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炎のクリエイター日記 https://blog.goo.ne.jp/sugichan_goo

綺麗なものを一眼レフや i Padで撮影し、画像中心で普段の行動を綴る。こだわり料理レシピもご紹介。

どんな素材も、関西風味にクリエイトします。

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大津市
出身
天理市
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2012/11/09

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  • 白川郷 ~合掌造りのみなもとは「結」にあり~

    鎌倉時代初期に歴史に登場する「白川郷」は、庄川沿いの合掌造りの家屋に、当時の厳しい生活感があったことが理解できる。夏は涼しく過ごしやすいが、冬は積雪が身長を超えるときもあって、厳しい冬の生活と隣合わせとなっている。住民の皆さんのご努力あって、ユネスコの世界遺産として登録された。白川郷の生活・建築物は、隣人同士の「結(ゆい)」と言う相互扶助のもと現在に残せたと聞くが、趣ある合掌造りの建築物も「結」なくしては語れない。合掌造りの茅葺屋根の吹き替えは、住民の皆さん総出のもとおこなわれ、人と人の絆の大切さを昔の白川郷は実践してきたと言うが‥‥‥。ところが現在は馬鹿高い駐車場、テーマパーク並み価格の商業施設が胡坐をかき、知名度だけで集客している濡れ手で粟作戦のような、最悪のイメージダウンを実感した。これなら海外から...白川郷~合掌造りのみなもとは「結」にあり~

  • 高山の居酒屋さん ~飛騨は富山湾に意外と近い立地~

    さて近頃では、居酒屋さん好きが高じて恒例となった、旅行先での居酒屋さんめぐり‥‥‥本日は炉端焼きに目を付けた。ここ飛騨高山は、山間部にあって富山の漁港まで意外と近く、魚介類を始めとして海産物が普通に手にはいるようだ。従って今はないが旬の時季などには、ホタルイカが超新鮮な形で入荷してくるようだ。相方のNGの光り物を抜いて、お刺身の盛り合わせをアレンジして欲しいと注文すれば、さすがにハマチ・カンパチ・カツオが普通に入っていたが、これは整理係のワシが一掃すれば良いことで、珍しいものとして皮を剥いたタコ・ホタテ貝柱は中国の圧力で問題を抱えているブツが並んでいた。解禁になって間もない、紅ズワイの陶板焼きは、ほくほく・ふっくら・しっとり身が詰まりまくりで超美味しい。カンパチの兜焼き・生ウニのお刺身・飛騨牛の朴葉味噌焼...高山の居酒屋さん~飛騨は富山湾に意外と近い立地~

  • 飛騨の里 ~山村の生産用具と入母屋造り~

    時代の流れと共に失われていく、古い民家や数々の生活用具を展示している「飛騨の里(1971年開村)」をご紹介する。飛騨の豪雪に耐えた、入母屋造り・合掌造りの民家を飛騨の各地から移築した施設となっている。生活の糧となる稲作作業に必要だった農器具や、雪深い山村で藁細工・刺し子細工・組み紐などの民芸品に勤しむことで、山間部の生活を支えたようだ。内部の土間を見ていると、飛騨高山の極寒の冬季を、囲炉裏端で煮炊きもの・焼きものなどをしながら、暖をとる家族の姿が浮かんでくるようだ。土間を挟んで馬小屋が見え、顔を出す馬と目が合うような作りとなっていて、一家の働き手として馬・牛は家族同様の扱いを心掛けたようだ。同じ角度の上部には神棚があり、逃れられない苦しさは心理的に神仏にすがったようだ。昔の山村では、なんといっても稲作作り...飛騨の里~山村の生産用具と入母屋造り~

