綺麗なものを一眼レフや i Padで撮影し、画像中心で普段の行動を綴る。こだわり料理レシピもご紹介。
どんな素材も、関西風味にクリエイトします。
最近気になるものに、牛丼の吉野家さんから吉野家史上最強の2000キロカロリー超えのボリュウムを誇る「新スタミナ超特盛丼_追い飯付@877円(税込)」が販売されている。CMさえもやってないが、大盛りの丼ものにも拘わらず追い飯がついているってシチュエーションに興味津々で。若手お笑い陣のエピソードにも出てくる、メジャーな新スタミナ超特盛丼は、ふつふつと溜まっているマグマのような存在かも。その全容をご紹介すれば、牛肉・豚肉・鶏肉の三種類のお肉が、香ばしいニンニクチップが混ざった焼肉のタレ系の丼つゆが惜しげもなくぶっ掛けてある。別添えのマヨを乱掛けして卵黄のみをセンターに自分で乗っけた。ど派手な盛りの丼なのに追い飯付きは何かの冗談か?(笑)牛肉鍋膳お肉2倍盛りの100円引きキャンペーンが終わったいま、次なる標的は新スタミ...新スタミナ超特盛丼~吉野家さんの常連の仲間入り~
日本海は雪深く、コロナのまん延防止等重点措置も各地に出されていることもあり、カニを食べる目的で冬場に山陰へ旅行していた数年以前のことが遠い昔のようで懐かしい。そこでお味は及ばずとも、カニクリームコロッケにパン粉が塗されて、売られている商品を買ってきた。ちっちゃな浜辺のカニが、ハサミをクイックイッと振るダンスで求婚するシオマネキではないが、ジャンケンのチョキを出した格好で仕上がるのが、何とも可愛いと考えると妄想が止まらなくなる。言わば最初はチョキ!って志村けんさんの最初はグゥに対抗できそうだ。▲シオマネキがハサミを振るのは求愛行動とされているそれぞれ可愛くVサインの蟹クリームコロッケを見ていると、皆で集まって写真を撮る人間に見えてきて、なんともホノボノと心が暖ったかくなる。いくら何でも想像力が逞し過ぎるかもと思い...最初はチョキ!~カニ爪クリームコロッケと白身魚フライ~
大根を細切りにし、天日干しなどで乾燥させたのが「切り干し大根」で、奈良では唐人干しと呼ばれていて、京都では軒しのぶと呼ぶそうだ。切り干し大根は栄養の宝庫であり、カルシウムは普通の大根の20倍にも達するそうで、生で食べるのが最悪の食べ方だと言ってしまえば言い過ぎかも。先日ご紹介した干物製造ネットは、100均で買った二段式の利器で、これを使って乾燥させると約1週間で切り干し大根が出来上がる。同じくザルに広げて干してみると、100均ネットの倍以上の日数がかかり、生乾き状態が続くので、季節によってはカビの心配もあるかも。切り干し大根は、汚れを丁寧に揉み洗い、お水に2~3時間浸して柔らかくする。日本酒・砂糖・鰹出汁・水で、うす揚げ・切り干し大根を落し蓋で炊いて、まず甘みを浸透させることが大事で、充分甘みが沁み込んでから醤...切り干し大根~手づくりのものをお揚げさんと炊いてみる~
クリームベーコンパスタのグラタン ~2人前同時に焼けるお皿~
よく聞くお話に「グラタンはご飯のおかずにならない」というのがある。そう言えば、グラタンを頬張ってご飯を描き込むなんてシチュエーションは想像がつかない。それならばと、中身を主食にする手ならご飯を入れるドリアが真っ先に思い浮かぶが、本日はベーコン入りのクリームパスタグラタンをご紹介。クリーミーなベーコンパスタを作って、グラタンの中に仕込めば、これもデュラム小麦のセモリナ乾麺で、堂々たる実績を持つ優秀な主食だ。ヨーロッパの食料飢饉のときに民の糧となっても、日本のお江戸上層武士のように白米で脚気を患わなかった優秀な主食なのだ。オーブントースターの大きさの関係で、これまでは一人ずつ焼いてはワシが先に食べて、すぐさま2皿目を焼きにはいるので、一緒に食べることが出来なかったグラタン。今回お皿の大きさをやや小さく、サイズ形を2...クリームベーコンパスタのグラタン~2人前同時に焼けるお皿~
和菓子の判断モードは、老舗の看板に頼るところが多いが、店名だけ聞くと間違いなく「叶匠壽庵(かのうしょうじゅあん)」さんは、老舗だと勘違いしそうだ。実は大津市職員であった創業者が、茶道の経験を生かして、ご本人自ら和菓子屋さんを創業(1960年あたり)させ、言わば脱サラ系の変わり種の創業者だと聞く。今回お初にお目にかかる「御縁餅5個入り@648円」をご紹介。おつかいもの年賀には絶好の縁起良い名前で、あっさりと炊き上げた大納言小豆をやわらかな滋賀羽二重糯に包み、香ばしいきな粉をまぶした季節限定販売だという。餡子はつぶ餡とこし餡の中道を行く小倉餡が上品な甘さで。京都小倉山の近くで栽培された大納言の、大粒小豆が使われたから小倉餡と呼ばれた説が有力で、この上品な餡子は甘過ぎることもなく、真っ二つにすると小豆の断面まで確認で...御縁もち~叶匠壽庵から期間限定の小倉餡のきな粉餅~
急にお芋の煮っころがしを食べたくなって、ごく普通に炊いてみたが、どうも出汁の加減が薄いようだ。自分だけ食べる場合は、煮込んでいるお鍋に見た目も気にしないで、鰹の削り節をファッサと放り込むようにしている。食べたいときが美味しいときって真実味がある。翌日のランチには、八代目佐藤養助の老舗稲庭うどんを、茹でたらその後は冷水に晒すように〆てから、よく水を切ってお出汁をぶっ掛ける。ぶっ掛けで楽しむも、残りものの里芋の煮っころがしを天ぷらに揚げて乗っけてみる。里芋の天ぷらを始め、生姜・柚子・刻みネギなども一緒に盛る。細麺で喉ごし滑らかな稲庭うどんに、モッタリ里芋のカラッと揚がったお芋の煮っころがしの天ぷら‥‥‥。これが意外とよく合ってクセになりそうだが、このぶっ掛けうどんにお芋の天ぷらのシチュエーションは、他所(よそ)で見...イモ天ぶっ掛け稲庭~うどんに煮っころがし天ぷら乗っけ~
学生街の喫茶店では、パンに食材を挟んで奇麗にミミを切断し、ともすれば重しを乗っけて食材の収まりにも美を追求していた。そんなお上品な盛り付けに、各テーブルに設置の、塩・タバスコ・紙ナフキンの一画から、塩をサンドイッチにパラパラやって、背伸びして注文したトマトジュースにタバスコをふりふり‥‥‥それが普通とルーティーン化していた。厳選した食材は、以前ご紹介した米久のホワイトロースハムと、厚焼き玉子・玉ネギ・キュウリなど。現在お気に入りの麦パン工房「天然酵母の食パン@228円」を買ってきて、トーストしたパンでサンドイッチを仕上げていく。最近の常識はラフに挟んでもミミが最高に香ばしくて美味しい。どうせならロースハムも焼いてから挟んでみようか‥‥‥。大好きなマヨは却下して、うっすら無塩ソフトバターと隠し味に和辛子を塗ってみ...ハム卵トーストサンド~トーストしてからラフにサンド~
友人に1キロの丹波産黒豆を貰った。もちろんカッチカチのお豆で、それを煮るのは得意ではないが、去年は黒豆が黒くならなかったアクシデントに見舞われた。原因は鉄分を煮汁に溶かし込むのを忘れていたからで、茶色いお豆でも甘く美味しく煮ることが出来たので、自信はないが今年も頑張ることにした。砂糖は、沖縄の黒糖を使うと断然美味しいと聞いたことがある。あるだけ黒糖を使って、残りあと少し必要なので、三温糖で穴埋めをして進めることにした。さて問題の鉄分だが、錆びた釘なんて急に言われてあるものでもないが、錆びたラジオペンチは偶然目の前にあったので、奇麗に洗ってこれを一緒に煮ることにした。▲黒豆は奇麗に洗って水を切る▼黒糖を始め調味料は量っておく水3リットルを沸騰させ、火を消して上の調味料画像(分量は文末に表記)をぶっ込んで溶かして、...黒豆を煮る~カッチカチのお豆が意外とデリケートで~
