綺麗なものを一眼レフや i Padで撮影し、画像中心で普段の行動を綴る。こだわり料理レシピもご紹介。
どんな素材も、関西風味にクリエイトします。
豚バラの三枚肉を、家庭のお鍋で煮るために盛り付けやすい大きさに切って、下茹の処理をしておく。日本酒・味醂・砂糖・水を先行させて沸騰させて、下処理した豚肉を暫く浸けておくと、甘みの部分が沁みてくる。圧力鍋で煮込んでいく直前に醤油を入れて点火。糖分が豚肉の水分を無くしてくれているので、薄めの醤油味がみるみる沁み込んでいく。多少色は薄めでも和風の要素がシッカリ沁みて、煮ぶたの旨みとなる「甘み」と「昆布出汁」が沁み込んでいる。あとは醤油系の要素を追加してやればOKで、注意として料理酒は塩分が混ざっているので日本酒を使用のこと。豚肉が煮あがったら、出来るのは豚の旨みが広がる煮汁で、これを利用しない手はない。半熟ゆで卵を作って、少々乱暴も煮ぶたのお鍋に火を消してから放り込むもOKで、半熟ゆで卵をポリ袋に入れて煮汁だけ...和風煮ぶた&煮たまご~煮汁は半熟煮たまご作りに~
回転寿司スシローにはいってみると、各お席に美味しそうな「麻婆麺@480円」のポップが貼ってあった。麻婆豆腐に目がないワシとしては、こんなに美味しそうな画像と、銀座蝋燭屋監修と明記して「シビれる旨辛麻婆ソースが麺に絡む」なんてことを書かれると、話半分としても食べないと後悔が残ると思った。▲お店で出された麻婆麺▲ポップの麻婆麺は色からして違うお値段が480円と格安なのもワシの背中を押した理由だが、限定32万食の表示も少ないのか多すぎるのか、判断が付かない数字となっていたのが既に相手の術中に嵌まっていたのだろう。麻婆麺がまわってくると見るからに色が違うし、見たままのクオリティも本物は頼りない色でシビ辛(花椒)も大して感じない。▲スシローの麻婆麺は太直麺で伸び放題▲銀座の蝋燭屋さん麻婆麺銀座の蝋燭屋さんは、確かに...スシローの麻婆麺~美味しそうと思っても食べるのはNG~
先日に作った「バラちらし寿司」は、海老がふんだんにはいっていたので「ちらし」と言う言葉を使ったが、子供の頃から郷土の奈良で食べていたものは、質素だが色彩だけは豪華にを心掛けたイメージで、ちょうど今回作ったようなものが郷里の「ばら寿司」として通っていた。海のない奈良では、魚介類の使用は無く、寿司と言えば鯖を甘酢で漬け込んだ「生寿司(鯖の刺し身)」くらいで、酢めしを使ってあるもので言うと、錦糸卵で豪華に見せてたうえで、お味は干し椎茸の戻し汁ベースで甘辛く炊いて刻んで散らす一方、干瓢も椎茸の戻し汁で炊いて同様にすることでグッグッとコクが出て美味しくなる。その他に混ぜるものは、酢蓮根・ニンジンの千切り・高野豆腐くらいのものだ。トッピングには、先程の椎茸を大きく切ったものや、錦糸卵・三つ葉・紅生姜などで質素なばら寿...ばら寿司と干し椎茸~その旨みは干し椎茸と戻し汁にあり~
中国料理のから揚げ原型は、小さく切った豆腐を揚げて、それに中華の味付けをした「豆腐のから揚げ」だった。その食材を「鶏」にチェンジ出来た理由は「国内に養鶏場をたくさん作る」と言う日本の戦後の政策によるもので、それが背中を押したような格好になり、から揚げに初めて「鶏」を使ったのは日本国内のようだ。その起源は大分県の中華屋さんで、お初の「鶏もものから揚げ」が作られたそうだ。大分県内の養鶏場が、国内で最も多かったのも誕生した理由のひとつだろう。から揚げ粉はひと通り使ってみたが、各社切磋琢磨して日清のから揚げ粉が、カラッと揚がって中身がシットリするようなイメージとなっている。最低のテクニックとして、二度揚げ・その間油を切るところで余熱の時間を取って、鶏肉をシットリ感たっぷりに仕上げていくのも、既にお手のモノなってい...鶏のから揚げ~から揚げは意外と最近のお惣菜で~
暫く日があいたが、先日の天理での会食はイタリアンが美味しいラ・チェーロさんへ。イタリア製の赤ワインフルボディを味わおうと言うことで、生ビールから始まって3種程度挟んで、満を持して赤ワインに切り替えた。日本酒は毎回のように飲んでいたが、本当は飲み放題に日本酒が入らないとされていたのには驚かされた。▲キンキンに冷えたイタリア製赤のフルボディ▲生ハムメロンならぬ「柿」の素材このお店には赤ワインの好みまで伝えてあって、いつも美味しい赤ワインを戴くことができる。ワシの好みは、白ワインのようにキンキンに冷やした赤ワインで戴くことにしている。お料理の珍しいところでは、塩味と甘みのバランスが命の生ハム柿で、パルメザンチーズをパラパラしたものに舌つづみ。▲サラミと天ぷらとクラッカー▲サーモンとシラスの野菜サラダ▲香草フラン...天理のイタリアン~ラ・チェーロの11月会食~
ボロネーゼの定義は、刻んだタマネギ・セロリなどの香味野菜をオイルで炒め、じっくり焼いたお肉とワインを素材として、味付けしてパスタと絡めたもの。イタリア・ボローニャ地方で生まれてボロニェーゼと発音するらしいが、フランス読みではボロネーゼとなるようだ。ワシの見解で言えば、ミートソースは上から掛けてあるものだが、それを調理段階で混ぜて絡み合わせたら「ボロネーゼ」と呼べる代物になるように理解している。今回は最初のオリーブオイルを熱する時に、ニンニクを潰してオイルに香りを移し、鷹の爪唐辛子も追加した。ぴり辛ミートソースを、ぶっ掛けたようなイメージになってしまったが、調理の順に言うと、ペペロンチーノ風・ミートソース系・ボロネーゼパスタと言うことになった。自分で乾燥させた唐辛子の一枝だったが、種を取って刻んで瓶詰めすれ...ぴり辛ボロネーゼ~ミートソースに鷹の爪でピリ辛に~
中華料理の青椒肉絲(チンジャオロースー)は、ピーマン・牛肉などを細切りにして炒めた料理のことを指すが、本場の中国では牛肉ではなくて豚肉を使うのが一般的のようだ。だったらSPAMポーク缶も豚肉だと言うことで、細切りを意味する「絲」と言う字が料理名にあるが、今回は豪快に歯応えを求めて大きく切ってみた。じゃが芋やニンジンを使わず、玉子を焼いて混ぜ込んでみたので「青椒ポーク玉子」みたいな沖縄系料理となった。ピーマンはシャキシャキ感を味わうために、縦切りにすることをお薦めする。本家青椒肉絲よりも豪快に切って、火力を最大にして時間勝負で油を多めに速攻で炒めるのがポイント。調味料は前もって合わせておくとスムーズに完成する。最低限度の色彩は、3色はいって一応は様になっているが、豪快に刻んだものが白ご飯に合わせ難く、一切れ...青椒ポーク玉子~牛ロースの代役はSPAMポーク缶~
久々のまこと屋さんで、定番メニューは「牛じゃん味玉ラーメン@970円」を注文。トッピングには「煮玉子」が乗っかって、ご飯ものに「焼豚丼」をつけてみた。合計1400円超えになったような記憶があるので、ワシの構想では考えられない高値なんでコストパフォーマンスは「★2」くらいに設定する。このお店の牛じゃんラーメンは意外とアッサリしていて、見た目は白濁の濃厚スープに感じ取れるが、実は意外とサラリンとしていて毎回驚かされるし、むしろ豚骨・鶏ガラの方がコッテリ感があるだろう。旨みと香ばしさを求めて、黒いマー油がトプトプと回し掛けされていて良い効果が出ている。今回は定食系に舵を切ったが、むしろラーメンは替え玉にアリってことで、最初は普通の硬さで指示するも、替え玉は硬めで注文するのが良いだろう。ところで、まこと屋さんはス...牛じゃんラーメン~お昼のマル得定食は焼豚丼セット~
