chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
北茨城 勿来周辺の生き物 http://kitaibaraki987.blog.fc2.com/

植物・昆虫・野鳥の観察から分かった多様性と生きる工夫を伝えたい。出会いから生まれた感動の記録です。

ブログ同様,同名のホームヘージもご覧下さい。 http://itotonbosan.web.fc2.com/ 植物図鑑には奇麗な写真が沢山あります。 蛾の図鑑には多様性に富んだ蛾が掲載されています。

itotonbosan
フォロー
住所
北茨城市
出身
未設定
ブログ村参加

2013/04/22

arrow_drop_down
  • ナシケンモン

    2024年5月31日(金)3551 ナシケンモン(ヤガ科ケンモンヤガ亜科)撮影2017/09/01場所勿来の関①ナシケンモン(ヤガ科)黄矢印は環状紋,赤矢印は腎状紋を指しています。これら二つの紋から本種はヤガ科と分かります。腹部ほぼ中央にある「V」字状白紋が同定ポイントになっています。幼虫はナシ、サクラ、スモモ,アブラナ,マメ科、サクラタデ、ボントクテダ、イヌタデ、ギシギシ,ポプラ,タチアオイ,ヨモギ,ショウブ等の葉を...

  • クロスジキノメイガ

    2024年5月30日(木)3550 クロスジキノメイガ(ツトガ科ノメイガ亜科)撮影2017/09/04場所勿来の関①クロスジキノメイガ(ツトガ科ノメイガ亜科)長い触角を背負って止まっています。この事から本種はツトガ科・メイガ科と分かります。大きさは開帳 が26~32㎜と小さいですが大変鮮やかな蛾で目を引き付けます。それは黄色の地に黒い筋が走って明度差が大きいからです。幼虫はキブシ,ヤマボウシ,ミツバウツギの葉を食べます。に...

  • テンモンシマコヤガ

    2024年5月29日(水)3549 テンモンシマコヤガ(ヤガ科カギアツバ亜科)撮影2017/18/17場所勿来の関①テンモンシマコヤガ(ヤガ科カギアツバ亜科)黄緑矢印は内横線,青矢印は外横線,桃楕円形は小黒点が集まった紋を示しています。内横線は不明瞭ですが外横線は明瞭です。橙褐色の頭部に目が留まります。私は本種を天文縞小ヤガと解釈していました。ところが,天文とはそうではなく桃楕円内にある小黒点を指しているのです。幼虫...

  • アトグロアミメエダシャク

    2024年5月28日(火)3549 アトグロアミメエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)撮影2017/18/16場所勿来の関①アトグロアミメエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)後翅がよく見えるほど前翅を大きく平たく開いています。この事から本種はシャクガ科エダシャク亜科と分かります。アトグロの名は主に後翅外縁に斑紋が広がっているからです。薄褐色の地色に濃褐色の筋が走っていて涼しげな模様が綺麗です。幼虫が何を食べるかは...

  • ギンシャチホコ

    2024年5月27日(月)3548 ギンシャチホコ(シャチホコガ科)撮影2018/07/18場所勿来の関①ギンシャチホコ(シャチホコガ科)赤矢印は腹端,緑矢印は胸部脇側壁を指しています。腹端が外縁からはみ出しているのでシャチホコガ科の仲間と分かります。本種は胸部脇が前方にも側方にも上方にも発達しています。この点が最大の特徴です。幼虫が普通に分布しているコナラを食べているにも関わらずあまり観察できないのは恐らく幼虫の生...

  • カクモンキシタバ

    2024年5月26日(日)3547 カクモンキシタバ(ヤガ科シタバガ亜科)>撮影2013/06/30場所勿来の関①カクモンキシタバ(ヤガ科シタバガ亜科)変わった名が付いていますが,黒褐色が形作る紋様が直角に近い角度で曲がっているからだろうと思っています。キシタバとは後翅に黄色の紋が見られるからです。青矢印は内横線緑,緑矢印は亜外縁線を指しています。この横線は,激しく鋸歯状になっていて先端が尖っています。しかし,この写真...

  • カバイロキバガ

    2024年5月25日(金)3546 カバイロキバガ(キバガ科フサキバガ亜科)撮影2013/06/04場所勿来の関①カバイロキバガ(キバガ科フサキバガ亜科)上から見たカバイロキバガ横から見たカバイロキバガ大きさは開張が17~21㎜と小さな蛾です。しかし,小さい蛾でも見るべきものは有ります。それが,赤矢印が指している後方へ反り返っている下唇鬚(かしんひげ)です。小さい蛾が何の仲間迷ったら頭部を横方向から撮影して下唇鬚の有無を確...

