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さくら・たわわにたわごと https://blog.goo.ne.jp/sakuratakanashi

合唱、ドイツリート、川柳、愛犬りん、お酒、折々のひとりごと…私さくらの愛しきものたちとの日々。

さくら
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2012/11/15

  • 小満・麦秋至る~紫陽花と初浴衣

    新暦の、およそ5月31日~6月4日ごろの今の時期は旧暦では小満の末候、「麦秋至る(ばくしゅういたる)」です。麦秋至るとは、麦が熟して、収穫するころ。実りの季節を、麦の秋と呼びならわしたそうです。毎年、通勤道で楽しませてくれる紫陽花です。先日、日常の食材を買うおなじみのスーパーで、たまたまその日紫陽花が売られていました。ひと株だけ売れ残っていた、その最後の鉢を買ってわがやに仲間入りしてもらいました。(格安のおねだんでしたよ^^)さっそく、少し大きめの鉢に植え替えてやって…↓1週間ほどしたら、いっそう色あざやかな青に。↓以前買った紫陽花は、私がいつまでも花を切らずにいたために翌年花を咲かせることができず、しばらく様子を見ましたが、結局だめにしてしまったのです。育て方を知らないままに、かわいそうなことをしました...小満・麦秋至る~紫陽花と初浴衣

  • 小満・紅花栄う~久しぶりの着物は…

    新暦の、およそ5月26日~30日ごろの今の時期は旧暦では小満の、もう次候、「紅花栄う(べにばなさかう)」です。飛ばしてしまったみっつの時候…立夏の次候は「蚯蚓出ずる(みみずいずる)」…土を肥やしてくれる、みみずが土の中から出てくるころ立夏の末候は「竹笋生ず(たけのこしょうず)」…たけのこがひょっこり出てくるころ小満の初候は「蚕起きて桑を食う(かいこおきてくわをくう)」…蚕が、桑の葉をいっぱい食べて育つころでした。小満とは、いのちが次第に満ち満ちていくころのこと。草木も花々も、鳥も虫も獣も人も、日を浴びて輝く季節。紅花栄うとは、紅花が一面に咲くころ。黄色い花を咲かせ、紅の染料となりますね。色とりどりの紫陽花が咲く季節になりましたね。またまた間があいてしまいました。日常動作でしばしばおそわれる肩の痛みやら夜中...小満・紅花栄う~久しぶりの着物は…

  • 立夏・蛙始めて鳴く~GW明けて

    ありゃあ、いくつの時候を飛ばしてしまったことやら;;新暦の、およそ5月5日~9日ごろの今の時期は旧暦ではもう立夏の初候、「蛙始めて鳴く(かえるはじめてなく)」です。飛ばしてしまったふたつの時候…穀雨の次候は「霜止んで苗出ず(しもやんでなえいず)」…霜のおおいがとれ、苗が健やかに育つころ穀雨の末候は「牡丹華さく(ぼたんはなさく)」…牡丹の花が咲きだすころでした。立夏とは、次第に夏めいてくるころのこと。青葉若葉のみどり、さわやかな風、気持ちよい五月晴れの季節。蛙始めて鳴くとは、野原や田んぼで、蛙が鳴きはじめるころ。オスの蛙が、メスの蛙を恋しがって鳴く声だとか。蛙も、恋の季節ですね。さて、めずらしく長い連休だったわが職場も今日から診療再開でした。患者さんも、院長およびスタッフも、GWのあいだ大きな変化や事故など...立夏・蛙始めて鳴く~GW明けて