割れ鍋に綴じ蓋‥‥‥などと言うが、割れてどうしようもない鍋にも、必ず見合ったフタがある喩えで、欠点がある者でもそれに見合った伴侶が見つかるという教訓となっている。責任は持てないが。我が家にはワシの学生時代から使っているお一人様用土鍋がある。家じゅう探しても、これ以上年季のはいっている道具や電気製品は無く、この土鍋も上記の言葉のようには行かず、蓋だけ割れたので利用方法はこんなものだが、先日炭酸でゴシゴシ磨いたばかりで。奇麗になったところで「土鍋おでん」のご紹介。ここんとこ朝夕がめっきり寒くなってきたので、アツアツに煮えたおでんに勝るものなしで。昆布出汁のベースに、牛スジでお出汁をコクのあるものにバージョンアップするのが、関西流「関東煮(かんとに)」のポイントとなる。大きなお鍋で沸騰しないように煮込むとスープ...俺流おでん~家じゅうで一番永くつかう道具~
順延になって行われた子供たちの集いは、長男が全部用意して調理する約束でいたが、ワシの好きなお刺身~お子の好きなデザートのティラミスまで、いま流行りのコストコで買ってきたようだ。ワシの前に置かれたのは、ローストチキンで、これって内臓を抜いたあとまでお肉が詰まっているが、果たしてどのような処理をしているんだろうと興味津々で。ワシが確かめながら切り分けていると、モンちゃんも嗅ぎつけてワシの真後ろへ陣取った。なかなか脂も乗って奇麗に焼けている照り焼きだった。肋骨の骨はハサミで切らなければクリアできないようだ。解体真っ最中のローストチキン丸鶏を始め、ローストビーフのトルティーヤ・鰤の刺身・真鯛の刺身・北海道バラちらし・イカのフライボール・ティラミスなどなど。調理と言うか、切って切って切りまくってお皿に盛り付ければオ...コストコ恐るべし~子供達がお買い物して調理いらず~
最近凝っているものに「酸辣湯麺(サンラータンメン)」がある。この適度な酸味と、多めに流し入れられた、玉子の旨みが半熟バージョンに仕上げたら、これに勝るラーメンはない。ワシの場合は、材料も調味料も自分流でやるので末尾に材料と調味料を記しておく。しかし簡単バージョンならば、醤油ラーメン系の袋麺を利用すれば、ご紹介調味料を使うまでもなく、お好きな食材・オイスターソース・酢・水溶き片栗粉・溶き卵・ごま油・辣油だけで仕上がってしまうから超簡単。気を付けるのは水溶き片栗粉で餡をかける硬さと、火を止めてから溶き卵の回し入れ後の半熟度合いくらいのものだ。食材を省くのも結構だが、それでも普通に仕上がってしまうのが、自作酸辣湯麺の良いところだ。今回ご紹介の酸辣湯麺は、豚肉とタケノコを省いて作ってみた。仕上がりとして普通に差し...酸辣湯麺~意外とかんたん即席麺バージョン
日本人の子供なら、オカズが無い時に白ご飯にかつ節をぶっ掛け醤油を垂らす‥‥‥そんな食べかたをしたことがあるだろう。あまり褒められた行為ではないが、速攻でご飯を済ませたい時や、にぎり飯としてその核に、かつ節を仕込むなんてことは誰もが経験している。お話は、一応料理の本場とされているイタリア・フランスなどのシェフのお話だが「日本にはUMAMI」と言う、料理を画期的に美味しくする魔法の食材がある‥‥‥。こんなことを真顔で言うものだから一体何かと耳をすませてみれば「煮干だし」で摂ったお出汁のことだった。さらに料理に振り掛けるタイプのUMAMIもあると続けた。何と鰹節のことで「かつ節」を振り掛けるだけで燻製にした香りが漂うという意見だった。しかもどんなお料理にでも合うと、やや違う角度からの感想だが、和食で子供の頃から...かつ節玉子焼き~本場のシェフも認めた「かつ節」効果~
某会社の上司に初めて誘ってもらったのは、京都の久世橋あたりにあった「ステーキのあさくま」で、好きなのを注文していいとお墨付きを頂いたので、ステーキの中では控えめな、カットビフテキを注文したが、次の瞬間上司がチョイスしたメニューは「あさくまハンバーグ」で料金が1000円程度お安いものだった。一瞬「うわっ!」と思ったが、まさかステーキのあさくまの売れ筋が「ハンバーグ」だとは、これっぽっちも思わなかったので油断した。ああぁ~紛らわしい!それなら「ハンバーグのあさくま」って名乗るのがスジだろう。突然の失態であったが、それ以降6箇月はお誘いが無かった事実で上司の心は容易に判断できた。そんな報いでもないが、久々のハンバーグ作りで、かつお出汁+大根おろしで和風系にしてみた。しかし和風はどうも薄味に感じて‥‥‥結論はマヨ...和風ハンバーグ~かつお出汁ベースのおろし系ソース~
今年も冬至を過ぎてから、一気に肌寒くなってきた。そりゃ11月中旬ともなれば、小さい頃には毛糸のぶ厚いカーディガンを着せられ、マフラーも無理矢理と巻かれていたように思う。さて食べものとなれば、今年も吉野家さんから季節限定の「牛すき鍋膳肉2倍盛り@1,114円」の出番となってきた。先日まではお披露目的に、1割引きで販売していたが、2~3日前からはレギュラー料金での販売も、Line会員に配布の50円引きクーポン券が使用のみと割引率が悪くなっている。メニューのお鍋画像と比べてみると、確かに2倍くらいには見えて肉量は及第点に達しているので納得はできるが、去年から20円の小幅な値上げとなっている。一緒に運ばれてくる生卵は、お鍋のセンターにポトリと乗っけて、白身部分に火が通り固まりかけるところが、食べるポイントのようだ...肉鍋の季節がやってきた~吉野家さん肉2倍盛り~
豚・猪の伝染病である「豚熱ウイルス」は、強い伝染力と高い致死率が特徴だ。人間がそれらのお肉を食べたとしても感染した事実は世界的にないと聞くが、養豚場の豚に感染するようなことになると、法律では全頭殺処分と厳しいものなので、野生のイノシシにまでワクチンを摂らせているようだ。野生のイノシシから養豚に、感染が広がらないよう野にワクチンなどを置いて対策を、人知れず行っている関係者もおられるってことだ。そもそも養豚業が始まったのは明治の時代で、それまではジビエの猪肉が通常の豚肉の役割を果たしていたと聞く。今回はジビエのイノシシ鍋こと「ぼたん鍋」を、昆布出汁ベースに二種類のお味噌での味付けでご紹介。一生懸命に並べても牡丹にゃ見えねぇ〜❣️イノシシ鍋は、戦国時代よりも以前からあったようで、かの本能寺の変で裏切り者の汚名を...イノシシ鍋~味噌仕立てで更にあったまり~
チキンライスを大量に作って食べた、いつかのブレックファストだったが、冷凍にしてあったチキンライスにチーズを大量に乗っけて、オーブンで焼いてみた。チーズが丸ッぽ溶け出して真っ平に‥‥‥外見がオムライスのようになり、実は中身もチキンライスってことで内外ともにオムライスのようなドリアになった。思わずケチャップをぶっ掛けたい気持ちになるも、グッとこらえてタバスコの方をチョイス。お味はイケイケで、タバスコは必要としてもコショーまで必要となってしまった。ワシは小さい頃からS&Bのテーブルコショーが大好きで、ラーメンにも炒飯にもオカンに渋い顔をされるも掛け続けてきた。お味の方は、表面がチーズなものだからドリアそのもので、決してオムライスとは間違えようとしても、間違えられないようなお味であった。真ったいらで量の方はナメテ...摩訶不思議なドリア~外見はオムライスも実態はドリア~
ここんとこ毎月曜日に、早い者勝ちと申し込んでおいた大津割りの参加チケットがSNSで送られてくる。指定されたお店でお買い物をすると、4000円のうち3割相当を大津市が負担してくれると言うものだ。そこへ滋賀割りも同様にチャンスを与えられたようで、こちらは10000円の3割引きとなっている。そんなことで3割引きで購入できるリカーマウンテンで、4リッター焼酎・3リッター日本酒・オリーブ油・ごま油・他もろもろなどを購入していれば、ここに来て大量に物資が集まりだした。さらに何れ消費するのであればと、トイレットペーパー・キッチンペーパーなどにも手を出し始めたから堪らない。我が家の食糧庫は乱雑に満杯状態になったのが、今回の「割り活」の副作用だった。しかし少々考えなければいけない時期になってきた。ここ1箇月間毎週ともなると...割り活~大津割り・滋賀割りで焼酎や油類がいっぱい~
