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炎のクリエイター日記 https://blog.goo.ne.jp/sugichan_goo

綺麗なものを一眼レフや i Padで撮影し、画像中心で普段の行動を綴る。こだわり料理レシピもご紹介。

どんな素材も、関西風味にクリエイトします。

炎のクリエイター
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大津市
出身
天理市
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2012/11/09

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  • えび天巻き ~まぐろ脂身巻きをカップリング~

    たまに食べたくなるものに巻き寿司がある。おむすびの海苔が、パリッと派なのか湿った馴染んだ派なのか、時々議論になるがワシは断然巻いてパリッと戴く派の急先鋒である。そこで考えたのが、海苔ではなくてサランラップで巻いておくアイデアを採用した。えび天と組み合わせて巻いておくのはサランラップで、食べる直前に海苔をひろげコンビニ巻き寿司のように、サランラップ巻きを剥ぐと同時に転がしもって、パリッとした海苔に差し替えて巻いてしまう。あとはサクサク切り分けて、パリッと感充分のえび天巻きを盛ってみた。同様に、まぐろの強烈なぶ厚いスジに纏わりついている、ピンク色の脂を包丁でそぎ落とすように集め、刻みネギと一緒に「ねぎとろ巻き」もラップ巻き。チョットした気遣いだが、パリパリ海苔で軽快に食べられるメリットがそこにはある。湿った海...えび天巻き~まぐろ脂身巻きをカップリング~

  • 可愛いお膳 ~お食い初めは100日祝い~

    古くは平安時代から続いている、お祝いごとの「お食い初め」は、生後100日目にあたる赤ちゃんのためにおこなわれる。これからの長い人生において、食べることに困らないようにと、子供を思う親心を感じ取れる瞬間で、赤ちゃんの健やかな成長を願う行事となっている。お宮参りの時に神社から渡されるケースもあるが、折れにくい柳の木でできた祝い箸や、歯固めの石や、漆器で作られた食器でお膳を用意してあげることが、一応の準備ということだ。お母さんが本人に成り代わり初めてお箸を使って食べさせるポーズだけを繰り返した。これがお食い初めの儀式かと朧気ながら理解できた。一生に一度きりの「お祝ご膳@5,500円」は、可愛い形式上のものだが、実際に食べられるものでもある。お魚・蛤のお吸いもの・赤飯などを、お口まで運んでやっていた。地域によって...可愛いお膳~お食い初めは100日祝い~

  • 穴子めし ~食いしん坊に火がつき、レトルト vs 手づくり~

    明石の穴子めしよりも、食指がより動きそうな素晴らしい香りの「穴子めし」は、レンチン式のレトルトで専門店の調理場のようなよき香り。その匂いが逆に仇となり耐え切れず、期限切れ寸前のブツを末っ子娘が置いていった。こう言うレトルト商品は、ワシの性格上作り方を読まないところに失敗がつきまとう。慣れているカップヌードルとかは、3分表記も1分30行くらいで食べ始めるような、待ち時間大嫌い人間なのだ。ワシの速読技術でサラリと読んでみれば、全部を混ぜてレンチン500W5分のくだりが要点だろう。みなまで言うな的に、調理を優先させる癖には何度も煮え湯を飲まされたが、お約束通り穴子めし専門店の換気扇の傍よりも良い香りが漂い始めた。食べる直前に、プラス3分蒸らすのも見逃さず実行した。木の芽をパァ~ンと叩いて乗っけると、二種の良い香...穴子めし~食いしん坊に火がつき、レトルトvs手づくり~

  • 特大オクラの天ぷら ~カニカマ・まい茸・玉ネギのかき揚げなど~

    最近覚えたことだが、オクラの原産はアフリカだという事実。ネーミング的に「お蔵」みたいな日本語的なイメージを連想するが、実は原産のアフリカでは女性の指の意味あいの名前がついているということだ。今回の立派過ぎるオクラは、デカイわりに柔らかく美味しい露地物オクラなので、女性の指からは決して結びつかない。オクラの栄養素に期待できることは、整腸作用を促し便秘や下痢を予防できるメリットがあることだ。大腸ガン予防・コレステロール排出・抗発ガン作用・免疫賦活作用は、多く含まれているβカロテンが働いてくれるそうだ。その他の天ぷらのタネには、舞茸・玉ネギ・カニカマなどを使っていく。まい茸が気にいったのは、老舗うどん屋さんで天ぷらうどんを注文すると、まい茸天ぷらがメインで使われていた。これが不思議とこれまでの常識を超えてくるく...特大オクラの天ぷら~カニカマ・まい茸・玉ネギのかき揚げなど~

