2024年3月23日(土)3499 スギタニゴマケンモン(ヤガ科ケンモンヤガ亜科) 撮影日2019/05//11撮影場所勿来の関 ①スギタニゴマケンモン(ヤガ科ケンモンヤガ亜科) 灰矢印は左右に3つずつ有る灰緑を帯びた円い紋を指しています。これを胡麻粒に見立ててゴマケンモンと名付けたのでしょう。緑矢印は腎状紋を指しています。桃矢印は環状紋を指しています。これら二つの紋が有るので本種はヤガ科ヨトウガ亜科かキリガ亜科かモンヤガ...
植物・昆虫・野鳥の観察から分かった多様性と生きる工夫を伝えたい。出会いから生まれた感動の記録です。
ブログ同様,同名のホームヘージもご覧下さい。 http://itotonbosan.web.fc2.com/ 植物図鑑には奇麗な写真が沢山あります。 蛾の図鑑には多様性に富んだ蛾が掲載されています。
2022年8月31日(水)キシタバ 撮影日2022/08/31 撮影場所:勿来の関.①キシタバ(ヤガ科シタバガ亜科)灯火近くの梁(はり)を見たらあまり見たことが無いほど大きい蛾が止まっています。もしかして,カトカラかもしれないと思い夢中で写真を撮りました。先ず立ったままぶれないようにして写しました。撮れた画像を見ると僅かにぶれています。もう少し大きく写したいと思い踏み台の上に乗って写すことにしました。下から写したと...
2022年8月30日(火)ウンモンキノコヨトウ 撮影日2022/08/29 撮影場所:勿来の関.①ウンモンキノコヨトウ(ヤガ科キノコヨトウ亜科) 2015/07/27撮影久し振りにモヒカン刈り(赤矢印)をした蛾に出会いました。今年写したものは色褪せてみすぼらしい感じですが,7年前のものは色鮮やかです。胸部背の毛の集まりが高くてふさふさしています。これが♂だとしたら♀は大きくて立派な♂に忽ち夢中になってしまうでしょう。そんな役...
2022年8月28日(日)シロホシキシタヨトウ 撮影日2022/08/25 撮影場所:勿来の関.①シロホシキシタヨトウ(ヤガ科ヨトウガ亜科)小緑矢印は環状紋を指しています。大緑矢印は腎状紋を指しています。この事から本種はヤガ科ヨトウガ亜科・キリガ亜科だと分かります。②シロホシキシタヨトウ名前を調べる前に目が行ったのは,赤矢印が指している胸部でした。白っぽくて半円状の胸部だったので直ぐ見つかるだろうと思っていました...
2022年8月27日(土)リンゴコブガ 撮影日2022/08/26 撮影場所:勿来の関①リンゴコブガ(コブガ科コブガ亜科)一見ヤガ科に見えますが違います。前翅前縁に二つ以上の隆起したものが見られます。このようなものが見られるときは即コブガ亜科を検索すると速く見つかります。②リンゴコブガ前翅長が10㎜程度の小さな蛾ですが,明暗のある色彩で彩られていて目立ちます。リンゴの葉を食べるのでリンゴコブガと呼ばれるようです。...
2022年8月26日(金)アカアシアオシャク 撮影日2022/08/26 撮影場所:勿来の関.①アカアシアオシャク(シャクガ科アオシャク亜科)例外はありますが,翅色が緑色なのでシャクガ科アオシャク亜科と分かります。幼虫はシロツメクサ,イヌコウジュ,クワの葉を食べます。前翅長が10㎜程度の小さな蛾です。.②アカアシアオシャクアオシャク亜科の仲間では腹部背に紋様(赤矢印)があるものは好んで写真を撮っています。同定しやすいこ...
2022年8月25日(木)モンクロギンシャチホコ 撮影日2022/08/25 撮影場所:勿来の関.①モンクロギンシャチホコ(シャチホコガ科)赤矢印は腹端を指しています。本種の腹端は外縁からはみ出しています。この様な種類はシャチホコガ科の仲間です。②モンクロギンシャチホコ灰白色の地色に黒ずんだ紋が前縁に並んでいる蛾です。この灰白色を銀色に見立ててモンクロギンシャチホコと名付けたようです。幼虫はサクラ,ナシ,ザイフリ...
2022年8月24日(水)3051 アカエグリバ 撮影日2022/08/24 撮影場所:勿来の関.①アカエグリバ(ヤガ科エグリバ亜科)横の柱にぶら下がるように止まっています。見づらいので二枚目の画像は180度回転して載せました。アケビコノハに似ている蛾です。しかし,頭部の色が違います。本種は赤味がありますが,アケビコノハは褐色です。ヒメエグリバに似ているので注意が必要です。②アカエグリバ赤矢印が指している所は後縁が抉...
