ハンガリーを拠点にカメラ片手に周辺の“いい処”探しの旅と歴史・生活情報
米国とハンガリー、メキシコの20年間の駐在生活ののち、晴耕雨読を目指してバラトン湖畔(ハンガリー)に居残ってしまった、かつての企業戦士。中世の教会を主体に写真撮影の旅を楽しんでいる。
国8沿線(5)ヴァシュ郡 (Vas megye) 中世の教会
ハンガリーの街の名前には、長くて、何処で切って発音したら良いのか困ってしまうものに出くわすことが、ままある。今回のチェンペスコパーチ(Csempeszkopacs)もその一つで、前回のセーケシュフェヘールヴァール(Székesfehérvár)に比べれば、まだ大分マシと云えるが。どうせ、まともに発音できないのだから、いっそ、うーんと長い方に愛着を感じてしまう。●シャールヴァール(Sárvár)へ向かって流れるラーバ川Jan.282020この地域はハンガリー第三の河川、ラーバ(Rába)川に近いという事と、昔からの西側からの幹線街道(国道8号線)沿いであったせいか、昔は栄えていたのだろう、地図に依ると教会や領主の館(宮殿)が集中している。ラーバ川を境に西へは、オスマン帝国の進出はなかった為、古い建造物や遺跡が残っ...国8沿線(5)ヴァシュ郡(Vasmegye)中世の教会
<今日のスケッチ>これは10日ほど前に、ブダペストの日本大使館に年金の生存証明としての在留証明書を発行して貰うために、年1回の恒例行事となっているもので、他には国政選挙の不在投票に行くだけで、普段はまず大使館を訪ねることはない。在職中に至っては、行く用はなかった(その方が事件がなかったわけで良いのかも知れないが。)場所は他国の大使館の多くがペスト側に集中しているのに比べ、ブダ側の閑静な高級住宅地域にあって、ぶらり訪ねるのに悪くはない場所柄である。そこで一度、写真に収めておきたいと思ったのであるが、大使館を撮ることは禁止されているので、通りをスケッチしたみた。スケッチに人物を入れるのが、多くの画家たちは好みのようで、割と人間の動作というものを描くのは難しく、練習もしたかった理由もあった。(よってスケッチの中の人物...ブダペストをスケッチ(1)
今日のスケッチは国道8号線沿いにある陶磁器の街ヘレンドの公園内の冬風景である。Jan.152020筆ヘレンドの敷地内の池Sep.152019撮池の周りの大きな樹々はすべて伐採されていた(お気に入りの場所だったのに)週末の金曜日に以前勤めていた職場の同僚がリタイアするので、祝賀パーティーに来ないかという招待を受けた。ハンガリーで、ずうっと一緒に働いてきた15年来のパートナーで今までの会社人生で外国人としては、最も長いパートナーであった。辞めて、よその会社に行くわけでもなく、とにかくお目出たいお別れである。涙はあっても、嬉し泣きだ、いろいろ苦しい事もあったが、今となっては楽しい思い出ばかり、さあ感謝を込めたプレゼントは何にしようか?時間があって、日本に戻れば.......迷いに迷った挙句、ヘレンドの磁器にしょうと、...ヘレンド(Herend)をスケッチ
令和最初のお正月は幸先よく、年末からずうっと好天続きのハンガリーの気象状況であり、昨日(1/09)は冬には珍しく、穏やかな綺麗な夕陽を見ることが出来た。そこで早速、<スケッチ>Jan.102020筆<元になった写真風景>バラトンヴィラゴシュ(Balatonvilágos)の夕陽の丘よりJan.092020撮スケッチと下記に紹介する前回のブログで触れた「社内独語」という本のコラムとの関連性は、全くないのであるが、敢えてこじ付けるならば、いい景色を見ると、本も素直な気持ちで読めるということだろうか。<昭和48年から一章を紹介>「通学路追想....page81」Apr.151973子供の交通事故による犠牲が目立ってふえてきた。年を追うに従って交通事故の重みがひとつの恐怖となって迫ってくる。新入園児たちは明るい顔で通園...バラトン湖をスケッチ(8)
我が家の庭で、一番陽当たりの良い場所なのであろうか、洋菊が10月中旬頃から咲き続けており、12月になると黄色いウンナンローバイが春を待たずに、フライング気味に咲き始めた。<スケッチ>断捨離というよりは、むしろお迎えの時に出来るだけ残る物は少なく、後片付けしてくれる人に迷惑の掛からないようにと、日常生活を営む上で最小限だけにしておこうなんて思っている昨今である。今まで引っ越した先々で物を新しくするので、引っ越し貧乏どころかドンドン物が増えていってしまった。外国で残しても、どうにもならないのが日本語の本であろう。とにかく重くて、嵩張って、おまけに読める人が少ないと来ており、処分に困る代物であることは間違いない。定年後はハンガリーで、姿を消して久しい貸本屋でもやろうかと思っていたくらいなので、半端ない数に増えてしまっ...バラトンをスケッチ(7)
ペーチ(Pécs)はハンガリーの中でも、1,2を争う美しい都であり、ダウンタウンをスケッチしないわけにはいかないだろう。<スケッチ>街の中心はセーチェニ広場Jan.052020筆街の人口は16.5万人で、ハンガリー第4の都市であり、バラニャ県の県庁所在地。緑の丸屋根はイスラム教のモスクでオスマントルコ軍が残したハンガリー随一の置き土産で、現在はカトリック教会として使われている。Nov.112018撮■ペーチ・マーロム(Pécs-Málom)聖ヨージェフ教会<スケッチ>Jan.042020筆日本では、いざ知らず都会の住宅地に、こんな古刹がと思うほど住民と共存している教会で12世紀にロマネスク様式で、まずは外観の茶色の部分が建てられた(内陣と祭壇部外観)。後に16世紀には白い部分(塔も含む)がバロック様式で増築され...ペーチをスケッチ(2)
ペーチ(Pécs)はハンガリー南部に位置し、クロアチアに近く、毎年1回は訪ねる最も気に入っている街の一つである。古代、中世の時代に渡ってハンガリーの建国上、重要な役割を果たして来た、とりわけペーチ近郊には中世の古刹が多く残っており、再度じっくり見て回り、スケッチなどするのも面白い。■トゥーロニィ改革派教会(Túronyreformátustemplom)Jan.042020筆教会自体はアルパート王朝時代より存在し、14世紀になって現在実在する塔を除く部分(内陣+祭壇)がゴシック様式で建立された。18世紀になって、内陣はバロックで改築され、1827年には塔が増築された。Dec.302019撮スリット様の細長い窓(上の5個と祭壇側の2個)と建物補強用の脚ゲタがゴシック様式。教会入口祭壇がある後方Dec.302019...ペーチをスケッチ(1)
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