  • わらび餅 ~高価なわらび餅 時々 くず餅~

    暑い日に戴く和のスイーツに、わらび餅やくず餅がある。わらび餅はその名の通り、植物の蕨の根から抽出したでん粉で、僅かな量しかとれないので高価なものとなっている。さてくず餅は、関西では植物の葛から抽出するが、関東は小麦粉から抽出したウキ粉で作られるようだ。作り方としては、お鍋を使って水で溶かせた粉を火にかけて、ネリネりしながら半透明から更に弾力性があるものに変化していくので、根気よく混ぜながら熱を加えるのが重要だ。出来映えとしては、わらび餅がモッチリとして弾力性が満点だが、強い腰があるにも拘わらず、口の中でスッ!と溶けてなくなる感覚が、夏のスイーツらしく最高の味わいだった。関東のくず餅の印象は、プリッとした弾けるような食感が魅力で、爽やかな酸味も独特なもの。関西のくず餅は、瑞々しくなめらかな口当たりで、プルリ...わらび餅~高価なわらび餅時々くず餅~

  • 豚肉とチーズのトマトお好み焼き ~鉄板焼き屋さん春道~

    今回で二回目となった、鉄板焼き屋さん「春道(はるみち)」での会食をご紹介。なかでも思い切ったメニュー「豚肉とチーズのトマトお好み焼き@1070円(税込)」は、トマトの酸味とチーズのまろやかさが絶妙な味わいで、お好み焼きの形を成していないのにも興味津々だが、前回にご紹介できなかったお料理たちだけを抜粋してのご紹介。初めて見るような創作系のお好み焼きは、トマト・チーズ・豚肉が混ぜ込まれていて、ふわふわの状態に焼きあげられている。使用された油は総てオリーブオイルで、見た目よりアッサリしているのが特徴でポイントかも知れない。お肌への影響や栄養素的にも秀でている一品のようだ。その他には今回お初にお目にかかる、馬刺し@858円・水ダコのカルパッチョ@693円・鶏ももの白ワインソテー@858円・長芋とレンコンのチーズチ...豚肉とチーズのトマトお好み焼き~鉄板焼き屋さん春道~

  • 三元豚のスペアリブ ~骨ぎわの旨みある部位を~

    骨ぎわのお肉の代表格、三元豚のスペアリブは硬さにおいて歯の悪い方などはチョット困る場面もありそうだが、軟骨も含むこの歯応えは、野性味あふれる部分で何より旨みがある。ワシは幸運にも歯は全部健在で、虫歯などあまり縁がないのは遺伝でエナメル質が頑丈なんだろう。スペアリブの関節部位には、軟骨がもれなくついてくるので、料理ばさみで粗く切り分けて唐辛子をぶっ掛けるのが最高の食べ方だと思う。ビールが合いそうだが、先日から値上げ前に買いだめしてあるのを、在庫が豊富と言うことで二本飲む考えを改めなければならない。お肉の下味にはスパイスを多めに使えば旨みが引き立つ。ガラムマサラ・ブラックペッパー・レッドホットミックス・ガーリック・塩などをすり込んで、小一時間ほど冷蔵庫で寝かすとさらに旨みが深くなるようだ。レモンサワーを自家製...三元豚のスペアリブ~骨ぎわの旨みある部位を~

  • ローストビーフ丼 ~レア仕上げでタレを煮詰めて~

    暫く以前はローストビーフ丼を出すお店が続々と開店したが、そんなにたくさんあっても競合するのは必至で、お味の劣るお店は姿を消して行った。ローストビーフを作るにおいて、今回はレア仕上げを目指して、ステーキのミディアムレアを丼にする感覚で作ってみた。フライパンで外面に残さず焼け色をつけ、アルミホイルで包んだ状態でホットプレートの低温で45分ほど保温状態に。味付けに使う☆タレを合わせて作っておくと、スムーズに仕上げまで。なお丼つゆは、お肉を浸けて味をつけ終わった☆タレを煮詰める。丼シャリを用意し、煮詰めたタレをまわし掛け。上から作ったローストビーフをパーシャルで半分凍らせて、奇麗に薄ぅ~くスライスして、ご飯の上に並べて行く。全体に煮詰めたタレを掛けて、サラダ水菜・人参ドレッシングを天辺に盛り付けると「ローストビー...ローストビーフ丼~レア仕上げでタレを煮詰めて~

