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Maximaで綴る数学の旅 https://maxima.hatenablog.jp/

数式処理システムMaxima/Macsymaを使って、数学を楽しみましょう。Maxima入門あり。

jurupapa
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2012/12/30

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  • -数学- Lean4のお勉強 3の倍数の確認方法

    まだ小学生の頃に習ったことで印象に残っているのは3の倍数の確認方法でした。各桁を足した数が3の倍数ならば元の数も3の倍数、というアレです。 倍数とか約数とかがLean4で扱えるようになり、この3の倍数の確認方法の証明を書き下してみようと思いました。自分で定理を形式化して証明を与えることを一通りやるには良いのではないかと思ったのです。 任意桁数の3の倍数で証明しようとすると、その数の10進数展開がk桁あるとして各桁を$a_n$とすると$\sum_{n=0}^{k-1} a_n\,10^n$と表すことができるところから始める必要があります。まだ$\sum$記号を勉強していないこともあり、えいやで3…

  • -数学- Lean4のお勉強 $\sqrt{2}$が無理数であること

    Mathematics in Lean 4で進めてきているLean4の勉強も第4章となり、初等整数論が扱えるところまで来ました。 最初の節では$\sqrt{2}$が無理数であることを示します。とはいってもこの段階で示すことは$\sqrt{2}$が有理数であるとして矛盾を導くことまでです。$\sqrt{2}$が実数の中に存在することまで示すわけではありません。 証明は古代ギリシャから知られているものです。$\sqrt{2}=\frac{m}{n}$となる互いに素な自然数$m,n$が存在するとします。すると $$m^2=2\,n^2$$ です。ここから$m$が偶数であることがわかります。$m=2\…

  • -数学- Lean4のお勉強 シュレーダー=ベルンシュタインの定理

    第4章「集合と関数」の最後のセクションはシュレーダー=ベルンシュタインの定理のLean4による証明です。 初めてこの定理をきちんとした形で知りました。集合論の濃度に関する基本的な定理です。 定理:$\alpha, \beta$を集合、$f:\alpha \rightarrow\beta, g:\beta\rightarrow\alpha$が両方とも単射である時、$\alpha$から$\beta$への全単射がある。 集合の濃度に関して$ \alpha \ge \beta , \beta \ge \alpha $のとき$ \alpha = \beta $が成り立つということで確かに基本的です…

  • -数学- Lean4のお勉強 関数

    Mathematics in Leanの第4章「集合と関数」の中の2つ目のセクションである「関数」を読みながら練習問題を解いています。その問題の中で集合族の積集合の写像と集合族の写像の積集合に関する問題がありました。全称量化子と存在量化子が絡み、なかなか手強かったので、紹介したいと思います。 練習問題とその証明は下記のとおりです。 example (i : I) (injf : Injective f) : (⋂ i, f '' A i) ⊆ f '' ⋂ i, A i := by01 intro y h102 simp at h103 simp04 have : (∃ x, (∀ (j : …

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