  • 飛騨高山の酒 ~ぶらり街角めぐって酔いがまわる~

    飛騨の高山は水がよく、上三之町辺りの古い街並みには、造り酒屋さんがズラリと並んでいる。店頭には、仕込んだお酒の熟成度の目安となる杉玉が吊り下げられており、船坂酒造さんの杉玉も緑から茶色に変わっていると言うことは、今年の新酒も機が熟してきたということだ。▲玄関の上にしめ縄と共に掲げられている▲お酒仕込んだ時は杉玉は緑の状態船坂酒造の利き酒は、コイン1枚@100円でお猪口に半分くらいの規定量が注がれる、日本酒コインサーバーと言う画期的な方法となっている。なにかナミナミと注がれないもどかしさにイラつく感情が芽生えた。しかしいずれはこちらのイラつき利き酒が主流となりそうだ。(嘆)▲▼試飲の写真はイメージ一方、原田酒造さんの山車(さんしゃ)は、安易にダシと読んでしまいそうだが、昔ながらの利き酒専用のお猪口@450円...飛騨高山の酒~ぶらり街角めぐって酔いがまわる~

  • 上高地アルプス5千尺 ~朝5時のお散歩~

    長野県にある大正池にAM5時頃に到着。さらに田代池・湿原などを散策すると、日本アルプスと呼ばれる3千メートル超えの山々が聳え立つ景観に心が洗われる思いだ。上高地のシンボル的存在のかっぱ橋は、穂高連峰の山々が迫ってくるように奇麗に見えるスポットで、この場所までは専用バスも利用できるので、お気軽るに楽しめるようなお散歩コースとなっている。▲海抜1500mの田代橋から3000mの穂高連峰を望む▲かっぱ橋から梓川上流を望むきょうは梓川を上流に向かわないが、行けば本格的な登山とあいなり槍ヶ岳と、横の岩が聳え立つ。その岩は槍ヶ岳の小さいバージョンで通称「小槍」の名で通っている。槍ヶ岳の海抜3千メートル強を、尺貫法で言うと1万尺となり、見上げるポイントのかっぱ橋でも5千尺で、従って雄大な景観に身体がフリーズしてしまいそ...上高地アルプス5千尺~朝5時のお散歩~

  • ビンチョウマグロ ~小ぶりなものを1匹買い~

    バーゲン商品で、比較的お安いお値段のビンチョウマグロを発見!家族全員だったら食べられるかもと子供たちを呼んで、お刺身・脂がのったビントロ部位・2つ割り頭の塩焼きなどを楽しんだ。一家大人8人のお腹が満腹になったが、ビンチョウ一辺倒では皆さんご想像のとおり、チョッピリ飽きがきた。しかし回転寿司のネタがメジャーになったのは稀なことかも。ビンチョウマグロは、胸ビレが異常に大きく長く、群れを成して泳ぐときには、トンボの群れが飛び交っている状態と酷似しているんで、トンボマグロとも呼ばれるようだ。半身・背骨・半身と3枚におろし、さらに半身を真ん中の血合いを境に、腹側(ビントロ)と背側(赤身)とに分ければ、5枚におろしたと表現する。一匹冷凍でのブツは、解凍する途上の半凍り状態で、スピード勝負で調理すると比較的やりやすいが...ビンチョウマグロ~小ぶりなものを1匹買い~

  • 丸鶏醤油ラーメン ~麺屋 SHINのお昼セットに味玉追加~

    ラーメン屋さんは、そこらじゅうでオープンするが、逆にお店仕舞いされいくお店も少なくはない。そんななか、石山の駅近くのガード下に、オープンしてから既に4年経過しているラーメン屋さん「麺屋SHIN」さんがある。オーナーシェフの伸一さんは、フレンチ出身だと言う紹介文をNETでみた。フレンチの技術でつくられるスープは、丸鶏スープと言うことだが、チキンコンソメ風の旨味が溢れている。チャーシュー・半熟味玉・メンマなど見れば、そのままの格好で豚バラ三枚肉を煮込んだチャーシューで、立派に細長い大きさには満足と旨みを感じた。ニンジンなどは、グラッセの分野で甘く味付けされていて無茶柔らか仕上げとなっていた。他のお野菜も、ブロッコリー・貝割れ・玉ネギなど馴染んでいた「丸鶏醤油味玉ラーメン@980円(税込)」だった。★評価には関...丸鶏醤油ラーメン~麺屋SHINのお昼セットに味玉追加~