  • コウスチャヤガ

    2024年5月24日(木)3545 コウスチャヤガ(ヤガ科モンヤガ亜科)撮影2020/05/21場所勿来の関①ヤスジシャチホコ(シャチホコガ科)翅は濃褐色から薄褐色まであります。赤矢印は内横線,灰矢印は環状紋,青矢印は腎状紋を指しています。これら二つの紋の存在から本種はヤガ科ヨトウガ亜科かキリガ亜科かモンヤガ亜科と分かります。環状紋には接するように小黒点,腎状紋の内側には黒紋があって目に付きます。鋸歯状の内横線の内側...

  • ヤスジシャチホコ

    2024年5月23日(木)3544 ヤスジシャチホコ(シャチホコガ科)撮影2012/07/08場所勿来の関①ヤスジシャチホコ(シャチホコガ科)腹端が外縁から飛び出しています。この事から本種はシャチホコガ科と分かります。赤矢印は内横線,黄緑色矢印は中横線,黄矢印は外横線を指しています。黒を帯びた横線が沢山見られる蛾です。嘘八百,江戸八百八町という言葉があるとおり沢山という意味で使われているのが「ヤスジ」です。幼虫はハリ...

  • ヤスジシャチホコ

    ...

  • ヤスジシャチホコ

    2024年5月23日(木)3544 ヤスジシャチホコ(シャチホコガ科)撮影2012/07/08場所勿来の関①ヤスジシャチホコ(シャチホコガ科)赤矢印は内横線,黄緑色矢印は中横線,黄矢印は外横線を指しています。黒を帯びた横線が沢山見られる蛾です。嘘八百,江戸八百八町という言葉があるとおり沢山という意味で使われているのが「ヤスジ」です。幼虫はハリギリという大きい葉を付けるにほんブログ村●2つのランキングに参加中です!! ●お時...

  • クロテンシャチホコ

    2024年5月22日(水)3543 クロテンシャチホコ(シャチホコガ科)撮影2018/05/04場所勿来の関①クロテンシャチホコ(シャチホコガ科)青矢印は腹端を指しています。赤矢印は前翅前縁中央の黒点を指しています。腹端が外縁から飛び出しているのでシャチホコガ科と分かります。名前から分かるように本種には黒点が沢山並んでいます。その中でも赤矢印が指してる黒点は大きさと位置で目立っています。幼虫はコナラ、ミズナラの葉を食...

  • フタスジツヅリガ

    2024年5月21日(火)3542 フタスジツヅリガ(メイガ科ツヅリガ亜科)撮影2021/07/02/26場所勿来の関①フタスジツヅリガ(メイガ科ツヅリガ亜科)触角を背負って止まっています。こんな止まり方をするのはメイガ科・ツトガ科の蛾です。翅色が褐色で前翅前縁を止まる壁に対して直角になるようにするのはメイガ科ツヅリガ亜科の仲間です。シャクガ科のように壁に対してぴったり吸い付くように止まるのではなく箱の蓋のように厚みがあ...

  • シロスジアオヨトウ

    2024年5月19日(月)3541 シロスジアオヨトウ(ヤガ科キリガ亜科)撮影2012/05/09場所勿来の関①シロスジアオヨトウ(ヤガ科キリガ亜科)前翅にある白い筋(実際は淡く黄色を帯びています。)が非常に目立つ蛾です。この筋が太くて明るく大小二つに分かれていて目立つからです。赤矢印は腎状紋,緑矢印は環状紋を指しています。これら二つの紋が有ることから本種はヤガ科ヨトウガ亜科かキリガ亜科だと分かります。幼虫はイヌタデ、...

  • シロスジアオヨトウ

    2024年5月19日(月)3541 シロスジアオヨトウ(ヤガ科キリガ亜科)撮影2012/05/09場所勿来の関①シロスジアオヨトウ(ヤガ科キリガ亜科)前翅にある白い筋(実際は淡く黄色を帯びています。)が非常に目立つ蛾です。この筋が太くて明るく大小二つに分かれていて目立つからです。赤矢印は腎状紋,緑矢印は環状紋を指しています。これら二つの紋が有ることから本種はヤガ科ヨトウガ亜科かキリガ亜科だと分かります。幼虫はイヌタデ、...