  • 穀雨・葭始めて生ず~遅咲きの桜

    新暦の、およそ4月20日~24日ごろの今の時期は旧暦では穀雨の初候、「葭始めて生ず(あしはじめてしょうず)」です。飛ばしてしまった時候ひとつ…清明の末候は「虹始めて見る(にじはじめてみる)」…春の雨あがり、空に初めて虹がかかるころでした。穀雨とは、たくさんの穀物をうるおす春の雨が降るころのこと。この季節の終わりにはもう、夏のはじまりを告げる八十八夜が訪れます。葭始めて生ずとは、水辺の葦が芽を吹きはじめるころ。夏には背を伸ばし、秋には金色の穂が風になびきます。前回の記事から、特に大きなできごとやイベントはなく毎日ジタバタしつつも、平和といえる日常を過ごしていました。仕事や外出から、そそくさと帰宅してりんの粗相のあるなしにドギマギするのも変わらず^^;おでかけもしたいけれど、今はりんを置いての遠出や長時間の外...穀雨・葭始めて生ず~遅咲きの桜

  • 清明・玄鳥至る~雨ニモマケズ?

    新暦の、およそ4月9日~13日ごろの今の時期は旧暦では清明のもう次候;「鴻雁北へかえる(がんきたへかえる)」です。またまた飛ばしてしまったふたつの時候…春分の末候は「雷乃声を発す(かみなりこえをはっす)」…春の訪れを告げる雷が鳴りはじめるころ清明の初候は「玄鳥至る(つばめきたる)」…海を渡って、つばめが南からやってくるころでした。清明とは、すべてのものが清らかで生き生きとするころのこと。若葉が萌え、花が咲き、鳥が歌い舞う、生命が輝く季節の到来です。鴻雁北へかえるとは、日が暖かくなり、雁が北へ帰っていくころ。夏場はシベリアへ、秋にはまた日本へ渡ってくるのですね。3月も半ば過ぎになってから、ようやく咲き初めてくれた白いハルサザンカは、その後次々と、蕾のほぼ全部が花ひらきました。咲いたあとは、1週間ほどで散って...清明・玄鳥至る~雨ニモマケズ?

  • 春分・桜始めて開く~ハルサザンカ

    新暦の、およそ3月25日~29日ごろの今の時期は旧暦では春分の次候、「桜始めて開く(さくらはじめてひらく)」です。飛ばしてしまったふたつの時候…啓蟄の末候は「菜虫蝶と化す(なむしちょうとかす)」…冬を過ごしたさなぎが羽化し、蝶に生まれ変わるころ春分の初候は「雀始めて巣くう(すずめはじめてすくう)」…雀が枯れ草や毛を集め、巣をつくりはじめるころでした。春分とは、太陽が真東から昇り、真西に沈む日のこと。昼と夜が同じ長さになる春分の時期は、二十四節気の大きな節目のひとつです。桜始めて咲くとは、その春に初めて桜の花が咲くころ。…ですが、ご近所や通勤道の桜の木々は、まだつぼみのまま。週末からここ数日、冷たい雨の降る寒い日が続き、いまだにほころびる気配はみえません。当初は早そうに思えた今年の開花、思いのほか遅れていま...春分・桜始めて開く~ハルサザンカ

  • 啓蟄・桃始めて笑う~りんとお留守番

    新暦の、およそ3月10日~14日ごろの今の時期は旧暦では啓蟄のもう次候、「桃始めて笑う(ももはじめてわらう)」です。啓蟄とは、陽気に誘われ、土の中の虫が動きだすころのこと。ひと雨ごとに、春になっていくような季節ですね。桃始めて笑うとは、桃のつぼみがほころび、花が咲きはじめるころ。花が咲くことを、昔は「笑う」といったのですね。飛ばしてしまったふたつの時候は雨水の末候「草木萌え動く(そうもくもえうごく)」…次第にやわらぐ陽光のもと、草木が芽吹きだすころ啓蟄の初候「蟄虫戸を啓く(すごもりむしのとをひらく)」…冬ごもりしていた虫が、姿を現しはじめるころでした。夫の出張が続き、りんとの長いお留守番中です。先週は職場のナーススタッフの急病で代わりに勤務したりシフト変更があったりで、ちょっとバタバタしました。その中で、...啓蟄・桃始めて笑う~りんとお留守番

