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松和のマスター
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2012/11/12

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  • 今年もありがとうございました。

    いよいよ今年も今日で終わり。コロナ禍も特別な対応は終息し、日常での感染防止に切り替わり、移動や外食も感染防止対策に留意しながら、かなり自由に出来るようになりました。個人的には色々悩ましいことが相次いで、落ち着いてジャズを聴ける日が少なかった一年でした。まあ、11月で一旦、全て片付いたんで、来年はじっくり落ち着いて、ジャズを聴きたいです。ライヴにも足を運べればなあ、とも思っています。ただ、今年も...

  • Walton, Carter & DeJohnette

    シダー・ウォルトン(Cedar Walton)。1934年1月、米国テキサス州ダラスの生まれ。アート・ブレイキーのバンド、ジャズ・メッセンジャーズのメンバーとして有名になり、その後バンドリーダーおよび作曲家として長いキャリアを確立。2013年8月に惜しくも鬼籍に入っている。ウォルトンのピアノはメインストリーム志向の正統派ジャズ・ピアノ。見事なバップ・ピアノで、ハートバップ志向もいけるが、モーダル...

  • 『Coltrane(Prestige)』再び

    コルトレーンのリーダー作の記事を整理し始めた。コルトレーンのリーダー作の記事については、2010年代前半に書かれた記事が多い。今を去ること10年以上になる。10年以上にもなると、自分のジャズの「聴き耳」も進歩しているので、昔、聴けなかった音が聴けたり、昔、気が付かなかったフレーズや展開、アレンジに気がついたりする。つまりは、今の自分の「聴き耳」による、今の自分のコルトレーンのリーダー作の評価が以...

  • エヴァンスの『Blue in Green』

    ビル・エヴァンスのマイルストーン・レコードからのリーダー作を聴き直している。リーダー作とは言っても、リヴァーサイド時代に録音して、お蔵入りになっていた音源を、ビルの逝去後、ヘレン・キーンが再聴、とりまとめて、マイルストーンからリリースしたもの。厳密に言うと、ビル本人がOKを出した音源では無いのだが、ビルの生前の演奏の音源はどれもが貴重なので、発掘して出してくれる分には文句は無い。Bill Ev...

  • モンテローズとフラナガンと。

    ジャズの演奏フォーマットの中で、意外と聴き応えがあるのが「デュオ」だと思っている。個人的にずっとデュオ盤を追いかけていることもあるのだが、デュオは聴いていて思うのだが、演奏上の様々な問題をクリアして名演を生み出す努力は涙ぐましいものがある。二人だけでジャズをやるので、まず、ジャズとして重要なリズム&ビートは誰が担うのか、という問題がある。演奏を進める中で、どちらがフロントに立ち、どちらがバックに...

  • シダー・ウォルトンを聴き直す。

    Cedar Walton(シダー・ウォルトン)が気になってきた。エディ・ハリスのリーダー作を聴いていて、バリバリとピアノを弾きまくるシダー・ウォルトンに耳を奪われた。そこはかとなくファンキーでバップな「情熱&躍動ピアノ」。テクニックは確か、端正で正確なタッチ。両手を一杯に使って、ダイナミックにスケールの大きいバップ・ピアノを弾きまくる。実は僕はウォルトンのピアノが好きだ。アート・ブレイキー&ジャ...

  • ビルのThe Solo Sessions, Vol.2

    録音当時、直ちにリリースされた訳では無く、エヴァンスの死後、1985年に「The Complete Riverside Recordings」というBOX Setの中で初めて日の目を見た「お蔵入り」音源。アルバム化は、1989年に、まず「Vol.1」が、そして、1992年に「Vol.2」が単体でリリースされた。ビル・エヴァンスのソロ・ピアノ盤『The Solo Sessions, Vol.1&2...

  • ビルのThe Solo Sessions, Vol.1

    ビル・エヴァンスは、ビルは後続のジャズ・ピアニストに多大な影響を与えた「ジャズ・ピアノの代表的スタイリスト」の一人。フレーズの作り方、音の重ね方、音の響き、それぞれにビル独特の「音色と弾き回し」がある。そんなビルの「音色と弾き回し」を感じるには、ソロ・ピアノが一番。Bill Evans『The Solo Sessions, Vol.1』(写真左)。1963年1月10日の録音。ちなみにパーソネルは...