  • 当たりコロッケ ~半熟卵を包むのは異常に困難~

    最近はコロッケを食べるにしても、色んなお味の出来合いのものが揃えてあって、ビーフ・エビ・かぼちゃ・蟹クリーム・コーンクリームなどがお惣菜売り場に並んでいる。ならばと買ってきた方が楽チンで圧倒的に早いと思うが、今回は半熟の茹で卵を利用したくて手作りに拘った。もう既に慣れっこな半熟卵は、自分好みの出来具合に絶妙に仕上がっている。卵を常温に戻し、沸騰したお湯に塩を混ぜて、6分45秒きっかりであげて必要以上に丁寧に殻を剥いていく。このデータはお鍋・コンロなどでも普通に変わるので、誰もが同じデータとは限らない。ところがやり始めたら、コロッケの中に半熟卵を包むのは異常に難しい。奇跡的に包んだうえに奇麗に揚がったのは、10数個中2個の狭き門が当たりコロッケ。ここで潔く諦めたワシは、お肉の出汁で煮汁を作って、煮卵に方針変...当たりコロッケ~半熟卵を包むのは異常に困難~

  • まぐろ家の丼2種 ~まぐろ好きが納得のお店~

    若い頃には東名をぶっ飛ばしての焼津・清水や、伊勢を通り越しての勝浦など、各港ともマグロの水揚げが多い漁港で、なに食わぬ顔をして「焼津でマグロ丼食べてきた」と言う。そのふてぶてしさと、食通を匂わす態度が、カッコイイような気がする時代がワシのなかにあった。時代は大きく変わり、最近の流通のスピードを舐めてはいけない。内陸部でも超新鮮な生マグロが食べられてしまう時代だし、まして公設卸売市場のなかにあるお店「まぐろ家」ならば、極端に美味しい生マグロに出会える機会がいただけそうだ。大津市公設卸売市場の3階にある、海鮮丼専門店まぐろ家の看板メニュー「生本まぐろ丼@1800円」は、脂がのっている国産本マグロが絶品で、赤身・中トロ・大トロの食べ比べから始まり、このお値段でも満足の行くところだろう。その日で一番のネタ約6種を...まぐろ家の丼2種~まぐろ好きが納得のお店~

  • 豚カツ ~塩レモン🍋ダレで食べる~

    目玉焼きには何をかけて食べるのか?こんなつまらない質問で、マウントを取ろうとする人がおられるが、ワシが思うに醤油コショウ・醤油マヨ・ウスターソースタバスコ・ケチャップマヨ・ウスターソースマヨなど、意外と何をぶっ掛けても美味しいので、いずれか1種に決めなくとも良いだろうに。ところが「豚カツ」となると、絶対的にソース派が多いだろうし、ウスターソース・中濃ソース・豚カツソースなどで90%を占めて当然だろう。ここんとこに新しい感覚を入れようと、塩レモンダレをぶっ掛けることに。そうそう忘れるところだった、豚カツのパン粉には適量の乾燥バジルを混ぜこんだ。塩レモンダレの主な調味料は、レモン果汁・オリーブオイル・ワインビネガー・塩などを混ぜたソースで、詳細は下記に書きだした。広島の国産レモンでもあれば、皮の黄色い部分のみ...豚カツ~塩レモン🍋ダレで食べる~

  • 豚バラ肉の味醂焼き ~豚丼にも応用できて~

    時は遡り中学生の頃、平日は給食であったが土曜日のお昼は部活があったので、家からオカンの詰めたお弁当を持参していったものだ。ところが友人には長男が多かったので、末っ子のワシがオカン同士を比べると20歳くらいの開きがあり、当然お弁当のお惣菜にも創意工夫にかけている時間が明らかに違う感じだ。そこで友人のお弁当を観察して、作り方が分らないものは友人に頼んで聞いてきてもらったりした。お家に帰ってからオカンにレクチャーすると、不思議と真面目に一生懸命聞いてくれたのを思い出す。もともとオカンのお惣菜に「お肉の味醂焼き」があって、これだけはワシもイチモツ置いていた‥‥‥いや一目置いていた。お肉と大雑把に記してあるが、我が家には鶏肉と言う選択肢はないので、豚肉もしくは牛肉となる。牛肉切り落とし部分の、チリチリ脂のはいる部分...豚バラ肉の味醂焼き~豚丼にも応用できて~