  • 雨水・霞始めて靆く~断捨離は。。。

    新暦の、およそ2月24日~28日ごろの今の時期は旧暦では雨水の次候、「霞始めて靆く(かすみはじめてたなびく)」です。霞始めて靆くとは、春霞がたなびき、山野の情景に趣きが加わるころ。遠くかすかな眺めが、ほのかに現れては消える、移ろいの季節です。たなびく霞と、立ちこめる霧。春は霞、秋には霧と呼び分けるとか。また、気象学では、視程1キロ以下のものが霧、それより薄いものが霞だそうですよ。そして夜には、霞とは言わず朧(おぼろ)と。沈丁花は満開。先日買ったチューリップの株は、水仙のお隣りで、可愛いピンクの花を咲かせてくれました。水仙もまだまだ元気に咲き、いい香りを放っています。唐突ですが、お友達が教えてくれた動物柄のワンカップ酒。こんなの見せられたら、買うしかないわ~♪すっきりさっぱり、甘みも辛みもうまみも??ひかえ...雨水・霞始めて靆く~断捨離は。。。

  • 雨水・土脈潤い起こる~おひなさまいろいろ

    新暦の、およそ2月19日~23日ごろの今の時期は旧暦では雨水の初候、「土脈潤い起こる(どみゃくうるおいおこる)」です。ひとつ飛ばしてしまった立春の末候は「魚氷に上る(うおこおりにあがる)」…暖かくなって湖の氷が割れ、魚が跳ねあがるころでした。雨水とは、降る雪が雨へと変わり、氷が解け出すころのこと。昔から、農耕の準備を始める目安とされてきた季節です。土脈潤い起こるとは、早春の暖かな雨が降り注ぎ、大地がうるおい目覚めるころ。捕えた魚を岸に並べ、なかなか食べようとしない獺の様子が祭の供え物のように見えたことから、古くは「獺魚を祭る(かわうそうおをまつる)」という、不思議な季節とされていました。そして、雨水といえばおひなさま。もともとひな祭りは水に関係する行事で、ひな人形は厄を移した人形を水に流していたことに由来...雨水・土脈潤い起こる~おひなさまいろいろ

  • 立春・黄鶯睍睆く~春が次々と

    新暦の、およそ2月9日~13日ごろの今の時期は(1日過ぎてしまっていますが、おゆるしを^^;)旧暦では立春の次候、「黄鶯睍睆く(うぐいすなく)」です。黄鶯睍睆くとは、春の到来を告げる鶯が、美しい鳴き声を響かせるころ。「春告鳥」ともいわれる鶯ですが、初めからじょうずに鳴けるわけではないのですよね。。。ケキョッ、ホッ、ホケッなどという、まだたどたどしい鳴き方を耳にすると、ガンバレ!と応援したくなります。開花の早い今年の梅は、もう見頃だとか。急に春の暖かさがやってきて、季節に追いかけられているようで、あたふたさせられています。わがやのお雛さまには、早々とご登場いただきましたが♪2月中にもう一度ある着物のおけいこでは、昨年も着た、母の梅柄の着物を着ようと思っていますが、咲き終えていたらどうしましょ;;年明けには色...立春・黄鶯睍睆く~春が次々と

  • 立春・東風凍を解く~大正浪漫で

    新暦の、およそ2月4日~8日ごろの今の時期は旧暦では立春の初候、「東風凍を解く(とうふうこおりをとく)」です。さあ、新年のはじまりです。旧暦の七十二候では、新年はこの季節から始まります。立春とは、初めて春の兆しが現れてくるころのこと。そして、この季節から数えて最初に吹く南寄りの強い風が「春一番」です。東風凍を解くとは、暖かい春風が吹いて、川や湖の氷が解け出すころ。とはいえ…立春を迎えた途端、いっそうの冷え込みと大雪でしたね。私の住んでいるあたりは雪も降らず、寒いのを我慢するだけですみましたが、東京は通勤・通学もたいへんなことでしたね。春が待たれるところへ、まだ冬の試練がありました。。。先日は今年お初の、着物のおけいこ。五十肩の痛みで右肩の動きが悪く、いつも以上にうまくいきません。帯が巻けない、帯枕が上がら...立春・東風凍を解く~大正浪漫で

