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  • ◆清洲城◆

    桶狭間の戦いの前夜、・・・♪♪人間五十年、化天のうちを比ぶれば、夢幻の如くなり♪♪・・・ 信長は「敦盛」を舞って清州城を出陣したという。(現在の清洲城には、桶狭間方面を睨む信長の銅像が立っている) 清須市の五条川の畔には、平成元年に再建された立派な天守閣が建っている。しかし「桶狭間」の当時は(1560年)このような天守閣はなかったものと思われる(館や防御の堀などだったか?)。 名古屋城の北西角に「清洲櫓...

  • 三河湖(羽布ダム)と香恋橋

    豊田・松平の東、三河山地の中央部に羽布ダム・三河湖はある。矢作川の支流・巴川を堰き止めたダムで、高さ約63m、堤頂の長さは約400mである。湖の面積は107ha、51km2の流域から2000万㎥の水を貯め込む。昭和37年に完成した。 矢作川は水量豊かな川で、古くから人々に多大な恩恵を与えている。明治になると、明治用水や枝下用水が開かれ、発電所も次々に開発された。そうした中、昭和19年・20年の大干ば...

  • 桶狭間古戦場公園

    もう40年も前のことで、覚えている人も少ないと思うので記録に留めたい。「桶狭間古戦場跡」は豊明市にもあるが、名古屋市にもあって競合している。名古屋市では、大高緑地の東側に「桶狭間古戦場公園」という区画整理で整備した小さな公園になっている。 このスケッチは、公園整備前の現地の状況を思い出して描いた。谷間の窪地に「祠」があり、「湧水(泉)」と「杜松(としょう)の枯れ木」があった。絵に描くのを忘れたが、...

  • 新東名高速「豊田アローズブリッジ」

    ブログの取材などのために高速道路を走るとき、よくこの橋を渡る。名港のトリトン(2017・3・12)も巨大でシンボリックだが、この橋はさらにビッグなイメージである。停車するわけにはいかないので、フロントガラス越しに何回か写真を撮った。一度、地上から眺めてみたいと思っていた。 下から見るとそのボリュームにびっくりする。特に橋脚の基部というか橋台というか、コンクリートの固まりはもの凄い。幅は50mを越...

  • 豊田大橋と久澄橋

    昨年はサッカーのワールドカップで盛り上がったが、4年前(2019)にはラグビーワールドカップが国中を熱狂させた。豊田市でも予選の4試合が開催され、海外からの応援団を含めてたくさんの観客が詰めかけた。観客の多くは、豊田市駅を降りて「豊田大橋」を渡ってスタジアムへ向かう。 その様子は、2019年10月に4回に亘ってご報告した。「豊田大橋」は、バスケットハンドル型ニールセンローゼ橋という形式で、長さは...

  • ◆◆桶狭間古戦場◆◆

    ◆◆NHK大河ドラマが始まりました。今年は「どうする家康」です。このブログは「中部の・・・」ですから、家康や徳川に係わる「土木文化」も数多くご紹介してきました。これから時々思い起こしながら再掲していきたいと思います。◆◆ 「桶狭間の戦い」は、信長の天下取りの端緒ともなった戦いであるとともに、家康のデビュー戦でもある。戦国の歴史の中でも最も重要なエポックだと思う。信長が鉄砲を導入した「長篠の合戦」や、家康...

  • 町並みに残る「小物たち」

    美濃の町並みの主役は「うだつ」であるが、脇役の「小物」にも面白いものがある。「すぎ玉」は、酒屋のシンボルである。その年の新しいお酒が出来上がると、まだ緑色の「すぎ玉」を軒に吊るす。それが合図となって、新酒を求めて人々が買いに来るという。 「矢来」というのは、竹などを編んで作った仮の囲いである。「やらい」は、追いやること。「犬矢来」は、軒下の空間に犬などが居つかないように防御したものであろう。腰板...

  • うだつの上がる町 美濃

    「うだつ」とは延焼防止のための防火壁のことだが、「うだつが上がらない」という慣用句としても知られている。宿場町などの大きな商家などに目立つので、このブログでも何回か取り上げてきた。有松宿(2015・5・21)、中津川宿(2016・12・31)、太田宿(2017・1・23)、鵜沼宿(2021・12・3)を参照願いたい。 美濃の宿場町は「うだつの上がる町並み」を標榜している。小倉山城の麓に二筋の古い...

  • 中電井ノ面水力発電所と願念寺

    こんな小さな発電所を大切に使っているなぁと感心するとともに、最近見直されている「小水力発電所」の「先見」とも言えるかもしれないとも思う。美濃橋近くの「井ノ面水力発電所」、県道脇の法面に張り付くように設置されている・ 運転開始は大正3年(1914)、板取川電気(株)が開発した。上流の長良川発電所の電気が全て名古屋へ送られてしまうので、地元の文化発展のために開始したという。現在も現役で、中部電力が運...

  • 長良川発電所

    明治43年(1910)という年号は、鶴舞公園が開園して「第10回関西府県連合共進会」が開催された年として私の頭に入っている。「長良川発電所」は同年3月15日に運転を開始したという。共進会が翌日の3月16日から6月13日までの会期であることと符合する。 共進会というビッグイベントでは、そのために鶴舞公園まで市電が引かれたというし、会場は不夜城のごとくイルミネーションで飾られたという。これに合わせて...

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中部の「土木文化」見てある記
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