横浜中華街で誕生したラーメン「サンマー麺」の起源は、料理スタッフたちが食べていた賄い料理だったらしい。歴史としては戦後からお客にも出されたようで、サンマー麺の定義は、もやし・白菜・豚肉などを炒めたものにトロミをつけてから麺の上に乗っけたものだ。おふざけで、秋刀魚が乗っかっているラーメンでしょ?なぁ~んて言う人も多いようだが、サン(生:生鮮野菜)マー(馬:乗っかる)と言う意味があるそうだ。お野菜が高騰している時にでも、菌床栽培のモヤシ主体は物価の優等生なので、今は注目のラーメンかも知れない。しかし忠実に、豚肉・白菜・大量のモヤシを炒めてウスイ餡をかけたが、これだけでは寂しい感じなので、自家製の揚げ豚を作ってあったのをスライスした。豚バラ肉の塊を、サラダ油で低温素揚げしてから、タレに漬け込んで3日間くらい放置...サンマー麺~横浜中華街の賄いが起源のラーメン~
最近の日本近海では、獲れる魚介類に変化が見られるようだ。水温の上昇で今まで獲れなかった天然ブリが北海道でも獲れるようになったのだが、諸手を挙げて喜んでおれないのは、逆にイカ・水ダコ・鮭の水揚げ量が減少しているようだ。不漁だ不漁だと漁師さんは嘆くが、逆に獲れるようになった魚種で切り盛りするのがプロってものだ。北海道では、既に天然ブリを使ったラーメンがお目見えしたようだ。これが正解なのか失敗なのかは、食べていないので何とも言えないが、挑戦することは良いことだ。ブリを5枚におろし2柵とれる脂身の腹がわは、絶妙なバランスを保っていると、ワシ自身の食いしん坊予想でヒシヒシと感じる。乱雑に切って「即!」日本酒の肴に。焼酎ハイボールに変えるのを切っ掛けに、ワサビ醤油ではなくてマヨネーズ醤油に変えることにしているが、意外...ブリ刺し~脂がのる腹がわが最高のご馳走~
急に子供達が集まるって言うんで、何にしようか迷った挙句に「ちらし寿司」に決定した。関西ではこれは「ばら寿司」のイメージだが、いつもならすし太郎などで、時短ってことで納得していた。しかし今回は干し椎茸を戻すところから、戻し汁に昆布出汁・鰹出汁・砂糖などで甘みを先行させて沁み込ませる。醤油で薄めに味付けして煮詰めていくと、良い感じに椎茸の煮物が出来上がり、これが基本のお味となる。その煮汁で戻し置いた干瓢も炊いて、キュウリ・ニンジン・錦糸卵を細切りに拘った。トッピングには、海老・サヤエンドウ・酢レンコン・自家製紅生姜の微塵切りを用意して適当に散らして仕上げた。お吸い物は一丁で8杯出来る語源の「お豆腐の八杯」を作ってみた。しじみちゃん家の高級海苔がひと袋見つかったので、急遽出番となって仕上げてみた。結果的に言うが...ちらし寿司~手づくりの味で戴くのは超久々で~
2024年のNHK大河ドラマは、紫式部演じる吉高由里子さん主演で、京都平安神宮にて「光る君へ」がクランクインした。きらびやかな平安貴族の世界を、懸命に生きた紫式部の人生を表現するらしい。そう言えばJR石山駅前に、大きな看板が掲げてあった。紫式部が源氏物語を執筆したのが、我が家の近所の石山寺で、紅葉がライトアップされる夜もみじの鑑賞チケットを、ご近所のよしみで郵便ポストに配布してくれていた。2023年11月10日~26日まで、17時30分から20時30分の時間帯、夜間入山料800円で鑑賞できるようだ。石山寺では「あたら夜もみじ」と題して、紅葉のライトアップが楽しめる。あたら夜とは、万葉集にも登場するみやび言葉で、夜が明けるのが惜しいほど美しい夜と言う意味だと聞く。そんな環境で、紫式部が想い伝われと詠んだ恋の...夜もみじ~近所の紅葉観光スポット・石山寺~
テレビの料理番組を始め、画面を通して料理を見ると、見た目が美味しそうなら必ず食べたくなってしまうワシは、生粋の食いしん坊かも知れない。この日もお料理教室の「鱈の煮付け」を見て、食べたいと思う心が抑えきれなくなった。パジャマの格好で過ごしていたのに、わざわざ鱈を買いに行けてしまうのは、鱈の煮付けを食べたいが一心でのこととなる。調理のしかたは、毎度のことながら昆布出汁に鰹出汁を追加して、煮崩れを起こさないように、梅干を煮汁に溶かすオーソドックスなものだ。お料理の「さ・し・す・せ・そ」の鉄則どおり、お出汁にお酒・砂糖・梅干しを入れて、フライパンで落し蓋をして煮込んでいく。甘みが沁みたなら、醤油で薄味に決めて更に中火で煮詰めていくこと約15分で鱈の煮付けは仕上がった。お玉で煮汁を掛けながら煮詰めるのも美味しく煮る...鱈の煮付け~料理番組で見てしまったら~
もともと天津飯が大好き人間に「天津飯にチキンカツを乗っけました」と告げられれば、こちらから出向いても食べてみようと思うのが人情だ。良いイメージしかない「天津飯チキンカツ丼@659円(税込・100円引券)」が、全力飯のかつやさんから期間限定で発売された。PRには、ふわとろ玉子・たっぷり甘酢餡とうたってあるが、そんなにフワフワ感があるのでもなく、甘酢餡もチキンカツのソースと混ざりあって、酸味がそんなに感じられなかった。しかしカニカマとグリーンピースが6個乗っけてあるのが可愛げがある。総合的にはギリ及第点かと思う。唐辛子をぶっ掛けて、和辛子を3袋カツの上に絞りだし、少々の山椒が欲しい気もしたが、アツアツのうちに食べ始めた。なかなか減らないのがボリュウムある証かも。途中‥‥‥お腹一杯になってくるも、丼一杯くらいの...天津飯チキンカツ丼~期間限定で全力飯かつやさんから~
ここへ来てキュウリがお求めやすいお値段になってきた。ワシの中だけでの思い込みかも知れないが、立派なサイズ5本@200円のブツを買ってきて、早速と「ぬか漬け用」と東海漬物さんのヒット作「キュウリのQちゃん漬け」を自作で作るのに分類し、キュウリを塩でしごいて数本を水分抜きのために5時間くらい放置した。下に記した漬け汁を、お鍋で沸騰させて火を止めたところへ、水抜きをしたキュウリの水をさらに搾り、キッチンぺーパーで奇麗に拭き取って、食べやすい大きさに刻んで漬け汁がアツアツのところへぶっ込んだ。生姜・ニンジンを千切り(つくつくおろし金)にしたものと、鷹の爪2本程度を追加した。冷蔵庫で3日間でこの状態に‥‥‥漬かりは浅いがお味は良好になったので、ワシと味覚がよく似た末っ娘にお裾分け。なかなかご飯がすすむ君で、第二弾も...キュウリのQちゃん自作編~漬かりは浅いがお味は良好~
久々に居酒屋さんへ行ったとき、良い牡蠣が手にはいったらしく、マスターが珍しく薦めてきた。それならと、殻付きの3個を「焼き牡蠣」に仕上げてもらった。本場の牡蠣小屋のご主人へのインタビューで、レンチンの酒蒸しが失敗もなく美味しく仕上がると、テレビで答えておられた。それなら真似っこして同様に仕上げてもらうことにした。三個の牡蠣をレンチンするのなら、電子レンジ(500W)で約8~9分でセットして、牡蠣の殻が空いたら加熱はOKとなる。ここで気を付けるべきは、牡蠣から出るスープは貴重なので、絶対に身と一緒に戴きたいものだ。なのに一個だけお汁が全部こぼれたハズレ牡蠣が右端に盛られていた。オイオイ!これは一個だけハズレを食べさせられそうな危機なので、ワシが正義の使者になって、ハズレ牡蠣を救ってあげようと決めた。無事な牡蠣...牡蠣のレンチン酒蒸し~ひとりだけハズレの牡蠣あり~