  • 大寒・鶏始めて乳す~今月のことば

    新暦の、およそ1月30日~2月3日ごろの今の時期は旧暦では大寒の末候、「鶏始めて乳す(にわとりはじめてにゅうす)」です。とばしてしまった次候は「水沢腹く堅し(みずさわあつくかたし)」…沢の水が厚く張りつめるころでした。鶏始めて乳すとは、鶏が卵を産みはじめるころ。動物たちにとって、春は出産の季節ですね。少しずつ日が長くなり、春が近づいていることを感じさせます。それでも、寒さはまだまだ。コロナにインフルエンザ、カゼもまだ流行っているのに加えて、早い花粉症も;苦しいとか肌が荒れるとか、支障があるのでなければマスクはしておくのがよさそうです。コロナ禍でマスクが必須だったころ、手洗い&うがいの習慣もついて、インフルエンザがまったくと言っていいほど出なかった年がありましたね。マスクの効果も大きいと思います。今月のこと...大寒・鶏始めて乳す~今月のことば

  • 大寒・款冬華さく~母の色無地で

    新暦の、およそ1月20日~24日ごろの今の時期は旧暦では大寒の初候、「款冬華さく(ふきのとうはなさく)」です。大寒とは、1年でもっとも寒さが厳しいころのこと。そして、日が次第に長くなり、春へ向かう時期でもあります。款冬華さくとは、蕗の花が咲きはじめるころ。凍てつく地の下では、春の支度が着々と進められているのですね。昨年から予定されていたオフ会で、新春の文楽公演におでかけ。かつて母が着ていた色無地に、初めて袖を通しました。帯もお初です。この着物に、母がどんな帯を合わせていたのか、私の記憶にはなく、写真も残っていないので、わからなくて…それとは別に、何年も前にお店で見せていただいてから、憧れていた帯がありました。今の自分には不相応かな…と、ずっと見送ってきたのですが、まだお嫁入りしていなかった(!)この帯を、...大寒・款冬華さく~母の色無地で

  • 小寒・雉始めて雊く~年明けのバタバタ

    新暦の、およそ1月15日~19日ごろの今の時期は旧暦では小寒の末候、「雉始めて雊く(きじはじめてなく)」です。とばしてしまった次候は「水泉動く」…地中では凍っていた泉が動きはじめるころでした。10日までお供えする鏡餅は、11日に鏡開き。商売繁盛を祈念する十日戎のお祭りもすみましたね。雉始めて雊くとは、雉のオスが、メスに恋して鳴きはじめるころ。寒さの続く中に、早くも春の訪れを感じさせますね。都会育ちの私にはまだ経験がないのですが、「ケーン」という雉のオスの鳴き声を、実際に聴いてみたいものです。年末もそうでしたが、職場のクリニックは、ぐあいのわるい人、定期の薬が切れる人などなど…で混みあい、年明けから毎日バタバタです。ひとくちにカゼ症状、とはいっても、その様子はさまざま。コロナとインフルエンザが混在する中、長...小寒・雉始めて雊く~年明けのバタバタ

  • 小寒・芹乃栄う~年明け

    新暦の、およそ1月5日~9日ごろの今の時期は旧暦では小寒の初候、「芹乃栄う(せりのさかう)」です。小寒とは、寒さが極まるやや手前のころのこと。寒の入りを迎え、立春になる寒の明けまでの約1カ月が寒の内です。芹乃栄うとは、芹がすくすくと群れ生えてくるころ。春の七草のひとつですね。新年明けて早々の地震。そして飛行機事故。たいへんなことになりました。被害に遭われた方々には、心よりお見舞い申し上げます。どうか1日も早く、日常が戻りますように。能登からは遠い、関西であるここ兵庫県尼崎市でも、またあの阪神淡路大震災が…?と不安を感じる揺れ方でした。実際には、あのときよりはるかに軽い揺れだったのですが、次に大きな揺れが続いて来るのか?と、身構えましたね。現地の揺れは相当だったことでしょう。わるいできごとは、今年はこれでお...小寒・芹乃栄う~年明け