  • 鶏カツとじ丼 ~紅生姜とキュウリのQちゃん漬けを添え~

    関西で言うカツ丼とは、たいていは丼つゆで玉ネギ・豚カツを煮込んで、卵をとじたものを丼シャリの上へ乗っける丼のことを指す。しかし、最近はソースかつ丼・カツ煮丼など、邪道な類似品が増えたので、敢えて「鶏カツとじ丼」と明記してのご紹介。バス遠足の時には前方に座って、乗り物酔いに弱い者たちのなかでも、前から3番目を必ず占拠していた。そんなワシも朝にカツ丼さえ食っていくと、マリオがフラワーを取ったごとく無敵状態になる法則を発見したので、中学以降はカツ丼のパワーを借りて自信をもってバスの最後尾に陣取ったものだ。その法則を成立させたいがため、乗り物を使う日の朝食にオカンがカツ丼を作ってくれるよう、誠心誠意お家のお手伝いをしては懇願したものだ。オカンのカツ丼は、半熟タイプのものではなく、やや卵が固まる寸前を意識してあるよ...鶏カツとじ丼~紅生姜とキュウリのQちゃん漬けを添え~

  • お盆のうな丼 ~残暑見舞い代わりのうな牛~

    ここに来て朝夕は過ごしやすくなったが、まだまだ残暑も厳しくなるかも知れない。そんな最後の夏負け予防策として〆の一発をご紹介。CMに登場の石原さとみさん、先日からすき家の「うな牛(うなぎゅう)」を頬張って最高の笑顔をされているのは超美味しそう。近場で肩ひじ張らずに食べられる、牛丼屋さんの鰻丼としては、王者に君臨しているすき家をご紹介。すき家さんの本業は牛丼であるが、お肉は細かくバラバラしているので、牛丼への拘りは吉野家さんに大きく水を開けられた格好だ。ところがすき家のうな牛と言えば牛丼界の革命児で、吉野家さんの鰻重もサイズ的に大きくなったものの、未だにすき家の「うな牛@950円(税込)」の方が、大きさも企画性も一枚上だと感じる。ただし鰻の出来ばえはレンチンで仕上げる手前、ふわふわ感覚だがカリッと焼きあげる手...お盆のうな丼~残暑見舞い代わりのうな牛~

  • コロコロじゃが芋チーズ ~のび~るじゃが芋チーズ餅~

    コロコロチキチキペッパーズ‥‥‥。そんな漫才屋さんのコンビを思い出したメニュー名の一品「コロコロじゃが芋チーズ」をご紹介する。じゃが芋とチーズのコンビネーションで、餅米などは一切は使わないが、まるでつき立てのお餅みたいに、のび~る・のび~る。居酒屋さんではお馴染みの、じゃが芋・チーズを丸めて揚げる感じで、前もってじゃが芋をマッシュポテトの状態にまでして、冷凍しておくと意外とスムーズに作ることができる。マッシュしたじゃが芋に、パルメザンチーズ・コンソメ・塩・黒コショウ・片栗粉を加えて混ぜ合わせる。お好きな大きさに丸める過程で、はみ出さないように中心部に角切りチーズを包み込んでまん丸になるよう整形していく。揚げ油に入れて、転がしながらきつね色になるまで揚げたら出来上がり。二つに割るとお餅のように伸びるのが魅力...コロコロじゃが芋チーズ~のび~るじゃが芋チーズ餅~