雑肉・半端肉を美味しく戴くための韓国風焼き肉「プルコギ」は、プルコギャンと言う醤油ベースのタレに、味噌もブレンドされたもので下味を付けて臭みを抜く。韓国料理の工夫は、雑肉を美味しく食べる調理にあって、たとえ小さい獣でも実践出来るレシピになっている。現在では薄切りの牛肉を使い、野菜や春雨と共に焼くとバランスが取れたものになるようだ。焼き網で焼肉として食べるケースと、鍋のような物で煮るケースがあるこの食べ方は、朝鮮戦争中に庶民の間で生まれた調理で、大した準備もなく速攻で食べられるのが特徴となっている。ご飯の準備をする気になれない時には、安売りのタレ漬け牛肉がお薦めだ。ここにある半額シールのプルコギは、野菜としては刻みネギのみが乗っけてあるのみ。しかし、今回はお肉を食べたかったからの購入であるからして、あれば玉...プルコギ~何も作る気がおきないときの肉料理~
中華の四川料理に「よだれ鶏」と言うのがある。しっとりと茹でた鶏むね肉と新鮮野菜に、ピリ辛味噌ダレをぶっ掛けたものだが、この料理のことを思い出すと、よだれが出るほど美味しいことからネーミングされたらしい。中国では「美味しい」を表わす誉め言葉でも、日本人の作法として食事の間合いで「よだれ」は、禁句と言って良いくらい下品な言葉ととる人も少なくはない。ワシは日本語中華の料理名は「蒸し鶏の辛味噌和え」が正解かと思う。今回は、鶏むね肉を蒸し鶏に仕上げて、近頃は徐々に価格が安定してきたキュウリと盛り合わせてみた。辛味噌ダレは、豆板醤・コチュジャン・醤油・酢・花椒(ほわじゃお)など、パンチの効いた香辛料を混ぜ合わせたタレをぶっ掛け、多少ゴツくなった白髪ネギと三つ葉を乗っけたら出来上がり。‥‥‥‥‥<切り取り線>‥‥‥‥‥...蒸し鶏の辛味噌和え~その実体はよだれ鶏のアレンジ~
三重県発祥のお料理「鰻ざく(うざく)」は、アツアツの焼きたての鰻の蒲焼きを、冷たいキュウリの酢の物と和えたもので、その温度差と味の濃淡のギャップを楽しむお料理だと聞く。夏季に提供するお料理屋さんが多いのは、キュウリの旬と土用の丑の鰻時期が合体したせいだろう。普通なら、立派な鰻の蒲焼きにキュウリの酢の物を乗っけるわけだが、我が家は経済上の都合により、キュウリの酢の物に鰻を乗っけるパターンでいこうと思う。ワシのイメージでは、鰻の肝も閃きで乗っけると、さらに違うタイプの鰻のハーモニーを楽しめると試みたが、鰻ざくと肝だった。キリっと冷えた辛口日本酒に合うお料理は、日本の律々浦々でその界隈の特産物などに特徴を加えて作ったものが多い。しかし鰻ざくと言えば、鰻とキュウリを一緒に盛ったもので‥‥‥こんな漠然としたイメージ...鰻ざく~鰻とキュウリの酢の物の狙い~
幼稚園から、机を並べて学んだ友人。彼女とは今でも親交があって、お米農家に嫁いだ彼女から、今年も豊作の新米を買わせてもらった。我が家と末っ娘一家のお米事情は、同窓生である田舎暮らしの彼女に頼っている。ここ最近は、ずっと彼女が作るお米「ひとめぼれ」のお世話になっているワシのお米の炊き方は、炊飯の直前にコンパクトな精米器を使うので、精米の度に栄養たっぷりの新米「米ヌカ」が出ることになる。糠はポリ袋に入れて冷凍庫に保管し、タッパーで漬けている「キュウリの古漬け」が漬かれば、月一で新米の糠を炒って塩と調合し、糠みそをよく混ぜ合わせて管理する。▲浅漬けなら3日~4日で美味しく戴ける▲一箇月漬けたなら美味しい古漬けの完成そんな新米の時期には、米糠に含まれる栄養たっぷりのビタミンが良い仕事をし、ぬか床が充実して大いにお漬...古漬けは秋が最高!~新米の糠でキュウリの古漬け~
この時期になると美味しいお茄子は、切った断面からアクが作用して、色が変わるとかのアクシデントがある。それを防ぐために、塩水に浸け置くのも一つの方法だが、輪切りにしたお茄子を並べて、断面に振り塩して水分が浮いてくると、キッチンペーパーで丁寧に拭えば、これでもアク抜きは成立する。さてお茄子と言えば、お馴染みの油食いだが、油たっぷりを使いたいがためにオリーブ油で進めていく。お茄子をたっぷりのオリーブ油で焼いて、別鍋で作ったひき肉と二種類のお味噌を合わせて、味付けしたものとお茄子を絡めたら「お茄子の肉ミソ田楽」の出来上がり。お茄子・オリーブ油・肉味噌のトリオは多少の失敗があっても、期待を裏切らないのが良い。味噌に味噌となったが、エリンギと絹揚げとモヤシのお味噌汁。パラパラ唐辛子と刻みネギ‥‥‥マカナイを作る時は、...お茄子の肉ミソ田楽~アク抜きは振り塩で~
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アメバブログへお引っ越ししました。Gooブログからアメバブログへのお引越しが終わりましたので、是非ともアメバブログへもお越しください。下のバナーを突っついていただければ、アメバブログの「新・炎のクリエイター日記」にリンクしています。なお、永きに渡りGooブログ炎のクリエイター日記へのご愛顧ありがとうでした。Gooのコメント欄は暫く頂けるよう設定しました。追伸‥‥‥アメバブログのコメント欄を調べますと、コメントするをクリック→別画面のログイン画面を下にスクロール→ログインせずにコメントする→がありますので、ニックネームと本文だけでコメント出来るようです。‥‥‥‥‥<切り取り線>‥‥‥‥‥永くご愛顧いただきありがとうでした。どなたさまでも、お気軽に新・炎クリ日記へお越しください。酔っ払っても写る「CANONP...お引越し♡は良いけれど~アメバに不満☆Ameba~
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日本でレトルトスパゲティが流行り始めたのは、乾麺を超柔らかくまで茹でて、ケチャップ味にして真空パックにしてあった「ママースパゲティ」が、たぶん起源だと思う。お弁当作りのオカンは、これを小分けにして弁当に詰めていたのを記憶している。今回はポーク缶を使ったペペロンチーノのご紹介。ヒョンなことからイタリア人が、ママーの真空スパゲティを試食したところ「日本では生涯パスタの美味しいものは食べられない」と断言されてから早や半世紀が経過した。現在ではイタリア人を唸らせるパスタ屋さんを容易に探すことも簡単となった。自分で作るには、オリーブオイルに、ガーリックの香りと旨みを溶かし込むことがペペロンチーノ調理の始まり。日本ではパスタの基礎で、詫び寂び‥‥‥つまり、慎ましく質素なものの中に、奥深さや豊かさなど「趣」を感じる心の...ペペロンチーノ~ポーク缶で即興パスタ~
言わずと知れたラーメン屋さんの「麵屋風花」は、京都の高辻東洞院に本店があるラーメン屋さんで、どこで合体したかは知らないが憶測で書いていく。豚人(ぶたんちゅ)の麦笑グループと、業務提携されて麦笑の「とこ豚骨」を扱うようになったようだ。風花からの暖簾分けで、中丸が独立し豚人チェーン中丸風花が生まれたようだ。▲ニンニク増し増し▼小丼はキャンセルして白ご飯に守山の豚人は、定食やお決まりのセットがあり、お値段も少々張るようで麺も少ない印象だった。しかし今回訪問の栗東豚人は、注文しやすくフロワー担当の見事な仕切りも手伝って、初入店のワシでも馴染めた。駐車場が満車でウロウロ迷っていると、中から店員が飛び出してきて順番待ちの居場所を教えてくれた。▲コッテリ系だがお箸は立たない▼中太縮れ麺に見事に絡む豊富なメニュー選びのス...とこ豚骨ラーメン~自由にカスタマイズは栗東豚人~