  • 冬至・雪下麦を出だす~今月のことば

    新暦の、およそ12月31日~1月4日ごろの今の時期は旧暦では冬至の末候、「雪下麦を出だす(せっかむぎをいだす)」です。雪下麦を出だすとは、降り積もる雪の下で、麦が芽を出すころ。植物は、地中や冬木立の枝先で、芽吹くちからを育んでいるのですね。今年を締めくくり、来たるべき新年へつながる時候となりました。あっという間に過ぎたように思える1年の間にも、いろいろあったあれこれが思い返されます。事故で骨折し、せっかく治癒した左膝をまた転んで負傷したとか(打撲と擦過傷ですんでよかったです、ホント;;)ついにコロナにやられてしまい、しばらくウツが続いたとか歌はとうとう、すべて1年お休みしてしまったとか着物はちっとも上達しないとか川柳はいつも締め切りギリギリであせってばかりだとか不覚に思える事態やできごともありますが。。。...冬至・雪下麦を出だす~今月のことば

  • 冬至・麋角解つる~着物にクリスマス

    新暦の、およそ12月26日~30日ごろの今の時期は旧暦では冬至のもう次候、「麋角解つる(しかのつのおつる)」です。冬至とは、1年でもっとも昼が短く、夜が長いころのこと。これから日が伸びていくので、古代には冬至が1年のはじまりだったそうです。麋角解つるとは、大鹿の角が抜け落ちて、生え変わるころ。大鹿とはトナカイの仲間で、大鹿の角のことを「麋角(びかく)」というのですって。盛大に??とばしてしまった「大雪」は、いよいよ本格的に雪が降り出すころのこと。毎年この時期は、雪深い地方に住む方々の苦労がしのばれます。大雪の初候は、「閉塞く冬と成る(そらさむくふゆとなる)」…天地の陽気がふさがり、真冬が訪れるころ次候は「熊穴に蟄る(くまあなにこもる)」…熊が穴に入って冬ごもりするころそして末候は「鱖魚群がる(さけむらがる...冬至・麋角解つる~着物にクリスマス

  • 小雪・橘始めて黄なり~今月のことば

    新暦の、およそ12月2日~6日ごろの今の時期は旧暦では小雪の、もう末候、「橘始めて黄なり(たちばなはじめてきなり)」です。小雪とは、寒さが進み、そろそろ雪が降りはじめるころのこと。とはいえ、雪も寒さもまださほどでなく、これからです。とばしてしまった初候は「虹蔵れて見えず(にじかくれてみえず」…虹を見かけることが少なくなるころ次候は「朔風葉を払う(さくふうはをはらう)」…冷たい北風が、木々の葉を払い落とすころでした。橘始めて黄なりとは、橘の実がだんだん黄色くなってくるころ。冬でも、あおあおとした常緑樹です。なかなか更新できず、のぞいてくださるみなさまごめんなさい。元気にしています。が、日常のことをこなしているだけなのに、あっというまに1日1日が過ぎてゆき。。。;;ふと気づけば、もう師走。今年もあとひと月足ら...小雪・橘始めて黄なり~今月のことば

  • 立冬・金盞香し~久しぶりのおけいこ

    新暦の、およそ11月17日~21日ごろの今の時期は旧暦では立冬の末候、「金盞香し(きんせんこうばし)」です。金盞香しとは、水仙の花が咲き、かぐわしい香りが漂うころ。金盞とは金色の杯を意味し、黄色い冠をいただく水仙の別名とのこと。よい香りがして、清楚で品のあるすがたの水仙は、大好きな花のひとつです。ところで、うちの山茶花はまだ咲きません。つぼみは増えているようなのに、まだまだ固そう。大丈夫かなあ。。。;先日は、数か月ぶりで着物のおけいこに行くことができました。お稽古も久しぶりなら、着物を着ることじたい久しぶり。お稽古の前、朝のうちに予約してあったりんのデンタルケアにおでかけなどしており、着付けの時間がじゅうぶんとれなかったせいもありますが、準備に手間取りもたもたして、帯はもう諦め(えっ??)伊達締めのまま羽...立冬・金盞香し~久しぶりのおけいこ