  • あゆ茶漬け ~落ち鮎の塩焼きを流用したあゆ酒~

    秋の産卵期に川を下ってきた鮎のことを「落ち鮎」と言うが、近江のびわ湖では注ぎ込む河川とびわ湖の、ごく小さな世界での攻防がある。他の河川の鮎よりも小さな身体だが、腹に卵をもち体色はやや茶色っぽい色彩に変化しているが、塩焼きにすればこの上ない美味しさを発揮する。初夏のピチピチ若鮎に脂がのって、また違った旨みが落ち鮎にはある。塩焼きにすると飛びっきりの旨みを発揮する。白ご飯にほぐした鮎の塩焼き・青じそ・茗荷に、犠牲の鮎から摂ったお出汁を注ぎ「あゆ茶漬け」と洒落こむ。これの方向性は、鯛茶漬け・鯵茶漬けなどに劣るものではない。また鮎を炙って2合の日本酒に浸け、旨みがお酒に抽出されるまで待ち、ちびりちびりと盃を傾ける「あゆ酒」は、香魚と呼ばれる鮎の芳香が漂って超美味しく風流なものだ。大きめの盃に2尾の鮎は贅沢極まりな...あゆ茶漬け~落ち鮎の塩焼きを流用したあゆ酒~

  • 天津麺 ~カニカマの完成度と生ラーメンのコラボ~

    遅めの朝ご飯と早めのお昼ごはんとを兼用にする、ワシ流ブレイクファストは、朝昼兼用の食事と解釈している。本当は、夜長からの断食で空腹を壊す(ブレイク)朝ご飯(ファスト)みたいなことだったはずで、朝昼兼用なんて拡大解釈も甚だしい感じだが、ワシ自身やめようとは思わない。そこでチャッチャと作って、空腹を満たすための天津麺をスピード勝負で作っていく。基本の蟹身なんてあるはずもなく、半熟玉子にカニカマを解して混ぜ込んで半熟に焼く。スープにはラーメンに同梱の醤油ラーメンのスープに、頃合いの餡をかけていく。みんな大好きな天津麺に白ご飯小と玉子焼きを付けて、こりゃ玉子を使い過ぎ定食として完成した。しかし「スピード天津麺」の域は脱していないがワシ好みだ。卵の価格が落ち着き始めたが、以前の価格までは下がり切らない。このままイン...天津麺~カニカマの完成度と生ラーメンのコラボ~

  • 素麺チャンプル ~アレンジした「麩」チャンプルもご紹介~

    沖縄の郷土料理で「ソーミンチャンプル」と言うのがある。沖縄の郷土訛りで素麺のことを「ソーミン」と言うのと、チャンプルは沖縄方言で「ごちゃ混ぜ」という意味だと聞く。豚肉・お野菜などと一緒に素麺を炒める感覚が、ごちゃ混ぜのイメージだと思うので定義どおりに。今季の最後となるパクチーも乗っけてみる。▲▼パクチーを乗っけた「素麺チャンプル」沖縄でうちなーんちゅ(沖縄の人)の人達に声をかけて、チャンプルでは何が一番美味しいのか?と質問してみた。半数を超える人から「麩チャンプル」と答えが返ってきた。溶き玉子と出汁を混ぜた卵液で麩を戻し、お野菜・ポーク缶などと炒めるチャンプルが一番人気のようだ。ワシがアレンジし過ぎて、すき焼きのように見えてしまう麩チャンプルの小鉢盛り。▲▼アレンジ「麩チャンプル」はご飯のお供に沖縄のチャ...素麺チャンプル~アレンジした「麩」チャンプルもご紹介~

