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  • 春日井の三ツ又公園と落合公園

    春日井市の中央部に「三ツ又ふれあい公園」という公園がある。ここは、東部丘陵地から流れる八田川が合流する地点である。途中、大池緑地や落合公園のため池からも取水している。川沿いに2本の緑道が整備されていて、西側を「みずすまし緑道」、東側は「ふれあい緑道」という。 三ツ又公園に面白いモニュメントがある。「フォリー柳とカエル」と呼ばれている。小野東風の逸話を表現していて、手すりなどにカエルの彫刻がついてい...

  • 半田・岩滑の新美南吉記念館

    半田と阿久比の境界に矢勝川という小さな川が流れている。このあたりの地名を岩滑(やなべ)といい、「ごんぎつね」で有名な新美南吉の生まれ故郷である。この矢勝川は、近年、300万本の彼岸花が咲く土手として人気を集め、9月下旬から10月はじめに多くの行楽客が訪れる名所である。 南吉の生家は、名鉄河和線・半田口駅の最寄りである。彼の母校でもあり、代用教員として教鞭もとった岩滑小学校や、近所の友だちと遊んだ...

  • 半田の常楽寺

    名鉄河和線・成岩駅近くの常楽寺は、文明16年(1484)に開基された古刹である。尾張初代藩主・徳川義直公から、「浄土宗西山派の知多での総本山」とのお墨付きを得た大寺院である。かつては数多くの塔頭が建ち並んでいたが、今でも遣浄院など4つのお寺が残っている。 第8世の上人が家康の従兄弟だったこともあり、また、桶狭間の戦いや本能寺の変で逃避する折に当寺に立ち寄っていることなどから、今も徳川家とは深い縁...

  • 亀崎「潮風の丘緑地の橋」

    半田の北部に位置する亀崎は、衣浦湾に突き出した「神の岬」を語源とする。今もその先端に「神前(かみさき)神社」が鎮座している。この神社の祭礼が有名な「潮干祭り」である。豪壮な山車を海岸の砂浜に「曳き下ろす」のが特徴である。今は、国の重要文化財であり世界文化遺産でもある。 古図を見ると、神社周辺は小高い丘陵となっていて、海岸沿いの集落に向かって坂道が下っている。海岸沿いの建物は、堤防を兼ねた石垣の上...

  • 半田運河の散策路と「蔵のかけ橋」

    知多半島には、豊かな地下水が流れている。そのため古くから酒や酢、醤油などの醸造業が発達した。その繁栄を加速させたのが「半田運河」である。灘などの上方に比べて、江戸への輸送に地の利があった。尾張藩の後押しもあって、廻船業が栄えたのである。 運河の左岸・右岸に黒壁の蔵が建ち並んでいる。上流は「中埜酒造」であり、下流には「ミツカン酢」がある。運河沿いに散策路が整備されていて、歴史を感じながら歩くことが...

  • 旧中埜半六邸と庭園

    半田運河は、阿久比川に並行して流れて衣浦湾に注いでいる。運河の西岸、JR半田駅近くに中埜半六のお屋敷があった。現在は市民団体・特定非営利活動法人「半六コラボ」が管理運営し、レストランや貸部屋として利用されている。 建物は明治22年(1889)に築造された。母屋を始め茶室や9棟の蔵などが建ち並んでいた。昭和40年代には、大相撲名古屋場所において二所ノ関部屋の宿舎に当てがわれ、横綱・大鵬も宿泊していた...

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