2022年8月23日(火)ネグロマイコガ 撮影日2022/08/23 撮影場所:勿来の関画像修正ソフトが思うように動かず綺麗な画像を載せられなくて申し訳ありません。その後工夫して綺麗な画像にしました。①ネグロマイコガ(ニセマイコガ科)本種の写真を掲載しているサイトは全国で16件と驚くほど少ないです。本種を載せている図鑑は「四国産蛾類図鑑」だけです。この図鑑のお陰で6年前の2016/08/19に名前が分かりました。初対面の...
2022年8月22日(月)セスジナミシャク 撮影日2022/08/22 撮影場所:勿来の関①セスジナミシャク(シャクガ科ナミシャク亜科)白や薄黄色の線が入り組んでいてどれが外横線かはっきり分かりませんが,およその予想で緑矢印が指しているものが該当するものと思われます。そうすると「U字形」が幾つか並んでいます。だから,本種はシャクガ科ナミシャク亜科とわかります。②セスジナミシャク前翅長が11㎜以上の小さな蛾です。しか...
2022年8月21日(日)キボシアツバ 撮影日2022/08/21 撮影場所:勿来の関.①キボシアツバ(ヤガ科カギアツバ亜科)黄褐色の腎状紋があるのでヤガ科と分かります。短い下唇鬚(かしんひげ)を前方へ突き出して止まっています。「四国産蛾類図鑑」の分類を借りればアツバ類を探せば見つかります。シタバガ亜科から現在はカギアツバ亜科に移動しています。②キボシアツバ前翅長10㎜程度の小さな蛾です。しかし,頭部が黄橙色で腎状紋...
2022年8月20日(土)テンスジヒメナミシャク 撮影日2022/08/20 撮影場所:勿来の関.①テンスジヒメナミシャク(シャクガ科ナミシャク亜科)前翅長が8㎜程度の小さな蛾です。緑矢印は外横線を指しています。この外横線には多くの「U字形」が並んでいます。だから本種はシャクガ科ナミシャク亜科とわかります。外横線の外側には短くて黒い多くの線が並んでいます。この黒い線は黄褐色で縁取りされています。腹部背には黒と白の...
2022年8月19日(金)シロズアツバ 撮影日2022/05/18 撮影場所:勿来の関.①シロズアツバ(ヤガ科)下唇鬚(かしんひげ)が前方に突き出ているのでヤガ科の仲間でアツバ類と予想が立ちます。前翅には三本の横線が見られます。頭に近い方から,内横線・外横線・亜外縁線です。②シロズアツバ淡褐色~茶褐色の地色で個体差があります。頭部が白っぽく見えるのでシロズアツバと呼ばれるのでしょう。③シロズアツバ前翅長は10㎜程度以...
2022年8月18日(木)ヨツボシホソバ 撮影日2022/06/27 撮影場所:勿来の関①ヨツボシホソバ(ヒトリガ科コケガ亜科)細長い体に黒い足を持つ蛾はヒトリガ科コケガ亜科の蛾です。♀と♂では色彩が違います。♀はマエグロホソバというよく似た種が居るので注意が必要です。でも♂は違いが見られるので区別は可能です。②ヨツボシホソバヨツボシホソバと名が付いていますが黒点が3つしか見えません。それは前翅後縁側に付いている黒点...
2022年8月15日(水から木)ギンモンシマメイガ 撮影日2022/08/12,08/14 撮影場所:勿来の関昨日からパソコンの調子がおかしくなり仕事ができなくなりました。ブラウザーのアンインストールやインストールをしてやっとここまでできたので投稿します。これからも,この様なことが起きるでしょうが,ご支援下さい。①ギンモンシマメイガ(メイガ科シマメイガ亜科)触角を背負って止まっています。ですからメイガ科・ツトガ科と分...
2022年8月15日(月)ヘリジロキンノメイガ 撮影日2022/08/14 撮影場所:勿来の関①ヘリジロヨツメアオシャク(ツトガ科ノメイガ亜科)触角を背負って止まっています。この時点で本種はツトガ科・メイガ科の何れかです。翅の色彩は地が黄色で筋が焦茶色です。この段階でツトガ科ノメイガ亜科に決まりです。本種の特徴は内横線(頭部に近い横線)と外横線(外縁に近い横線)です。内横線はほとんど曲がりのない線ですが,外横線は前...