  • 特大メジロ ~お土産はワシのお腹へ、メジロの腹の内は~

    末っ娘の婿どのが、趣味で海釣りに凝りだしたらしい。今回のお土産は、関西ではハマチとブリの中間に位置する「メジロ」と言うお魚で、出世魚レース直前のゴール前って感じだろうか?関西では幼魚のツバス→ハマチ→メジロ→ブリとなっているが、関東ではワラサだと決めつけておこう。ワシが好むのは、カマ・胸ビレの内側にある脂がのった白い腹側部分で、お刺身にすれば皮を引いたあとシルバーの皮下膜が残るところだ。一人前としてコンパクトに刺し身を盛り付けてみた。ハラス部分は火を通し過ぎないようサッとハラス焼きに、背側切り身は小麦粉を塗して照り焼きに。もう少しでブリになるお魚だが、何を食って育っているのかご存じだろうか?プランクトン・小魚・中型魚など‥‥‥お腹を出す調理の際に胃袋の中身を拝見すれば、おのずと何を食っているのか判明する。...特大メジロ~お土産はワシのお腹へ、メジロの腹の内は~

  • 水茄子の味噌田楽 ~柔らかジューシーさが果物のよう~

    お茄子は先日から、ヘタ部分に棘がある大和丸茄子・肉厚な京都の鴨茄子なども、双方共に旨みたっぷりのお茄子をご紹介した。今回はアッサリ系の水茄子のご紹介だが、特徴としてはその名のごとく、水分を豊富に含み、柔らかく薄皮で仄かな甘みが特徴なので、どちらかと言うと果物に近い性質を持っている。水茄子の切り口からは、切った直後に水が滴る凄いものもあり、生で齧っても美味しいとは言わないが、普通の茄子とは違ってエグ味が少ないから成せる業かも知れない。馬鹿のひとつ覚えのようだが、味噌田楽にするのが美味しいと信じてやまないので‥‥‥八丁味噌と田舎味噌をブレンドして味醂で調整した自家製味噌ダレをつくった。一旦熱した油に通して、お茄子の果肉に含ましたうえで、焼いて併せ味噌と白ゴマで戴くと、水茄子の超柔らかい果肉は絶好の日本酒のオツ...水茄子の味噌田楽~柔らかジューシーさが果物のよう~

  • 天理のイタリアン ~カルパッチョの扱い=ラ・チェーロ~

    人数を知らせずして、ひと部屋貸し切らせてくれるお店はそんなに数多くあるものではない。毎度のように無理を聞いてもらっているオーナー社長さんが挨拶に来てくれるが、逆に無理を言うこちらからご挨拶に伺いたいくらいだ。実のところオーナーさんは、お料理・お店には関与されないシステムのようだ。このラ・チェーロさんは、薪窯で焼くのが売りのお店だが、早く到着して見学と質問をしていると、やはり窯内の温度調整が鍵を握るようだ。毎度のことのように驚かされるのがカルパッチョで、必ず食感を変えるフライドオニオンなどで香ばしさを演出している。▲真鯛のカルパッチョ▲カルパッチョのソースは大根葉とメカブをオリーブオイルで和えたもの▲生ハムサラダ今回は大根葉とメカブをオリーブオイルで和えたものに、鯛のカルパッチョを杉盛りに仕上げてあるが、こ...天理のイタリアン~カルパッチョの扱い=ラ・チェーロ~

  • 煮込みハンバーグ ~超久々につくったお惣菜~

    ワシの実家では、ごく一般的なハンバーグが作られなかったのは、オカンが昔人間なんで「ハンバーグ」を捏ねて作ることが出来なかったからだ。ある日のこと、料理教室に通っていた姉貴が、週末にお昼から仕込みにはいると言う、下手したら焼き鳥屋さんの仕込みよりも早仕掛けだった。(笑)得意満面に腕まくりをした姉貴は、同じ工程だから焼き餃子とハンバーグのどちらが良いかワシに聞いてきた。即座に「どっちも食べたい」と返したが「ハンバーグやな?」と、既にハンバーグに決定されていた感じが伝わってきた。それから約半世紀の時間が経過して‥‥‥。ワシも自分でハンバーグづくりができるようになっている。最近流行りのチーズINや、スライスチーズ乗っけるハイカラなものには走らず、オーソドックスな煮込み系のハンバーグに。しかも我が家はワシ以外デミグ...煮込みハンバーグ~超久々につくったお惣菜~

