4月1日分:72銀 同金 同と 同玉 84桂 81玉 82歩 同玉 83銀 同玉 74金 82玉 42飛成 52歩 同龍 同金 83金打 81玉 82歩 同銀 72金 まで21手詰 4月14日分:53桂 同金直 31金 51玉 42飛成 同玉 41金打 まで7手詰 4月21日分:24桂 同銀 21飛成 同玉 43角成 31玉 32銀 同金 22金 同金 同桂成 同玉 32金 11玉 22銀 12玉 21銀生 11玉 44馬 同馬 12金 まで21手詰
4月1日分:72銀 同金 同と 同玉 84桂 81玉 82歩 同玉 83銀 同玉 74金 82玉 42飛成 52歩 同龍 同金 83金打 81玉 82歩 同銀 72金 まで21手詰 4月14日分:53桂 同金直 31金 51玉 42飛成 同玉 41金打 まで7手詰 4月21日分:24桂 同銀 21飛成 同玉 43角成 31玉 32銀 同金 22金 同金 同桂成 同玉 32金 11玉 22銀 12玉 21銀生 11玉 44馬 同馬 12金 まで21手詰
2024年4月20日、長崎を発つ頃は曇天の中、博多に着いた昼頃は小雨が降り始めた(天気予報は九州北部は午後から雨の予報)。 参加者は9人:石川 太田 川上 坂田 酒井 千々岩 弘中 堀切 八尋 福岡市に住む弘中氏が初参加だった。 まずは解答選手権の反省会。福岡会場および長崎会場の運営責任者がそれぞれ報告して意見交換を行った。特に問題となったのは一般戦の④番の問題だった。福岡ではイベントの終了後、こんな難しい問題を出題されるようでは来年は参加したくないという人が二、三人でるなど選題をおこなった本部の姿勢を疑問視する意見が出された。参加者を集める苦労話しなど、また長崎ではなぜスタッフ3人で運営でき…
詰将棋解答選手権の初級・一般戦が4月13日全国一斉に開催された。 長崎も「子供将棋教室ふぁんた」の協力のもと市民会館(アマランス)で行った。 初級戦に13人、一般戦に9人の参加者を得た。 初級戦は制限時間30分、一般戦は50分でそれぞれ6題の詰将棋を解いてもらう。 初級戦は5名が全問正解者となった。 川上拓真(2分)川上大翔(14分)廣瀬優(17分)西咲綾(19分)大守承介(25分) 一般戦ベスト3は川上拓真(13分30点)大守承介(50分21点)川上大翔(50分16点) 驚くべきはそれぞれで好成績を記録した川上拓真さん(大村市の高校1年生)。 初級戦のタイム2分と一般戦の13分で全問正解はお…
第21回詰将棋解答選手権・チャンピオン戦が東京、大阪の2会場で3月31日に 開催された。 藤井8冠が出場されない今回、優勝候補の筆頭と思われた齊藤慎太郎8段を押さえて 古賀悠聖6段が初優勝した。 古賀6段は福岡県出身でアマ時代(確か中学生のころ)福岡で開催された詰将棋 解答選手権(初級・一般戦)に出場された経緯がある。 私もスタッフとして活動していたので確かに記憶にある。 その子がやがてプロになり今回こうしてチャンピオン戦を制するということは 本当に驚きだった。 コロナで4年間リアル開催がなかったことを思えばまさに隔世の感がある。 さて、今度は各地方で行われる初級・一般戦の出番だ。 3月1日に…
<長崎会場実施要領> 実施部門:初級戦&一般戦 運営協力:日曜将棋教室ふぁんた 会場:長崎市民会館(アマランス研修室) 住所:長崎市魚の町5-1 アクセス:長崎駅から徒歩13分 会場URL:https://ngs-shiminkaikan.jp/access 日時:2024年4月13日(土)午後 ●初級戦スケジュール 1手詰から5手詰を6題 午後1時 初級戦の受付と競技説明 午後1時30分から2時 初級戦競技(30分) 午後2時 初級戦の採点と解説及び表彰式 ●一般戦スケジュール 5手詰から15手詰を6題 午後2時50分 一般戦の受付と競技説明 午後3時20分から4時10分 一般戦競技(50分…