  • エディ・ハリスのファンキーな盤

    エディ・ハリス(Eddie Harriss)は、『The In Sound』の「Freedom Jazz Dance」が転換点となって、聴き手に飽きられつつあった、イージーリスニング志向のジャズと決別。アーシーなファンキー・ジャズを経て、一気に、ソウルフルなエレ・ジャズ・ファンクへ志向を変えていく。この「志向の変化」を追いかけていくのが、意外と面白い。Eddie Harris『The Tende...

  • 貞夫さんの「35年ぶりの邂逅」

    和ジャズの重鎮といえば「渡辺貞夫」さん。貞夫さんは今年で90歳。しかし、ジャズマンは年齢では計れない。未だ、第一線で活躍している。しかも、貞夫さんのアルト・サックスには「衰え」が無い。いつでもどこでも「バップ」なアルト・サックスが爽快である。『渡辺 貞夫 meets 新日本フィルハーモニー交響楽団』(写真左)。2023年4月29日、すみだトリフォニーホールにてライヴ録音。パーソネルは、渡辺貞夫 ...

  • エディ・ハリス最後の大衆ジャズ

    エディ・ハリスのテナーは、先日ご紹介した『Mean Greens』で、圧倒的熱量とエモーショナルなファンクネスを撒き散らしたソウルフルなテナーを引っさげ、ソウルフルでグルーヴィーなエレ・ジャズへ転身した訳だが、デビュー当時は「スムージーでイージーリスニング・ジャズ志向のファンキー・ジャズ」だった。Eddie Harris『Cool Sax From Hollywood To Broadway』(...

  • エディ・ハリスの「転身」盤です

    エディ・ハリス(Eddie Harris)を聴き直すことにした。もともと、Les McCann and Eddie Harris『Swiss Movement』を聴いて、エディ・ハリスの名を知った。ソウルフルなテナーがとても気に入った。それから、彼のリーダー作を2〜3枚聴いて以降、忘れた存在になっていた。エディ・ハリスは、シカゴ出身のテナー奏者。スムージーでイージーリスニング・ジャズ志向のファン...

  • デオダートらしさ満載の『旋風』

    デオダートは「クロスオーバー・ジャズの寵児」。ブラジル出身のキーボード奏者&アレンジャー。1973年、デオダート名義としてCTIレーベルから『Prelude』をリリース。デオダートは「クロスオーバー・ジャズの寵児」。しかしながら、クラシック曲「ツァラトゥストラはかく語りき」や「ラプソディー・イン・ブルー」をエレ・ジャズにアレンジしてヒットを飛ばしたことから、我が国では、クラシック曲をエレ・ジャズ...

  • デオダートの『Artistry』を聴く

    最近、クロスオーバー&フュージョン・ジャズが聴きたくなってきて、色々、アルバムを物色している。昔からよく聴く定盤、名盤は「先が読める」ので、それはそれで楽しいのだが、新鮮味に欠ける。クロスオーバー&フュージョン・ジャズを聴いてきて50年。今の耳にも「新しく、楽しく」聴けるジャズマン、アルバムが良いよな〜、と手持ちのカタログを見渡していたら、「Deodato(デオダート)」の名前が目に留まった。で...

  • ラン・ドーキーの新作ライヴ盤

    ジャズのアルバム鑑賞については、ジャズを聴き始めた頃から、ピアノを最初にメインとして、ずっと聴き続けている。かなりのピアニスト、リーダー作を聴いてきたが、まだまだ手薄なピアニストが存在する。その一人が「Niels Lan Doky(ニールス・ラン・ドーキー)」。ニールス・ラン・ドーキーは、デンマークのコペンハーゲン出身のジャズ・ピアニスト。1963年10月生まれ。今年で60歳、還暦である。デンマ...