2022年8月14日(日)ムラサキツマキリヨトウ 撮影日2022/08/14 撮影場所:勿来の関①ムラサキツマキリヨトウ(ヤガ科ツマキリヨトウ亜科)赤矢印が指しているのは外横線です。その外横線にちょこんと乗っているのは小鳥のように見えます。小鳥のように見えるもののくちばしの先に長方形に似た環状紋が見えます。環状紋の右側にはZ状に曲がった内横線が見られます。(緑矢印)これら2つの紋が見られるので本種はヤガ科の蛾であ...
2022年8月13日(土)3042 アカテンクチバ 撮影日2022/08/13 撮影場所:勿来の関①アカテンクチバ(ヤガ科トモエガ亜科)緑矢印は腎状紋を指しています。眼状紋は確認できませんが,腎状紋が有ることと矢尻の形をからヤガ科と分かります。下唇鬚(かしんひげ)がアツバとは違った感じ(細長い針金状)なのでシタバガ亜科(今はトモエガ亜科)の仲間です。②アカテンクチバ本種を特徴づけている4つのポイントを説明します。1赤矢印が...
2022年8月12日(金)ヤママユ 撮影日2022/08/12 撮影場所:勿来の関①ヤママユ ♂(ヤママユガ科)毎年観察している蛾ですが,前翅長が64㎜もある大きなものに合うと嬉しくなってしまいます。翅の色彩は黄褐色,茶褐色,暗褐色と様々です。どちらかというと黄褐色のヤママユに会った方が嬉しいです。明るくて綺麗だからです。②ヤママユ ♂本種の特徴は前翅にも後翅にも円い目のような眼状紋があることです。しかも中央は透明に...
2022年8月11日(木)モンクロシャチホコ 撮影日2022/06/24 撮影場所:勿来の関①モンクロシャチホコ(シャチホコガ科)普段は左右の翅をぴったり合わせて止まっているので外縁から腹端(緑矢印)が覗いているのは確認出来ません。運良く開いていたお陰でシャチホコガ科と分かりました。②モンクロシャチホコ写真の蛾は鏡に止まっているモンクロシャチホコを写したものです。本種は白地に黒紋が有る蛾です。それで名前がモンクロシ...
2022年8月10日(水)キガシラオオナミシャク 撮影日2022/06/23 撮影場所:勿来の関①キガシラオオナミシャク(シャクガ科ナミシャク亜科)後翅が見えるほど前翅を大きく開いて止まっています。だからといってエダシャク亜科ではありません。外横線は小赤矢印か大赤矢印が指しています。どちらにしても「U字形」が並んでいるのでナミシャク亜科とわかります。②キガシラオオナミシャク 2012/06/16撮影白地に黒ずんだ紋様が有...
2022年8月8日(月)モモノゴマダラノメイガ 撮影日2022/08/08 撮影場所:勿来の関①モモノゴマダラノメイガ(ツトガ科ノメイガ亜科)触角を背負って止まっています。この様な蛾はツトガ科・メイガ科の仲間です。更に,黄色い地に黒や焦茶の模様ときたらノメイガ亜科に決まりです。②モモノゴマダラノメイガ本種にはマツノゴマダラノメイガという似た蛾が居るので注意が必要です。次のような違いはありますが区別は難しいです。黒...
2022年8月7日(日)ナミテンアツバ 撮影日2022/08/07 撮影場所:勿来の関①ナミテンアツバ♀(ヤガ科アツバ亜科)前方へ突き出した下唇鬚(かしんひげ)が有るのでヤガ科アツバ亜科と分かります。黄矢印は亜外縁線を指しています。ここには黒点が大きなうねりの様な感じで見えています。この様子を捉えてナミテンアツバと名付けたのでしょう。一本横に走っているのが外横線(赤矢印)で,薄くて不明瞭でぎざぎざ曲がっているのが内横...
2022年8月6日(土)ハジマヨトウ 撮影日2022/08/06 撮影場所:勿来の関①ハジマヨトウ(ヤガ科キリガ亜科)本種の腎状紋はどこに有るか分かりませんでした。ネットを見ているうちに前縁真ん中より下方にある茶褐色紋の上にあることに気がつきました。(緑矢印)白い縁取りが有るので気付けました。このお陰で本種はヨトウガ亜科・キリガ亜科の仲間と推測できます。...
2022年8月5日(金)ゴマケンモン 撮影日2022/06/29 撮影場所:勿来の関①ゴマケンモン(ヤガ科ケンモンヤガ亜科)緑矢印は腎状紋を指しています。桃矢印は環状紋を指しています。本種の腎状紋や環状紋は分かりにくいですが確認出来ます。この事から本種はヨトウガ亜科・キリガ亜科・ケンモンヤガ亜科と推測できます。②ゴマケンモン本種と似ている蛾にキクビゴマケンモンが居るので注意が必要です。でも,亜外縁線(赤矢印)の外側...