2月1日分:93銀 同桂 92金 同玉 84桂 81玉 82銀 同玉 72桂成 同金 71銀 92玉 91桂成 同玉 82銀打 同金 同銀成 同玉 73角 72玉 62金 81玉 83香 92玉 82香成 まで25手詰 2月4日分:72馬 同玉 64桂 82玉 73銀 同玉 65桂 83玉 72銀 92玉 81銀生 同玉 73桂打 92玉 81銀 83玉 72銀生 92玉 83金 同金 81銀生 82玉 72桂成 まで23手詰 2月8日分:82角成 同金 72銀 同金 83香 82金打 同香成 同金 72銀 同金 73桂 同金 71金 92玉 81銀 83玉 82金 同玉 72金 同金 同銀成…
2月という月は私にとってあまり良いことはなかった。 王将戦がストレートで終わり、高槻対局が消滅した。 予定していた大阪行きがかなわなかった。 替わりに25日の女流名人戦の広島対局に行こうかと考えた。 西山さんが後手番なので先手の人がまたやらかすのではないかと 思い、躊躇した。予感は当たるもので行かなくてよかった。 私、振り飛車党よと誘いながら実はそうではなかったという <福間殿>みたいなものだ。 さて、29日はA級最終局である。 ひいきの菅井8段は名人挑戦者の目が残っている。 強い期待を持って応援したいが、夢がかなわなかったら落胆が 大きいので淡い期待を持ってその日一日を過ごしたい。 今回の詰…
2月14日に37期竜王戦1組で菅井8段vs永瀬9段の対局。 菅井8段の55歩位取り中飛車に対して後手は超速銀で対抗。 64銀対66銀で序盤の局面は落ち着いた。 囲いが先手が美濃から銀冠、後手は居飛車穴熊となった。 ABEMAで中継があったのでパソコン開きぱなっしで見ていた。 評価が大きくブレルことなく緊張感ある局面が続いた。 将棋は171手の熱戦で菅井8段が勝った。 菅井さん、こういう将棋が指せるなら、王将戦で一局ぐらいは 中飛車を指してくれてもよかったものを今更いっても「後の祭り」。 今回の詰将棋:17手詰
第73期王将戦第4局が2月7・8日に開催された。 後がない菅井8段は乱戦というか力戦調の振り飛車(3間)に誘導した。 こういう将棋は前例はあるものの振り飛車党の経験が豊富ということかもしれない。 菅井さんにとってこの4局目が一番よく指していると思う。 その証左に封じ手までに評価値が大きくブレルことはなかったので ある程度手ごたえを感じていたに違いない。 しかし2日目に入ってからはじりじりとした駒組が続き夕方5時近くになっても 互いの囲いが顕在で本格的な戦いには程遠かった。 そういったなか藤井王将が少しづつポイントを稼いでいったようだ。 左端の香を取られ、その香で美濃のかなめの金をはがされてほど…
2月4日に第50期女流名人戦第3局が開催された。 先手西山女流名人の3間飛車に対して福間女流4冠はまたも居飛車。 これで3局連続して飛車を振らなかったことになる。 彼女はまれに居飛車を指すことはあったが、これほど頻繁に居飛車を指すことは 珍しく、結婚して棋風が変わったのではないかと思うほどだ。 最近、二人の実戦集を買って一通り棋譜並べをした。 何といっても、相振り飛車の実戦譜の数々が素晴らしい。 男性棋士が相振り飛車を指したがらない実情に加えて、二人の棋譜はこのまま いけば長い将棋の歴史において限りなく相振り飛車の定跡化に多大なる貢献と なり、そして二人は後世に名を残すだろうと私は思っていたの…
1月1日分:52角 44玉 45銀 同玉 46金 44玉 35角 まで7手詰 1月19日分:44角成 53金打 52金 71玉 53馬 81玉 72桂成 92玉 82成桂 93玉 83桂成 94玉 85銀(95銀も可) 同玉 86金 94玉 84成桂 同玉 75馬 94玉 85金 まで21手詰 1月21日分:84桂 81玉 72銀 同金 92銀 同香 72桂成 同玉 84桂 62玉 72金 51玉 63桂打 同金 同桂生 52玉 53金 まで17手詰