岡山の中央付近にあたる津山は、日本海からも瀬戸内からも遠く離れていて、新鮮なお魚はそうやすやすと手にはいらない。岡山が発祥の「ばら寿司」は、新鮮活魚は使わず干し椎茸・干瓢・酢蓮根・そして錦糸卵・刻み海苔・紅生姜などで仕上げる。奈良でもばら寿司文化があるのは、似たような食文化がそうさせたのだろう。津山の名物と言えば、コノシロに似たお魚ママカリを、ご飯の友なら山間部まで輸送がきるので重宝される。奈良はサバの塩〆したものを、スライスして柿の葉寿司を作ったりする。新鮮なお魚が手にはいらない山間部での知恵と言えそうだ。そんな昔の山間部にカニカマなるものがあれば、格好のばら寿司へのトッピング食材となっていただろう。外国の人ならばカニカマは、本物のカニより美味しいと謳って売るようだが、日本ではそこまで買いかぶったPR文...カニばら寿司~タラバガニカマの剥き身をトッピング~
野草の山菜からは、風味という持ち味のほろ苦さを感じられる春の山菜天ぷらだが、ワシの中ではコゴミ・ワラビなどはクルリと穂先が丸まって同じように見えている。タラの芽やゼンマイなどは、道の駅での販売や、自分で穴場を探し当てて、ひそかに芽を摘んで持ち帰り、塩水に暫く浸して汚れやアクをとって、天ぷらの食材として使うのも良いだろう。コゴミはアクが少なく、天ぷらでカラッと揚げれば、さほど取り扱いは難しくはない。従って、アク抜きは形だけで汚れを落とせばOKで、下茹で不要にて「コゴミの天ぷら」に仕上げていく。食べ方は、塩・抹茶塩・天つゆなど、お好みで食べると美味しく戴ける。先日ご紹介したチクワ・茄子・お芋・カボチャなども参加させた。チョット油断すると、先日からの陽気で急に春めいた気候になり、シッカリと巻いているはずのコゴミ...春の山菜天ぷら~コゴミ・タラの芽と、野菜の天婦羅~
またまた全力飯のかつやさんから、期間限定企画で「牛ホルモン焼きうどん+鶏かつ丼@769円(税込・100円引)」が発売された。気のせいか最近になって頻繁に期間限定が出るので、そのスピードにワシが付いていけなくなった雰囲気もあるので、どうやら新レギュラーメニューの開発も兼ねているのかも知れない。今回のかつ丼は鶏肉かつ仕様で、本来焼きうどんは丼シャリの上に乗っけるブツではないのだが、それは常識に照らし合わせてのことで、ワシはたとえ何が乗っかっていても、不思議ではない「かつやさん」だと心得ている。時たま飛び出す全力飯の奇策に、些細なことではビックリしないようになった。鶏かつは味噌ダレで味付けし、ホルモンうどんの味付けも味噌ダレとする周到さで、双方さすがの濃い味付けに、和らげとばかりに不要のキャベツの千切り。白ご...牛ホルモン焼きうどん鶏かつ丼~全力飯のかつやさんから~
保存用冷凍白ご飯でつくる「オム炒飯」のご紹介。もともとの炒飯は、皆さんもご存じのとおり発祥の地は中国で、この料理にまつわる歴史は古い。あの遣隋使の時代の隋の宰相が、余ったご飯の再利用を考え、卵とご飯を絡めた砕金飯を作って好んで食べたとある。それが中国各地に広がり現在の炒飯となったようだ。時代は流れ、炒飯も色々と作り方が枝分かれして、アレンジもなされて「オム炒飯」なるものが出現した。オムライス炒飯を略して縮めるのが昨今の流行りで、炒飯は美味しいが何か物足りないイメージが付きまとう。それを解消しようとした、アレンジ得意の日本の調理人が、五目炒飯や餡かけ炒飯そしてオム炒飯などを誕生させたようだ。レンチンした冷凍ご飯で作った炒飯を盛って、溶き卵2個分に牛乳大匙3・味覇(ウェイパー)小匙1をよく混ぜ合わす。中華鍋を...オム炒飯~炒飯の歴史は古いが、日本はアレンジ得意~
久々に訪れた京阪三室戸駅前にある、担々麺・四川麻婆豆腐専門店の超名店「三国志さん」で、手を出していないのが「麻辣担々麺@800円(税込)」と言うことで早速注文した。カウンターの前には、呼び鈴ブザー・メニュー・豆板醤・酢・岩塩・黒コショウ・花椒と並んでいる。普通これと言って追加しなくともよいお味が出ている名店なのだが‥‥‥。超デカイ平べったいお鉢に、色彩が山吹色と言うか黄土色のスープで、ジェロキアが一個看板のように置かれていたが不要だと思う。辛さレベル3と言うことだが、前回はレベル5の地獄の麻辣担々麺を試したので、そんなに辛いと改めて書くほどでもなかった。勿論のことで濃厚な旨みはあるし、麺の弾力・旨み・スープの絡みは適量で美味しい。このお店、三国志さんの辛さが苦手な方は、クリーミー担々麺しか選択肢がないだろ...麻辣担々麺~担々麺・四川麻婆豆腐の三国志さん~
静岡おでんの黒はんぺんほど鰯のイメージはないが、丹後の名物に「鰯ちくわ」があって、こちらも鰯の旨みが感じられる太めの竹輪で、色彩的にはやや黒っぽい見ためをしている。これをアオサ海苔を使って天ぷらの揚げたてをアツアツで戴くと最高に美味しい。あわすお酒は、土佐の司牡丹酒造の船中八策で、超辛口でキレがあってコクもあり、同酒造のお酒は坂本龍馬も実際に飲んでいたと推測される。竜馬の日本を思う斬新な政策「船中八策」は、幕末の志士たちと長崎から京都へ向かう船中で、新しい国家体制の基本方針八策を纏めた幕府への意見書のことだった。大政奉還・議会制度・官制・外交・軍制など、後の明治新政府の基礎となったことは有名な史実だ。人それぞれ拘りがある煩さ方が、一斉に自分の鰯ちくわの切り方を伝える。中央の1/3くらいの目安のところを斜め...鰯ちくわ磯部揚げ~丹後の名物を磯部揚げでアツアツ~
財務省の思惑通りかは知らないが、先日にまたまたビール・発泡酒が値上がりした。こういう時の買いだめは、無駄なことは悟っているが、1ケースに1本極小サラダ油がくっついてきたり、5ケース一気に運べるキャリーが、5ケース積まれた状態で売っていたりで、メーカーさんも色々と頑張っている。オジイがよくやっていたが、薬ケース(当時2500円)に一回分づつ分けて入れておくと、飲み忘れなどが無くなるってんで買ってあげたが、ワシは一生そんな便利グッズとは無縁だと思っていた。しかし最近になって、種類によっては早くなくなるサプリと、滅茶余るサプリがあるのでお薬ケースを100均で調達したのは、ビタミン剤やサプリが多く飲み間違いもあると感じたからだ。あとは今年も可愛い新芽が出てきた山椒は、山から採ってきて挿し木で育てた5年目で、ある程...取るに足りない画像~埋もれさせるには惜しい写真~
全力飯のかつやさんから、期間限定で三種のかつ丼の上から、2個たまのハムエッグを乗っけたかつ丼が飛び出した。アクセントに、カレーパウダーとマヨネーズの味付けが施されているものだった。ご覧のように下広告にあるとおり、第一弾はハンバーグ・海老・鶏から揚げで、第二弾は鶏・海老・ホタテという順だった。最後の第三弾は豚カツ80gロースとなっていて、これがワシの本命で一番確かなメニューだと思ったので、ひたすら待つことにした結果だった。ハムエッグのハムは並みの上くらいで、そっとハムエッグを持ち上げて覗くと、ソース少なめかつ丼が隠されていた。トータル的にみると、2個たまハムエッグの黄身つぶしで、マイルドにミックスされたお味も、狙いどおりカレーの風味とマヨの滑らかさで「吉」と出ていた。このお味は当初の想定の範囲内で、大根のお...ハムエッグかつ丼~全力飯から第三弾の豚かつ丼~
キツネ狸天とじ丼‥‥‥。ややこしい名前を付けたはいいが、以前から書いているように、関西と関東では呼び名に隔たりがある。関西では天かすが無料という観点から、関東のようにタヌキという洒落た名前を付けることはない。従って普通に「天かすとじ丼」となるわけだが、こんな貧民丼でも学生時代には思いっきりお世話になった。バイト料がはいる前の週くらいになると、たちまち生活費が火の車となり、行きつくところは食費の切り詰めとなる。この時期に大活躍するのは、実家から持たされた出汁の素・卵・お米などで、美味しいものを作れるようになろうと決めた頃、バイト先の先輩が作るマカナイ丼に天かすを上手に使っているのを見た。天カスに溶き卵をとじて、天丼もどきを作れば、お味は天ぷら丼のクオリティとなる。見かけは悪いがお味は保証付きの「キツネ狸天と...キツネ狸天とじ丼~貧民丼は、学生時代のご馳走~