  • 立冬・山茶始めて開く~今月のことば

    新暦の、およそ11月7日~11日ごろの今の時期は旧暦では立冬の初候、「山茶始めて開く(つばきはじめてひらく)」です。立冬とは、冬の気配が山にも里にも感じられてくるころのこと。木々の葉が落ち、冷たい風が吹き、冬枯れの様子が目立ってくる時期ですが…木々は色づき、さすがに朝晩は冷えますが(でも昨夜はなんだか暑かった;;)日中はいまだに汗ばむ暑さです。山茶始めて開くとは、山茶花の花が咲きはじめるころ。候に「つばき」とありますが、ツバキ科の山茶花のことをいうのだとか。駅に向かう途中の道、ご近所のサザンカが、可愛らしいピンク色で咲きはじめています。わがやにも、昨年、無人の古物商でつい衝動買いし連れ帰った白いサザンカの鉢がありまして、いま何個もつぼみをつけています。ちゃんと咲いてくれるか、ドキドキしながら見守っていると...立冬・山茶始めて開く~今月のことば

  • 霜降・霜始めて降る~大近松三百年祭

    新暦の、およそ10月23日~27日ごろの今の時期は旧暦では霜降の初候、「霜始めて降る(しもはじめてふる)」です。霜始めて降るとは、霜がはじめて降りるころ。。。ですが、このあたりでは、まだそんな実感はないですねえ。さすがに朝晩の冷えや日暮れの早さには、冬に向かうことを感じさせられますが。秋晴れのお散歩びよりだった先日の日曜日、この催しに出かけました。ひとりで…昭和11年から始まった近松祭ですが、近松門左衛門の生誕三百年ということで、今年は「大近松三百年祭」。近松公園は、ちょっと足を延ばせば行けるご近所なのに、私は行きも帰りも迷いながら、なんとかたどり着いたというありさまでした。本当は夫も一緒に、の予定だったのですが、急な出張が入り、先週から例によって不在です;;お目当ては、人形浄瑠璃。人間国宝であられる吉田...霜降・霜始めて降る~大近松三百年祭

  • 寒露・蟋蟀戸に在り~紅型の袷

    新暦の、およそ10月18日~22日ごろの今の時期は旧暦では寒露の末候、「蟋蟀戸に在り(きりぎりすとにあり)」です。蟋蟀戸に在りとは、きりぎりすが、戸口で鳴くころ。この「蟋蟀」とは、こおろぎか、きりぎりすか。諸説あるようで定かではないのですが、昔はこおろぎのことをきりぎりすと呼んでいたので、この蟋蟀はこおろぎや鳴く虫の総称といえそうです。この夏最後の浴衣を着て、お友達と会おうと思っていた9月の予定は、コロナにかかってしまったおかげで実現できず。そのほかにも、いくつかの予定をキャンセルしたり、延期してもらったりでした。心残りの浴衣は、来年夏のお楽しみとして…7月~8月の間に何回かは着られたので、よしとします~。記事には書けずじまいでしたが、お世話になっている先生のお宅におじゃましたり、着物でお世話になっている...寒露・蟋蟀戸に在り~紅型の袷