長崎チャンポンとはジャンルが違う、天理のチャンポンという老舗がご当地に三店舗ある。その中でもワシが好みの東来軒の「チャンポン麺@700円」は、初めて食べたのが小学生の頃で、当時は160円くらいだったと思う。豚骨をベースにイカゲソからでる旨みが特に美味しく感じたが、店全体を包んでいる獣臭にやや腰が引けた時期もあったが、中学校では部活の帰りに週1くらいは通った記憶がある。その後、高校生になってからは週3くらいの頻繁さを保ち、最悪の場合はお金がなくとも、お店や奥のプライベートな和室のコタツの間にいたのが懐かしい。そんな時は、心やすい誰かが来るのを待って、チャンポンを少し失敬する目論見だったが、そんなうまいケースは結果的になかった。お店の一番人気は当然チャンポン麺であったが、その頃から長崎ちゃんぽん麺(通称/長崎)には...天理のチャンポン~東来軒のチャーシュー長崎~
先日はエノキ茸で作った「なめ茸」を邪道なやり方と一蹴し、ナメコで作るホンモノのなめ茸←クリックするとリンクします。をご紹介した。しかしエノキ茸で作ったとすれば、自然なトロミはつくのかどうか、そのポイントが気になって、確かめるべく自家製なめ茸をエノキ茸で作ってみることにした。▲自家製のエノキ茸なめ茸▼この瓶に2個出来あがったエノキ茸を3袋買ってきて、3分割くらいの均等に切り、日本酒・鰹出汁顆粒・砂糖・鷹の爪などで甘みを沁み込ませていく。速攻で仕上がるので素早く出来るように、醤油以外の調味料を混ぜ合わせて調合しておくとスムーズに進められそうだ。仕上がり直前に醤油で薄味に決めて少々煮詰めるイメージで。何となく緩めだが、とろみは自然に付くようで、それ以上にとろみをつけるなら片栗粉で調整するのも良いだろうが、ワシは自然な...なめ茸ご飯~お安いエノキ茸で自家製なめ茸~
濃厚バナナのパウンドケーキ ~ラム酒たっぷりしっとり仕上げ~
持った感じが重い!このまま食べて運転すると酒気帯び運転になりそうなので、即座に仕上がり具合を確かめる試食をあきらめた。ラム酒香るシットリ濃厚バナナのパウンドケーキは、バナナをそのまま使ったお菓子よりもなおバナナの風味が強く、ラム酒に漬けたドライフルーツの効果も超美味しい。さて外出から帰り、ワンのお散歩も終えれば晩酌の時間で、そうなればダイレクトにお酒を飲んでも大丈夫OKだ。切り分けた小さめのバナナケーキを、ヒョイと持ち上げギュッと摘まんでみると、甘ぁ~いラム酒が滲んでくる感じの仕上がりとなった。■バナナケーキの材料・薄力粉:70g・アーモンドプードル:30g・ドライフルーツ:適量・ベーキングパウダー:3g・ラム酒:適量・無塩バター:100g・砂糖:90g・溶き卵:2個(Mサイズ)・ラム酒:大匙3‥‥‥‥‥<切り...濃厚バナナのパウンドケーキ~ラム酒たっぷりしっとり仕上げ~
郷里にある天理の餃子こと、大陸珍味の「天雅(てんが)」さんの餃子を毎度のようにご紹介しているのは、ワシがこのお店の味をこよなく愛しているからだ。従ってこのお店の主原料の豚ひき肉と、甘みたっぷりの玉ネギを使うことを基本にインスパイアし、最近あまり気味の白菜も刻んでぶっ込んでみた。世間では2アクションで簡略化した包み方が流行っているようだが、ヒダをとって厚みを出して、その部分にモチモチ感を持たせる演出も、餃子のクオリティを上げる重要ポイントだと心得ている。最後に市販の餃子調味料なるスパイス‥‥‥五香粉みたいなものを追加した。餃子にとって「焼き」は最重要課題で、これを疎かにするアルバイトとかが焼くと、餃子の王将のような仕上がりになるので要注意だ。片栗粉と小麦粉を7:3でブレンドしたものを、パッドに餃子がくっつかないよ...餃子の旨み~我が家は老舗の天理餃子をリスペクト~
天理のイタリアン ~ピザは、ペスカトーレ・マルゲリータが半々~
何度となくご紹介している天理のイタリアン「ラ・チェーロ」のコース料理をご紹介。いつもならワンプレートに、所狭しと盛り付けてあるのだが、今回から少量を一品ずつ単品で盛ってあるようで、お店の方は大変かもしれないが、戴く者にとっては次は何かな期待感と一品ずつ気持ちが切り替えられて気にいった。▲ピザはペスカトーレとマルゲリータのハーフ&ハーフ▲生ハムでクルリと巻かれて隠されたポテサラ▲マグロのカルパッチョ画像の順は少々前後するが、生ハムがクルリと巻いてある中にポテサラが隠れていた。マグロのカルパッチョ・各種チーズ盛合わせとクラッカー・鶏のオレンジソースソテー・大和ポークのチーズ煮込み・野菜サラダの奥から蒸し牡蠣のバルサミコソースなどが素晴らしい味わいで一品料理を楽しめた。▲鶏のオレンジソースソテー▲野菜サラダの最下部か...天理のイタリアン~ピザは、ペスカトーレ・マルゲリータが半々~
平飼いの鶏モモ肉は、弾力のあるお肉に旨みを感じる。しかし鶏皮の脂身を敬遠される方が多いのも事実だが、ワシは逆にこの脂が、鶏肉の旨みを引き出しシットリさせてくれると信じている。従って多少のカロリーオーバーには目を瞑って進行させていくと、狙い通り鶏肉がジューシーで超美味しい。ミニトマトとカット野菜を買ってきて、その上に「鶏もも肉ガーリック焼き」を乗っけてみた。チューブ入りのニンニクを使ったが、鰹のタタキなど、まんま食べるときに思いがけず残念なお味になる現象もなく、焼きに使うのにはチューブ入りガーリックでも有効な味となった。焼酎のハイボールで戴くが、昨日から水割りにして冷やしてあるボトルに、二酸化炭素を注入すると強炭酸焼酎ハイボールができあがる。二酸化炭素を大気に放ってしまった反省はさて置き‥‥‥。二酸化炭素は海から...鶏もも肉ガーリック焼き~スパイシーなお味に調整~
日本が誇る食品技術で、白身魚に細工を施し「かにカマ」をつくる。海外では、フェイククラブと呼ばれて高評価を得ていると先日ご紹介←クリックするとリンクします。したが、カネテツデリカフーズが販売している「ほぼシリーズ」には、ほぼホタテ・ほぼカニ・ほぼうなぎなどのバリエーションがありヒットさせている。今回ご紹介の製品「ほぼタラバガニ」も、発売されてから3年くらい経つだろうか?これを使って「かにカマ天ぷら」を作ろうと思ったきっかけは、スシローでカニカマ天ぷらの握り寿司が気に入ったからで、ブツを眺めまわしても本物と見分けがつかないくらい精巧に作られているのでタラバガニドッグ。さらに天ぷらへと加工すると、まったく疑う余地はないくらい見分けがつかない。ほぼホタテもフライにすると本物と見分けがつかない感じだが、ほぼうなぎだけはク...かにカマ天ぷら~お芋の煮っころがしも天ぷらに~
大根を春の七草として捉えたら、スズシロと風流な名前で呼ぶ。皆さん意外とご存じないのは、大根本体よりも大根葉に栄養素が多いという事実で、ほうれん草との比較では鉄・カルシウム・ビタミンの三種では、大根葉の方が遥かに勝っているという事実がある。大根葉のぬか漬けは、大雑把に言うと栄養素が約2倍になると考えて良さそうで、結論としてほうれん草には更に差をつける格好になる。今回は、その大根葉を使って「菜めし」を作っていくが、江戸時代には菜めし屋さんが大衆食堂のようにあったらしく、科学的には解明できてなくとも昔の人は身をもって知っていたのだ。大根葉のぬか漬けを微塵切りにカットし、ちりめん雑魚・白ごま・一味唐辛子なども一緒に混ぜ込んで生醤油でチョイ味付けして攪拌。ぬか漬けの塩ょっぱさによっても量が変わるが、生醤油も自分の好みで混...菜めし~大根葉のビタミン群が、ぬか漬けで大幅増~
ふたつの担々麺 ~四川シビ辛担々麺 vs 台湾黒ごま担々麺~
随分寝かせた記事となったが、年末に食ったラーメンのご紹介‥‥‥と、言いながらサービスが充実しているラーメンチェーン店のまこと屋さんへ、選べる2つの担々麺が発売された。花椒(ほわじゃお)がきいたシビれる辛さの四川シビ辛担々麺と、芝麻醤(じーまーじゃん)と黒ごまの香りの台湾黒ごま担々麺の二種だそうだ。▲焼き餃子は5回分無料券で▼新発売の担々麺を2日かけてどっちも制覇白い丼鉢にはいった激辛3の「四川シビ辛担々麺@880円」は、花椒によるシビ辛が特徴で、絞り器で微塵切りにした生ニンニクと、フライドにんにくの双方で旨みにコクを出して食べてみると、ホットホットでポカポカ感が、徐々に身体に沁みるような味わいだった。【星★★☆2.7】赤い丼鉢にはいった激辛1の「台湾黒ごま担々麺@880円」は、コクと旨みの芝麻醤スープが特徴で、...ふたつの担々麺~四川シビ辛担々麺vs台湾黒ごま担々麺~