  • Miles Davis At Carnegie Hall

    アコースティック・マイルスの正式盤のブログ記事のフォローアップをしている。『Miles Davis At Carnegie Hall』(写真左)。May 19, 1961年5月19日、NYのカーネギー・ホールでのライヴ録音。ちなみにパーソネルは、Miles Davis (tp), Hank Mobley (ts), Wynton Kelly (p), Paul Chambers (b), Jim...

  • 好盤『Jazz at the Plaza Vol. I』

    アコースティック・マイルスの正式盤のブログ記事を整理していて、2枚ほど、まだ記事にしていないアルバムがあることが判明。どちらも、ジャズ者になってかなり早い頃から、LPで所有していたアルバムだけに、今まで、当ブログで記事にしていなかったことに驚いている。どちらも結構、馴染みの深いアルバムなんですけどね〜。Miles Davis『Jazz at the Plaza Vol. I』(写真左)。1958...

  • Al Di Meola『Flesh On Flesh』

    12月、師走である。今のところ、今年は総じて暖かい冬。それでも、時々、冷える日が出てきた。天気が優れず、冷えた日は体にさわらぬよう、なるべく外出しない様にしている。部屋の中でストレッチなどしながら、ジャズを聴いている。12月に暖かい室内で聴くジャズ。僕は結構フュージョン・ジャズを聴く。師走の慌ただしい雰囲気の中、流麗で聴き心地の良い、それでいて、しっかりジャズしているフュージョン盤を聴くことが多...

  • 『Basie On The Beatles』です

    久しぶりにビートル・ジャズを聴いている。もともと、ジャズって、その時代時代の流行の音楽に敏感で、流行の音楽のエッセンスを取り込んだり、ヒット曲のカヴァーが大得意。例えば、最大の好例が「ボサノバ・ジャズ」。そのほか、サンバ、ラテンはしっかりジャズに融合しているし、ロックが台頭して以降、ジャズとロックの融合でクロスオーヴァー・ジャズが誕生した。ビートルズについては、米国に上陸後、ジャズを流行ポップス...

  • リサ・ローレンのビートルズ曲集

    12月8日はジョン・レノンの命日だった。43回目の命日。そして、最近、ビートルズ最後のシングル、最後のビートルズ・ソング「ナウ・アンド・ゼン」がリリースされて話題になっている。で、そんなこんなで、暫く聴いていなかったジャズのビートルズ・カヴァーのアルバムを探すことにした。Lisa Lauren『Lisa Lauren Loves the Beatles』(写真左)。2006年の作品。パーソネルに...

  • シンタックスの最初の成果です。

    アラン・ホールズワースのアルバムを聴いていると、ホールズワースって、クロスオーバー&フュージョンなジャズ・ギターの範疇だが、アレンジを聴いていると、プログレッシヴ・ロック濃厚なものも多々あって、さすが英国らしい、ジャズとロックの境界が曖昧な、英国独特のクロスオーバー&フュージョン・ジャズの個性をしっかり引き継いでいるなあ、と思うのだ。Allan Holdsworth『Sand』(写真左)。198...

  • ヘンダーソンの円熟を聴く。

    Smoke Sessions Records。コンスタントに良い内容のアルバムをリリースしていて、常々、感心している。実績のある中堅〜ベテランのジャズマンをリーダーにしたアルバムをメインにリリースしているのだが、その内容は「昔の名前で出ています」的な旧来のハードバップな演奏を懐メロ風にやるのでは無く、しっかりと現在の「ネオ・ハードバップ」な演奏に果敢に取り組ませている。これが「当たり」で、あのベ...

  • 『We Will Meet Again』です。

    ビル・エヴァンスの「Warner Bros.〜Elektra」時代のリーダー作、ビル・エヴァンスの生涯最後の一連のリーダー作を聴き直している。が、今回が最終回。ビル・エヴァンスのワーナー時代、最晩年のリーダー作は、没後のリリースを含めて6枚しかない。1977年8月、ワーナーに移籍して録音を始めたら、なんと1980年9月15日には鬼籍に入ってしまったのだから、ワーナー時代は実質3年ほどしかない。リ...

