広島大学の斎藤健一教授らは、シリコン製の微細結晶「量子ドット」を合成し、高性能の量子ドットLEDを開発することに成功した。光の強度が70%に落ちるまで220時間かかり、従来のシリコン量子ドットLEDと比べて約8.5倍長寿命だった。波長の長い赤色の光を出すことができ、植物
薄型テレビと関連する液晶・有機EL・プラズマ技術、業界企業そして市場トレンド情報を掲載していきます。
メタがVR・ARヘッドセット「Quest 3」正式発表-アップルに先行
米メタ・プラットフォームズは27日、仮想現実(VR)および拡張現実(AR)用のヘッドセットの新製品「Quest 3」を正式に発表した。米アップルの複合現実(MR)ヘッドセット「Vision Pro」の発売に先駆けた格好だ。 27日の年次開発者会議で発表したQuest 3は、2020
台湾 液晶パネル・PCB・マイクロLED 2023年の概況と展望--ワイズコンサルティング
ワイズコンサルティング グループ(本社:中華民国台北市、代表取締役:吉本康志)は台湾機械業界専門誌「ワイズ機械業界ジャーナル」の2023年9月第4週号を発行しました。今週号では電子業界、自動車業界、半導体業界、エネルギー業界の動向を紹介します。台湾の電子部品主
Xiaomiは、スマートホーム製品として、チューナーレスTVの「Xiaomi TV A Pro」およびロボット掃除機の「Xiaomi ロボット掃除機 S10」を発表した。前者は10月中旬以降、後者はすでに販売を開始しており、実売価格はそれぞれ3万2,780円から、2万4,800円前後。Xiaomi TV A Pro
資産溶かした「10年累計純損失」100社ランキング--首位と2位はジャパンディスプレイとシャープ
首位と2位には、液晶を手掛けるジャパンディスプレイとシャープがランクインした。ジャパンディスプレイはモバイル向けの液晶事業から撤退、JOLEDから有機ELディスプレー開発事業を譲り受けて再起を図っているが、赤字解消のメドはついていない。シャープは2023年3月期に液晶
【自動翻訳記事】LGディスプレイ; 広州液晶工場の稼働率を現在の半分からフルに引上げる計画、工場売却に関する議論を中止か?
最近、メディアは「韓国のLGディスプレイ(LGD)は来年、中国の広州液晶ディスプレイ工場の稼働率を現在の半分からフル稼働に引き上げる計画で、広州液晶工場の売却に関する議論を中止した」と報じた。これに関してLGディスプレイはメディアによる憶測報道であると回答した。
大手5社がこぞって進出、中国の太陽光大手が「米国工場」の建設競う事情
中国の太陽光パネル大手の天合光能(トリナ・ソーラー)は9月11日、アメリカのテキサス州に2億ドル(約294億円)超を投じて太陽電池モジュール工場を建設すると発表した。新工場の生産能力は年間約5GW(ギガワット)、2024年の生産開始を目指している。天合光能は同じく中国の
Foxconnの組み立てラインによる時給格差:Huawei製品がiPhoneを上回る
Appleに限らず、多くのスマートフォンメーカーは自社工場を持っておらず、自社製品の製造や組み立ては製造業者に委託しています。 組み立ての委託を請け負うメーカーとして名の知れたFoxconnでは、どうやらどの組み立てラインに所属するかによって、収入が大きく異なるよ
乾電池1本、世界最小電圧で光る青色有機ELを開発=東工大など
東京工業大学、大阪大学、富山大学、静岡大学の共同研究チームは、乾電池(1.5ボルト)1本をつなぐだけで光る、世界最小電圧で発光する青色有機ELの開発に成功した。今回の技術により、テレビやスマートフォンなど有機ELを使ったディスプレイ機器の消費電力を大幅に削減でき
有機ELディスプレイや照明に用いる次世代発光材料を開発する「Kyulux」に「九州発ジャパン・エボリューション・ファンド」が出資
2023年9月21日、MCPアセット・マネジメント株式会社は、MCPグループが運営する、九州発ジャパン・エボリューション・ファンド投資事業有限責任組合が、株式会社Kyuluxに2億円の出資を実行したことを発表しました。また、MCPグループでは、シリーズCファースト・クローズに
有機EL戦線“異常あり”。各社に個性が出てきた'23年TVチェック
ついに出揃った各社の2023年最新テレビ。今季は各社が採用している有機ELパネルにも違いが生まれており、麻倉怜士氏は「有機ELテレビ戦線異常あり」と表現する。その理由と、各モデルの気になったポイントを独自の目線で解説する。有機EL戦線“異常の予兆”は去年から――
大型ディスプレイの品質を極限まで高めるマイクロLED(後編)
前編で説明したように、「マイクロLED」は外形寸法が100μm角~50μm角と極めて小さい。画素ピッチが1.27mmのディスプレイパネル、言い換えると画素(正方形)の大きさが1.27mm角のパネルを想定した場合に、大きさが50μm角のマイクロLEDが占める面積は0.0025mm2にすぎない。