滋賀県民なら誰もが知っている赤いコンニャクは、近江八幡市の名物で「永源寺コンニャク」とか場所によっては「八幡コンニャク」の名で呼ばれている。赤く染める手段は、三二酸化鉄(さんにさんかてつ)を混入させており、煮たところで赤色は脱色しないのがミステリー。一説には、ど派手なものを好む信長公が赤く染めさせたと由来するが定かではない。最近は彦根13代藩主井伊直弼(なおすけ)の幼名から「鉄之助」という商品も出現したが、行列に横から割り込んだ感じのネーミングのイメージだ。他県の方は赤いコンニャクの存在さえご存じない方も多いはずだが、永源寺コンニャクは栄養学的にも優れた食材で、人体に鉄分を摂り込めるとあって、女性方の鉄分不足には特に有効だそうだ。調理のノウハウは、普通のコンニャクと変わりはないが、口あたりは大きく異なりキメが細...永源寺赤コンニャク~滋賀県の名物赤色コンニャク~
全国的にワカサギ(公魚)のイメージは、氷上の湖でドリルのようなもので氷に穴を空け、釣り糸を垂らして釣り上げるお馴染みのパターンが思い浮かぶ。びわ湖では比較的ニューフェイスのワカサギは、滋賀県北部の余呉湖でのワカサギ釣りが有名で、現在ではびわ湖の北湖を中心に大量に生息しているようだ。1月~2月頃には、びわ湖岸を回遊する習性があるようで、びわ湖に流入する河川の河口の砂浜に産卵をするのが目的のようだ。現在は12センチくらいのサイズを中心に、虫取り網で掬うと群れを成したワカサギが掬えるそうなので、友人が出掛けて掬ってきたものを調理していくが、どこか富山湾の浜でホタルイカを掬う地元民の地の利と似ている。新鮮なワカサギは、カリッと天ぷら・から揚げにすると、頭から骨まで丸々食べられるので、クセのない白身の風味が飛びっきり美味...ワカサギの天ぷら~びわ湖の冬の味覚をいただく~
本日12日は十二分屋さんの日で、限定ラーメンは膳所店マスターの「カレー食いたい!」から始まった、気まぐれ「カレー拉麺@900円(追飯付き)」が本日の膳所店限定麺で、ワシは卵黄がはいるにも拘らずらず「煮たまご@100円」を無条件で追加した。お味を説明するなら、これまでの膳所店カレーラーメンは、スパイスカレー系のしゃばしゃばスープであったが、今回はどこか懐かしい欧風カレー系のスープになっているし、中細直麺に絡むトロ~リとしたカレースープが各種スパイスを引き連れてやってくる感じだ。辛さがマイルドだったので、黒コショウーを味変で使ってみたが、自然な感じで普通に馴染んでいる様子だった。追飯の煮豚トッピングが、潔いデカさの肉塊がデ~ンと頓挫している感じで、要はここへカレーのスープを掛けろってプランなんだろうが、ワシはぶっ掛...カレー拉麺~十二分屋膳所店マスターの気まぐれカレー~
麻婆豆腐は四川料理であるので、当然辛いアクセントがあって美味しいものだ。しかし、我が家では激辛レベルを食べられるのはワシ一人だけで、鷹の爪一本分の辛みを付けたのち証拠品を処分しておいても、「辛い!」と使ったのを言い当てられ、同時に食べるのを止めてしまう始末だ。そこでベージュ色の麻婆豆腐を作って、全面的に護りにはいるのも消極的だと思い、唐辛子代わりに赤パプリカを刻んで、黄・緑なども少しだけ放り込んでみた。韓国製の粉唐辛子はあまり辛くないので、辛そうなイメージを作り出すのに利用したが、思惑どおり辛くないのに真っ赤な麻婆豆腐が出来上がった。お肉は合挽肉を使わず、細切れ肉を刻んで挽肉になる一歩手前までにしてみた。ニンニクも多く刻んで、味覇(ウェイパー)・オイスターソースも加えてみた。かくして何処から見ても「激辛っぽい麻...激辛っぽい麻婆豆腐~なんちゃって激辛も不可になり~
かつサンド vs 卵サンド ~美味しい秘密は天然酵母の食パン~
有名ブランドの食パンは数々あるが、安売りの業務スーパーで扱っている、麦パン工房の「天然酵母食パン@228円」は、お安い割には好評価を与えても良い卸売パン屋さんだ。今回はスライスしてサンドイッチに使うが、本来ならば切るよりも、野性的に裂いて千切って食べる方が美味しく感じさせてくれる逸品だということも覚えておいてほしい。このパン工房では、ビール酵母パンも扱っており、美味しさへの探求心もあるようだ。ただし買ったなら、量的に多いので全集中して食べなければ、傷んでしまい持て余すときも多々ある。今回はぶ厚い豚カツでの「かつサンド」と、ゆで卵を潰すパターンの「卵サンド」をご紹介。これで2人前としているが、ワシの食パン規定量は厚さの関係もあるが2枚食べるのが基本形で、男性としては概ね一致すると思う。パンに塗り込む隠し味としては...かつサンドvs卵サンド~美味しい秘密は天然酵母の食パン~
最も名がとおっている「なめ茸」とは、瓶詰めで売られているナガノのなめ茸だが、あの原材料はどう見てもエノキ茸で‥‥‥。本来のなめ茸はなめこであってほしいと常々思っていたので、処分品のなめこを見付けて早速ナガノ風のお味に煮込んで「なめこのうま煮」を作ってみた。たら~りと餡かけのようなものはなめこ自身から出る持ち味で、良い感じにとろみがついている。これを、炊きたてのご飯にぶっ掛けるだけで、最高のご飯のお供になるのは、ナガノのなめ茸同様で。目論見どおり正真正銘「なめこ」での最高のお惣菜がナガノと同じ味で出来上がった。▲買ってきたものを検品▼塩水で洗ってみると色が▼味付けをしていくもヌメリで自然とトロミがさらに卵も半熟焼きで丼に参戦させてみると「卵なめこ丼」として、新たな分野が開けたようだ。今回はただただ卵となめこを乗っ...なめこ茸~なめこが処分品なら煮込んでみよう~
久々にかつ丼を食べたいと、全力飯でお馴染みのかつやさんへやって来た。期間限定でのジャンボ盛り丼は「特大親子かつ丼@659円(税込・100円引クーポン使用)」と題して、ボリュウム満点の鶏かつ丼が販売されていた。親子とは鶏肉と卵の関係ではなく、どうやら2枚のW鶏カツを意識してのネーミングのようだ。使っている鶏かつが2枚なら、卵も2個使っているのが「親子」と名付けた所以みたいだが、確かに全力飯の名に恥じぬ特大チキンカツとじ丼だ。鶏だからこそアッサリ系で2枚食べられるのか?否!ひとつ提案があるとすれば、豚ロース肉に差し替えて頂くと、旨みも風味も一枚うえをいくかも知れない。考えてみれば福井名物のソースかつ丼も、確かに鶏のカツだったし、かつやさんの大盛りメニューの時も「鶏」のかつが中心となっている。ぶ厚い豚ロースカツなら豚...特大親子かつ丼~かつや全力飯から期間限定で659円~
それほど大層にいうこともないが、元日から数えてご馳走を食べ続けた7日になると、冷たいお節料理を始め暴飲暴食で胃に負担がかかり、内臓が弱っている状態になっていることが多い。そのタイミングで、先人の知恵「七草の節句」があり、野草のスプラウトをお粥に混ぜ込んで戴くと、胃を労わる効果と邪気を祓う無病息災の云い伝えがあるという‥‥‥。君がため春の野にいでて若菜つむわが衣手に雪はふりつつ(光孝天皇)七草の節句を迎えるたびに、毎年ご紹介している和歌の意味を解説しておく。菜を積む献身的な女性が大事な人の健康を念じ、雪が吹雪いている野原に出て、手が凍えそうになりながらも七草を摘み「七草がゆ」を作って食べさせて健康を祈る。春の七草を食物化学で分析する野草効果よりも、自分の傍の良き伴りょによる誠心誠意尽くしてくれる人の存在が、無病息...七草がゆ~胃にやさしい効果と思いやりの心~