  • イネキンウワバ

    2024年5月18日(土)3540 イネキンウワバ(ヤガ科キンウワバ亜科)撮影2014/07/23場所勿来の関①イネキンウワバ(ヤガ科キンウワバ亜科)明るい色彩の蛾です。白を帯びた四角形が並んで編み目のような模様が綺麗です。緑矢印は胸部背から逆立っている毛を指しています。この逆立つ毛が目を引きますが,これを上に方へ伸びた翅と見立てて「ウワバ」と名付けたのでしょう。ウワバと名付けられている種は20種以上存在します。つま...

  • ツマキリアツバ亜科

    2024年5月14日(木)3539 マエモンツマキリアツバ(ヤガ科ツマキリアツバ亜科)撮影2014/06/22場所勿来の関①マエモンツマキリアツバ(ヤガ科ツマキリアツバ亜科)たいへん色彩豊かで目を引く蛾です。前縁中央寄りに白三角紋,すぐ外側に赤茶色紋があり,色の対比が鮮やかです。青矢印は下唇鬚(かしんひげ)を指しています。これが後方へ反り返って突き出ていることからヤガ科アツバ亜科の仲間と分かりますます。更に緑矢印に目を...

  • ナミスジシロエダシャク

    2024年5月15日(水)3536 ナミスジシロエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)撮影2014/06/21場所勿来の関 ①ナミスジシロエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)不明瞭な「n」字形を並べたような横線が3本白地に並んでいます。前翅後翅共に外側の横線は特に不明瞭です。横線が波のように見えるのでナミスジシロエダシャクと名付けられたのでしょう頭部は橙色です。各翅に一つずつ小黒点が見られます。幼虫はヤブツバキ...

  • アシブトクチバ

    2024年5月14日(火)3536 アシブトクチバ(ヤガ科シタバガ亜科)撮影2011/07/05場所勿来の関 ①アシブトクチバ(ヤガ科シタバガ亜科)翅頂付近を見ると外縁が捲れ上がっているように見えます。まるで枯葉がカールしているようなムラサキシャチホコの様です。でも,何故か光の当たり具合でめくれているように見えないことがあるので不思議に思われます。幼虫の餌を調べるとザクロ、サルスベリであり,人間が植えた園芸植物...

  • キササゲノメイガ

    2024年5月13日(月)3535 キササゲノメイガ(ツトガ科ノメイガ亜科)撮影2011/06/07場所勿来の関①キササゲノメイガ(ツトガ科ノメイガ亜科)網の目状の模様が美しい蛾です。触角を背負って止まっていることから本種はツトガ科・メイガ科と分かります。さらに色彩が褐色・薄褐色なのでツトガ科と推測できます。赤矢印は触角を指しています。触角を背負って止まっていることから本種はツトガ科・メイガ科と分かります。更に,色彩...

  • マルモンシロガ

    2024年5月12日(日)3535 マルモンシロガ(ヤガ科アオイガ亜科)撮影2011/08/10場所勿来の関 ①ギンモンシャチホコ(ヤガ科アオイガ亜科)本種は勿来の関周辺ではほとんど見られない珍しい蛾です。というのは本種の幼虫が餌としている植物が分布していないからです。クルミ科(オニグルミ、サワグルミ)は分布していないと思われますが,カバノキ科の(サワシバ、アサダ)等は分布している可能性が有ると思われます。赤矢印は...

  • コウチスズメ

    2024年5月10日(金)3534 コウチスズメ(スズメガ科)撮影2011/06/07場所勿来の関①コウチスズメ(スズメガ科)赤矢印は後翅にある紅色紋,青矢印は前翅後縁を指しています。スズメガ科の多くの蛾は前翅後縁がこの様に外側に出張っていて腹部と隙間が空いています。この事から本種はスズメガ科の仲間と分かります。桜の木が多く植えられている地域にはモモスズメが見られますが,後翅の付け根は綺麗な桃色に染まっています。それ...

  • ギンモンシャチホコ

    024年5月9日(木)3533 ギンモンシャチホコ(シャチホコガ科)撮影2012/06/18場所勿来の関 ①ギンモンシャチホコ(シャチホコガ科)桃矢印は腹端,黄矢印は銀紋を指しています。先端が二つに分かれた腹端は外縁から飛び出していますが,これは幼虫の時代に腹部に溜め込んだ養分のせいで大きくなったからです。こんな性質を持つのはシャチホコガ科の仲間です。本種は普通に見掛けるウスイロギンモンシャチホコに似ているので...