Omdia:2030年までにマイクロLEDディスプレイ市場は5170万ユニットまで成長予測
Omdiaの新しい調査によると、マイクロ発光ダイオード(LED)ディスプレイの出荷台数は、2030年までに5170万台に拡大する見込みです。しかし、予測範囲ではこの技術が競争力を持つアプリケーションが限られているため、マイクロLEDディスプレイの出荷シェアはディスプレイ市場
吉澤 篤 名誉教授が「2023年度日本液晶学会 功績賞」を受賞--弘前大学
弘前大学の元企画担当理事・副学長 吉澤 篤 名誉教授が「2023年度日本液晶学会 功績賞」を受賞し、その授賞式が2023(令和5)年9月12日(火)に東京理科大学にて開催されました。本賞は、日本液晶学会の発展に指導的な役割を果たすとともに、液晶に関する科学および技術の
ポータブルゲーミングPCの展示即売会も! 活気あふれる東京ゲームショウに行ってきた
9月24日まで、千葉県美浜区にある幕張メッセで「東京ゲームショウ2023」が開催中だ。9月21日と22日はビジネスデー、23日と24日は一般公開日となっている。 既にさまざまなレポートが掲載済みだが、ここでは広い会場を巡りながらPC関連やメタバース関連の展示を見てきたの
新型「Apple Watch」に秘められた“大きな飛躍” 実機に触れて分かった、スペックに現れない進化
9月13日に開催されたApple Eventでは、「iPhone 15/15 Pro」シリーズと共に、Apple Watchの最新製品「Apple Watch Series 9」と、2022年に鮮烈なデビューを飾った「Apple Watch Ultra」の最新版となる「Apple Watch Ultra 2」が発表された。 これら両製品は、スペック表
超大型ディスプレイの品質を極限まで高めるマイクロLED(前編)
LEDを画素とする大型ディスプレイ(「LEDビデオウォール」とも呼ぶ)は基本的に業務用であり、カスタマイズされた一品物であることが多い。設置場所は、球技場(野球、サッカー、ラグビーなど)や展示会(見本市)のブース、企業のプレゼンテーション施設や大会議室、文化
台湾の国家発展委員会(NDC:National Development Council)が後援するStartup Island TAIWAN(以下、SIT)は2023年9月14~15日、日台間の産業分野における協業機会創出を目的としたイベント「日本・台湾スタートアップサミット 2023」(以下、日台サミット)を開催した。会
Samsungが後工程ラインの一部を無人化、2030年までに工場全体を無人化へ 韓国メディア報道
Samsung Electronicsが自社の後工程(パッケージング)工場にて、一部を無人化したラインを立ち上げただけでなく、2030年までにパッケージング工場全体を無人化する目標も掲げたと韓国の電子産業専門メディアetnewsが報じている。同紙によると、8月末に韓国の水原(スオン)で
シャープがパナソニックとTVS REGZAを上回って連続首位、今売れてる有機ELテレビTOP10 2023/9/20
「BCNランキング」2023年2023年9月4日から10日の日次集計データによると、有機ELテレビの実売台数ランキングは以下の通りとなった。1位 AQUOS OLED4T-C55EQ1(シャープ)★SHARP / シャープ AQUOS OLED 4T-C55EQ1 [55インチ] 【薄型テレビ】【送料無料】2位 VIERAT
パナソニック液晶ディスプレイが特別清算開始申し立て、負債5836億円
パナソニック ホールディングスは20日、連結子会社のパナソニック液晶ディスプレイ(PLD、兵庫県姫路市)が19日に特別清算開始を申し立てたと発表した。負債総額は5836億円(8月末)。
台湾の通信社『中央社』(2023年9月16日付)によると、調査会社IDC台湾のシニアアナリスト鎮健助氏は同日、パネル産業の今後の見通しに言及した。パネルの需要が予想に届かなかったため、パネル価格の上昇が最近になって鈍化する兆しがあり、23年第4四半期(10〜12月)には下
【インタビュー】最高の進化を遂げたパナソニック有機ELテレビ。高画質大画面で感動を共有する、テレビの価値を提供
昨年末の音元出版アワード「VGP2023」にて、リビングビジュアル大賞を受賞した「くらしスタイルシリーズ」のウォールフィットテレビに続き、今夏のアワード「VGP2023 SUMMER」にて、有機ELテレビのフラグシップモデルに位置付けられるMZ2500シリーズが批評家大賞を受賞したパ
電子情報技術産業協会(JEITA)が3年ぶりに実装技術ロードマップを更新し、「2022年度版 実装技術ロードマップ」(書籍)を2022年7月に発行した。 本コラムの前々回から、第2章第6節(2.6)「新技術・新材料・新市場」の概要を説明している。前々回と前回は、最初のテーマ