誰が来だしたか、年始に集まる我が家の子供たちは、それぞれ可愛いおチビちゃんを連れてやってくる。全員が揃って会食スタートとなる前に、おチビちゃんの大好物である納豆巻き3パックは、太さ指定の特注で細く巻いたブツだが、既に開封してフライングスタートが切られていた。去年の暮れにテーブルを一個捨てたが、逆に裏目に出てご馳走が総て乗り切らないで、お寿司などは二重重ねで置かれてあるのには反省しきりで。知り合いのお店で別注で注文したオードブルは、料金に見合わぬくらいに盛ってある。むしろ入りきらずに詰めてある小さいパックがいくつもあった。楽しい時間は過ぎるのが早く、アッと言うまに12時近くなって、やや「お眠む」の時間帯になったが、両まぶたの重さに必死で堪える2歳にも達しないおチビちゃん。帰り際に見せた「パシッ!」と合わせたハイタ...お正月のお祝い~盛り上げるのは、おチビちゃん~
暮れの年越し蕎麦のために用意した十割蕎麦は、例年なら3日~6日辺りのランチとなるのが通例だった。洒落た言い方で言うと、晦日にフラれた「恥かき蕎麦」となって、お正月過ぎのランチや飲んだあとの〆蕎麦として活躍してくれるが、昨年の暮れにいたっては、適正な時間に本来の年越し蕎麦である役割を果たしてくれた。順序としては逆になってしまったが、年越し蕎麦の十割蕎麦をご紹介。適正な時間を茹でて、即座に冷水で晒すようにいったん〆るのがポイントだろう。かき揚げを半分こしてエビ天も乗っけてみたが、夕飯を抜いていただけに特に美味しさを感じたし、お蕎麦の出汁と鉄火巻きの相性が抜群だ。江戸時代には細く長いお蕎麦は、従来の蕎麦がきに対して「細切り」と呼んでいたと言うが、細く長くという縁担ぎから、健康で細く長く暮らしていくのが理想と、食べるよ...年越し蕎麦~暮れには適正な時間に十割蕎麦~
大根の先っぽ!ピリッと辛い部分をすり下ろし、アツアツ炊きたてご飯に「大根おろし」を乗っけて食べるのが滅法好きで、辛みが足りない場合には、唐辛子のお世話にもなる。しかしあくまでも部分的に食べて、他を見捨てることはしない。剥いた皮はキンピラに、葉っぱはぬか漬けにする。お正月4日目には胃などの疲れを癒すために大根料理を戴く。さて大根の残り2/3は、風呂吹き大根として活躍してもらうので、捨てる部分が無いってことよりも、葉っぱの方がビタミン豊富だし、ぬか漬けで更に10倍になる目論見でやっている。さて風呂吹き大根ってヘンチクリンな名前となった所以というよりも、今どきご存じない方が多いかも。江戸時代のお風呂の形式はサウナ系で、お湯に浸かるよりも熱い蒸し風呂が好まれ、身体に付着する垢をとるのに、ふうふうと息を吹きかけていたそう...風呂吹き大根~見事な大根は友人が育てた力作~
関西近郊のお雑煮は白味噌仕立てが多く、大阪・京都・奈良などの古に都があった土地は、宮中の風習から来ているのだろう。白味噌の雑煮には失敗がないのは、既にお出汁も含まれており、約200g程度の白味噌でお鍋一回分くらいだろう。ワシは大阪だから白味噌でなければならないとは思わないし、事実越前のお雑煮や備中のお雑煮もローテーションで回ってくるようにしている。白味噌が冷蔵庫の奥の方から見つかったので、昨日のリベンジとして白味噌を使ったお雑煮で仕切り直し。関西の出汁文化は、昆布と鰹節で摂ったお出汁に白味噌を合わせて、風味豊かに仕立てるのが普通。縁起の良い形として、角が立たないようにと食材は丸くなるように用意するので、丸餅・細い大根・ニンジンは輪切りにし、ワシはここへ鶏肉と椎茸を追加して最後にカツ節をチョンと乗っける。お芋は頭...郷里のお雑煮~奈良など関西圏は白味噌仕立て~
我が家では、大みそかの紅白を歌合戦を見ながら年越しそばを戴くが、その後の「往く年くる年」の雪深い永平寺の除夜の鐘をききつつ、旧年中の幸運だったことや着実に一歩踏み出せたこと、災いや失敗談も笑い飛ばすようにお神酒を傾けると、今年も何か良いことがありそうな気になる。しかし紅白もイメージが一新し、民放の歌のベストテンを見ているかのようで、NHK極めつけの永平寺もなく残念であった。縁起ものの煮〆などひと通りを取り揃え、質素な肴をつまみながらお祝いをする。去年は伊勢海老の入った三重のお節を注文したが、どこか我が家の雰囲気とは違ったような気がしたので、今年からはいつもの形式上祝い肴に戻してみた。三日には全員が揃うが、この日はふたりだけのお祝いとなった。お雑煮も白味噌が見当たらず、まずはお澄ましでの形ですることになった。丸餅...新年のお祝い~最低限度の縁担ぎと金粉入りのお酒~
明けましておめでとうございます~令和四年とら年元旦~▲今年の年賀状旧年中はお世話になりましてありがとうございます本年も相変わりませず宜しくお願い致します新年を迎え、コロナのオミクロン株の感染予防で、自粛生活を余儀なくされている懸命な皆さんには、昨年からの危機的な状況にお見舞い申し上げ、新年のご挨拶とさせていただく。ワシに至っては、主な収入源のフリーカメラマン業・デザイナー業などで、イベント神輿をかつぐお仕事であるが、ここ最近にいたってはチラホラお仕事にも恵まれる社会となりつつある。なにが正解なのか不正解なのかも判断が難しいご時世だが、去年は自粛から自衛に切り替える目標を掲げた。今年も引き続き他人や政治家さんを批判せず、新年は自分の良識ある判断で自衛からそろりと攻めに切り替えるべく検討をした方が良さそうだ。▲瀬田...新年のごあいさつ~令和四年とら年元旦~
「ブログリーダー」を活用して、炎のクリエイターさんをフォローしませんか?
アメバブログへお引っ越ししました。Gooブログからアメバブログへのお引越しが終わりましたので、是非ともアメバブログへもお越しください。下のバナーを突っついていただければ、アメバブログの「新・炎のクリエイター日記」にリンクしています。なお、永きに渡りGooブログ炎のクリエイター日記へのご愛顧ありがとうでした。Gooのコメント欄は暫く頂けるよう設定しました。追伸‥‥‥アメバブログのコメント欄を調べますと、コメントするをクリック→別画面のログイン画面を下にスクロール→ログインせずにコメントする→がありますので、ニックネームと本文だけでコメント出来るようです。‥‥‥‥‥<切り取り線>‥‥‥‥‥永くご愛顧いただきありがとうでした。どなたさまでも、お気軽に新・炎クリ日記へお越しください。酔っ払っても写る「CANONP...お引越し♡は良いけれど~アメバに不満☆Ameba~
★アメバブログへお引っ越ししました。Gooブログで長らくやってきましたが、Goo側の一方的なサービス打ち切りで、他のブログへのお引越しを余儀なくされました。是非とも、アメバブログへもお越しください。下のバナーを突っついていただければ、アメバブログの「新・炎のクリエイター日記」にリンクしています。なお、Gooブログ炎のクリエイター日記へのご愛顧ありがとうでした。Gooのコメント欄は閉じさせていただきました。‥‥‥‥‥<切り取り線>‥‥‥‥‥永くご愛顧いただきありがとうでした。どなたさまでも、お気軽に新・炎クリ日記へお越しください。酔っ払っても写る「CANONPowerShotG7XⅡ」と「iPhone」での撮影です。日本ブログ村こだわり料理部門、写真ブログ部門に参戦しております。下のバナーをクリック🎵して頂...アメバブログへお引っ越し♡Ameba
日本でレトルトスパゲティが流行り始めたのは、乾麺を超柔らかくまで茹でて、ケチャップ味にして真空パックにしてあった「ママースパゲティ」が、たぶん起源だと思う。お弁当作りのオカンは、これを小分けにして弁当に詰めていたのを記憶している。今回はポーク缶を使ったペペロンチーノのご紹介。ヒョンなことからイタリア人が、ママーの真空スパゲティを試食したところ「日本では生涯パスタの美味しいものは食べられない」と断言されてから早や半世紀が経過した。現在ではイタリア人を唸らせるパスタ屋さんを容易に探すことも簡単となった。自分で作るには、オリーブオイルに、ガーリックの香りと旨みを溶かし込むことがペペロンチーノ調理の始まり。日本ではパスタの基礎で、詫び寂び‥‥‥つまり、慎ましく質素なものの中に、奥深さや豊かさなど「趣」を感じる心の...ペペロンチーノ~ポーク缶で即興パスタ~