  • 鶏から揚げ ~美味しくなる理由を考えてみた~

    ここ最近になって、から揚げ専門店なるものが街角にオープンして、それなりに繁盛しているような感じだ。から好し・とりあん・鶏笑などで、中には「から揚げの天才」って何を勘違いしたのか自分で恥ずかしげもない店名にするって、日本人気質も変わったと‥‥‥テリー伊藤?なら変人系か。から揚げでも、家庭のものと専門店とを比較してみると、違いは揚げたてのカラッとしたイメージが、から揚げが冷えてからでも残っているかどうかが分岐点のようだ。これはもうひとえに「から揚げ粉70%」と「揚げかた20%」の問題に違いないと推察した。ほか諸々で「10%あまり」お肉に下味をつける前に砂糖・水で揉み込んで冷蔵庫で寝かす。まずはから揚げ粉を変えること。モランボンは塩麴が含まれている優れものでこれを抜擢した。揚げ方は毎度のように実行している二度揚...鶏から揚げ~美味しくなる理由を考えてみた~

  • カップケーキ ~紅茶はアールグレイで香り高く~

    時間きざみなお盆の予定には、気持ちに余裕をもたせてレーズンカップケーキでティータイム。カップケーキはメジャーな感じも、レーズンを多めに配合して、仕上がりがふわっふわタイプに。まずはホッコリお茶をのんで精神面のケアは、甘酸っぱい紅茶で心身ともに落ち着かせるアールグレイで一級品の香りを愉しんだ。バターを耐熱ガラスのボウルに入れレンチン10秒。そこへサラダ油と卵と砂糖と牛乳を入れ混ぜ合わせる。ふるった薄力粉・ベーキングパウダー・レーズンを入れ、さくさくと混ぜ合わせるが、決して練るような混ぜ方はNG。タネを各カップの7分目まで入れ、170℃に予熱したオーブンで23分焼いたら出来上がり。▲モンちゃんのカップケーキはどれでしょう?ワン🐶のモンちゃん用には、レーズン無しのプレーンを混ぜておいた。先日まではお魚のアレルギ...カップケーキ~紅茶はアールグレイで香り高く~

  • 和風オムライス ~半熟加減と混ぜ混ぜふわふわを意識して~

    明治時代に築地で生まれた、和風洋食のオムライスは、うす焼き卵と言う意味を持つフランス語のオムレット(omelete)と、ご飯のライス(rice)を組み合わせて、オムライスとネーミングされたようだ。文字通り卵をうすく焼いて、チキンライス系を包み込むのが、日本の家庭料理的に伝わったオムライスだった。しかし最近の傾向として、ふわふわ卵に濃厚ソースで仕上げるオムライスも、カフェ的なメニューとして人気がある。最近では、卵を焼くのに引っ掻き回しながら空気を入れるように、ふわふわ感を意識して焼くことが求められ、うす焼き卵には程遠い。ふわとろ卵をチキンライスに乗っけ、チョイ煮詰めてアレンジを加えたデミソースをぶっ掛けてから生クリームでデコるみたいな、オムライス専門店BABYFACEPlanet'sを彷彿させるカフェ風の仕...和風オムライス~半熟加減と混ぜ混ぜふわふわを意識して~

  • 旨辛ラーメン ~太麺タイプのコク旨ピリ辛麺~

    暫く食べていないと、無性に食べたくなってしまうのが、ピリ辛タイプのラーメンだ。しかし現在これといって優れたピリ辛ラーメンのお店が無いので、近場の来来亭「旨辛麺@920円」に照準を定め、恒例のごとく「ピリ辛3」を注文した。出来るなら蒙古タンメン中本なんかがあれば嬉しいのだが。辛さが5段階あって、4までは無料で辛く調整してくれるようで、何故か3までなら脂も増しマシで、旨みをプラスしてくれると書いてある。ゴルゴ松本さんのように、辛いのを食べ切って自慢をするわけでもないので、誘い込まれるように「3」に決定した。しかしカウンター色のブルーは、食欲減退の色で全面に使っているのは変人的な要素もある。この漆黒のお鉢に、白く飛び散っているのがコク旨脂で、真っ赤なスープのなかには当然大きなものがボトボトと浮いている。お決まり...旨辛ラーメン~太麺タイプのコク旨ピリ辛麺~