2022年8月4日(木)ヨスジノメイガ 撮影日2022/07/31 撮影場所:勿来の関①ヨスジノメイガ(ツトガ科ノメイガ亜科)触角を背負って止まっています。この様な仲間はツトガ科・メイガ科です。でも黄色い地に褐色の横線が走っていたらツトガ科ノメイガ亜科に決まりです。②ヨスジノメイガ 2021/08/24日撮影本種と似たものにマタスジノメイガが居るので注意が必要です。本種は横線が細く明瞭なのにマタスジノメイガの方は太くてぼ...
2022年8月3日(水)オオウスヅマカラスヨトウ 撮影日2022/08/01 撮影場所:勿来の関①オオウスヅマカラスヨトウ(ヤガ科カラスヨトウ亜科)赤矢印は淡褐色で縁取られた紋を指しています。この様な紋が有るのはヤガ科に多いです。②オオウスヅマカラスヨトウ緑矢印は外横線を指しています。本種の外横線は緑矢印が指している所で急に頭の方へ曲がった後,前縁の方へ曲がります。外横線の外側は淡褐色なので,他のカラスヨトウ亜科...
2022年8月2日(火)フタスジツヅリガ 撮影日2022/08/01 撮影場所:勿来の関今日の紹介は勿来の関で2022年8月02日に撮影したフタスジツヅリガです。昨日はWebブラウザの調子が悪く投稿できませんでした。どうしたらよいのか分からず今日になってしまいました。Webブラウザを一旦削除した後またインストールしてみました。すると奇跡的に使用できるようになりました。①フタスジツヅリガ(メイガ科ツヅリガ亜科)触角を背負って止...
「ブログリーダー」を活用して、itotonbosanさんをフォローしませんか?
指定した記事をブログ村の中で非表示にしたり、削除したりできます。非表示の場合は、再度表示に戻せます。
画像が取得されていないときは、ブログ側にOGP(メタタグ)の設置が必要になる場合があります。
2024年3月23日(土)3499 スギタニゴマケンモン(ヤガ科ケンモンヤガ亜科) 撮影日2019/05//11撮影場所勿来の関 ①スギタニゴマケンモン(ヤガ科ケンモンヤガ亜科) 灰矢印は左右に3つずつ有る灰緑を帯びた円い紋を指しています。これを胡麻粒に見立ててゴマケンモンと名付けたのでしょう。緑矢印は腎状紋を指しています。桃矢印は環状紋を指しています。これら二つの紋が有るので本種はヤガ科ヨトウガ亜科かキリガ亜科かモンヤガ...
2024年7月20日(土)3575 フタトガリアオイガ(ヤガ科アオイガ亜科)2010/10/07勿来の関 ①葉裏に止まっているフタトガリアオイガ 葉の外に見える青い部分は空です。フタトガリアオイガ(ヤガ科アオイガ亜科)黄色地に薄褐色から褐色の筋が走る蛾です。外縁の近くは褐色の斑紋が広がっています。内横線と思われる線が桃矢印が指している所で交差しています。交差点が左右にひとつずつ有って,「W」の字のようです。その部分が尖...
2024年7月20日(土) シロモンクロキバガ(キバガ科サクラキバガ亜科)2016/05/02勿来の関①シロモンクロキバガ(キバガ科サクラキバガ亜科)赤矢印はキバ,緑矢印は触角,桃矢印は後縁沿いの白い筋を指しています。白地に黒い紋が有る蛾を見つけ写真を取りました。なんとキバが生えています。不思議なことに小さい蛾はキバが生えていることが多いので横方向や斜め後方から狙うと良い写真が撮れます。上から見ると頭胸部や後縁に...
2024年7月20日(土)3575 シロモンクロキバガ(キバガ科サクラキバガ亜科)2016/05/02勿来の関①シロモンクロキバガ(キバガ科サクラキバガ亜科)白地に黒い紋が有る蛾を見つけ写真を取りました。なんとキバが生えています。不思議なことに小さい蛾はキバが生えていることが多いので横方向や斜め後方から狙うと良い写真が撮れます。上から見ると頭胸部や後縁に沿って白い筋が有ることが分かりました。足にも白い筋が有ります。こ...
2024年7月19日(金)3572 ウコンエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)2010/10/22勿来の関①ウコンエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)前翅と後翅を大きく開いて止まっています。この様な蛾はシャクガ科の蛾に多く見られます。本種の大きな特徴として♂と♀では形態に違いが見られることを挙げることができます。それは赤矢印が指している所です。♂には透明な膜のような物が見られますが,♀にはこんな膜はありません。いかな...