言わずと知れたラーメン屋さんの「麵屋風花」は、京都の高辻東洞院に本店があるラーメン屋さんで、どこで合体したかは知らないが憶測で書いていく。豚人(ぶたんちゅ)の麦笑グループと、業務提携されて麦笑の「とこ豚骨」を扱うようになったようだ。風花からの暖簾分けで、中丸が独立し豚人チェーン中丸風花が生まれたようだ。▲ニンニク増し増し▼小丼はキャンセルして白ご飯に守山の豚人は、定食やお決まりのセットがあり、お値段も少々張るようで麺も少ない印象だった。しかし今回訪問の栗東豚人は、注文しやすくフロワー担当の見事な仕切りも手伝って、初入店のワシでも馴染めた。駐車場が満車でウロウロ迷っていると、中から店員が飛び出してきて順番待ちの居場所を教えてくれた。▲コッテリ系だがお箸は立たない▼中太縮れ麺に見事に絡む豊富なメニュー選びのス...とこ豚骨ラーメン~自由にカスタマイズは栗東豚人~
岡山の中央付近にあたる津山は、日本海からも瀬戸内からも遠く離れていて、新鮮なお魚はそうやすやすと手にはいらない。岡山が発祥の「ばら寿司」は、新鮮活魚は使わず干し椎茸・干瓢・酢蓮根・そして錦糸卵・刻み海苔・紅生姜などで仕上げる。奈良でもばら寿司文化があるのは、似たような食文化がそうさせたのだろう。津山の名物と言えば、コノシロに似たお魚ママカリを、ご飯の友なら山間部まで輸送がきるので重宝される。奈良はサバの塩〆したものを、スライスして柿の葉寿司を作ったりする。新鮮なお魚が手にはいらない山間部での知恵と言えそうだ。そんな昔の山間部にカニカマなるものがあれば、格好のばら寿司へのトッピング食材となっていただろう。外国の人ならばカニカマは、本物のカニより美味しいと謳って売るようだが、日本ではそこまで買いかぶったPR文...カニばら寿司~タラバガニカマの剥き身をトッピング~
野草の山菜からは、風味という持ち味のほろ苦さを感じられる春の山菜天ぷらだが、ワシの中ではコゴミ・ワラビなどはクルリと穂先が丸まって同じように見えている。タラの芽やゼンマイなどは、道の駅での販売や、自分で穴場を探し当てて、ひそかに芽を摘んで持ち帰り、塩水に暫く浸して汚れやアクをとって、天ぷらの食材として使うのも良いだろう。コゴミはアクが少なく、天ぷらでカラッと揚げれば、さほど取り扱いは難しくはない。従って、アク抜きは形だけで汚れを落とせばOKで、下茹で不要にて「コゴミの天ぷら」に仕上げていく。食べ方は、塩・抹茶塩・天つゆなど、お好みで食べると美味しく戴ける。先日ご紹介したチクワ・茄子・お芋・カボチャなども参加させた。チョット油断すると、先日からの陽気で急に春めいた気候になり、シッカリと巻いているはずのコゴミ...春の山菜天ぷら~コゴミ・タラの芽と、野菜の天婦羅~
またまた全力飯のかつやさんから、期間限定企画で「牛ホルモン焼きうどん+鶏かつ丼@769円(税込・100円引)」が発売された。気のせいか最近になって頻繁に期間限定が出るので、そのスピードにワシが付いていけなくなった雰囲気もあるので、どうやら新レギュラーメニューの開発も兼ねているのかも知れない。今回のかつ丼は鶏肉かつ仕様で、本来焼きうどんは丼シャリの上に乗っけるブツではないのだが、それは常識に照らし合わせてのことで、ワシはたとえ何が乗っかっていても、不思議ではない「かつやさん」だと心得ている。時たま飛び出す全力飯の奇策に、些細なことではビックリしないようになった。鶏かつは味噌ダレで味付けし、ホルモンうどんの味付けも味噌ダレとする周到さで、双方さすがの濃い味付けに、和らげとばかりに不要のキャベツの千切り。白ご...牛ホルモン焼きうどん鶏かつ丼~全力飯のかつやさんから~
保存用冷凍白ご飯でつくる「オム炒飯」のご紹介。もともとの炒飯は、皆さんもご存じのとおり発祥の地は中国で、この料理にまつわる歴史は古い。あの遣隋使の時代の隋の宰相が、余ったご飯の再利用を考え、卵とご飯を絡めた砕金飯を作って好んで食べたとある。それが中国各地に広がり現在の炒飯となったようだ。時代は流れ、炒飯も色々と作り方が枝分かれして、アレンジもなされて「オム炒飯」なるものが出現した。オムライス炒飯を略して縮めるのが昨今の流行りで、炒飯は美味しいが何か物足りないイメージが付きまとう。それを解消しようとした、アレンジ得意の日本の調理人が、五目炒飯や餡かけ炒飯そしてオム炒飯などを誕生させたようだ。レンチンした冷凍ご飯で作った炒飯を盛って、溶き卵2個分に牛乳大匙3・味覇(ウェイパー)小匙1をよく混ぜ合わす。中華鍋を...オム炒飯~炒飯の歴史は古いが、日本はアレンジ得意~
久々に訪れた京阪三室戸駅前にある、担々麺・四川麻婆豆腐専門店の超名店「三国志さん」で、手を出していないのが「麻辣担々麺@800円(税込)」と言うことで早速注文した。カウンターの前には、呼び鈴ブザー・メニュー・豆板醤・酢・岩塩・黒コショウ・花椒と並んでいる。普通これと言って追加しなくともよいお味が出ている名店なのだが‥‥‥。超デカイ平べったいお鉢に、色彩が山吹色と言うか黄土色のスープで、ジェロキアが一個看板のように置かれていたが不要だと思う。辛さレベル3と言うことだが、前回はレベル5の地獄の麻辣担々麺を試したので、そんなに辛いと改めて書くほどでもなかった。勿論のことで濃厚な旨みはあるし、麺の弾力・旨み・スープの絡みは適量で美味しい。このお店、三国志さんの辛さが苦手な方は、クリーミー担々麺しか選択肢がないだろ...麻辣担々麺~担々麺・四川麻婆豆腐の三国志さん~
静岡おでんの黒はんぺんほど鰯のイメージはないが、丹後の名物に「鰯ちくわ」があって、こちらも鰯の旨みが感じられる太めの竹輪で、色彩的にはやや黒っぽい見ためをしている。これをアオサ海苔を使って天ぷらの揚げたてをアツアツで戴くと最高に美味しい。あわすお酒は、土佐の司牡丹酒造の船中八策で、超辛口でキレがあってコクもあり、同酒造のお酒は坂本龍馬も実際に飲んでいたと推測される。竜馬の日本を思う斬新な政策「船中八策」は、幕末の志士たちと長崎から京都へ向かう船中で、新しい国家体制の基本方針八策を纏めた幕府への意見書のことだった。大政奉還・議会制度・官制・外交・軍制など、後の明治新政府の基礎となったことは有名な史実だ。人それぞれ拘りがある煩さ方が、一斉に自分の鰯ちくわの切り方を伝える。中央の1/3くらいの目安のところを斜め...鰯ちくわ磯部揚げ~丹後の名物を磯部揚げでアツアツ~
財務省の思惑通りかは知らないが、先日にまたまたビール・発泡酒が値上がりした。こういう時の買いだめは、無駄なことは悟っているが、1ケースに1本極小サラダ油がくっついてきたり、5ケース一気に運べるキャリーが、5ケース積まれた状態で売っていたりで、メーカーさんも色々と頑張っている。オジイがよくやっていたが、薬ケース(当時2500円)に一回分づつ分けて入れておくと、飲み忘れなどが無くなるってんで買ってあげたが、ワシは一生そんな便利グッズとは無縁だと思っていた。しかし最近になって、種類によっては早くなくなるサプリと、滅茶余るサプリがあるのでお薬ケースを100均で調達したのは、ビタミン剤やサプリが多く飲み間違いもあると感じたからだ。あとは今年も可愛い新芽が出てきた山椒は、山から採ってきて挿し木で育てた5年目で、ある程...取るに足りない画像~埋もれさせるには惜しい写真~
全力飯のかつやさんから、期間限定で三種のかつ丼の上から、2個たまのハムエッグを乗っけたかつ丼が飛び出した。アクセントに、カレーパウダーとマヨネーズの味付けが施されているものだった。ご覧のように下広告にあるとおり、第一弾はハンバーグ・海老・鶏から揚げで、第二弾は鶏・海老・ホタテという順だった。最後の第三弾は豚カツ80gロースとなっていて、これがワシの本命で一番確かなメニューだと思ったので、ひたすら待つことにした結果だった。ハムエッグのハムは並みの上くらいで、そっとハムエッグを持ち上げて覗くと、ソース少なめかつ丼が隠されていた。トータル的にみると、2個たまハムエッグの黄身つぶしで、マイルドにミックスされたお味も、狙いどおりカレーの風味とマヨの滑らかさで「吉」と出ていた。このお味は当初の想定の範囲内で、大根のお...ハムエッグかつ丼~全力飯から第三弾の豚かつ丼~
