第15期マイナビ女子オープンの一斉予選が6月26日に行われた。 午前・午後に通算3回、12局単位で延べ36局行われた。 最終的に12名が本戦トーナメントへの出場が決まった。 私が特に注目したのは36局の戦型分析である。 25局が振り飛車でうち6局が相振り飛車となった。 25÷36=0.694で約7割が振り飛車戦である。 女流棋士の戦型傾向をある程度裏付けたことになりそうだ。 その中より長谷川優貴女流2段vs藤田綾女流2段の相振り飛車戦を紹介したい。 途中図は先手が49手目に56金と上がったところである。これに対して後手は65銀と切りこんで本格的な中盤戦となった。以後、緊迫感のある攻防が続いたが…