年越し蕎麦 ~我が家は北信越の外一蕎麦~
暮れの年越し蕎麦は、細く長く健康的に暮らすことと、細いので切れやすい蕎麦の特徴が、不幸な厄と切れるみたいな縁起かつぎから始まったと聞いた。蕎麦事情に興味津々だったので調べてみれば、鎌倉時代の博多のお寺が炊き出しをしたのが切っ掛けとなっていて、一般には蕎麦がきの塊りであったのが、麺タイプに変わり「細切り」と呼ばれだした江戸時代中期のことだろう。百人のそば食う音や大晦日日本橋の越後屋さん(三越)の資料として上記の俳句が残っている。きっと江戸八百八町に響き渡るほど、細切りになった蕎麦は爆発的人気で、晦日の蕎麦をすすっている町民が多いと言いたいのだろう。我が家も毎年のことながら外一蕎麦(十一蕎麦)を食べながら一年を振り返る。本年も皆さんにお世話になりました。福井の「外一蕎麦」とは、最近で言う十割蕎麦とか二八蕎麦と...年越し蕎麦~我が家は北信越の外一蕎麦~
2023/12/31 15:00