さて吉野家さんから持ち帰った、追い飯・鶏肉と紛れ込んだ牛カルビ肉は、貧相でみすぼらしい典型的な残飯という感じだ。これを使ってのリメイクで、晩ご飯の「餡かけ親子丼」を作っていく。追加で準備したものは、溶き卵・水溶き片栗粉・刻みネギなどで、吉野家から持ち帰った紅生姜もあるので、準備にはそんなに時間がかからなかった。まずは醤油系の餡かけつゆを作っていく。お出汁は昆布とかつ節で、日本酒・砂糖・味醂・醤油・塩などで恰好をつけていき、鶏肉・牛カルビ肉も投入して、水溶き片栗粉で適度な餡をかけておく。ふつふつと煮えてくれば、溶き卵をまわし入れて、お玉で手前から向こうへ、右から左へ十文字を切るかのように、一度っきり混ぜるのだが決してシツコク混ぜないで2手だけ混ぜて卵の出来を頃合いまでにしておくこと。ご飯をレンチンして、出来...餡かけ親子丼~新スタ丼の「追い飯」をリメイク~
吉野家さんでは、以前から販売されていた店内最重量級の、スタミナ超特盛丼がリニューアルされた。今回あらたに発売の「新スタミナ超特盛丼@1029円(税込)」が、お試し期間の100円引きとして販売していたので、怖る怖る注文すれば見た目はそんなに変化はなかった。ひとつひとつ吟味していくと、デッカイ丼に大盛りの丼シャリ・三種のお肉がところ狭しと盛られており、更に白ご飯が追い飯として横に置かれている。よく見るとお肉の種類が、牛肉・豚肉・鶏肉の豚肉が牛カルビ肉に差し替えられていて、噛み応えと脂身の旨みが増して、さらなる野性味の旨さを感じだ。中央の卵は生卵か半熟卵かを選んで、紅生姜がテーブルから姿を消したので取り溜め。この飯量はワシにとっては少々多いので、持ち込んだタッパーに早々と追い飯だけ詰め込んで、上から鶏肉だけ選ん...新スタミナ超特盛丼~吉野家さんから新メニュー~
子供が小さい頃は、遊園地・ゲームセンターとかも、刺激的な風を吹き込んでくれるし、人間形成にも役立つだろうから大事だと思う。しかし人工的な遊び場や、子供が喜ぶようなお店に連れていくだけでなく、敢えて自然の中で遊ばすような、川原バーベキュー・伊勢湾へ潮干狩り・和歌山や福井へ海水浴など、ワシの趣味っぽい方向へ引っ張りまわしていた記憶しかないが、それが子供たちにとって強い想い出となって残っているようだ。白良浜の砂浜・木津川の川原などで、タイヤを取られ車で立往生したこともあったので、砂を怖がらずに行けるように四駆もフリーホイールハブのものを買ったこともあった。タープ付きテントや、バーベキューセットも共に揃え、そんな道具一切合切が今も物置きにあるが、もうバリバリに使うこともないだろう。そう言えば、子供たちを連れてのゴ...アサリの酒蒸し~潮干狩りは満ち干きが大きい3月下旬から~
我が家の3時のスイーツ定番「パウンドケーキ」は、NET上のクックパッドを参考にすれば、未経験の方でも上手に作れたというのも、よく聞くお話で時代も変わったものだ。しかしスイーツと言うのは、定量を頑なに守らなければNGのケースもあるので、アレンジできないところの分量変更がどの部分かを知っておくのも良いことだ。ドライフルーツ‥‥‥特にレーズンを多めに入れたいが、スイート系のラム酒に漬けおいて数週間。そんなラム酒漬けを酒ごと使って、パウンドケーキを焼いてみた。洋酒の薫るケーキには、ダージリンのストレートで対応すると、ラム酒の風味も確実に受け止めてくれるはず。超やさしいラム酒の香りは、甘さと苦味を兼ねそろえており、カラメルのような濃厚な風味を持つのが特徴。甘みと旨みが詰まったドライフルーツと共に、美味しいパウンドケ...洋酒薫るパウンドケーキ~ラム酒漬けのドライフルーツ~
天理駅には、甲子園の応援垂れ幕が下がっていたが、実力が出し切れず1回戦負けを喫しているので、垂れ幕を春風がすり抜ける音が悲しそうだ。駅前から少々離れたところで営業している「天理ジャンたこ」は大きなタコが入っているので、ずいぶん以前からファンだった。▲ソースよりマヨ率が非常に高い▲折角の応援垂れ幕も、天理は一回戦敗退▲たこ焼きにも色んなお味のバリエーション昔ながらのたこ焼き屋のように、焼いて保温してあったタコ焼きを、ソースと薬味でデコるのではなく、注文を受けてから焼き始めることで、焼きたての美味しいものをお客に手渡せそうだ。タコ焼き機の出来あがり個数が、8個~16個のものがあるのも受注→焼きたてとなるのだろう。ランチと称して、お味を色々変えていく商品も人気だそうだ。▲各種たこ焼き機でどんな個数にも対応できる...天理のたこ焼き~値上げの嵐はここでも=ジャンたこ~
以前にガスコンロのオマケに貰った「ストウブ」があったのを思い出した。直火焼きなのか、蒸し焼きなのか?もひとつ判らない自分がいる。例によって細かい説明書やレシピ集は読まないで、大きな文字のみ呼んで使っていくことにしたが自信はまったくない。▲オコゲが目立ってワイルドな焼き上がりになった一般的にストウブと言うのは、ごく普通のお肉でも超美味しく焼けてしまうみたいな優れものだと言う知識くらいはワシにもある。箱に書いてある大きな字を見ると、定番の煮込み料理を始め、肉料理・魚料理・炊き込みご飯・パン焼きなどがお薦めとある。▲鶏もも肉の筋などを切って下処理をする▲ガステーブルを買うと漏れなくついてきたこれは鶏のもも肉くらい、行きがけの駄賃で焼けてしまいそうだ。モモ肉だけでは愛想が無いので、刻んだピーマンも放り込んでみた。...鶏もも焼き~初めてストウブで焼いてみたが‥‥‥~
京都の奥座敷として「貴船の川床」がある。うだるような暑さがある京都盆地だが、平安時代から続く貴族暮らしの方たちは、涼を求めて北の果てまで、涼みがてら美味しい川床料理に冷やっこい冷酒を傾けたってことだ。バブルの頃は「貴船で暑気払いでも」とよく誘われたものだが、ここんとこはお声もかからない。▲鮎の塩焼きは急流を泳ぐ姿そのもの▲▼清流のすぐ上に床が組まれてある貴船は川床(かわどこ)と言うが、鴨川は同じ字を書いても川床(かわゆか)となっている。貴船川の清流が涼を運んでくれるし、その真上に床が組まれて獲れたての「鮎の塩焼き」や「お造りの盛り合わせ」>など、小粋な料理に冷酒が良くあう。▲▼清流に流れがあれば天然クーラーがよくきく▼お造りはハモを中心に戻りガツオなどスイーツも数々ある中で、文明の利器を使っていない「氷室...貴船で暑気払い~京都の奥座敷として納涼の代名詞~
我が家の人間ではなくて、ワンのお話だが先々代・先代・モンちゃんと、異常なピーマン好きで、買ってきたら盗み食いをして、ワタシャ知らん見たいな顔をするが、口の周りがピーマンの種だらけで‥‥‥即!私が犯犬ですと言っているようなものだ。これが生ピーマンが美味しいと教えたわけでもなく、3ワンともに同じことをやってのけた。ところがワシは、ピーマン嫌いで進んで食べない感じのマイルドなものだ。かけ出し時代の京都七条の王将では、青椒肉絲のピーマン抜きと注文経験ありで、店長に「それ焼肉やん!」と突っ込まれたことも。それがいつしか青椒肉絲が大好物になったから不思議なものだ。青椒肉絲は、関西なら牛肉でつくるところだが、関東・本場中国では豚肉で作るのが本筋のようだから、そちらに寄せてみたのは豚肉が余っていたからかも知れない。炒めた...みんな大好きピーマン~青椒肉絲のピーマン抜き~