キツネ狸天とじ丼‥‥‥。ややこしい名前を付けたはいいが、以前から書いているように、関西と関東では呼び名に隔たりがある。関西では天かすが無料という観点から、関東のようにタヌキという洒落た名前を付けることはない。従って普通に「天かすとじ丼」となるわけだが、こんな貧民丼でも学生時代には思いっきりお世話になった。バイト料がはいる前の週くらいになると、たちまち生活費が火の車となり、行きつくところは食費の切り詰めとなる。この時期に大活躍するのは、実家から持たされた出汁の素・卵・お米などで、美味しいものを作れるようになろうと決めた頃、バイト先の先輩が作るマカナイ丼に天かすを上手に使っているのを見た。天カスに溶き卵をとじて、天丼もどきを作れば、お味は天ぷら丼のクオリティとなる。見かけは悪いがお味は保証付きの「キツネ狸天と...キツネ狸天とじ丼~貧民丼は、学生時代のご馳走~
さて吉野家さんから持ち帰った、追い飯・鶏肉と紛れ込んだ牛カルビ肉は、貧相でみすぼらしい典型的な残飯という感じだ。これを使ってのリメイクで、晩ご飯の「餡かけ親子丼」を作っていく。追加で準備したものは、溶き卵・水溶き片栗粉・刻みネギなどで、吉野家から持ち帰った紅生姜もあるので、準備にはそんなに時間がかからなかった。まずは醤油系の餡かけつゆを作っていく。お出汁は昆布とかつ節で、日本酒・砂糖・味醂・醤油・塩などで恰好をつけていき、鶏肉・牛カルビ肉も投入して、水溶き片栗粉で適度な餡をかけておく。ふつふつと煮えてくれば、溶き卵をまわし入れて、お玉で手前から向こうへ、右から左へ十文字を切るかのように、一度っきり混ぜるのだが決してシツコク混ぜないで2手だけ混ぜて卵の出来を頃合いまでにしておくこと。ご飯をレンチンして、出来...餡かけ親子丼~新スタ丼の「追い飯」をリメイク~
吉野家さんでは、以前から販売されていた店内最重量級の、スタミナ超特盛丼がリニューアルされた。今回あらたに発売の「新スタミナ超特盛丼@1029円(税込)」が、お試し期間の100円引きとして販売していたので、怖る怖る注文すれば見た目はそんなに変化はなかった。ひとつひとつ吟味していくと、デッカイ丼に大盛りの丼シャリ・三種のお肉がところ狭しと盛られており、更に白ご飯が追い飯として横に置かれている。よく見るとお肉の種類が、牛肉・豚肉・鶏肉の豚肉が牛カルビ肉に差し替えられていて、噛み応えと脂身の旨みが増して、さらなる野性味の旨さを感じだ。中央の卵は生卵か半熟卵かを選んで、紅生姜がテーブルから姿を消したので取り溜め。この飯量はワシにとっては少々多いので、持ち込んだタッパーに早々と追い飯だけ詰め込んで、上から鶏肉だけ選ん...新スタミナ超特盛丼~吉野家さんから新メニュー~
子供が小さい頃は、遊園地・ゲームセンターとかも、刺激的な風を吹き込んでくれるし、人間形成にも役立つだろうから大事だと思う。しかし人工的な遊び場や、子供が喜ぶようなお店に連れていくだけでなく、敢えて自然の中で遊ばすような、川原バーベキュー・伊勢湾へ潮干狩り・和歌山や福井へ海水浴など、ワシの趣味っぽい方向へ引っ張りまわしていた記憶しかないが、それが子供たちにとって強い想い出となって残っているようだ。白良浜の砂浜・木津川の川原などで、タイヤを取られ車で立往生したこともあったので、砂を怖がらずに行けるように四駆もフリーホイールハブのものを買ったこともあった。タープ付きテントや、バーベキューセットも共に揃え、そんな道具一切合切が今も物置きにあるが、もうバリバリに使うこともないだろう。そう言えば、子供たちを連れてのゴ...アサリの酒蒸し~潮干狩りは満ち干きが大きい3月下旬から~
我が家の3時のスイーツ定番「パウンドケーキ」は、NET上のクックパッドを参考にすれば、未経験の方でも上手に作れたというのも、よく聞くお話で時代も変わったものだ。しかしスイーツと言うのは、定量を頑なに守らなければNGのケースもあるので、アレンジできないところの分量変更がどの部分かを知っておくのも良いことだ。ドライフルーツ‥‥‥特にレーズンを多めに入れたいが、スイート系のラム酒に漬けおいて数週間。そんなラム酒漬けを酒ごと使って、パウンドケーキを焼いてみた。洋酒の薫るケーキには、ダージリンのストレートで対応すると、ラム酒の風味も確実に受け止めてくれるはず。超やさしいラム酒の香りは、甘さと苦味を兼ねそろえており、カラメルのような濃厚な風味を持つのが特徴。甘みと旨みが詰まったドライフルーツと共に、美味しいパウンドケ...洋酒薫るパウンドケーキ~ラム酒漬けのドライフルーツ~
天理駅には、甲子園の応援垂れ幕が下がっていたが、実力が出し切れず1回戦負けを喫しているので、垂れ幕を春風がすり抜ける音が悲しそうだ。駅前から少々離れたところで営業している「天理ジャンたこ」は大きなタコが入っているので、ずいぶん以前からファンだった。▲ソースよりマヨ率が非常に高い▲折角の応援垂れ幕も、天理は一回戦敗退▲たこ焼きにも色んなお味のバリエーション昔ながらのたこ焼き屋のように、焼いて保温してあったタコ焼きを、ソースと薬味でデコるのではなく、注文を受けてから焼き始めることで、焼きたての美味しいものをお客に手渡せそうだ。タコ焼き機の出来あがり個数が、8個~16個のものがあるのも受注→焼きたてとなるのだろう。ランチと称して、お味を色々変えていく商品も人気だそうだ。▲各種たこ焼き機でどんな個数にも対応できる...天理のたこ焼き~値上げの嵐はここでも=ジャンたこ~
祇園祭りは、まえ祭りとして先日の17日に山鉾巡行があって、動く博物館と言うことで、それぞれの鉾・山・船などが装飾品としているタペストリーがある。それには国宝級のものもあり、巡行の瞬間しか見られない博物館なみの鑑賞物として、芸術性の高いものばかりなのをご紹介したい。なお、あと祭巡行は24日に執り行われる予定だ。▲菊水鉾はワシが大好きなセンスを持っている▲あと祭に登場する鯉山のタペストリー▲あと祭に登場する橋弁慶山のタペストリーワシ自身が特に見事だと思う、菊水鉾・鯉山などを装飾する豪華絢爛な芸術品のタペストリーを見てみよう。シルクロードを伝わってきた、当時の人々がまだ見ぬ動物の姿を伝えるのに、ライオン→スフィンクス→マーライオン→シーサー→狛犬と伝わってしまったような、お粗末な伝言ゲームだった。▲菊水鉾のタペ...祇園祭あと祭は24日巡行~豪華なタペストリーを見逃した人へ~
焼いた鶏をまろやかに食べる「ピカタ」は、自分の好みでスパイシーにするのもよしで、チーズで濃厚にするもアリと言うことで、卵液と一緒に焼くことでマイルドな仕上がりが期待できるのがいい。こういう料理が昔からあると、オカン弁当のおかずにも幅ができただろう。豚肉や鶏肉が対称だが今回は鶏もも肉を使っていく。付け合わせには、ピカタよりもシンプルかつ素朴な一品と言うことで、粉吹き芋を抜擢。これは小学校の家庭科授業で、粉吹き芋・ほうれん草のソテー・目玉焼きだったかな?あの時以来の粉吹き芋づくりは、粉が吹くまで丁寧に水分を飛ばすのが、ホッコホッコに仕上げるためのポイントだったと記憶している。ピカタを簡単に説明しておくと、高タンパク質で低脂肪の「鶏肉」は、安価で手にはいりやすい優良な食材で、さらにヘルシーに行くならば、胸肉の皮...ピカタと粉吹き芋~愛着を込めて親子焼きと呼ぶ~