1月31日にA級順位戦一斉対局(8回戦)があった。 2位につけている菅井8段は佐藤(天)9段と対戦して敗局。 首位を走っていた豊島9段も斎藤8段に敗れた。 菅井8段は最終局にプレーオフに持ち込む可能性を残した。 この日、降級者も決まらなかったので最終局(2月29日)はきっと 観る立場としては盛り上がることだろう。 さて、この日の菅井8段の将棋だが角道を開けたまま3間飛車に振った。 よって、見たこともないような乱戦の将棋となった。 もう少ししっかりした駒組での将棋が見たかったし、こんな乱戦は 好んで指すようなものではないと素人目には思う。 王将戦のタイトル戦が進行中であるが彼の将棋そのものに変調…
前夜祭には行ったが対局はネットで見た。 1・2局とも振り飛車が通じなかったことがフアンとしてもどかしさを感じる。 第5局の高槻対局に暗雲が立ち込めた気分だ。 岡山県を始め、関西のフアンもきっとやきもきしていることだろう。 私も楽しみにしている一人だ。既にホテルを3泊予約済で準備万端なのだ。 タイトル戦をことごとくストレートで勝たれると相撲に例えるならば 双葉山や大鵬を彷彿させるものがある。 今はとにかく第3局か第4局で一発入れてくれと願うのみだ。 今回の詰将棋:17手詰
第73期王将戦第2局が1月20・21日に佐賀県上峰町で行われる。 1月19日にその前夜祭があり久しぶりに行ってきた。 最近の前夜祭はYoutubeなどを見ると少し変わっているようなのでそれを 確かめることもあったが、なんといっても贔屓の菅井八段の気合の入れ方を 見たかったのが本音である。 さて、会の進行の実態は関係者の挨拶が済んで、対局者に明日への気構えを 聞いたそのあとはさっさと二人は退場していった。 以前の前夜祭ではしばらく二人は席に残り、フアンから簡単な挨拶をうけたり ツーショット写真撮影に気軽に応じてくれたものである。 この部分がなくなったのは極めて残念なことであり、前夜祭の魅力がほと…
2023年12月27日に出題した詰パラ入選150回記念に伴う解答発表です。 63銀 81玉 72金 92玉 82金 同玉 71角 同玉 62銀成 同玉 71銀 同玉 53馬 82玉 72金 同玉 63桂成 82玉 71馬 同玉 72金 まで21手詰 *短評 占魚亭:43馬の出動態勢を整える。気持ちのいい捌きで、解後感がとてもいですね。 蛇塚:綺麗に成桂と金だけの終局は見事の一言です。 藤田:詰まないので諦めかけていました。ダメかと思ったとき71銀が ひらめきました。 賞品→解答いただいたのが僅か3名でした。6日に賞品発送済。 その他→解答が少なかった要因が問題が難しかったのか、解答応募期間(1…
本年も当ブログをよろしくお願いいたします。 私のブログは主に振り飛車の実戦を紹介しながら「今回の詰将棋」として 自作を紹介しています。 <今年の目標> 昨年は詰将棋パラダイスで入選150回を達成いたしました。 さらに「詰将棋の道4」の作品集も発行いたしました。 今年というか、中期的な目標になるのですが詰パラでの入選200回 及び第5作品集の発刊に向けて新たなスタートの年になることでしょう。 今回の詰将棋:7手詰(今年の年賀状に掲載した作品です)
12月8日分:82銀 同銀 72角 同金 同桂成 同玉 64桂 同金 62金 81玉 72角 92玉 84桂 同歩 82桂成 同歩 83銀 91玉 81角成 同玉 72金 91玉 82金 まで23手詰 12月13日分:71と 同銀 73銀 同桂 同歩成 同金 同香成 同玉 65桂 82玉 71飛成 同玉 75飛 62玉 72飛成 同玉 73銀 61玉 53桂生 同金 62金 まで21手詰 12月26日分:64銀 72玉 54角 82玉 73銀成 同桂 62龍 同銀 72金 91玉 92歩 同玉 81角 91玉 82金 同玉 72角引成 92玉 81馬 まで19手詰 12月28日分:72歩成 同…
