白川郷 ~合掌造りのみなもとは「結」にあり~
鎌倉時代初期に歴史に登場する「白川郷」は、庄川沿いの合掌造りの家屋に、当時の厳しい生活感があったことが理解できる。夏は涼しく過ごしやすいが、冬は積雪が身長を超えるときもあって、厳しい冬の生活と隣合わせとなっている。住民の皆さんのご努力あって、ユネスコの世界遺産として登録された。白川郷の生活・建築物は、隣人同士の「結(ゆい)」と言う相互扶助のもと現在に残せたと聞くが、趣ある合掌造りの建築物も「結」なくしては語れない。合掌造りの茅葺屋根の吹き替えは、住民の皆さん総出のもとおこなわれ、人と人の絆の大切さを昔の白川郷は実践してきたと言うが‥‥‥。ところが現在は馬鹿高い駐車場、テーマパーク並み価格の商業施設が胡坐をかき、知名度だけで集客している濡れ手で粟作戦のような、最悪のイメージダウンを実感した。これなら海外から...白川郷~合掌造りのみなもとは「結」にあり~
2023/09/30 15:00