2024年7月17日(金)3574 アミメオオエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)2011/05/09勿来の関①アミメオオエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)前翅も後翅も大きく開いています。この様な蛾はシャクガ科に多い蛾です。大きい蛾で開張が59~65㎜あります。黄矢印は内横線,赤矢印は外横線を指しています。途中で一部分が接触していて混同しがちですが,胸部を囲んでいる方が内横線です。これらの太い線は見事ですが,本種に...
2024年7月16日(水)3573 キマダラツバメエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)2014/08/08勿来の関①キマダラツバメエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)前翅も後翅も大きく開いて止まっています。この様な止まり方をするのはシャクガ科で多く見られます。翅頂付近がカレハガ科を思わせるような感じですが,シャクガ科です。赤矢印は後翅外縁中頃の突起,青矢印は後翅外横線,桃矢印は前翅外横線,黄矢印は前翅内横線を指し...
2024年7月16日(火)3572 ミヤマツバメエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)2018/09/14勿来の関①ミヤマツバメエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)前翅後翅ともに重なること無く翅を広げて居ます。この様な格好で止まる蛾はシャクガ科に多く見られます。赤矢印は後翅外縁中頃にある突起を指しています。桃矢印は前翅外横線,黄緑色矢印は後翅外横線を指しています。本種にはキマダラツバメエダシャクという似た種が居ます...
2024年7月16日(火)3572 アヤナミツマキリヨトウ(ヤガ科キリガ亜科)2019/05/26勿来の関①横から見たアヤナミツマキリヨトウ(ヤガ科ツマキリヨトウ亜科)2019/05/26桃矢印は腎状紋,黄矢印は環状紋,を指しています。これら二つの紋の存在から本種はヤガ科だと分かります。ヤガ科でもヨトウガ亜科かキリガ亜科或いは,その他の亜科となります。青矢印が指している部分に注目した学者さんがある仲間を細分化してしまったので,...
2024年7月13日(土)3572 アトボシエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)2019/06/12勿来の関①横から見たアトボシエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)②上から見たアトボシエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)ちっと変わった止まり方をする蛾を紹介します。翅を大きく開かず,半開きで止まります。表面の模様が分からず大きく開くのを待っていましたが,何回も待っていてもいつも半開きのままです。そこで全開になるのを待...
2024年7月11日(木)3572 ネグロヨトウ(ヤガ科ナカジロシタバ亜科2019/06/12勿来の関①ネグロヨトウ(ヤガ科ナカジロシタバ亜科)黄緑矢印は外横線,空色矢印は腎状紋,黄矢印は環状紋を指しています。更に,白矢印は外横線と外縁の間にある縦筋の黒線を指しています。本種にはよく似たホソバネグロヨトウが存在するので注意が必要です。でも違いが見られる所が有るので区別することが出来ます。その場所は,黄緑色矢印と白線が...
2024年7月5日(金)3571 ヤマトエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)撮影2019/06/12勿来の関①ヤマトエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)前翅を平たく大きく開き,後翅の紋様がよく見えています。この様な止まり方をするのはエダシャク亜科の蛾に多いです。本種は,赤矢印が指している翅頂付近の色が薄褐色になっています。黄緑色矢印は前翅外横線,桃矢印は後翅外横線を指しています。前翅外横線の外側は少し濃い目の褐色...
2024年7月5日(金)3570 シロモンアオヒメシャク(シャクガ科ヒメシャク亜科)撮影2019/06/16勿来の関①シロモンアオヒメシャク(シャクガ科ヒメシャク亜科)前日の雨で湿度が上がり,明け方の低温で冷やされた空気が露天に達しタイルの表面に露が付いています。緑の地に白い紋が有る小さい蛾です。普通,緑を帯びた蛾はアオシャク亜科に属しますが,例外は必ずありましてこのシロモンアオヒメシャクは前翅後翅とも緑色を帯びてい...
2024年7月5日(金)3569 クシヒゲシャチホコ(シャチホコガ科ウチキシャチホコ亜科)撮影2022/12/24勿来の関①クシヒゲシャチホコ(シャチホコガ科ウチキシャチホコ亜科)左右の翅を合わせるように立てて止まっています。この様な止まり方をするのは,シャチホコガ科に多く見られます。発達した触角が目に留まります。触角が羽毛状なら♂,糸状なら♀です。写真の蛾は羽毛状の触角なので♂と分かります。腹端が外縁から見えないので本...
2024年7月4日(木)3567 ゴボウトガリヨトウ(ヤガ科キリガ亜科)撮影2022/1019勿来の関①ゴボウトガリヨトウ(ヤガ科キリガ亜科)内横線と外横線の間が明るい橙黄色なので目を引き付けます。黄緑色矢印は環状紋,桃矢印は腎状紋を指しています。これら二つの紋が本種はヤガ科ヨトウガ亜科かキリガ亜科の仲間であることを示しています。赤矢印は翅頂付近を指しています。写真の様に翅頂付近が尖っていることから和名の由来「トガリ...