指し将棋でよく同じ駒を置き駒で活用するか、良い局面をにらんで持ち駒でしばらく持っているかということがよくある。 例えば、角交換があり相手はすぐ盤上に打ったが、こちらはもっと良い局面をにらんでしばらく持ち駒にしているときである。 どちらが得かというと例外もあるが一般的に持ち駒にしている方が指しやすいといわれている。それは相手にとってどこに打たれるかちょっぴり神経を使うことになる。 これと逆のことが詰将棋ではしばしば現れる。 持ち駒としては強すぎて余詰になるが、ある駒は詰将棋の手順の変化には欠かせないという場合だ。そういう場合は盤上に配置することになる。 今回の詰将棋でその例を表現したい。詰将棋に…
詰パラに初入選したのは昭和49年1月号だった。 以来、こつこつと入選回数を重ねて平成24年4月号で入選100回に達した。 この間、実に38年を要している。一つの長期的な目標だったので安堵と共に やり遂げたとの思いがその時はあった。 その後、入選回数はさほど意識していなかったがチリも積もればの感じで 令和5年12月に入選150回に達した。この間、わずかといっていいのか12年を 要している。 この一つの節目を記念して懸賞詰将棋を出題いたします。 解答者の中から5名の方にオリジナル図書カードをプレゼントします。 ヒント:21手詰 解答(メールのみ)のアドレス:tumeparashou@yahoo.c…
朝日アマの北部九州ブロック大会が12月24日長崎市で開催された ブロック大会は福岡、佐賀、大分、長崎の持ち回り開催となっている。 私は長崎県支部連合会の役員をしていることもあって棋譜取りにかりだされた。 振り飛車戦になりそうなカードのところを担当させてくれとわがままを通した。 期待にたがわず、振り飛車対抗型となった。好きな振り飛車なので、 自分ならこう指すという思いを込めながら棋譜取りをした。 急所の場面、場面ではよく手が当たったりして実に気分よく役目を果たした。 さて、全国大会の切符を手にしたのは次の二人。 早咲誠和(大分市) 竹下貴重(別府市) 今回の詰将棋:19手詰
4月9日 ① 34飛まで1手詰 ② 24飛 同玉 15金 まで3手詰 ③ 23銀 同玉 41馬 同飛 12龍 まで5手詰 ④ 83角 同銀 82銀成 同銀 71桂成 まで5手詰 ⑤ 52飛 同銀 31角 43玉 41龍 同銀 53角成 まで5手詰 ⑥ 44桂 同歩 43銀 同玉 33金 同玉 51角 43玉 42角成 まで9手詰 ⑦ 35飛 36桂 同角 同角成 46桂 同馬 55歩 同馬 同飛 63角 まで11手詰 ⑧ 52金 同歩 61飛 同玉 11龍 62玉 51龍 53玉 42龍 62玉 61金 同玉 51龍 まで13手詰 4月16日*54角 61玉 72銀 51玉 63桂 同金直 4…
4月23日、叡王戦第2局が開催された。 先手・菅井8段が3間飛車に振り、115手で勝利した。 第1局が王手もかけさせてもらえず惨敗したが本局は打って変わって逆の立場となった。終始AIの評価も菅井8段が50を割ることもなく完璧な指し廻しだったと思う。 タイトル戦の始まる前に菅井8段はインタビューで「最高の居飛車対最高の振り飛車」をお見せしたいとのべていたが、それがほらでないことが証明された。 今回、負けていたら3タテで叩きのめされるのではないかとも危惧していた。 これであらためての3番勝負となるが、「ほっと一安心」ということで満足せず、彼にはタイトル奪取の気概を持ってのぞんでもらいたいし、フアン…