  • 播州の三輪そうめん ~実は三輪製法のヒネもの絹肌の貴婦人~

    今年の夏も素麺の出番がやや多くなった。この暑さで、ノーマルなご飯を食べづらくなる家族のために、いつもは三輪素麺を9キロ箱買いしている。一度買うと2年~3年は食べ続けることになるが、三輪素麺を愛好しているのは、夏場はもちろん冬でも温麺ニューメンにすれば腰がある極細麺なのでワシ好みとなっている。▲素麺には野菜の天ぷらがよくあう三輪素麺を娘がごっそり持って帰り、今回2年ぶりに食べ尽くした状態になった。そこで知り合いや、NETで調べまくったら、播州素麺でありながら三輪の製法を監督されていた人が起業され30年経過した、細麺タイプの手延べそうめんがあった。播州の三木屋さんで、三輪素麺風の絹肌の貴婦人ヒネものと言う名前であった。▲動物性タンパクもと豚の天ぷら念のため少量を注文して試食すれば、食感・腰の強さ・細麺タイプは...播州の三輪そうめん~実は三輪製法のヒネもの絹肌の貴婦人~

  • 豚どん ~豚肉は火を通し過ぎず柔らか仕上げ~

    先日は豚の冷しゃぶをご紹介したが、自家製「豚どん」づくりと基本的にはそんなに変わらないのがワシ流で。先日は冷しゃぶを作る4つのコツのうち、食材の豚肉を常温に戻すこと・茹でる熱湯の火を消して余熱で豚肉を湯掻くの2つのコツまで流用していく。今回は豚バラ肉のスライスを用意した。茹で汁と言うか丼つゆは、こぶ出汁・かつお出汁のところへ、日本酒・砂糖・醤油で味付けして火を消す。茹で過ぎないように豚バラ肉を1枚1枚広げては、余熱でしゃぶしゃぶして別皿にとり置く。ここからは弱中火で、煮汁に玉ネギを放り込んで、徐々に煮詰めていき少し煮汁が濃厚になれば火を消す。火を消したお鍋に、味醂の煮切ったもの少々と豚肉を戻し、10分間ほど待つとお味が沁みる。炊き立ての丼しゃりに、煮汁を満遍なくぶっ掛けて、豚肉・玉ネギを盛り付け、刻みネギ...豚どん~豚肉は火を通し過ぎず柔らか仕上げ~

  • 林檎タルト ~瑞々しい林檎で粛々とつくる~

    よくよく考えれば、アップルパイは何度となく作っているが、林檎を使ったタルトは、一度も作ったことが無かった。しかし洋ナシ・イチジク・黄桃・白桃などでは、何度となく作っている。要領はいつも通りだから慣れたものだが、初めての食材なので粛々と進めていった。いつもどおり、重石にアルミで出来たタルトストーンを使って、クッキーのお皿を焼いていく。カスタードクリームと林檎のコンポートを混ぜてクッキーの上に乗っけていった。盛り付けの仕上げに、ナマ林檎のスライスを扇が開くかのように、同じ幅のものを同じ間隔で並べていく。林檎スライスは、余分に切ってあるので余裕をもって、余ったものはモンちゃんがお腹の中へ片付けた。林檎の断面を見て頂くと判ると思うが、かなり瑞々しい雰囲気が溢れ出ているようだ。クッキー地が余れば、こういうオーソドッ...林檎タルト~瑞々しい林檎で粛々とつくる~

  • 牛肉の酒蒸し ~お惣菜からビーフ炒飯に~

    あまり聞かない‥‥‥牛肉の酒蒸し。牛肉を日本酒でアサリのように酒蒸しにする場合があり、最終的に本味醂と醤油を絡めるパターンや、すき焼きのように砂糖・醤油でやや薄く味付け、むしろ甘みは味醂だけに頼るイメージで。これらを牛丼のように、ご飯にぶっ掛ける場合もあるので、煮汁を大事に考え水は使わない。あくまでも牛肉のオツマミであるので、カイワレ大根を乗っけてパプリカを刻んで振り掛けてみた。これはおむすびよりも、白ご飯を山盛り盛って、お肉を乗っけて煮汁もぶっ掛けて食べるのが一番だ。その場合は、むしろカイワレ大根が邪魔な存在になるが細かいことは気にしない。この牛肉の酒蒸しとご飯をフライパンに移し、お肉のスープから〆ご飯のビーフ炒飯をつくるが、多少の野菜と紅生姜の微塵切りを使うと美味しくなる。作り手にとっては、おむすびで...牛肉の酒蒸し~お惣菜からビーフ炒飯に~