お姉ちゃん3005gと、弟くん3100gの元気な赤ちゃんが誕生した。出産間際のあの末っ娘の大きなお腹は、この子達計6105g・あと色々とお腹の中には合計8キロくらいは詰まっていた計算だろうか?入院期間中の面会はキッチンタイマーのようなものを持たされ、15分☓2人分の30分間だけ面会が許された。末っ娘のとんでもないお腹の大きさに圧倒されたのもあるが、普通に一人出産3500g程度の赤ちゃんでも、妊婦さんは辛いと言ってるのだから、今回は末っ娘の頑張りを素直に評価してあげたい。昨日は退院してきた当日で、仕事を終えて全員が集まったのは21時頃だった。出来合いのオードブル・お寿司などを用意したが、この日ばかりはお迎えに行ったり、荷物を運んだり、お買い物に行ったこと3回、女性陣からしたら大した仕事じゃないと評価されるだ...双子ちゃん誕生~ウチワでのお祝いも集合できたのは21時頃~
先日は、ニセの冷やし中華となるコンニャク麺で作れば、冷麺のような食感だったが、今回は生協のお試し商品で、素麺の要領で作った冷やし中華用の中華麺ということだった。この製品は、ぶっ掛けるタレのゴマダレが同梱されていて、至れり尽くせりで随分と作り易い気がする。今までの中華そばには、麺の硬さと言うかコシの方は求めなかったが、中華そばよりも、断然シコシコ感があって美味しい。この冷やし中華は、素麺の手延べと言う技法が使われており、乾麺もそーめんのように束に纏められている。2024年になったいま、冷やし中華も製造過程で改革があったと、他社も見習うべきだろう。トッピング食材などはこれまで通りの、トマト・錦糸玉子・レタス・キュウリ・ウインナー・温玉などで、満足いくところに「麺」が良いとなれば、今年は美味しい冷やし中華へと一...手延べ冷やし中華~素麺の技術は手延べで麺のコシ抜群~
エノキ茸を使った「なめ茸」製品には、ピリ辛へハンドルを切った製品が何社かあって、大衆的なナガノの製品には、減塩・ニンニク風味・明太子味に走った製品がある。食通の間では有名な、八幡屋磯五郎の唐辛子を使ったなめ茸は、風味抜群の唐辛子を配合させたようで超美味しそう。ここ最近は、ティックトック動画で頻繁に紹介されている、エノキ茸のなめ茸と同じような作り方で、ワシのピリ辛策は端的に、鷹の爪を多めに混ぜるだけに留めた。エノキ茸の石づき部分を切り落とし、3分割くらいにカットしてフライパンで炒めていく。水・昆布出汁・砂糖・日本酒・醤油・オイスターソースなど。昆布出汁は即席の調味料を、半カップくらいの水で溶かせておくとスムーズにいく。最終的にお約束の鷹の爪を3本細かく切って混ぜてみた。仕上げには、水溶き片栗粉で適度なトロミ...ピリ辛なめ茸~既製品のなめ茸よりもピリ辛に~
本日はいつもの焼き鳥屋さんが、常連さんの無茶ぶりに裏メニューで応えるべく、必死になっているマスターにチャチャを入れまくった。それをツマミに、デカカップで「レモンサワー」をひたすら飲んだ。ワシは密かに「もつ焼き」に舌鼓をうった。▲もつ焼きが超美味しいどうやら常連さんが、4人の宴会を予約されており、裏メニューの「もつ鍋」がリクエストされたそうだ。ワシは開店と同時にお店に到着したが、ひとつの土鍋にモツを始めつくね団子などを盛り付けに出くわした。そこへ常連さんの携帯から、4人が10人に増えるとのことで、お鍋は用意したもので良いと言う連絡だった。▲4人前のもつ鍋では10人が満足できない▲モツがぷりっぷりで超美味しそうさぁ~量的に見合わない土鍋を前に、マスターが悩み始めたので、ワシが土鍋を取りに帰っても良いが、少し違...もつ焼き~モツが美味しいのでアルマイト鍋を奨める~
新生姜が出始めて、初々しいところを酢漬け3日ほどで戴くと季節の風味を戴ける。色んな調味酢を試したが、トキワのべんりで酢が一番で、漬けて放置するだけで、最高の新生姜を楽しめるのでお試しあれ。さて今回は新生姜を使っての、自家製紅生姜づくりをご紹介。▲豚バラ丼にも自家製紅生姜▲このように漬かったら自家製紅生姜の完成新生姜の水分を抜くために、適度な厚さに切り分けて陰干しすること3日間ほどで、塩分が混ざった赤紫蘇・無塩の梅酢で漬け込むこと常温で一週間くらいで食べられるように。ワシは基本は刻んで炭水化物料理の箸休めに使っている、これが無いと困る吉野家の紅生姜のようになってしまった。▲玉子チャーハンにも自家製紅生姜▲ビーフチャーハンにも自家製紅生姜これにて漬かった紅生姜をスライスして、天ぷらに揚げるのは関西流の「生姜天...自家製紅生姜~炭水化物料理にアクセントの紅生姜~
今年も牛丼の吉野家さんから、麦とろ牛丼の販売が開始された。親子丼を押しのけて、このメニューが出てくる頃には、初夏の彩りがより濃くなってくる季節となる。もち麦ご飯のビタミン群が、牛肉との相乗効果で夏バテ防止の急先鋒となることは間違いない。オクラの彩りが良い感じだし、後から解ったのだが「冷や汁」って、これお店ではチンチンにアツかったんですけど。社員やバイトちゃんが、冷や汁の定義を理解せずに温めてるのではないだろうか?そう言えば味噌汁としては一風変わった味付けだったのは、すり胡麻がはいっていたことで、飲んで一瞬なんだ?この味噌汁の味はと思ったのが素直な感想だ。もち麦ご飯に逆らって、普通の白ご飯に変更をお願いした牛皿白米とろ御膳@717円(税込・50円引クーポン使用)では、白ご飯に紅生姜はお約束となっている。定食...牛皿麦とろ御膳~麦とろご飯は理に適った夏ランチ~
いつもは関西風のバラ寿司と題して、干し椎茸・干瓢・高野豆腐などを小さく刻んだものを使うのだが、今回はマグロ・サーモン・イカ・茹でえび・イクラなど海鮮魚介類と、厚焼き玉子・錦糸卵・キュウリ・自家製紅生姜・刻み海苔などを追加するのだから、今回ばかりは鮮魚が多いので、お江戸八百夜町の符丁から「江戸前ちらし寿司」と言うことになる。関西風ばら寿司ではなく、関東風の魚介ちらし寿司を作っていくことにしたので、いつものように生椎茸を天日干しして、戻して戻し汁も使って、干瓢・高野豆腐を煮込んでいく作業一切を略した。その代わりと言っちゃ~なんだが、速攻技で永谷園のすし太郎を利用させてもらったので、今回は意外と力技に早技も加わった超簡単ちらし寿司作りとなった。先日に新生姜を買ってきて、赤紫蘇・梅酢などで漬けたところだったので、...江戸前ちらし寿司~海鮮魚介類を使えば江戸前となり~
東京が江戸と言った時代には、目前に迫る東京湾で獲れる穴子のことを江戸前と表現したらしい。それが魚介類全般に使われる代名詞と変化していったようだ。今回はタコを使った炊き込みご飯「桜めし」の紹介でと、小ぶりのタコが春先から獲れることや、切った身が桜の花びらに見えたことや、ご飯がピンク色に染まったことが理由のようだ。今回は見た感じタコには見えないが、北海道産ミズダコのタコトンビと呼ばれる口の周りの部位を使っていく。理由としては、よく動かす部分で良い出汁が摂れることや、噛み応えがあって食感が良いことを利用させて頂いた。本来ならタコの皮の赤色でご飯がピンクになるのだが、タコトンビにはそれがない。見た感じは赤くもなく、鶏の肉のように見えるが、実はタコの旨みが究極にでているのが伝わりにくい。桜めしと呼ぶには少々抵抗ある...桜めし~釜めしの器にタコの炊き込みご飯~
先月は、から揚げが揚げカスだったミステイクの全力飯「かつやさん」だったが、今月も期間限定のメニュー「マグロとささ身のカツ丼@769円(税込・100円引券)」を提供されていたので、気は進まないものの、恒例であるからしてオーダーした。マグロのカツは、豚ヒレ肉を更に柔らかくしたようなイメージで、魚と言うよりお肉の顔をしている。お魚の臭みを想定してか、タレは薬味ダレと称して、刻み生姜・ネギを漬け込んだ醤油を使っている。これはアッサリ系のささ身にも良く合うタレで、裏側から見ると大根おろし迄添えてある周到さだった。双方のカツによく合う薬味ダレは、この丼にこそ合うもので冷やっこの薬味と酷似しているんで、勘違いしそうなお味だった。ワシが丼を注文するのは、定食と違って丼の中にはロマンがあると考えるからで、何故ワシが注文する...マグロとささ身のカツ丼~全力飯のかつやさんから期間限定~