  • 寒露・菊花開く~りん18歳

    新暦の、およそ10月13日~17日ごろの今の時期は旧暦では寒露の次候、「菊花開く(きっかひらく)」です。ひと月ぶりの更新になってしまいました;秋分の時期を飛び越し、今はもう寒露…露が冷たく感じられ、空気が澄み、月が冴え冴えと明るい季節です。とばしてしまった初候は「鴻雁来る(がんきたる)」…雁が北から渡ってくるころ、でした。菊花開くとは、菊の花が咲きはじめるころ。昨日、今年初めて金木犀の香りにであいました。その前日には、車に乗って走りながらの景色のなかに金木犀が咲いた姿を見つけたのですが、香りまでは届かなかったので。夏が長く暑かった今年も、ちゃんと秋には彼岸花が、金木犀が咲いてくれましたね。そしてこれからは菊。初めは薬草として、奈良時代に中国から伝わったのだそうです。今でも漢方薬に使われます。身体の余分な熱...寒露・菊花開く~りん18歳

  • 白露・玄鳥去る~なんでもない日常

    新暦の、およそ9月17日~21日ごろの今の時期は旧暦では白露の末候、「玄鳥去る(つばめさる)」です。ひとつとばしてしまった次候は「鶺鴒鳴く(せきれいなく)」…鶺鴒が鳴きはじめるころ、でした。玄鳥去るとは、つばめが南に帰るころ。春先に訪れた渡り鳥と、しばしお別れの時期です。それにしても、日中はまだまだ暑いですね。。。出勤の時間帯の暑さが、コロナ明けの身にはまだ堪えます。今週末には、秋の空気に変わりそう、との予報でしたが。夫も私も、コロナあと仕事に復帰して1週間を過ぎた週末、久しぶりにりんを連れてお散歩に。カート付きですが…ところどころで下ろすと、ちゃんとそこそこ歩いてくれます。爪切りに行った病院では、「りんちゃん、目もキレイだし、若々しいですね~」なんて、うれしいお言葉をいただきました^^やっとこさでこの状...白露・玄鳥去る~なんでもない日常

  • 白露・草露白し~復職

    新暦の、およそ9月7日~11日ごろの今の時期は旧暦では白露の初候、「草露白し(くさのつゆしろし)」です。白露とは、大気が冷えてきて露を結ぶころのこと。ようやく残暑が引いていき、本格的に秋が訪れてくる、そんな時期ですが。。。草露白しとは、草に降りた露が白く光ってみえるころ。朝夕の涼しさが、くっきりと際立ってきます。むかしの歳時記どおりには、もはやたどってゆけなくなった現代の気候。温暖化の加速を止めることはできないのでしょうか。コロナで1週間もお休みしてしまいましたが、夫も私も、今日からぼちぼち仕事再開です。ずっと食欲がなく、体力が戻りきらないままヒキコモリの1週間だったので、まず駅まで歩けるでしょうか。。。;;まだまだ暑い時間帯です。ゆっくり治していきましょうっと。とにかくも歩きださねば始まらぬさくら白露・草露白し~復職

  • 処暑・禾乃登る~コロナでダウン

    新暦の、およそ9月2日~6日ごろの今の時期は旧暦では処暑のもう末候、「禾乃登る(こくものみのる)」です。処暑とは、暑さが少しやわらぐころのこと。朝の風や夜の虫の声に、秋の気配が漂い出す…そんな時期のはずですが、まだとてもそうは感じられない暑さです。禾乃登るとは、田に稲が実り、穂をたらすころ。禾(のぎ)とは、稲などの穂先に生えている毛のことですが、稲や麦、稗、粟など穀物の総称でもあるそう。そういえば、名前の漢字にのぎへん(禾)がある人は一生食べることに困らないとか…そうなるように願いをこめて、だったかな??うちの夫の名にもついています、のぎへん。。。とうとう、といいましょうかついに私もコロナにかかってしまいました。夫が福岡出張から帰宅したのが金曜日の夜。土曜日の勤務を終えて帰宅した私は午後から発熱、月曜の検...処暑・禾乃登る~コロナでダウン