  • ウスイロカザリバ

    2024年5月8日(水)3532 ウスイロカザリバ(カザリバガ科カザリバガ亜科)撮影201907/14場所勿来の関 ①ウスイロカザリバ(カザリバガ科)赤矢印は後方へ反り返った牙,青矢印は黄色い帯を指しています。壁に止まっている小さな蛾の画像を見ると驚いてしまいます。体に似合わない大きな牙や鮮やかな黄色い紋様が見られたからです。大きな牙からキバガ科に属する蛾だと予想してしまいますが,残念ながらキバガ科では無くカザ...

  • クロミスジシロエダシャク

    2024年5月7日(火)3531 クロミスジシロエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)撮影2011/10/09場所勿来の関①クロミスジシロエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)翅頂付近の形が少し下に曲がって居てカレハガ科を予想させますが見当違いです。本種は何の仲間かぴんときませんが,前翅長が大きく開いて後翅の紋様が見えています。上のような特徴の他に際立った特徴が無いのでシャクガ科エダシャク亜科の仲間です。本種は白地に...

  • キスジハナオイアツバ

    2024年5月6日(月)3530 キスジハナオイアツバ(ヤガ科アツバ亜科)撮影2013/08/05場所勿来の関①キスジハナオイアツバ(ヤガ科アツバ亜科)ハナオイアツバより本種の方が珍しい蛾です。それは,本種の幼虫が食べる餌に関係があると思われます。というのは本種の幼虫の餌は蘚類の生葉だからです。ハナオイアツバの幼虫の餌は未だ分かってはいませんが,スギゴケ、ミズゴケなどの蘚類は勿来の関周辺には少ないからです。青矢印は下...

  • ヒメシャチホコ

    2024年5月4日(土)3530 ヒメシャチホコ(シャチホコガ科)撮影2013/0.8/25場所勿来の関①ヒメシャチホコ(シャチホコガ科)私は,この蛾を見て驚きました。それは,体に比べて腹部があまりに太くてがっちりしていたからです。(黄緑矢印)外縁からはみ出すほど腹部が発達しています。この事から本種はシャチホコガ科と分かります。更に本種は前翅の基半部分(桃矢印)が淡色になっていて同定ポイントになっています。幼虫はハギ、ハリ...

  • ホソトガリバ

    2024年5月3日(金)3529 ホソトガリバ(カギバガ科トガリバガ亜科)撮影2021/06/08場所勿来の関①ホソトガリバ(カギバガ科トガリバガ亜科)先日紹介したオオバトガリバとよく似ています。それは同じカギバガ科トガリバガ亜科に属する蛾だからです。桃矢印が指しているのは翅頂から斜上するトガリバ斜上線です。白い横線の亜外縁線に合流しています。違いは黄緑楕円内にある眼状紋(円みのある小さい円の方)が大きいので区別がつき...

  • オオバトガリバ

    2024年5月2日(木)3528 オオバトガリバ(カギバガ科トガリバガ亜科)撮影 2014/06/20場所勿来の関①オオバトガリバ(カギバガ科トガリバガ亜科)桃矢印は翅頂から斜上するトガリバガ斜上線,黄緑楕円形は腎状紋と環状紋,灰楕円形は胸部背を指しています。腎状紋と環状紋が有ってもヤガ科では有りません。それは,ガリバガ斜線があることとトガリバガ胸部背(私が勝手に命名しました。)があることで分かります。トガリバガ亜科の...

  • オオバトガリバ

    2024年5月2日(木)3528 オオバトガリバ(カギバガ科トガリバガ亜科)撮影 2014/06/20場所勿来の関①オオバトガリバ(カギバガ科トガリバガ亜科)桃矢印は翅頂から斜上するトガリバガ斜上線,黄緑楕円形は腎状紋と環状紋,灰楕円形は胸部背を指しています。腎状紋と環状紋が有ってもヤガ科では有りません。それは,ガリバガ斜線があることとトガリバガ胸部背(私が勝手に命名しました。)があることで分かります。トガリバガ亜科の...

  • シャチホコガ

    2024年5月1日(水)3527 シャチホコガ(シャチホコガ科)撮影 2011/06/29場所勿来の関①シャチホコガ(シャチホコガ科)緑矢印は腹端,赤矢印は後翅を指しています。大きな蛾で開張60㎜にも成ります。太い腹端が外縁から飛び出しているのでシャチホコガ科と分かります。シャチホコガ科やカレハガ科の多くは前翅の下から後翅がはみ出していることが多いです。そのはみ出た後翅には二本の白線があり同定に役立っています。さらに...

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、itotonbosanさんをフォローしませんか?

ハンドル名
itotonbosanさん
ブログタイトル
北茨城 勿来周辺の生き物
フォロー
北茨城 勿来周辺の生き物

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用