第70回「九州詰将棋グループ」の会合が4月15日に開催された。 この日は時折、霧雨がふるあいにくの天気だったが春らしさを感じる暖かさ。いつものように長崎から西九州新幹線に乗って博多へ向かった。 集まったのは次の10人。 太田慎一 石川和彦 川上拓真 倉掛又一 小池正浩 坂田慎吾 酒井博久 千々岩倫太郎 永安克志 八尋久晴 ・初めての参加者(川上)がいたのでまずは全員で自己紹介。 彼は中学3年生で以前より知っていた仲であったが、いつの日か九Gに誘おうと 思っていたが今回は自発的に来てくれたことが私はうれしかった。 ・4月9日に開催した「詰将棋解答選手権イン長崎」の問題と解答を配って報告した。 私…
詰将棋解答選手権イン長崎(4月9日)のイベントを無事終えた。 参加申し込みが13名で二桁にのり、まずはほっとした。 全8問正解は1名(川上大翔)7問正解が4名(大守承介 川口康久 廣瀬優 三谷俊矢)でした。 佐世保の棋道指導員で駒作りの名手・松山秀樹氏製作による「根付け駒(歩)」を参加賞として配布した。また、成績発表の際は将棋の本などをたくさん用意していたので全員に二廻りで配布した。2冊は手にしてもらい満足のいくおみやげになったものと思う。 来年もたとえ本家がオンラインになっても長崎はリアルでやれる自信がちょっぴりついた気がする。 さて、出題した作品8題(作者は石川)をここに公開いたします。 …
3月1日:71金 同玉 82銀 61玉 62馬 同玉 53金 72玉 52龍 83玉 73金 94玉 93銀成 同玉 82龍 94玉 91龍 93合 86桂 まで19手詰 3月18日:71金 同玉 61金 72玉 62金 同銀 61馬 同玉 52金 71玉 62金 同飛 72銀 同玉 64桂 61玉 62龍 同玉 52飛 61玉 72飛成 51玉 52龍 まで23手詰
第8期叡王戦の挑戦者決定戦が3月16日におこなわれた。 菅井竜也8段が永瀬拓王座に132手で勝利し、挑戦者となった。 振り飛車党の棋士がタイトル戦に登場するのは実にひさしぶりである。 3年前に久保9段が68期王座戦で挑戦者となって以来である。 菅井8段本人にとっては63期王位戦でタイトルを失冠して以来だから5年振りである。 藤井聡太叡王との5番勝負は4月11日(東京)より始まる。 今のところ、前夜祭や大盤解説会(抽選かも?)がまともにおこなわれるかどうかわからないが、名古屋対局あたりに行ってみたいと思われるところである。 今回の詰将棋:23手詰
日時:2023年4月9日(日)午前 主催:日曜将棋教室ふぁんた 会場:長崎市民会館2階第2研修室 具体的スケジュール 9時30分から10時 → 受付と競技説明 10時から11時 → 1手詰から15手詰を8題 11時から11時40分 → 採点・解説・表彰 11時40分 → 終了予定 出題内容:8題は初級用4題 一般用4題です。 初級用しか解けなくても初級戦のみの表彰を行います。 参加費:300円 注意:盤駒の貸し出しは原則しないので使用したい方は できるだけご持参ください。 申し込み tumeparashou@yahoo.co.jp (石川) 氏名(フリガナ)・住所・電話番号を明記すること。 申…
2月は逃げ月という呼び名があるが、その月を惜しむがごとく下旬に二人の方が将棋ウオーズ配信で大きな挑戦をやってくれた。 一人は「香川愛生チャンネル」でもう一人は「はじめチャンネル」(鈴木肇氏)だ。 前者は2月28日に「チャンネル登録20万人カウントダウンSP」と銘打ってウオーズ対局を行った。スタート時点の登録者数が199,495人から20万人を目指した。約4時間弱かけて見事に達成した。お見事です。おめでとう。 後者は2月26日に「100勝チャレンジ」を目指した。果たしてできるかなと思っているとやり遂げましたね。通算、100勝68敗で所要時間が26時間40分。 眠気との戦いでもあっただろうし、これ…