2024年7月3日(水)3566 モンオビヒメヨトウ(ヤガ科ヒメヨトウ亜科)撮影2018/09/15勿来の関①上から見たモンオビヒメヨトウ(ヤガ科ヒメヨトウ亜科)茶褐色の地に白紋が並ぶ小さい蛾です。黄緑矢印は環状紋,桃矢印は腎状紋,黄矢印は外横線を指しています。内横線は黄緑矢印が指している白紋に接するように並んでいます。本種は黒ずんだ地色に白い紋が並んでいるので対比が鮮やかで目を引きます。幼虫は栽培される作物エゴマの...
2024年7月2日(火)3565 コマエアカシロヨトウ(ヤガ科キリガ亜科)撮影2022/09/03勿来の関①コマエアカシロヨトウ(ヤガ科キリガ亜科)黄緑矢印は白紋の腎状紋,黄矢印は環状紋を指しています。腎状紋や環状紋があるので,ヤガ科ヨトウガ亜科かキリガ亜科と分かります。和名にある「マエアカ」とは環状紋がある前縁部分が茶褐色を帯びて赤味が感じられるからでしょう。和名にある「シロヨトウ」とは胸部背から後縁に沿って腹端に...
2024年7月1日(日)3564 ノコメセダカヨトウ(ヤガ科ヨトウガ亜科)撮影202406/28勿来の関①ノコメセダカヨトウ(ヤガ科ヨトウガ亜科)赤矢印は腎状紋,黄緑色矢印は環状紋,黄矢印は上方へ盛り上がった後縁,灰楕円内は鋸目状の外縁を指しています。腎状紋や環状紋があるので,ヤガ科ヨトウガ亜科・キリガ亜科と分かります。和名にある「ノコメ」は鋸目状の外縁に由来しています。「セダカ」とは盛り上がった後縁に因んでいます。...
2024年6月29日(土)3564 ツマグロシロノメイガ(シャクガ科ノメイガ亜科)撮影202406/28勿来の関①ツマグロシロノメイガ(シャクガ科ノメイガ亜科)黄矢印は触角を指しています。触角を背負って止まっています。この事から本種はツトガ科・メイガ科と分かります。白い地に褐色系の紋様はツトガ科に多いです。和名にある「ノメイガ」しは「野メイガ亜科」の意味で野原や野山に多く見られるという意味であろう。幼虫はイボタノキの...
2024年6月24日(月)3563 ビロードナミシャク(シャクガ科ナミシャク亜科)撮影2022/07/01/18勿来の関①ビロードナミシャク(シャクガ科ナミシャク亜科)三つの桃矢印は外横線,黄矢印は後縁までのびている外横線を指しています。それらの横線をよく見ると「U字形」が横に並んでいることが分かります。このような仲間の多くはナミシャク亜科に見られます。この写真の個体は擦れた個体ですが,そうでなければ黒紋の部分はビロード...
2024年6月20日(木)3561 ヨツメエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)撮影2018/08/17の関①ヨツメエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)赤矢印は前翅の黄緑色矢印は後翅の横脈紋を指しています。どちらの紋にも白い筋が入っています。大きさは開張が39-51mmなので中くらいの蛾に入りますが大きく感じます。本種を表から見ると白っぽく見えますが,表が黒ずんでいる所は裏も同じく黒ずんでいます。但し,黒紋にある白い筋模様...
2024年6月18日(水)3561 オオミズアオ(ヤママユガ科)撮影2018/04/24の関①オオミズアオ(ヤママユガ科)本種は開帳80~120㎜と大きな蛾です。黄矢印は後翅の眼状紋を指しています。前翅にも後翅にも眼状紋が見えていますが,普通は前翅の重みで前翅が垂れ下がり後翅の眼状紋は隠れてしまいますが,葉が前翅を支えていて垂れ下がらないようにしているので後翅環状紋が見えています。大きくて目立つので天敵に狙われます。だから...
2024年6月18日(火)3560 キバラモクメキリガ(ヤガ科キリガ亜科)撮影2018/05/10の関①キバラモクメキリガ(ヤガ科キリガ亜科)黄緑矢印は外縁線,黄矢印は環状紋と思っていましたがよく分かりません。詳しくは「キバラモクメキリガ - かのんの樹木図鑑」を参照して下さい。でもこの様な紋が有るので本種はヨトウガ亜科かキリガ亜科と分かります。本種の特徴はカメラを向けると急に死んだふりをして雨後からく成ったり,逆に急に...