  • 味玉HOTらーめん ~ずんどう屋のピリ辛系は2辛に限る~

    スープの旨さには定評がある、ずんどう屋さんへ冷やし中華を食べたくて行ってみた。気候のせいか9月にはいったせいか、既に冷麺・冷やし中華・つけ麺などの冷製ラーメンは販売期間が終了したとのことで、そう来られたら逆に身体があったまるようなオーダーは何かと考えた。辛さも頃合いの「味玉HOTらーめん@1030円(税込)★星3.5個」に、当初から「替玉@130円(税込)」を追加した。麺の量が大盛りだと替玉の半分になり、お値段は少々割高となっていたので、迷うことなく替玉の方に決め、最初の食べだしから麺の量を増やしておこうと考えた。ニンニクは生絞りにするのか、おろしニンニクにするのか悩んだが、目の前にあった「おろし」の方で辛抱した。注文は、麺種ちぢれ麺・麺ゆで具合ふつう・背脂こってりなどで、紅生姜をトッピングした。評判どお...味玉HOTらーめん~ずんどう屋のピリ辛系は2辛に限る~

  • カスクート驚きサンド ~仄かにあっためるブランチ~

    以前から京都の老舗パン屋さん、SIZUYA志津屋などが扱っていたカスクート@470円(税込)。フランス語では軽食のことを指すが、日本ではフランスパンなどのハード系のパンに、ハム・サーモン・チーズ・パテなどを挟んだサンドイッチの総称で、どうやらバケットサンドと同じ意味合いのようだ。これがカスクルートとなると「驚き」という意味で、ビックリサンド的な使われ方だと言う。このふたつを合体させたような、いま流行のものを作っていく。パンは40秒ほど焼くと焼きたてがパリッと更に美味しくなるので、セブンイレブンの新商品の「カスクート(ベーコン&クリームチーズ)@398円(税込)」は絶妙に焼いた感覚になっている。自分で作る前に、メーカーのものを食べてみるような学びの姿勢が大事だ。なるほどバケットは適度の焼きを入れると、香ばし...カスクート驚きサンド~仄かにあっためるブランチ~

  • 豚バラ大根 ~田舎での野菜のいただき方~

    子供の頃の奈良はド田舎で、実家では旬のお野菜が収穫される時季にのみ、ご近所の方々のご厚意でお野菜を頂くことがある。平均的に色々なお野菜を、上手に頂けるのなら究極に有難いことなのだが、芋となれば芋一辺倒で、それが大根なら大根一辺倒となって複数の農家から届けられたものだ。複数の農家の方から、一度に合わせて10本以上の大根を頂いたと仮定する。その量だと確実に持て余すので、一軒の農家の方の大根を辞退したとすれば、田舎での横の連絡網は一瞬にして拡散する。そんなことになれば、それ以降は他の農家からのお野菜もストップすると言うことだ。ここは無理しても大根の漬け物を仕込むべきだ。今はそんな連鎖など無いが、大根を2本頂いたので早速、手に入れた豚バラ三枚肉と炊くことにした。実はラーメンの焼豚を作ろうと、買った豚肉なのだが、頂...豚バラ大根~田舎での野菜のいただき方~

  • 海老フライ ~将来的には、どうなる海老の種類~

    ワシの小さな頃には、海老と言えば高級で一級品として「車海老」が主流だった。それに続きランクが落ちる芝海老とかが続いていたが、実際に底引き網に引っ掛かる海老の種類には、アカエビ・サルエビ・トラエビ・キシエビなど各地によって呼び名も異なるが、種類も数えきれないほど獲れるようだ。そのなかでも、比較的鮮度を保ちやすい海老が食卓にのぼるが、今では東南アジア諸国でも、淡水の田んぼのようなところで、エビの養殖は行われている。養殖ブラックタイガーはやや大型な種類として使われており、今では養殖バナメイエビの登場でブラックタイガーさえも高価なものになりつつある傾向だ。養殖がしやすいバナメイエビが、ドンドン輸出量を増やしている。この輸入国は、当然海老の消費大国である日本だし、淡水・泥の中で育っている環境は、ザリガニのテリトリー...海老フライ~将来的には、どうなる海老の種類~