2月1日分:82銀 同銀 72角打 同金 同角成 同玉 52龍 62桂 63金 83玉 95桂 92玉 83金 同銀 62龍 81玉 82龍 同玉 83桂成 同玉 95桂 92玉 83銀 81玉 72金 まで25手詰 2月2日分:64桂 61玉 43角 52香 53桂 同銀 72金 同金 同桂成 同玉 63角 同銀 82香成 62玉 72金 同銀 同成香 同玉 83銀 62玉 63銀 71玉 72銀成 まで23手詰 2月3日分:63角成 82玉 62飛成 同銀 83桂成 同玉 72銀 84玉 85銀 同桂 74金 93玉 94歩 同玉 83銀生 93玉 94銀成 同玉 72馬 93玉 83馬 …
2月17日にマイナビ準決勝戦の一つが開催された。 加藤桃子女流3段vs香川愛生女流4段の一戦。 後手番の香川さんが3間飛車に振った。 むずかしい中盤の攻防でしたが71手目73角と打たれてからは寄せきられてしまった。70手目27飛成がどうだったか、65銀と指し24銀なら66銀で勝負できたのではと思うがよくわかりません。先手は2枚角と3枚の桂で攻め倒したが握り詰として詰将棋の一つもできそうな駒の種類と数ではありました。 ひそかに香川さんを応援していたが残念でした。 振り飛車の将棋しか興味がない私は女流棋界では2強といわれる里見&西山の二人の将棋をいつも注目している。実はもう一人特別な思いをもって注…
書店で引きつけられるように手にしたのが標記の単行本。 著者は英文学者で上智大学外国語学部教授の小川公代さん。 「ケア」とは近年では介護という言葉を思い浮かべるが、ここでは育児もそうであるように「他者のニーズに応える行為」という広い意味でつかわれる。 「惑星」とは宇宙の話しではなく地球(人)という意味でつかわれている。 実はこの本の目次を見て少し驚いたのである。 14章からなる柱に半分近くがヴァージニア・ウルフの本の名が並んでいた。 ヴァージニア・ウルフはとにかく難しい。 私は「評論」と「ある作家の日記」から読み始めた。 モダニズム期の「意識の流れ」の手法を用いた小説はやっかいだ。 短編小説です…
西山女王に挑戦を決める第16期マイナビ本戦の準決勝の一局が2月10日に行われた。 甲斐智美女流5段v山根ことみ女流2段の一戦。 先手3間飛車vs後手向い飛車の相振り飛車となった。 下記途中図は昼食休憩に入った時の局面(後手が64手目65歩と指した)。 再開後、後手は相手からの7筋の攻めを犠牲にして69手目9筋の端攻めから猛攻し特に83手目44香から43銀以下攻め倒してしまった(93手で勝ち)。 今回の詰将棋:17手詰
芥川賞の発表号の文藝春秋は入手するようにしている。 その3月号に俳優の佐藤浩市さんと羽生善治9段の対談記事が見開き2ページで掲載されていた(三井住友信託のPR記事の一環)。 タイトルが「経験値を次の一手にかえてゆく」。 その中より一つの問答を紹介したい。 佐藤:「将棋も若い人のほうが有利な部分がある気がするけど、今の羽生さんの方が絶対に強いと思えることってどんなことですか」 羽生:「それは経験値というか、経験値みたいなものをどこまで具体的な技術に置き換えられるか、というようなことかなと思っていて。例えば落語家さんとか画家さんとか、年齢が上がらないと描けない作品があるという世界もあるし、スポーツ…
2月8日に第81期B2順位戦の9回戦が行われた。 そのなかより、高崎一生7段vs藤井猛9段の一戦。 先手向い飛車vs後手3間飛車となった。 振り飛車党同士の一戦はひそかに相振り飛車を期待するものだ。 しかし、こういうカードは妙に振り飛車を牽制しあうことがあるが、棋風を貫いてくれると真の振り飛車党だという気がしてくる。 確立されていないという相振り飛車の定跡に少しでも実戦を積み重ねようとする姿勢が感じられるからだ。 将棋は高崎7段が117手で勝ったが、それぞれに見所があった内容で満足している。 今回の詰将棋:21手詰