ここんとこは全国的に「冷やし中華」で、呼び名が統一された感があるが、かつては関西では「冷麺」と呼んでいた人が多かった。そしたら韓国風の弾力性の強い麺の方はどう呼ぶの?と聞かれそうだが、ワシの場合は「焼肉屋の冷麺」と呼んでいた。焼肉屋の冷麺は、これはこれで美味しいのだが、3日間続けて食べられるのか?と聞かれると、冷やし中華に軍配が挙がり国民的と言うことだ。これらの呼び名は、コンビニの全国展開の犠牲になり、地方の呼び方は一つずつ潰され、関東煮(おでん)・ぼっけ(牛スジ煮)・モダン焼き(焼きそばのお好み焼き)なども犠牲者となっている。豆苗の2回目が充分伸びたので、お昼は冷やし中華にすることにした。冷やし中華は、自分なりに考えたトッピングでも、無茶苦茶合わないものは無いだろうし、キリっとした辛さは和辛子で酢醤油系...冷やし中華~豆苗が育ってきたのでトッピング~
先日の京都肉食道は、ひとつ思い残すことを作って帰ってしまったのは、メニューで見た「ステーキ丼肉2倍盛り@1960円」に気持ちを少しだけ持って行かれたからだ。あの見映えはワシの中ではローストビーフのようにうつっていたのだが、意外と早く食べる機会が巡って来たので早速オーダーした。今回は、ゴリラ飯の時のように当初のオリジナルと、自分で加えたトッピング済みのものと、画像が混ざってグダグダにならないように気を配った。オリジナルのステーキ丼は、和風のタレがベースで大根おろしを刻んで青紫蘇を乗っけてあった。確かにイメージから丁寧な扱いまで、何もかもゴリラ飯とは違っている。そんな時に、テレビドラマの西園寺さんに「胃袋どろぼう飯」と映ったのを見て、こんなラフなネーミングのほうが良いと感じた。肉食道さんも片やゴリラ飯なら、も...ステーキ丼~意表を突くゴリラ飯、安全策のステーキ丼~
▲大船鉾は「あと祭り」のトリをとる大型で豪華な鉾となっている祇園祭りの山鉾巡行は、本日17日におこなわれているかと思うが、京都の街は蒸し暑く汗が噴き出るような体感だろう。先日から冒頭の画像で、大船鉾の舳先を飾る龍頭をご紹介しているが、豪華になったのは江戸時代で、一番華やかだった元禄期で、豪華なタペストリーや鉾の大型化が成されたようだ。この時期の京都では、丸々太った「つの字」に見える鱧(はも)が、食卓を飾るのだが、大丸百貨店で買って帰ろうと吟味するも、お高くて懐と相談となる。京都で鱧がモテモテなのは、生きた各種お魚を大阪から京都へ運ぶと、殆どが死滅するなか、鱧だけは噛みかかってきたので、京都で食べる活け魚はこれしかないと言うことで重宝されている。鱧落とし・鱧のつけ焼き・鱧の炙り・鱧の皮などが揃っているが、生...食からの祇園祭り~骨切りした鱧を買って、つけ焼きに
以前から気になっている食べものがあって、祇園祭りの撮影で数百メートルまで接近したので寄ってみた。その食べものの名前は「ゴリラ飯@780円」で、牛スジ肉を甘辛く煮込んだものが、ご飯にぶっかけて卵黄が乗っかる丼ぶりで、ネーミングのドッキリ効果もバズった要因かも知れない。定食屋「京都肉食堂」さんは、焼肉家「益市」がプロデュースのお店だった。▲ひと口食べたゴリラ飯にオニオンフライ・にんにくチップで味変▲お味は濃いのは細かい牛スジになったせい?言ってしまえば、大阪では昔からあった「ぼっかけ丼」のことで、牛スジ煮込みの中にはコンニャクも時々混ざっている程度で、そんなに気になるほどの量ではなく、牛スジ煮込みが圧倒的に多くなっている。トッピングとして、オニオンフライ・にんにくチップ・唐辛子・ブラックペッパーはお願いすると...ゴリラ飯~京都肉食道さんのバズった丼ぶり~
里芋の一種である八つ頭の茎部分の皮を剥いたものを「芋茎(ずいき)」といって、実は故郷奈良の郷土料理となっている。そう言えば、子供の頃から食べたくもないズイキの煮浸しが、旬の7月頃には頻繁に食卓にのぼっていた記憶がある。また、ズイキを天日乾燥させ、保存食にしたものを「芋がら」と呼んで、ワシの中では精進料理のイメージが強い。奈良は高野山や無数の有名寺院などもあって、高僧から修行僧の方々まで多くおられ、従って茶粥・吉野葛・芋がら・山芋などの料理が有名なのかも知れない。調理法として、ズイキには強いアクが含まれているため、酢水に浸してアク抜きをしてから茹でると美味しく戴ける。特徴として、味が染みこみやすく、煮物・お浸し・酢の物・酢味噌和えなどがあげられる。大人になってからは味覚が変わり、何とも美味しく感じるようにな...ズイキのお浸しすり胡麻和え~里芋の茎がズイキ~
我が家で鰯を使った料理は、まず作らないと言ってよいだろう。何故かと言うとワシ以外は、大好きなのに青魚アレルギーが邪魔して食べられない。ポイントは「大好きなのに‥‥‥」ということで、嫌いで食べないなら横で食べていても関知せずってことでOKだろうが、大好きな人に見せびらかして食べることになる。鰯は焼いているとクセのある脂がじんわりと滲んで、これをキッチンペーパーで拭きつつ焼いていくわけだが、臭みを伴う脂なんで保険をかけて、カレー粉とガーリックスライスを塗して焼くことにした。新鮮な鰯なので臭みの件は杞憂に終わったが、たまに食べると意外と美味しいものだ。もう一品は「チーズ入り揚げ豆腐」で、とろけるチーズを豆腐に挟んで揚げていくが、仕上げはタバスコ・刻みネギを乗っけて、紅生姜・パセリを付け合わせて、イタリア風に仕上...鰯のカレー焼き~チーズを挟さんだ揚げ豆腐~
お誕生日プレゼントの「チャーハン一杯」のクーポン券がひと月遅れで届いた。ワシの誕生日は6月なのに、7月のお誕生月の方限定って‥‥‥ラーメンチェーン店のずんどう屋さんからだが、何をどう間違えたのか知らないが、ご厚意には素直に応じるべきだ。早速、ずんどう屋さんの炒飯を吟味にやってきた。ずんどう屋さんのチャーハンは、基本的なパラパラ仕上げに、チャーシューの切れっぱしが混ぜ合わせてある。基本は塩コショウに香ばしさをプラスするお醤油だが、甘さを感じるのはチャーシューの煮汁を含ませてあるからだろう。煮汁からの旨味を見事に吸ってバージョンアップされている。中の上くらいの評価は、ワシにしては優秀な評価でクオリティの高い出来映えだった。ラーメン一杯を注文するのがお約束なところに商売を感じるが‥‥‥なんの不満もなく売れ筋の「...お誕生日プレゼントの炒飯~ずんどう屋さんはひと月遅れ~
酢豚食べたし「豚肉」はなし‥‥‥。代役に抜擢したのは肉団子で、名付けて酢肉団子?って響きが悪すぎるようだ。酢豚と言えば、ワシが小さい頃のオカンの得意料理で、当時のくいしん坊!万才で「田村魚菜先生」がご紹介された酢豚を、オカンがレシピをメモって作ってくれた。▲▼酢豚ならぬ酢豚もどきはご飯にも良く合う家族全員が気にいり超ウケた時点で、酢豚はオカンの得意料理に昇格した。そんななか、手を抜くポイントを、豚の天ぷらからイシイのミートボールに代わっていたのはオカン流。現在なら手作り風の冷凍肉団子も販売しているので、普通に差し替えするのがスムーズとなっている。▲酢豚もどきはレモンサワーにも良く合ういくら丼ぶり好きと称して、白ご飯に何でもぶっ掛ける男であっても、酢豚もどきを白ご飯とマリアージュさせるわけにはいかない。〆ご...いきなり酢豚~豚の天ぷらを肉団子に差し替え~
この頃の梅干しは、昔ながらの「梅干し」と比べると、シンプルなお味にはまずお目にかからない。鰹風味や昆布風味のものとか、蜂蜜の甘みを馴染ませた「梅漬け」と呼ばれるものに至っては、天日干ししないので既に梅干しに非ずで、ワシにとって余計なお味を定着させたものが多くて嘆かわしい。今年もそろそろ自分なりの梅干しづくりにはいるが、ワシは紀州南高梅のなかでも梅酒用の特大サイズを利用する、柔らかい仕上げでシンプルな梅干しを目指してつくっていくので、土用干しと呼ばれる天日干しをする中途段階でも、つまみ食いをするのが特に好きで懐かしい。オカンが始めた梅干しづくりの中途過程で、次々とつまみ食いされて、無くなる危機感を感じて「梅干しづくりの途中のものを食べたら腹痛(ハライタ)を起こす」と、根も葉もない嘘を30歳くらいまで信じてい...しらすご飯~シンプルな旨みは梅干しのお陰~