テレビの画質を革命的に引き上げる高画質パネルの金字塔!OLED METAパネル誕生秘話。有機ELパネルメーカーLGディスプレイを直撃取材
有機ELテレビの高画質化がとまらない。テレビセットメーカー自身の「画質力」が、その原動力のひとつではあるが、根源的な進化の源泉はパネル自体の驚異的な性能向上に尽きる。高画質を誰よりも希求する麻倉怜士さんとHiVi取材陣は、昨年に引き続き、家庭用大型有機ELパネル
JDIは中型OLEDスクリーンに携わるか、中国企業と共同で量産する可能性がある
ジャパンディスプレイ(JDI )はタブレット端末やパソコン向けの14インチ有機ELディスプレイに参入する。同社は以前はスマートウォッチ用に1.4インチの画面のみを製造していましたが、現在は中型の画面でもバランスのとれた画面の明るさを実現しています。2025年に量産を開始
小野浩司教授が、日本液晶学会業績賞を受賞--長岡技術科学大学
電気電子情報系・小野浩司教授が、日本液晶学会業績賞を受賞しました。本賞は、液晶に関する科学および技術の基礎的研究において特に優れた業績を挙げ、学術あるいは産業の発展に貢献した者に贈られるものです。受賞の対象となったのは「液晶の高度光配向技術を用いた幾何学
半導体や液晶製造装置を手掛けるSCREENホールディングス <7735> は14日、彦根事業所(滋賀県彦根市)内に新棟を建設すると発表した。老朽化したディスプレー製造装置および成膜装置事業の施設を取り壊し、新たに水素関連事業の生産スペースを設ける。今後成長が見込まれる水
日本メディアは13日、中国が政府機関や国営企業職員の業務上でのiPhoneの使用を禁止したという報道の信ぴょう性について、中国外交部に確認しました。中国外交部はそれに対し、「中国ではiPhoneなど外国ブランドのスマートフォンの購入や使用を禁じる法規制や政策文書は出さ
電気自動車を検討したものの購入しなかった理由、3位航続距離の不安、2位車体価格が高い、1位は?
パーク24では、毎月9日にクルマや交通に関するアンケートの調査結果を公開している。9月は「電気自動車」をテーマに調査を実施。回答結果をグラフにまとめて発表した。電気自動車を運転したことが「ある」人は、前回(2022年)と比較すると4pt増加し、21%となった。年代
秘密主義から脱却して共創へ、パナソニックHDが社外向けの技術展示会を初開催
パナソニック ホールディングス(パナソニックHD)は2023年9月12日、脱炭素実現や人々の暮らし支援といった領域での研究開発の取り組みを解説する技術展示会「Panasonic Corporate R&D Technology Forum 2023」の開催発表会を開いた。同展示会は「Panasonic XC KADOMA」(大
韓国サムスン電子が持続可能経営の一環である多様性確保を通じて、女性役職員も最大限力量を発揮できるようさまざまな機会を提供している。サムスン電子の半期報告書によると、昨年上半期時点で国内3万638人だったサムスン電子の国内女性人材は、今年は3万2648人へと1年間
LG、家庭用118型4KマイクロLEDディスプレイ発表。北米より順次世界展開
韓国LG Electronicsは11日(現地時間)、自宅でも超大型画面でプレミアムホームシネマが楽しめる118型・4K解像度のマイクロLEDディスプレイ・LG MAGNIT「LSAL006」を発表した。北米での発売を皮切りに、今月から世界の市場に展開する予定。RGBの光を発する微細なLEDチップを
iPhone15/15 Pro用OLEDディスプレイは2社だけ供給〜BOE間に合わず
iPhone15シリーズおよびiPhone15 Proシリーズ用有機EL(OLED)ディスプレイは、Samsung DisplayとLG Displayだけが供給すると、韓国メディアET Newsが報じました。 iPhone15シリーズ用OLEDディスプレイについてこれまで、中国BOEも供給すると予想されていましたが、発表間
アップル、新型iPhone15発表 価格据え置き 充電端子「C」に統一
アップルは12日、新製品発表イベントを開催し、新型「iPhone15」シリーズを発表した。48メガピクセル(4800万画素)のカメラを搭載し、充電端子を広く普及している「USB-C」に変更した。また、世界的なスマートフォンの販売不振を考慮し、値上げは見送
【韓国報道】「インドも25兆ウォン注ぎ込むのに」…先端技術大国の韓国「不安な1位」
米国と中国の技術覇権競争が結局「銭の戦争」に流れている。主要国は数十兆ウォンの資金を一気に注いで先端技術開発と企業誘致に死活をかけている。これに対し韓国政府の支援は事実上税制優遇にとどまり、場合によっては積み上げてきた技術優位まで揺らぎかねないという警告
有機ELテレビでパナ復活、2年ぶりに首位奪還、その意外な背景とは?