2月5日に第49期女流名人戦第3局が「関根名人記念館」で行われた。 2連敗してカド番となった伊藤沙恵女流名人の戦いぶりを注目していた。 第3局は先手が伊藤さんで後手が挑戦者の西山さんだ。 午前9時より中継サイトをみる。 先手の初手は26歩であっさり居飛車を選択。後手は8手目に3間飛車に振る。 3局続けての対抗型となった。午後1時より藤井猛9段による大盤解説会(YOUTUBE中継)が始まる(2台のパソコンを開く)。 午後2時前から局面が大きく動いた。 先手57手目54金から金の交換。61手目54銀から銀の交換。 この一連の流れから63手目43金と打ち込まれては後手は持ち駒は増えても玉形の差で先手…
標記のタイトルの本が1月に出版された。 著者は冨田誠也4段。 なかなか良い本だ。ここまで研究成果を公表してもよいのかと思うくらいだ。 実戦棋譜の併記なしでまとめあげたことも素晴らしい。 時折、居飛車党の棋士が振り飛車の本を出すことがあるが妙に説得力を感じないことがある。ましてやそれが<振り飛車破り>の本であればとんでもないことをやってくれる人だと一瞬、思ったりすることがある。 さて、その冨田4段が直近の順位戦で中飛車を指して勝っていた。 これを「有言実行」という。 先々、3間飛車の山本、4間飛車の谷合と云われるように中飛車といえば冨田の名が浮かぶようになってもらいたいと願っている。 今回の詰将…
2月2日第81期C2順位戦9回戦が行われた。 そのうちより、先手山本博志4段vs後手田村康介7段の一戦。 先手はよく指すいきなり3間飛車、後手もほどなく3間飛車で応じる。 玉の囲いは先手が居玉に後手金無双。 序盤早々、後手が攻めるので先手は金銀桂6枚が3段目に上がってしまったので玉はいずこの金銀へついていっていいか分からなかったのではないかと思うぐらいだ(居玉の理由)。 激しい攻防で後手の攻めをついに切らしてしまった(81手のわりと短手数)。 山本4段の受けっぱなしの将棋は大変珍しいと思った。 今回の詰将棋:21手詰
1月30日に第3期女流順位戦A4回戦が複数おこなわれた。 そのなかより、伊藤沙恵女流名人vs上田初美女流4段の一戦。 先手向い飛車vs後手3間飛車の相振り飛車となる。 先手の伊藤さんが時折みせる裏芸ともいえる相振り飛車である。 なんと67手の短手数で伊藤さんが勝利した。 居飛車党なのにうまく指すものである。 私が不思議に思うものが現在、進行中の女流名人戦5番勝負である。 挑戦者の西山朋佳2冠が2連勝で第3局が2月5日におこなわれる。 なぜ相振り飛車に持ち込まないのであろうか。 分が悪いと思っているのであろうか。 一局ぐらい見せてほしいと声を大にして言いたい。 今回の詰将棋:23手詰
新しい年の到来もはや1ケ月が過ぎました。 アベマTVなどの中継も最近はすっかり「相掛かり」などの将棋が多く観る将棋の方も気力がわきません。そういうときはYouTubeで将棋ウオーズの振り飛車アーカイブをよく見ています。 振り飛車そのものの対局が少ないので自分が納得する棋譜に巡り合うのも少なくなってきました。そういうなか1月26日の対局より気になった2局を紹介いたします。 1つは49期棋王戦より北浜健介8段vs里見香奈女流5冠の一戦。 先手3間飛車に対して後手向い飛車。囲いが金無双vs里見金無双です。 こういうオーソドックスな相振り飛車はながめていて落ち着きます。 48手目後手は66角と切り、以…
1月1日分:12銀成 24玉 23角成 同玉 22飛 まで5手詰 1月16日分:73桂 同銀 81飛 71桂 72銀 同玉 83桂成 同桂 71金 62玉 61金 72玉 71飛成 まで13手詰