  • ゴーヤのGOちゃん ~持ち味の苦みと醤油漬けの旨み~

    近所の農園が、ますます立派なキュウリを収穫出来たようで、いつも買っている農家さんに3本100円で分けて頂いた。これを「キュウリのQちゃん」として、大鍋で炊いて瓶詰めにして、子供たちにお土産として持たせた。お味の方は普通に気に入っているようだった。▲▼ゴーヤのGOちゃんを炊きたてご飯に乗っける見るからに大きなキュウリなので、キュウリを回しながら乱切りで大きさを調整したし、前回の時よりも酢の分量を少し多くしてみた。前回の漬け汁を使っているので、当初調合した漬け汁の分量を訂正して書いておくも、一度漬けた汁も使っているので、まったく参考にならない感じだ。▲Qちゃんに、ネットに入れたゴーヤも同じ味付け▲キュウリのQちゃんを大きなお鍋に小さい鍋では入り切らず、大きなアルマイトのお鍋で、漬け汁・生姜千切りを煮込んで、火...ゴーヤのGOちゃん~持ち味の苦みと醤油漬けの旨み~

  • ばら寿司 ~家庭レベルのお祝いご飯の最上級~

    関西では、ちらし寿司系のものを「ばら寿司」と呼ぶ地域が多いが、もともと生ものは多く使わず、錦糸卵・干瓢・干しシイタケ・カニカマ・サヤエンドウ・酢レンコンなどで纏めるケースが多い。お祭りやイベントで親戚が集まる時などに、家庭レベルで作ってみんなで食べるのが、ばら寿司のイメージするところだ。そんななか、関西にはお昼から営業しているお寿司屋さんがある。出前やランチが営業品目の上位を占めているが、いまでこそ省略してあるが江戸前寿司というサブタイトルが屋号の前についていることが多かった。そんなお店扱う「江戸前ちらし」は、酢飯が見えなくなるまで、上部にお刺身を並べて盛り付ける豪華パターンだった。今回は、色彩豊かなトビコを配色的に、甘エビとペアで不規則にちらして、お盆で里帰りの子供たちに盛ってみた。我が家ではアレルギー...ばら寿司~家庭レベルのお祝いご飯の最上級~

  • かき揚げ ~天ぷらで野菜の甘みを感じられ~

    露地物の夏野菜が出まわれば、夏野菜カレーなどを一旦作るが、最終的には冷蔵庫の野菜室に残っている場合が多い。冷蔵庫を整理するのには、野菜天ぷらが美味しく処理できそうで、最終的にどうしようもない時には、かき揚げを作るとオツマミにもなるし、福島のお酒「ばくれん」もすすむくんで、〆ご飯の丼にもなるのであり難い。玉ネギ・さつま芋・三つ葉・青じそ・コーン・お茄子なども、シャクシャク混ぜ合わせて「かき揚げ」にすると、野菜の甘みが判るので意外と美味しい。温ったかい和蕎麦や讃岐うどんに乗っけたりすると、実力以上のものを発揮してくれそうだ。お野菜を細かく切って、塩少々・打ち粉の小麦粉を混ぜ合わせておく。小麦粉・冷水で衣を作って、サックリ混ぜ合わせて形を整えサラダ油で揚げて行くだけで、かき揚げの敷居など高くない考え直すかも。こ...かき揚げ~天ぷらで野菜の甘みを感じられ~

  • 沖縄ラフテー ~時代のニーズと共に美味しく変貌~

    豚の角煮と言えば、豚バラ三枚肉をお箸で崩せるくらい柔らかく煮込んだもので、美味しいお店で戴くと和辛子も添えて最高のお味を楽しめる。しかし本日ご紹介の、沖縄の郷土料理ラフテーとなると、豚バラ三枚肉にさらに「皮付き」がポイントとなる。角煮に仕上げていくのは同じだが、皮付きの豚の三枚肉を使うのがポイントとなる。味付けの内容が少々内地と異なり、泡盛・黒糖・醤油でじっくり煮込むのだが、とろけるような軟らかい「皮」の口当たりが特徴で、結果的に残る泡盛の香りが、沖縄ファンには最高の隠し味となる。高温・多湿な沖縄の気候に、保存食として煮込まれだしたものだが、醤油煮のような濃い味付けは、時代のニーズと共に薄味に調整され、王朝料理・法事などの膳料理・歓迎会食などとして振る舞われるようになった。琉球料理の代表格ラフテーは、沖縄...沖縄ラフテー~時代のニーズと共に美味しく変貌~