子供の頃は、田舎のオヤツと題して、茹でトウモロコシ・蒸かしさつま芋・じゃが芋の塩茹でなどが懐かしい。なかでも夏場のオヤツとして旬を迎えるトウモロコシは、身体の機能調整としてビタミンB1・B2や、代謝を高めるカリウム・亜鉛・鉄分などのミネラルが多く含まれているので、夏バテ防止効果が得られる。▲▼今が旬のトウモロコシを10本買ってきたなるほど子供の頃はオカンがトウモロコシを茹でてくれたのは、理に適ったオヤツだったのだ。なお整腸作用も期待できるし、食物繊維も豊富に含まれているので、便秘気味の方々は進んで食べられた方が良いだろう。トウモロコシご飯は、粒をとったアトの芯も一緒に炊くと、甘みと深い旨みが期待できる。▲▼トウモロコシご飯▼粒をとったアトの「芯」も炊飯時に一緒に炊くお誕生日に貰って冷やしておいた辛口のお酒...トウモロコシご飯~お酒の友に焼き、〆ご飯は甘み抜群~
先月の月別限定販売には、鶏から揚げが欠品してカスが入っていて、とんだクワセモノを食べさせられた件で、放りっぱなしにされてしまった件も、月が替われば不問としておこう。7月の新作には「海鮮たまご鶏カツ丼@769円(税・100円引券)」が発売されているというので注文してみた。大盛りも考えたが、残念なものが大盛りでやってきても困るので断念した。海鮮たまごとして、魚介出汁のイカと海老の卵とじが乗っかっていて、小さめのチキンカツ丼が向こう側に盛り付けてあったが、大きさにクレームをつけるほどでもない。先月の本部のカスから揚げの謝罪は、お店の商品クオリティをシッカリ管理すると言うことだったが、まともなのは口上だけで一切が疎かになっていて、今月はお茶も出てこない‥‥‥なんで?海鮮たまごが、かっちり固まるまで火が通っていて、...海鮮たまご鶏カツ丼~全力飯のかつやさん7月の期間限定販売~
季節の美味しいものランキングがあるとすれば、ワシの考えではアユの山椒煮がランクインされるだろう。独特なメロンっぽい香りと、仄かな苦みで風味満点で、川魚特有の臭みがないなど、日本の食物の中での比較でも、風流さも背中を押してくれる美味しさは、三指にはいるくらいだと思っている。今年初のアユ漁は、恥ずかしくないくらいは獲れたものの、水量の多さに押されて足元がおぼつか無いので、小一時間で帰って来た。従って自慢できるほどの量でもないが、びわ湖で一生を終えて、川を遡上する地元の小鮎(湖鮎)は、大きくなっても12センチくらいで山椒煮にはお誂え向きだ。水は一切使わず、日本酒・砂糖・醤油などで沸騰させもって、アユを2~3匹ずつ煮汁の温度が下がらないように、お鍋にアユを並べていくイメージだ。15分くらい煮ると、味醂・実山椒とを...アユの山椒煮~香しいアユを実山椒でピリリと煮る~
新紙幣の顔でも拝んでやるかと思いつつ銀行へ行くと、どうやら市中に過半数の新紙幣が出まわらないと、無料では手にはいらないようだ。早く入れ替えするのなら、悠長なことを言ってないで、ATMからドンドン出せば良いのに旧紙幣だという。電子マネーとの比較も気になるが、ランチは新紙幣を使えないラーメン屋さんへ。夜ご飯のお惣菜は「鶏から揚げ」と決定している今、ラーメン屋さんでから揚げを食べると、昼も夜もから揚げってどぉ?しかも自分作の後発がお味的に劣ったら精神的にも厳しい状態を招くのではないか?結論は、本来のレギュラー商品の半分に仕上げた「半チャーハン」におさまった。さてお家では、鶏もも肉を使ってのから揚げを作っていく。今回のポイントは、朝一番に塩麴で揉んで漬け込んで、お肉を柔らかく保水力を発揮させる下処理済のお肉を二度...鶏から揚げ~ラーメン屋で辛抱したから揚げ~
びわ湖と言えば「天然アユ」の宝庫で、日本全国の河川で獲れるアユの故郷と言うことになる。毎年各地で放流されるアユの稚魚は、びわ湖産のものを放流し、各河川を下って海に出て鮎は成長すると聞く。そして再び川を遡って産卵し一生を終える、一年サイクルは年魚と言うことになる。しかしびわ湖のアユは、海へ下らないので大きさの点で各河川より劣るが、お味はいうまでもなく美味しい。お知り合いや友人が、我が故郷のアユは美味しい‥‥‥と豪語される方もおられるが、ルーツを探れば総てがびわ湖の稚魚に辿り着く。今年初のアユ漁にいったが、水量・流れの中の魚影は濃いが、濁流に危険を感じたので、早々と引き上げてきたものの、100匹くらいの釣果は出た。なぜ「漁」と言うのかは、獲ることを楽しむのではなく、漁師の心境で数多くを目標としているからだ。今...鮎の天ぷら~この時期の風物詩は獲れたての鮎~
揚げたての天ぷらは、誰がなんと言おうと超美味しい。カラッと揚がった新鮮天ぷらを食す第二弾として、翌日のランチは「天ぷら卵とじ丼」を推奨したい。天婦羅の食材は勿論だが、油・丼つゆ・炊きたての丼シャリの3拍子が融合して、さらに美味しくなるイメージがワシにはある。そんなシンプルな天丼も美味しいが、ここへお出汁のきいた卵とじをプラスすると、次の二段目ロケットに点火するようなイメージだ。所どころに天ぷらがお出汁を吸って、カリッとした部分に加えて出汁の吸った天ぷらも同時に味わえるのがポイントとなる。天ぷらが少ない場合は、天かすを揚げておいて残してあるものを追加することも考えたい。固まるには火力の弱いお鍋の中心にまず半分、そして良い加減に卵が固まれば、周囲の沸騰した部分にも、残った半分の溶き卵を流し込んで半熟で火を止め...天ぷら卵とじ丼~天ぷらの翌日には必ず丼ぶりランチ~
もよりの駅よりもひと駅先の、瀬田駅前にある梅原水産へランチを食べに行った。お刺し身を作ったら、どうしても半端ものとして細かいネタが出るようなので、ユッケダレを絡めて丼シャリの上から、おもむろにぶっ掛けてあるラフな仕上がりの「海鮮ユッケ丼@1200円」だった。海鮮ユッケは半端ものではなくて、普通に刻んで小さくしたものを使っているような雰囲気もある。味気ないと言うか、脂ののっていない部分ばかりが使われているかというと実はそうでも無い。中トロなんかも混ざっているので、徐々に重くなってくる感じがした。箸休め的なキュウリのスライスなんかを、片隅に付け合わせておくだけで、随分と食べるイメージが変わるのだが‥‥‥全力で海鮮刺し身をぶっ掛けに来ているんで、余裕のない盛り付けになっているのが残念。卵黄は潰して食べるとパワー...海鮮ユッケ丼~ランチに切り落としの半端を使う丼~
本来のチャーハンでは、量的に多くて完食できない場合が多いからと出来たメニューに「半チャーハン」がある、一人前のラーメンにチャーハンを半分セットにすれば、ちょうど良い量になるってことは誰でもわかる。しかし、最近はラーメン屋さんで「半チャーハン大盛り」って注文が通るのを耳にすることがある。このメニューはある意味変な響きで、極端に言えば「小めしの大盛り」って感じの同意語となる気がするからだ。アツアツの冷っこいめ・唐辛子抜きの激辛・キンキンに冷やしたひと肌‥‥‥ここまで言うと皮肉でイヤな感じだが、少なかれそんな感じの違和感が半チャーハン大盛りには含まれていると言うことだ。シャウエッセン・ピーマン・水菜・エリンギなどでチャーハンを作り、正真正銘の半人前みたいな量を量ったが、ラーメンの方も半ラーメンとしてしまったオマ...半チャーハンの大盛り~納得いかない変な響き~
メニューによっては、美味しいからお店で売られているにも拘わらず、ワシが絶対に選ばないお料理がある。その代表がハンバーグで、何故ならそんな店舗では牛ステーキも普通に扱っており、すでに80%くらいステーキに決定しているからだ。違う意味では、焼肉屋さんのクッパやビビンバなどは胃が3つくらいあって初めて注文できるかも‥‥‥。今回はチョイスされないメニュー同士を一緒に盛り付けてみた。それぞれ偏見に満ちた選択だが、煮込んで仕上げるお料理として、お皿でハンバーグとロールキャベツをドッキング。トータル的にはNGではないが珍しい組み合わせの一皿となった。ハンバーグだけでは飽きがきて「さぁ~2個めを食べるぞ!」とはならず、もう一方がロールキャベツだと食指が動くような気がする。代表的な洋食二種に、和の胡麻和えを付け合わせたのも...煮込みハンバーグ~煮込み料理ロールキャベツを一緒に盛る~