攻撃を限定容認=米高官」(BBC2024年5月31日)「アメリカのジョー・バイデン大統領は30日、アメリカが供与した兵器でウクライナがロシア国内の標的を攻撃することを限定的に認めた。複数の米高官が明らかにした。ただし、標的は北東部ハルキウ州周辺に限るという。ロシア軍はここ数週間、ロシ...
この記事は私にも覚えがあります。「タクシーで...運転手「3000円です」「あっちでは1900円なのに」→その後、運転手の“衝撃の一言”に「気をつけないと」」 とある地下鉄の駅からとある病院までタクシーを利用しました。仕事です。 2000円近く掛かりました。 帰りも同じタクシー会社に電話をして配車してもらいました。 1000円ちょっとで駅に戻りました。 行きはそんなもんと思っていましたが、帰りが安かったのでびっくりし...
イスラエルはラファ制圧に向けて軍事侵攻を続け、パレスチナ人への虐殺を続けています。 米国、エジプト、カタールによる停戦仲介にもイスラエルは全く聞く耳を持ちません。「「ハマス壊滅前の停戦あり得ない」新提案うけネタニヤフ首相が声明発表」(TBS2024年6月2日) 人質解放など停戦なくしてできるわけがありません。イスラエル・ネタニヤフ政権はもはや人質の命などどうでも良いのでしょう。本来、人質解放を本気でいう...
米国のトランプ前大統領は陪審裁判によって「有罪」の評決となりました。 ゲームのような裁判のやり方には違和感を覚えますし、結論に理由がいらないというのは判決の正当性がなくていいのかと思います。陪審員が裁けばそれだけで正当なんだという発想ですから、それはゲームとしか見えないわけです。 それはともかく、有罪の評決に対してトランプ氏に対して大口献金が集まっているというのです。「トランプ氏に大口献金相次ぐ...
自民党によるパーティー券による収益は、自民党の集金構造の中核にあるそうです。 10万円以上でなければ公開の義務なしとしてしまうのでは当然にザルです。 公明党はその自民党のザル改正に賛成するという姿勢でしたが、世論に押されて5万円に引き下げるよう、方針を転換、どん底にあえぐ岸田総理に飲ませました。 今国会で自民党案が廃案になれば、いよいよ岸田政権は持たないというだけでなく、自民党の下落も不可避、公明...
不倫口止め料をめぐる事件で業務記録を改ざんした罪に問われたトランプ前大統領ですが、陪審員の評決は有罪だそうです。「【速報】トランプ米前大統領に「有罪評決」 不倫口止め事件で 大統領経験者で初めて トランプ氏は「戦い続ける」と強調」(TBS2024年5月31日) この陪審員の有罪判決に対して、上訴ができるんですね。https://news.yahoo.co.jp/profile/commentator/watanaberyoji/comments/bc277d0c-8346-4015-9b1b-930...
ようやくの規制強化です。「道幅狭い「生活道路」 法定速度一律時速30キロに引き下げへ」(NHK2024年5月30日)「生活道路にスピードを緩めず進入する車による交通事故が依然、各地で発生している一方、標識を設置するなどの対策には財政上の負担も伴うことから、警察庁は生活道路の法定速度を、一律で時速30キロまで引き下げる方針を固めました。」 なるほどというか、やっぱりというか、きめ細かい規制ができなかったのは...
もう珍しくなくなりました。 高齢者によるアクセルとブレーキの踏み間違い事故 やっぱり高齢者による踏み間違いは多いんですね。「わずか4秒で人生が一変 後を絶たない高齢者の「踏み間違い」、19歳の2人が死傷した福島県の事故」(福島中央テレビ2024年5月30日)「昨年度の踏み間違いによる事故は3110件、38人が死亡、4343人が重軽傷を負った(交通事故総合分析センター調べ)。2018年から3年間の統計だと、事故を起こしたド...
