chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
  • 北野敏一さんの高台内

    北野敏一さんのうつわの高台内には時々、釉薬(うわぐすり)が掛かっていない部分があります。もちろん使用するには何も問題は無いのですがどうしてしっかり釉薬を掛けないの?と思う方もいらっしゃるでしょう。北野さんは、中国 明時代の古染付に倣って(意匠をお手本にして)作陶されている作家さんです。明の時代は、日本でいうと信長、秀吉、家康・・くらいの頃です。古染付は民窯(民間の窯)で造られたうつわで皇帝が使う官...

  • 色絵ふきのとう豆皿

    橋本薫 色絵ふきのとう豆皿九谷の橋本さんから届いた早春の豆皿。何かと便利な9cm(3寸)の小皿です。マリービスケットよりひとまわり大きいくらいの大きさ。春ですね。色合いが九谷らしくてグリーンと紫、花は黄色で可愛らしい。。。これだけでも充分良いのですが縁に1周、赤のラインをすうっと入れたことでキュッと全体が引き締まって見えます。そこが、”センス” なんですね。簡単なようで、簡単ではない発想。さすがです。ふ...

  • 染付 花鳥文6寸皿、白鷺5.5寸皿

    北野敏一 染付 花鳥文6寸皿足の長い鳥と何の花かな。。花鳥文の6寸皿のご紹介です。6寸というのは、1寸を約3cmとして約18cm。実際にこのお皿は18.5cmあります。左右に花と蕾(?)真ん中には顔を左に向けた足長の鳥。何の鳥かはわかりませんが、鷺なのかな?姿から見ると鷺と思いたい姿。季節は春先かしら。。白鷺文5.5寸皿と並べてみました。右ははっきり白鷺と判ります。季節は7月ごろかな。何故って、蓮の花と葉が描かれ...

  • 北野敏一さんのご飯茶碗

    北野敏一 染付牡丹文飯碗/染付海老あみ文飯碗年末年始いろいろ食べたけどお正月も終わって日常に戻ってみると白いご飯の美味しさにホッと一息、というところです。やはりお米は日本人にとって主食なんだなと痛感し救われる場所 という感じ。白いご飯おいしい。。。そこでご飯茶碗に注目。ご飯茶碗はどんな作家さんも必ずお作りになるうつわですがかたち、手に持った感じ、中に入れるものが白いご飯というシンプルなものなのに人...

  • 2023/おめでとうございます

    北野敏一 染付花鳥文五寸段皿明けましておめでとうございます。皆さまゆったりとお正月をお過ごしのことと思います。今年こそ戦争で悲しむことを終わらせて良い春を迎えて欲しいと願うばかりです。さて、昨年末に金沢の北野敏一さんから良いうつわが届いていますがバタバタとしていまして年が明けてしまいました。これから少しずつご紹介させていただきたいと思いますので楽しみにしてお待ちください。上のお皿はそのなかからのど...

  • 豆彩手菊慈童碗

    橋本薫 豆彩手菊慈童碗いよいよ冬の入り口を実感します。朝晩は冷え冷えしますね。橋本さんから届いた菊慈童のご飯茶碗です。7〜8年ぶりに造っていただきました。上品で可愛いらしいお茶碗。良いですね。絵柄の「菊慈童」(きくじどう)は御能の演目で中国の古いお話。周の時代の王に仕えていた16歳の少年が罪を犯し山中に流されたが菊を愛する少年がそこで菊の葉に詩句を書いたところ菊の葉から露が滴ってそれを飲んだら不老不死...

  • 色絵 二兎角豆皿

    橋本薫 色絵二兎角豆皿 /和田瑾斎 朱塗布目尺二丸盆月とうさぎ、といえばやはり季節は秋。早どりして8月末頃から10月いっぱいは月を愉しむのが日本人の遊び心というもの。何故日本人は季節を大事にするのか、というと日本は(四季以上に)12ヶ月それぞれ寒暖や湿度、気圧の変化が大きく身体をそれに対応させるのが大変な気候風土だからです。季節ごとに旬のものを食べたりしますが「初もの」とか言って早どりを好む風習も「季...

  • 親子鶴のそば猪口

    橋本薫 親子鶴そば猪口9月になったのだから、そろそろ秋を感じたい気分。今夏は記憶にないくらいの多雨多湿でした。なので、けっこう素麺に助けられてる気がします。やきものの図柄にはお皿など、平面的なものに合う図柄と湯呑みやそば猪口など、立体的なものに合う図柄とあってもちろんそのあたりのことを考えながら作られているのですけどこの鶴の図柄は、そば猪口という形状にとても成功いるな、思います。鶴によって縦方向の...

  • 撫子文のマグカップ

    橋本薫 赤絵/色絵マグカップ色絵つる薔薇菱形皿まもなく7月が終わりますが梅雨明け後の長雨、連日の暑さ、豪雨近年の気象は激しい・・。日本って、もっと繊細なはずなんだけどな。。さて、撫子の季節です。と言っても、野性のナデシコってあまり見かけないですよね。もう無いのか?夏の花なので、原産地はアジア、アフリカなどやはり暑い国。暑いと ”元気” な花です。花言葉は「無邪気」邪気が無いってこと。憧れも含めて、イイ...

  • 吸坂の赤い土

    藤澤重夫 灰釉隅切り角皿三十数年前に私の手元ににやってきたこの角皿は石川県加賀市にある吸坂(すいざか)町というところから採取された赤い土で作られていて作者は、その土を発見した藤澤さんで現在も加賀市に住んで作陶されている作家さんです。四十年近く前、藤澤さんが吸坂の山中で焼き物に適した良い土を見つけ掘り出して自身の工房に持ち帰り轆轤を挽き、釉薬をかけて焼いてみたらとてもよい土味の陶器に仕上がった・・と...

  • 染付花竹文深鉢/どんぶり

    北野敏一 染付花竹文深鉢(5寸丼)九谷の北野さんから深鉢が届きました。15cm強のどんぶりです。深鉢というくらいなので充分な深さがあって蕎麦やうどんの麺鉢に最適です。このくらいの深さがあるとつゆをたっぷりめにしても余裕があってありがたいサイズ。ありそうで、なかなかないこの配慮が嬉しいのです。そして、花竹文という絵柄がまたなかなかよろしい。。花文だけだと甘く、可愛らしくなりがちで竹文だけだとちょっと渋い...

  • つる薔薇菱形皿

    橋本薫 色絵つる薔薇菱形皿もう梅雨の走りなのか、雨がよく降ります。緑雨ですね。新緑が雨に濡れて美しい。そして,5月の薔薇、というくらいだから薔薇が満開です。と言ってもウチには薔薇が無くて前の家と裏のお宅の薔薇がきれいでそれで楽しませてもらっています。薔薇は虫が付きやすかったり棘があったりして、お手入れしきれないのでウチには植えていません。モッコウバラは、棘が無いですね。写真のお皿は、橋本薫さんから...

ブログリーダー」を活用して、yuyu(yuyukogei)さんをフォローしませんか?

ハンドル名
yuyu(yuyukogei)さん
ブログタイトル
和! うつわ大好き
フォロー
和! うつわ大好き

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用