  • 鍋焼きうどん ~あったかご飯が恋しい気候~

    昨日は近付く台風のせいか、あったかご飯が恋しい気候となった。学生時代のあったかいお話は、一夜漬けの姑息な手段で深夜まで勉強していると、当然お腹はペコペコになってきて何かを食べずには辛抱がきかなくなってしまう。自分で作ることもあったが、通常なら優しい部類のオカンが、目を擦りながら「鍋焼きうどん」を作ってくれた。食べるときには深夜ラジオのスイッチをON!当時流行していた歌謡曲を小さい音で流しながら、足元が寒いのでホームコタツもON!当時のオカン作の鍋焼きうどんには、ペラッペラの海老天・カマボコ・玉子・お揚げなどがはいっていて、味の素のハイミーで作ったスープは総てをレンゲで飲み干した。ここまでは順調でも、あとは襲ってくる睡魔との闘いで、5分だけと横になると満腹になった身体は結果的に、十中八九睡魔には屈するもので...鍋焼きうどん~あったかご飯が恋しい気候~

  • 醤油チャーシュー麺 ~ボリュウム満点のバラ肉 桃李路~

    お客への対応が、何となく好きなラーメン屋さん「桃李路(とうりみち)」は、その店名が表現しているように、我が家と最寄りの駅の中間にある。その意味合いは、美味しい桃が実を結ぶと、自然と木の下までは人が通れる路が出来るという教訓が店名になっている。お店へ一歩足を踏み入れると、バイトちゃんが消毒用のアルコールスプレーを持って、直ぐに駆けつけてくれれて手を消毒してくれる。画面タッチの券売機の扱いを教えてくれて、きょうは肉々しくボリュウムが欲しいので「醤油チャーシュー麺@1300円」に「にんにく@50円」をつけてみた。ラーメン屋さんのコスパとしては200円くらいオーバーしている。豚バラ三枚肉をクルリと丸めてタコ糸ネットで縛り、醤油で煮込んだチャーシューが所狭しと、ぶ厚く切られたレギュラーの1枚の上から、同様のものが3...醤油チャーシュー麺~ボリュウム満点のバラ肉桃李路~

  • 小松菜と絹揚げ ~煮た小松菜は二度楽しむ~

    道の駅で立派な小松菜を2束買った‥‥‥つもりだった。食べやすい大きさに切っていると、実は3束あって「買い過ぎた!」って思ったものの続行した。絹揚げを適当に切って熱湯に一瞬潜らせたものを、日本酒・かつお出汁・砂糖・水で煮込みにかかった。甘みを沁み込ますと醤油で薄味に味付けした。お揚げの良い風味がかつお出汁に移れば、小松菜を追加してお鍋にフタをして馴染むまで。小松菜のカサが減ってみれば、2束で充分と思っていた小松菜が約1/5くらいに目減りしていた。3束でも足りない状態で、ワシは菜っぱのなかでも葉の部分が大好きで、これに味を沁み込ませるが、クタクタにはしない煮加減で。お揚げの旨みが出汁に溶け込んで、小松菜にも旨みを移すかのように、鍋返しをザッシャ・ザッシャと2度~3度おこなえば、さらに全体に馴染んだような気がし...小松菜と絹揚げ~煮た小松菜は二度楽しむ~