  • イカフライ ~冷凍ムラサキイカの切り身を揚げる~

    以前はロールイカとして売られていた「ムラサキイカ」だが、海の中では赤紫色をしていて、皮を剥くと白い肉厚の柔らかいイカとして調理されている。フライや天ぷらとしても適しているこのイカの加工品は、原材料の冷凍イカでは白いサトウの切り餅のように袋に詰められ売られている。ワシのようなイカ好きは、このソフトな食感がなんともたまらなく好きで、普通にフライに揚げるだけで、肉厚な身が魅力的で食べだすとビールの大量消費につながっていく。そう言えば、居酒屋さんなどで出てくるイカゲソのから揚げは、このムラサキイカのゲソだと飲んでいる時の会話で判明した。無意識で注文しているにも拘わらず、ムラサキイカのゲソの天ぷらなども大好物なんで、毎度のようにチョイスするのにも納得がいった。黒コショウと塩で仕上げたお味は最高に美味しい。どうりでゲ...イカフライ~冷凍ムラサキイカの切り身を揚げる~

  • 吉野家さんの勘違い ~管理職を憎んで親子丼を憎まず~

    近年の吉野家さんの新規メニューには、から揚げと親子丼があった。親子丼は記憶に新しく、一部のお馬鹿な管理職の「生娘シャブ漬け戦略」を切っかけに、違った意味でSNSを炎上させた。販売中にも拘わらず、メニュー表から親子丼を抜く暴挙で、不名誉な発言の鎮静化をはかったため、最悪の幼稚な対応策で販売が伸びず、先月に吉野家さんの名作「親子丼」が廃版に。一方「牛皿・から揚げW定食@822円(税込)」も、店舗限定であり時間限定(11時~23時)のメニューとなっていて、販売縮小傾向にある。色彩的には茶色飯になるのだが、このWの茶色パワーはかなりのメガトン級だと思っていただけに、販売縮小は大いなるショックだった。バラでから揚げを戴くには今も支障はないのだが‥‥‥。新メニューの親子丼・から揚げは、美味しさや人気度に拘わらず、訳あ...吉野家さんの勘違い~管理職を憎んで親子丼を憎まず~

  • すき焼き風煮物 ~コロナ禍で一皿のすき焼き~

    すき焼きでお鍋を突っつくのも良いが、周囲の者はどう考えているかは想像がつかない。従って牛肉は切り落としの安価なものを使って、量も比較的少なめで辛抱できるよう、玉ネギ・インゲン・豆腐など‥‥‥そして溶き卵的なものを追加すると、本来のすき焼きと変わらない。お鍋から突っつくよりも、お野菜が遥かに多いと思うが、トータル的に全部を足して栄養素を確かめると、そんなに大して変わるわけでもない。ミソは目玉焼きが全体を引き締めてくれるので、すき焼きのポイントは抑えているということだ。唯一、ワシが心残りだったのは、冷凍うどんを切らせていたのが痛恨の極み。讃岐うどんが入っていないなんて、エビのはいっていない天丼のような‥‥‥。次回からは忘れぬよう、テーブルマークの冷凍うどんを買って、家族が何かに流用することあれば、買い足しを約...すき焼き風煮物~コロナ禍で一皿のすき焼き~

  • キュウリのQちゃん漬け ~お試しのキュウリ3本~

    先日からきょう漬けよう、明日こそ漬けようと日延べばかりで、伸び伸びになっていた「キュウリのQちゃん漬け」を作ることにした。ブログ友達のくにちゃんが暫く前から嵌まったようで、ワシも満を持して参戦することにした。約10㎜~15㎜に小口切りしたキュウリを、ザルに並べて振り塩をして水分を飛ばす方向で半日くらい陰干しした。キュウリの水分はギュッと絞っておく。下に書き起こした調味料で漬け汁を作っておく。お鍋に漬け汁・人参・生姜・鷹の爪・昆布などを放り込み、煮たつまで中火で火を通す。キュウリを放り込んで火を止めて冷ます。冷めきったらキュウリを別皿にあげ置いて、再び漬け汁が煮えるまで火を通す。煮えたら同じようにキュウリを入れて火を止め冷ます。キュウリを直接煮ないようにすると、食感のポリポリ感が際立つので、キュウリを入れた...キュウリのQちゃん漬け~お試しのキュウリ3本~

