4月17日、りんは天寿を全うしました。いつかは来るこの日。数年前から、今年が明けてからはいっそう、そしてその数日前からは、より迫ったリアルな現実として覚悟をかためてきたつもりでしたが…やはりお別れはつらいものですね。ただ救いは、前の晩、すぐそばで添い寝しながら、何度も息を確かめ、ほっとしてはそのからだを撫でてやりながら過ごしたこと、翌朝、注射器に吸ったスープや水を少しでも飲んでくれたこと、そのあときれいなおしっこをじゅうぶんに出してくれたこと、それからまもなく、苦しまず自然に息を引き取ったこと。自分の手で死後のケアをしてやれたこと、出張中の夫が無理を強行して一時帰宅してくれるまできれいな姿で保ってやれたこと。火葬に出すとき、夫と一緒に見送ってやれたこと…棺を花でいっぱいにして、夫も私もりんへのメッセージを...りんを見送りました