前回買ってから2年が経過していた、三輪素麺9キロ木箱入りが補充の時期を迎えた。木箱入りで買っておくと、日が経つにつれて更に「ヒネ」と呼ぶ美味しさが出てくるような気がしている。今回は、手延べ三輪そうめん玉井製麺所@9980円(税込)を選んでみた。チマチマと買うよりは断然有利なお値段で、例え消費するのに3年かかっても、木箱買いが正解だと感じている。細くてコシのある三輪素麺は、冷水で〆るのが美味しく戴くポイントで‥‥‥スワッ!麺つゆには相方がアレルギーの宗田節が使われているではないか?冷や素麺の美味しさは夏場の酷暑の時には重宝する。しかし、これからは沖縄のソーミンチャンプルのように、麺つゆの使用無しで炒めて食べるのもアリだと思う。ソーミンチャンプルのポイントは、黒毛和牛の牛脂とニンニクで、旨みと香りを持たせると...三輪素麺9キロ~夏場はアッサリと素麺がウケる~
ここ最近は、お野菜が余ると野菜室掃除と題して「野菜の天ぷら」を揚げて食べてしまうことにしている。こういった週一の浄化作用で、比較的に新鮮なお野菜を戴けるということだ。ある人に聞いたことだが、下着のトランクスはズルズルと使いまわさないで、思い切って年一で処分して総てを新調すると気持ちも新たに頑張れるそうだ。野菜とパンツを一緒に出来ないが、トランクスはワシも実践していると格好をつけたいところだ。しかし、実のところは1年半くらいをメドにしているって中途半端だろ!茄子・玉ネギ・じゃが芋・青紫蘇に粗塩を添えてみた。続いて舞茸・トウモロコシが異常に美味しいのは、超美味しい手打ちうどん屋さん(長浜・山石土平)の天ぷらが実証してくれている。粗塩を添えたのは、相方のアレルギーが鯖節に加えて、宗田節も仲間入りしたようで、天つ...野菜の天ぷら~天ぷらは超美味しいが、天つゆにご注意~
何時の頃からか?殆どの関西のタコ焼き店は、焼き置いているたこ焼きの販売を、基本的になくしたようで、予約を入れてから約束の時間に行くと、ジャスト焼きたてを戴けると言う理屈だ。関東から進出の銀だこあたりは、現在も焼き置きを販売しているが、出来れば焼きたてが美味しいのは誰もが認めるところだろう。▲色んな種類のジャンたこセット▲秘伝ソース8個入り@560円大阪・奈良・天理とお店がある「ジャンたこ」のたこ焼きは、元祖究極の外かり!中とろ!の法則を守られたたこ焼きだと聞く。その結果、行列の出来るお店として、メディアやグルメ雑誌に紹介されたようだ。確かに中がとろっとろで焼いたタイプは、時間が経てば真ん丸たこ焼きもペシャンコとなってしまうだろう。▲注文を受けてから焼くスタイル▲持ち帰りパックには空気穴の工夫萎まないように...ジャンたこ~メニューが豊富な究極のたこ焼き~
昨日は盛夏を思い出すような気温で、遊歩道の舗装温度が跳ね上がって、ワンちゃんがお散歩するには暑いだろうと、陽が陰りかけてからの時間を待つことになる。芸人さんが歌うように、ここは「冷やし中華はじめました」と行きたいところだが、今回はヘルシーなコンニャク麺で代用した。コンニャクパーク「月のうさぎ」から出ている蒟蒻製の冷やし中華を使ったが、見た感じは麺だと信じて食べるしかないシチュエーションだ。食感のイメージは、盛岡冷麺よりも更に蒟蒻寄りだと言うことから、冷麺と呼んだ方が一般に馴染みそうだ。麺が蒟蒻と言うだけで、見た目はシッカリと冷麺風になっている。タレの種類は、酸味のきいた醤油系のものと、ごまだれ系の二種類があって、トータル的に見れば幾分ごまだれの方が馴染んだようすで抵抗感が無く戴けるようだ。お野菜を盛りだく...冷麺はじめました🎵~今年初の冷し中華を早く食べたい~
ヤマザキのWソフトの食パンが大好きで、安売り@185円の時に買い過ぎたのもあって、期限切れ間際のパン粉としてリメイク流用を決めた。普通なら細かく粉砕して、新世界の串カツのように仕上げたいところだが、なんせWソフトであるのでパン粉の旨みを引き出したいと考えた。鶏モモ肉とネギを串に刺して準備していく。串をもたげて指に近い根本側はネタを小さく、上部の先っぽは逆にネタを大きく仕上げるのが、プロの串刺し下ごしらえだと聞くので、彼らの言うことを忠実に守って刺してみた。大当りと題して、牛のヒレ肉もミディアムレアくらいに仕上げてみた。本場の大阪新世界の串かつやさんでは、現在は二度づけ禁止のソースは置かず、ソース注しからぶっ掛けるみたいだ。感染症や道理の解からないバカ者たちによって、悪戯されたりしてドンドン食文化が壊されて...串かつ~パン粉は細かいか粗いかも重要~
友人に誕生日のお祝いと、うな重をご馳走になった。去年の暮れに開店した鰻カフェ「昼だけ間借り石山うなぎ」だが、以前ご紹介した石山肉割烹の店舗を、昼間のみ間借りされて営業されているようだ。大きくジャンル分けすると、関東風の蒸し→焼きのような感じで、全体が柔らかくふんわりをキープしており、タレは甘みが勝っている。▲炙り牛とろ鰻重@2600円▲セットにはお吸いもの付き▲う巻きハーフ@300円ウナギ自体は関東風で違和感はないが、ワシがオーダーした「炙り牛とろ鰻重@2600円」に関しては、牛肉のレア感覚を期待して注文したところ、すっかり牛丼状態に仕上がって来たのにはガッカリで、レアの注文に応えてくれるのかを質問すると、どうやら曖昧にはぐらかされてしまったので牛ナマ肉問題は奥が深いようだ。▲昼だけ間借り石山うなぎのメニ...石山うなぎ~店名に「昼だけ間借り」の注釈があるお店~
北海道のうまいもん市で連想するのは、道南の海峡まぐろ・積丹のうに・オホーツクのカニ・苫小牧のホッキ・函館のイカなどを連想するが、函館のイカが獲れなくなっているようだ。そんな一流どころはインバウンドの方達にお任せして、ワシは大衆的な美味しいものをご紹介。北海道沿岸で獲れる、肉厚のホッケをよく焼きで、焼きたてをホクホクと戴くのは最高だ。近所のスーパーで売られているような、ロシア産の縞ホッケなどからは想像もつかないほど、肉厚で身がほろりととれて超美味しい。骨側にくっつくパリパリした中落ち部さえも珍味となる。持ち味の糖度が最高に甘いトウキビを蒸して戴くが、歯の間に詰まった実だけでも生ビール1丁くらいは楽勝だ。じゃが芋はキタアカリのじゃがバターで真空パックとなっている。湯煎であっためてお皿に盛るだけで美味しいが、無...北海道うまいもん市~焼きホッケ・蒸しトウキビ・じゃがバター~
子供たちが小さい頃には、度々用意した「手巻き寿司」だが、最近はとんとご無沙汰で、何やら懐かしい想い出のような気さえする。お酒を飲みだせば、手巻き寿司のネタにワサビをたっぷり添えて、お刺身として食べるようなことをするので、手巻きとしても格好がつかないケースが多かった。格好がつかないと言うと、お寿司屋の師匠である大将は、手巻きを作れないオジサンだった。巻き簾で小巻きを巻く直前でギュッと巻かず、置くと開いてしまうような小巻きを半分に切ってお客に渡していたのも、懐かしい想い出となっている。ある意味、お寿司屋さんのレジェンドのような人だったんで、頭の中の教科書以外のことはやろうとは思わないんだろう。お酒を早めに切り上げて、ネタとシャリを海苔に巻いて食べたら、四分一に切られた海苔も恥をかかずに、総てを巻き切ることが出...手巻き寿司~久々のメニューは数年ぶり~