スポーツカーを街中で時速120キロで走行して右折車両に気づくのが遅れ、追突させた死亡事故「9歳の女の子死亡 なぜ精神科医は「観賞用」スポーツカーを時速120キロで走行させたのか 自らを「せっかちな性格」と分析 これまでに速度違反は3度も…」(広島家族RCC2024年5月28日) 被告は精神科医師だそうです。 街中でこのような速度を出すこと自体、狂気の沙汰。 勤務先に「殺人」という電話が入ったそうですが、やっている...
英国では、総選挙が近くなっていますが、敗北が必死の政権与党保守党。 その保守党が徴兵制復活を公約にするそうです。「英首相、18歳対象に徴兵制復活を表明 総選挙勝利なら」(日経新聞2024年5月26日) さらに余計に議席を減らしそう。 今や誰もが軍隊になんて行きたいとは思わなくなった時代です。特権階級でもありません。 英国は米国と並んで対ロシア強行姿勢の国でしたが、全く先も見通せない状態です。自国民のこと...
以前も問題提起しましたが、生活保護世帯の自動車保有の問題は、それが資産に当たるのかというよりも維持費の問題です。「「車はぜいたく品?」 自治体が生活保護受給者に認めない“車の保有” 「車に乗ったら生活保護止められた」当事者が語る現実」(CBCテレビ2024年5月26日) 地方に行けば行くほど公共交通機関はないに等しいですから、自動車がないと移動そのものが厳しくなります。 日常の買い物さえ徒歩では厳しい、となれ...
自民党の政治資金パーティーが酷い、あまりに酷い、どうにもならないくらい酷い、モラルのかけらもないカネに汚い人たちの集まり。カネがあれば何でもできる、自分は偉い勘違いするだけの集まり。 これに対して、立憲民主党が政治資金パーティーの禁止のルールを提唱したわけです。 ところで、その提案をしながら立憲民主党の議員が政治資金パーティーを開催することに対する難癖がつけられています。 国民(有権者)にわかり...
本日、北海道札幌聾学校での日本手話訴訟、判決が出ました。 児童ら原告の請求を棄却、しかもその理由があまりに酷いものでした。 憲法26条は、母語による授業を受ける権利を保障しているか 判決は、抽象的権利としても認めませんでした。具体化する法律がなければ具体的権利と認められないとし、しかし、そうした法律などは一切ないからと権利性を一切、否定しました。憲法の議論をする意味を全く認めなかったわけです。 さ...
ガザ地区でパレスチナ人に対する虐殺を押し進めるイスラエルのネタニヤフ首相ですが、そのネタニヤフ首相に対して、国際刑事裁判所(ICC)に逮捕状が請求されました。 これに対する米国の半狂乱な対応は異常です。「ブリンケン米国務長官、ICCへの制裁を示唆 イスラエル首脳への逮捕状請求めぐり」(BBC2024年5月22日) ロシアのプーチン大統領に対する逮捕状の発布には絶賛していた米国ですが、あまりの二重基準が酷すぎ...
裁判員制度が始まって15年となりました。未だに惰性で続いています。 しかし、マスコミは未だにこの裁判員制度を絶賛しています。 北海道新聞の1面です。「裁判員「良い経験」96% 制度開始15年 北海道内の辞退率70%で全国上回る」(北海道新聞2024年5月19日) これだけみると裁判員になった人たちはほぼ100%が良い体験だというのに70%もの人たちが辞退してしまっているというところでしょうか。 そしてコメントをして...
東京のタワーマンションで起きた殺人事件の続編です。「東京タワマンで起きた殺人はストーカーなのか 詐欺による被害のダメージ」 被害者が、警察で述べたことが報じられています。「殺害された平沢俊乃さん「金は勤務する店の料金の前払い金」で受け取ったと説明 開店時に和久井学容疑者が贈ったとみられる花も」(FNN2024年5月10日)「平沢さんがこの金について、警視庁にストーカー行為の相談をした際、「店の料金の前払い...