  • 豚冷しゃぶ ~4つのポイントと、タレにはタルタルソース~

    陽射しが厳しいお昼と、それとは逆に夜は少し冷えるので、季節の変わり目をモロに感じてしまうような食生活になってきた。冷麺・冷やし中華・素麺などに頼ってしまうランチと、晩ご飯に至っては煮もの・鍋ものなどが恋しくなるって、中途半端な秋メニューを暫く楽しもう。本当に暑いと、なかなか作りにくい豚冷しゃぶは、調理の段階に辛い工程がある。最近になって、豚しゃぶを柔らかく仕上げるための4つのポイントをご紹介。★調理前に豚肉を常温に戻したり、★熱湯を沸騰させず余熱でしゃぶしゃぶしたり、★砂糖を少しお湯に加えたり、★しゃぶしゃぶ後に盛り付けまで時間を置くときにはオリーブオイルを豚肉に塗したりするのも有効だ。サラダ水菜を土台に盛って、ピーマンは縦割りの縦刻みにして、繊維を残してシャクシャクと食感を味わっていく。盛り付けてからは...豚冷しゃぶ~4つのポイントと、タレにはタルタルソース~

  • 手羽先の煮もの ~茶色の煮ものに美味しい予感~

    長月(9月)にはいって、日中の陽当たりの良いところでは、まだまだ汗ばむ気候だが、朝夕がめっきり涼しくなって、昨晩などは窓を全開にすると寒く思える秋風がはいってきた。こんな気候になると、煮ものが美味しく思える季節への移行は、ワシだけではないようだ。鶏の手羽先には、骨離れが良いように隠し包丁をいれて下処理完了で、一緒に大根・茹で玉子・里芋・さやえんどうなども、煮ては継ぎ足し煮ては継ぎ足し、最終的には牛肉さえも煮込んで盛ってみた。和辛子を添えると「おでん」もどきが出来あがる。煮ものと言えば、たとえ手羽先と言えど骨付きの鶏肉は、飛びっきり良いお出汁が出るものだ。冷えると煮凝りが出来て、コラーゲンの存在が明らかになる。再度あっためるとお味が沁みた、大根・里芋などの茶色い煮ものに美味しい予感がした。キリリと辛口な日本...手羽先の煮もの~茶色の煮ものに美味しい予感~

  • 冷麺は期間限定 ~大型チェーン店の丸源ラーメンさん~

    全国に約200店舗を誇る丸源さんは「肉そば@759円(税込)」と言う商品がヒットして、大型チェーン店展開されて現在に至るラーメン屋さんだと聞く。そのお店から季節限定で「丸源冷麺@869円(税込)」が発売されていて、以前から気になっていたのが、やっと戴くことができた。炒飯のつくり方が、鉄板に卵を溶き入れその上から炒飯が乗っけられているシチュエーションは、自分の好みに応じて卵と炒飯を混ぜて食べろってことだろう。これは名古屋発祥のイタリアンスパゲティと同じなので、予想は容易く親会社は名古屋界隈だろうと思えば、やはり三河安城だった。今回の飯ものは「温玉ご飯@220円」をセットで。冷麺が運ばれてくると、カウンター上のトッピング、揚げニンニク・どろだれラー油・高菜の漬け物をトッピングした。タレは酸味ある薄味でボチボチ...冷麺は期間限定~大型チェーン店の丸源ラーメンさん~

  • 秋茄子は嫁に食わすな ~超長いお茄子も、白いお茄子も~

    これから秋にかけて「夏野菜」の一角でもあったお茄子が、徐々にお安くなっていくことを期待している。そんなお茄子には、身体を冷やす作用があって、夏場に食べると格好の優良野菜となり得るが、昔の方は成分など知らずとも「秋茄子は嫁に食わすな」と、意地悪かのように囁かれたものだ。▲麻婆茄子にするときも一瞬切り口から熱した油に浸けるこの虐めとも受け取れる言葉は、爺婆がお孫さんを欲しいあまり、孫の誕生を切望し、嫁の身体が冷えることを心配した発言となっている。お茄子を調理する場合は、サラダ油で素揚げすると油を吸って更に美味しくグレードアップするんで、麻婆系や味噌炒め系にすると抜群の旨みを発揮する。▲長茄子の味噌田楽風炒めもの▲長茄子はJR東海の列車のよう白茄子や長茄子などの風変わりな品種もあって、適切に調理すると思いがけな...秋茄子は嫁に食わすな~超長いお茄子も、白いお茄子も~

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