  • ローストビーフ ~忘れ去られた牛もも塊りだけに~

    我が家の冷蔵庫は、小さな一室のみチルド・パーシャルを切り替えることが出来る。聞くところによるとパーシャルが-3℃で、チルドが0℃だと聞いた。これで間違いなくビールをぎっしり詰め込んで、パーシャルにセットすればよく冷えたビールが飲めるというものだ。ところが直ぐに使う予定のお肉なども、同じ扱いとしてパーシャルに入っている場合が多く、そのまま忘れ去られたものを発見すると、仕方なく重い腰をあげるワシがいる。牛もも肉なら低温でフライパンで焼き上げるローストビーフを、豚バラ三枚肉なら低温油で揚げる揚げ豚をつくるのが恒例となっている。低温で焼いた牛もも肉は、ポリ袋に煮汁と共に漬け込んで、ストローでセルフ真空パックにしてある。ソースを作るのに、香味野菜をトロトロにまで煮込んだタレを再び煮詰めることでソースを作るか?速攻で...ローストビーフ~忘れ去られた牛もも塊りだけに~

  • うなぎ錦糸丼 ~本家はかねよさん。真似っ子 や台寿司~

    先日はバナナマン日村さんが「大津」へと、グルメ番組のロケに来られていた。地元の美味しいお店を紹介する素人さんは、びわ湖のイメージから「鰻丼」の美味しいお店を紹介されたらしいが、密かに人気の「ちか定」は、毎度のことながら予約さえも満足にとらせてくれないお店なので撮影NGと断られたようだ。さてお次のお店は、滋賀と京都の県境に逢坂の関があって、その辺りに創業以来150年の営業を続けられている老舗の「かねよ」さんがある。このお店の名物は「うなぎ錦糸丼@2530円(税込)」と言って、うな丼の上にドデカイふわふわ玉子焼きがドカンと乗っかっているのが有名だ。ワシ個人の意見としては、鰻を食べに来たのであって卵焼きを食べに来たのではない的な、勘違い野郎が作った丼のイメージが総ての感想だった。そんな折、や台寿司さんが「うな丼...うなぎ錦糸丼~本家はかねよさん。真似っ子や台寿司~

  • 真田そば ~ねずみ大根の辛みとつけ汁~

    池波正太郎さんの小説に「正月四日の客」というのがある。信州真田出身の江戸の蕎麦屋さんが舞台となるのだが、正月の四日だけは故郷の「真田蕎麦」しか出さないお蕎麦屋さんだった。そんな頑固な店主と、お客として現れた盗賊の頭との会話に味があって、3年越しで盗賊を捕らえるフィクションだった。真田蕎麦というのは、痩せ地に育つ小さく細く貧弱なネズミ大根(辛み大根)@100円を使って、このおろし汁でお蕎麦のつけダレを割って戴くのだが、喉から鼻へ突き抜けるような辛いつゆなので、蕎麦の味もヘッタクレもあったもんじゃない‥‥‥信州真田の人達とワシは平気だが。従って正月4日だけは、お蕎麦屋さんに一般客が寄り付かないが、ある男だけは違った。そいつは盗賊の頭で、真田の里出身者で、真田蕎麦を目当てにやって来るのだが、捕り物劇まで至る会話...真田そば~ねずみ大根の辛みとつけ汁~

  • ジャンボだし巻き定食 ~卵8個の威力も茶色めし~

    コロナワクチン接種後、副反応に苦しんだワシであったが、まだまだ本調子の体調ではない。不思議と食欲の減退だけはなく、何でも好きなものが食べられるし、もちろん味覚も何ら変わりなく、ケンタッキーフライドチキンにも、醤油がキツクなったと突っ込めるほどシッカリしている。子供の頃は身体が弱ったら、オカンに出汁巻きをせがみ、大きなサイズの卵焼きを食って、早く元気になろうとしたものだ。今なら大きさも自分で決められるので、全卵8個を使って子供当時の大きさを遥かに凌ぐ「ジャンボだし巻き定食」を相方に作ってもらった。お茄子の味噌田楽も普通に美味しいが残念なのは茶色めし。迫力あるドデカい卵焼きは、ひとり独占状態で食べている事実こそが、兄弟の多いワシには満足感が味わえるのだ。今から考えればコロナワクチンの副反応は、実際のコロナ感染...ジャンボだし巻き定食~卵8個の威力も茶色めし~

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