2024年6月17日(月)3560 ツマグロナミシャク(シャクガ科ナミシャク亜科)撮影2018/05/10の関①ツマグロナミシャク(シャクガ科ナミシャク亜科)黄緑矢印は内横線,黄矢印は外横線,桃楕円は「U字形」を指しています。外横線の外側に複数の「U字形」が見られるので本種はナミシャク亜科と分かります。楕円形のところだけで無く直ぐ近くの横線にも「U字形」蛾見られることが普通です。翅頂近くが黒いことか和名の由来になっていま...
2024年6月16日(日)3559 フタホシコヤガ(シャクガ科スジコヤガ亜科)撮影2018/06/13の関①フタホシコヤガ(シャクガ科スジコヤガ亜科) 黄矢印は腎状紋,桃矢印は環状紋を指しています。翅を屋根形にして,これら二つの紋が有ることから本種はヤガ科と分かります。和名にはコヤガとありますが,大きさは開帳 29~31㎜なので中くらいの蛾です。和名にはフタホシとありますが,どの部分を指しているのか見当がつきません。幼虫は...
2024年6月15日(土)3559 ソトシロオビエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)撮影2018/06/13の関①ソトシロオビエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)黄緑色矢印は内横線,桃矢印は外横線(点列状),黄矢印は亜外縁線を指しています。後翅の紋様がよく見えるほど前翅を開いていて止まっています。こんな止まり方をするのはシャクガ科エダシャク亜科の蛾です。黄矢印が指している横線が外横線に見えますが,矢印が指している辺...
2024年6月14日(金)3558 エグリノメイガ(ツトガ科ノメイガ亜科)撮影2018/06/18の関①エグリノメイガ(ツトガ科ノメイガ亜科)黄緑色矢印は触角,青矢印は外縁の凹みを指しています。触角を背負っているのでツトガ科・メイガ科の仲間と分かります。その中で黄褐色や灰褐色の色彩蛾はツトガ科に多く見られます。僅かですが,青矢印が指している場所に凹みが見られます。これが和名エグリノメイガの謂われになっています。幼虫は...
2024年6月13日(木)3557 アカモクメヨトウ(ヤガ科ヨトウガ亜科)撮影18//06/21勿来の関①アカモクメヨトウ(ヤガ科ヨトウガ亜科)黄矢印は環状紋,黄緑矢印は腎状紋を指しています。この事から本種はヤガ科ヨトウガ亜科かキリガ亜科と分かります。環状紋は名前に似合わず細長い楕円形,腎状紋の周辺には小白点が4つほどあります。幼虫はヌマガヤを食べます。にほんブログ村●2つのランキングに参加中です!! ●お時間が御座いま...
2024年6月11日(火)3556 キボシオオメイガ(ツトガ科オオメイガ亜科)撮影2021/06/28の関①キボシオオメイガ(ツトガ科オオメイガ亜科)この写真では触角を背負っていますが,別の写真では背負っていませんでしたので全く分かりませんでした。赤矢印は触角を指しています。この事から本種はツトガ科・メイガ科と分かります。白地に黄褐色筋模様を持つのはツトガ科に多く見られます。黄色い筋が幾つか横に走っていますが,大小ひ...
2024年6月⒏日(土)3555 フタスジエグリアツバ(ヤガ科カギアツバ亜科)撮影2018/06/16の関①フタスジエグリアツバ(ヤガ科カギアツバ亜科)赤矢印は直角に曲がった上向きの下唇鬚(かしんひげ)を指しています。もっと後方へ反り返っていればクルマアツバ亜科にはいりまが,この程度ですとクルマアツバ亜科には入りません。前翅には赤味を帯びた二筋の横線が走っていて目を引きますが,これが和名フタスジの由来です。本種は腹端が反...
2024年6月9日(日)3556 サッポロチャイロヨトウ(ヤガ科キリガ亜科)撮影2019/05/24の関①サッポロチャイロヨトウ(ヤガ科キリガ亜科)黄緑矢印は腎状紋,,赤矢印は外横線,黄矢印は環状紋,桃矢印は内横線を指しています。腎状紋や環状紋が見られるので本種はヨトウガ亜科かキリガ亜科の仲間と分かります。本種は個体差が大きく同定で迷ってしまいますが,外横線の鋸歯状に尖る所が目立つことや水平に走る外横線などが特徴です...
2024年6月⒏日(土)3555 キオビゴマダラエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)撮影2018/06/16の関①キオビゴマダラエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)黄緑色矢印は外横線を指しています。丁度それと重なるように橙黄色の帯が重なっています。前翅を大きく開き後翅の紋様がよく見えています。この様な止まり方をするのはシャクガ科エダシャク亜科の仲間に多く見られます。白地に黒くて丸い斑点が散らばっていますが,これをご...