  • 立秋・蒙霧升降す~教会のパイプオルガン

    新暦の、およそ8月17日~22日ごろの今の時期は旧暦では立秋の末候、「蒙霧升降す(のうむしょうこうす)」です。蒙霧升降すとは、深い霧が立ちこめるころ。春は霞、秋は霧…ですね。まだ残暑厳しい折ですが、あとひと息、もうひと息。お盆休み中の1日、歌のお友達が通っているご近所の教会を訪ねました。その日は、こどもたち向けに、教会にあるパイプオルガンの音色や曲を聴いたりしくみを学んだり、中や裏の構造を見せてもらったり…という催しがありました。おとなも来ていいよ、とのことなのではーい♪とお邪魔しました。写真には撮れませんでしたが、このあと、背面のくりぬいた壁の中や、2階に上がって上からのオルガンの背面のしくみなども見せていただくことができました。↑教会の中の扉には、こんな可愛い装飾も。フエルトで手作りされたロウロク絵で...立秋・蒙霧升降す~教会のパイプオルガン

  • 立秋・寒蝉鳴く~お盆休み

    新暦の、およそ8月12日~16日ごろの今の時期は旧暦では立秋の次候、「寒蝉鳴く(ひぐらしなく)」です。立秋とは、初めて秋の気配がほの見えるころのこと。暑い盛りですが、これ以降は、夏の名残りの残暑といいます。今年も、立秋の日が父の命日でした。もう9年になります。早いものですね。今も懐かしく、慕わしく、会いたい父です。寒蝉鳴くとは、カナカナ…とひぐらしが鳴くころ。7月後半に箕面を訪れたときに、ひぐらしの声を聴き、涼をもらいましたが下りてくれば、まだまだ秋は遠い気分。またまたとばしてしまったふたつの時候は、大暑の末候「大雨時行る(たいうときどきふる)」…夏の雨が時に激しく降るころ立秋の初候「涼風至る(りょうふういたる)」…涼しい風が初めて立つころでした。バタバタが続いていた職場のクリニックも、先週からお盆休みに...立秋・寒蝉鳴く~お盆休み

  • 大暑・土潤いて溽し暑し~コロナは陰性

    新暦の、およそ7月28日~8月1日ごろの今の時期は旧暦では大暑の次候、「土潤いて溽し暑し(つちうるおいてむしあつし)」です。大暑とは、もっとも暑い真夏のころのこと。夏の風物詩が目白押しの時期ですね。コロナで思うようにできなかったお祭りや花火なども、ようやく再開できつつある今年。土潤いて溽し暑しとは、むわっと熱気がまとわりつく蒸し暑いころ。とはいえ、もうずっと以前から、耐えがたき暑さに耐えている日々が続いているような。。。書くのが滞っているうちにとばしてしまったふたつの時候は、小暑の末候「鷹乃学を習う(たかわざをならう)」…鷹のひなが、飛びかたをおぼえるころ大暑の初候「桐始めて花を結ぶ(きりはじめてはなをむすぶ)」…桐の花が梢高く、花咲かせるころでした。先週ちょっと体調がすぐれず、コロナのPCR検査を受けま...大暑・土潤いて溽し暑し~コロナは陰性

  • 小暑・蓮始めて開く~絞り染め展

    新暦の、およそ7月12日~16日ごろの今の時期は旧暦では小暑の次候、「蓮始めて開く(はすはじめてひらく)」です。蓮始めて開くとは、蓮の花が咲きはじめるころ。夜明けとともに、水面に花を咲かせます。先月のことになりますが、万博記念公園内の大阪日本民芸館で開催されている「絞り染めの世界」展に行ってまいりました。この日は、着物ではなくお洋服で。写真はありません~。。。この会場内の展示こそ、撮影OKであれば写真に撮って帰りたいものばかりだったのですが、残念ながら撮影不可でした。かわりに、この展示の図録とも言えそうな本を買いもとめました。末ながく、受け継いでいきたい伝統技術です。藍染めの展示をめいっぱい堪能したところ、園内できっと見頃に咲いていた「あじさい祭」のあじさいまでは見に行けず…でした。残念;;暑い日で、会場...小暑・蓮始めて開く~絞り染め展

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