  • ジョン・レノンの43回目の命日

    12月8日、ジョン・レノンの命日である。正確には、米国東海岸の12月8日なので、日本時間からすると明日なんだが、細かいことは言わない。1980年12月8日 22時50分(米国東部時間)、ニューヨークの自宅アパート「ダコタ・ハウス」前においてファンを名乗るマーク・チャップマンに撃たれ、30分後に死亡が宣告された。43年前のことになる。僕は大学時代、リアルタイムで体験している。大学生協の電気製品売り...

  • The Paris Concert -Edition Two

    ビル・エヴァンスの「Warner Bros.〜Elektra」時代のリーダー作、ビル・エヴァンスの生涯最後の一連のリーダー作を聴き直している。Bill Evans『The Paris Concert -Edition Two』(写真左)。1979年11月26日、パリの「L'Espace Cardin」でのライヴ録音。ちなみにパーソネルは、Bill Evans (p), Marc Johnson ...

  • The Paris Concert -Edition One

    ビル・エヴァンスの「Warner Bros.〜Elektra」時代のリーダー作、ビル・エヴァンスの生涯最後の一連のリーダー作を聴き直している。Warner Bros.に移籍したエヴァンスは既に50歳を迎え、過去のイメージを踏襲し、それまでのエヴァンス者の聴き手を安心させ満足させるリーダー作をリリースし続けた。僕はこの時点でエヴァンスは過去の人になってしまったなあ、と残念に思ったものだ。そして、1...

  • 耽美的&内省的なエヴァンス。

    ピアニストの中で一番のお気に入りが「ビル・エヴァンス」。今を去ること50年前、NHKのFMで聴いた曲が「枯葉」。ジャズ・ピアノをしっかり、ジャズ・ピアノとして認識して聴いたのは、このビル・エヴァンスの「枯葉」が最初。初めて、ジャズ・ピアノとして構えて聴いたビル・エヴァンスのピアノに強烈に惹かれたことを記憶している。当ブログでは以前から、ビル・エヴァンスのリーダー作についての記事をアップしてきた。...

  • エディ・ハリスの初リーダー作

    Eddie Harris(エディ・ハリス)。このテナー・サックス奏者については、当ブログで取り上げることがほとんど無かったのではないか。1934年10月、シカゴ生まれ。1996年11月に62歳の若さで鬼籍に入っている。エモーショナルでソウルフル&ファンキーなテナー&ヴォーカルが身上。電気的に増幅されたサックスを紹介したことでも知られる。Eddie Harris 『Exodus To Jazz』(...

  • マリーン・ウィズ・シーウインド

    クロスオーバー&フュージョン・ジャズについては、1970年代から1980年代前半までが流行期。特に1970年代後半から1980年代前半までがピークで、クロスオーバー&フュージョン・ジャズ専門の月刊誌までが発刊されていた。そんな、クロスオーバー&フュージョン・ジャズについては、現在までに相当数のクロスオーバー&フュージョン盤がリイシューされてきた。しかし、「あれはどこへ行った」と探し回る位の「クロ...

  • 『Round About Midnight』雑感

    Miles Davis『'Round About Midnight』(写真左)。1955年10月26日、1956年9月10日の2セッションからの選曲。ちなみにパーソネルは、Miles Davis (tp), John Coltrane (ts), Red Garland (p), Paul Chambers (b), Philly Joe Jones (ds)。マイルス・デイヴィスの「1950年代...

  • ジャズ喫茶で流したい・270

    Niels Lan Doky(ニルス・ラン・ドーキー、以降「ラン・ドーキー」と略)は、デンマークのコペンハーゲン出身のジャズ・ピアニスト。1963年10月生まれ。今年で60歳、還暦である。ラン・ドーキーは北欧ジャズの範疇に入るのだが、彼のピアノは、北欧ジャズのピアノの雰囲気とはちょっと異なる。北欧ジャズのピアノは、押し並べて「独特の深いエコーに乗って、耽美的でリリカル、深遠でメロディアスな弾き回...

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