2024年6月7日(金)3554 ウストビイラガ(イラガ科)撮影2018/06/18の関①ウストビイラガ(イラガ科)前翅を壁に対してほぼ直角に立て翅を平行にして後縁から腹部を突き出して壁に止まっています。この様な変わった止まり方をする仲間はイラガ科に多いです。腹部を外縁からはみ出させるのはシャチホコガ科ですが後縁から上方へ出すのはイラガ科です。前翅には二本の横線があります。幼虫はヤマモミジ,アワブキ,フサザクラ,コナ...
2024年6月7日(金)3554 ウストビイラガ(イラガ科)撮影2018/06/18の関①ウストビイラガ(イラガ科)前翅を壁に対してほぼ直角に立て翅を平行にして後縁から腹部を突き出して壁に止まっています。この様な変わった止まり方をする仲間はイラガ科に多いです。腹部を外縁からはみ出させるのはシャチホコガ科ですが後縁から上方へ出すのはイラガ科です。前翅には二本の横線があります。幼虫はヤマモミジ,アワブキ,フサザクラ,コナ...
2024年5月5日(水)3552 ウスイロオオエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)撮影2018/06/17場所勿来の関①ウスイロオオエダシャク♂(シャクガ科エダシャク亜科)開帳がオス49~60㎜ メス70㎜の大きい蛾です。大きな特徴は♂と♀では紋様が違うことです。赤矢印と桃矢印が指している場所に色彩の違いが出ます。♀はそこの部分が赤褐色で♂は灰褐色です。黄緑色矢印は亜外縁線を指していますが,両者とも白を帯びた横線です。幼虫はマ...
2024年6月4日(火)3551 カシワキボシキリガ(ヤガ科キリガ亜科)撮影2018/06/16場所勿来の関①カシワキボシキリガ(ヤガ科キリガ亜科)赤矢印は腎状紋,黄矢印は環状紋,桃矢印は外横線を指しています。これら二つの紋が有ることから本種はヨトウガ亜科かキリガ亜科と分かります。本種はあまり見かけない蛾です。数が少ないのは産卵数と餌の量が関係していると思われますが,幼虫はカシワ、クヌギの葉を食べるからだと思われます...
2024年5月30日(木)3550 シロヒトリ(ヒトリガ科ヒトリガ亜科)撮影2017/09/04場所勿来の関①シロヒトリ(ヒトリガ科ヒトリガ亜科)壁に止まっている本種にカメラを近づけるとバタッと下に落ちて動かなくなりました。下手に動くと却って天敵に襲われ命取りになります。擬死した状態でいた方が天敵に襲われず生き延びられるからです。本種をよく見ると腹部や足の腿節に赤い斑紋が見られます。本種にはよく似た種が居るので注意が...
2024年5月31日(金)3551 ナシケンモン(ヤガ科ケンモンヤガ亜科)撮影2017/09/01場所勿来の関①ナシケンモン(ヤガ科)黄矢印は環状紋,赤矢印は腎状紋を指しています。これら二つの紋から本種はヤガ科と分かります。腹部ほぼ中央にある「V」字状白紋が同定ポイントになっています。幼虫はナシ、サクラ、スモモ,アブラナ,マメ科、サクラタデ、ボントクテダ、イヌタデ、ギシギシ,ポプラ,タチアオイ,ヨモギ,ショウブ等の葉を...
2024年5月30日(木)3550 クロスジキノメイガ(ツトガ科ノメイガ亜科)撮影2017/09/04場所勿来の関①クロスジキノメイガ(ツトガ科ノメイガ亜科)長い触角を背負って止まっています。この事から本種はツトガ科・メイガ科と分かります。大きさは開帳 が26~32㎜と小さいですが大変鮮やかな蛾で目を引き付けます。それは黄色の地に黒い筋が走って明度差が大きいからです。幼虫はキブシ,ヤマボウシ,ミツバウツギの葉を食べます。に...
2024年5月29日(水)3549 テンモンシマコヤガ(ヤガ科カギアツバ亜科)撮影2017/18/17場所勿来の関①テンモンシマコヤガ(ヤガ科カギアツバ亜科)黄緑矢印は内横線,青矢印は外横線,桃楕円形は小黒点が集まった紋を示しています。内横線は不明瞭ですが外横線は明瞭です。橙褐色の頭部に目が留まります。私は本種を天文縞小ヤガと解釈していました。ところが,天文とはそうではなく桃楕円内にある小黒点を指しているのです。幼虫...