六月逝く
今日、6月30日。一年の半分が終わることになる。田の稲は大きく育ち、やがて開花を迎える。散歩道にはスモークツリーやムクゲ、タイサンボクといった夏の花が咲いている。母親に手を引かれた小さな子が、笑顔を向けて手を振っている。間もなくひ孫が2歳の誕生日を迎えるので、小さな子の動作が気になる。恥ずかしがって隠れようとする子も多いが、笑顔を向けて老人に気を向ける子も、最近は増えたような気がする。「かわいいね。」と思わず声をかけると、若い母親が「ありがとうございます」と返してくれる。人とのつながりは、こんな何気ない挨拶から始まるのかも知れない。今年の山形のサクランボはかってない不作であった。六月になって例年のように買いに出かけたが、近くでは売り場には、売れ残りのパックが少々。産地の東根の産直に出向いたところ、駐車場に...六月逝く
2024/06/30 08:37