有機ELテレビでこの8月、パナソニックが販売台数シェア30.2%を記録。2年ぶりに首位を奪還した。2位シャープと7.8ポイント差をつけて頭一つ抜け出した格好だ。7月にはTVS REGZAと僅差で2位にとどまったが、競合を突き放してトップシェアを獲得した。全国の家電量販店やオンラ
世界の薄型テレビ・スマートフォン・パソコン 2023年6月の販売動向・今後の予測
GfK Japanは、世界主要約60ヶ国における小売店販売実績データ等をもとに、世界市場規模相当に拡大推計した2023年6月の薄型テレビ・スマートフォン・パソコンの販売動向及び予測を2023年9月7日に公表した。・薄型テレビ※2023年6月の薄型テレビ販売数量は前年比5.1%減だった
LG、有機ELパネルを採用した14型/15.6型ノートPCを26万円前後で発売
LGエレクトロニクス・ジャパンは、モバイルノートパソコン「LG gram」の2023年モデルとして、「LG gram Style」の14型モデル「14Z90RS-KA51J」と「LG gram SuperSlim」の15.6型モデル「15Z90RT-MA53J」を追加。9月8日より発売する。いずれも、有機ELディスプレイを採用した
このところ、サングラスのような形状のディスプレイの市場投入が続いている。 顔につけるものだが、いわゆるVR用のヘッドマウント・ディスプレイではない。メーカーは「ARグラス」などの表記を使っているが、アップルの「VISION Pro」などとは異なり、本格的なAR機器でも
M3搭載iPad ProのOLEDディスプレイ用タッチパネルの製造準備開始
11インチおよび13インチ有機EL(OLED)ディスプレイを搭載する、2024年モデルのiPad Pro向けタッチパネルのサプライヤーが、製造規模拡大の準備を始めたとDigiTimesが報じました。 2024年モデルのiPad Proは、12.9インチモデルのディスプレイサイズを13インチに拡大すると
『量子ドット』の最新動向、潜在的用途について解説する無料ウェビナーを、IDTechExが開催します。
IDTechEx(先進技術調査会社: 本社英国 ケンブリッジ)は、『量子ドットの輝かしい可能性を解き明かす』と題したウェビナーを、2023年9月14日(木)に開催します。量子ドット(QD)は、サイズ調整可能な特性を持つ、2~10ナノメートル(原子10~50個)の半導体ナノ結晶です
有機ELを専門とする韓国の市場調査会社のUBIリサーチは、スマートフォン向け有機ELの出荷量で2025年には中国が韓国を上回ると見通した。 スマホ向け有機ELの出荷量の割合は、23年時点で韓国が57.6%、中国が42.4%だったが、24年には韓国は53.0%に下がる一方、
米特殊ガラス大手のコーニングが韓国で15億ドル(約2200億円)を投じる。サムスン電子の折り畳み型スマートフォンに搭載される折り曲げ可能な極薄ガラスなどの供給能力を高める。サムスンとの協業拡大でディスプレー向けガラスでの世界首位の地位を固める。コーニングの韓
ソニーセミコンダクタソリューションズは2023年8月、1.3型4K OLEDマイクロディスプレイ「ECX344A」を発表した。VR(仮想現実)/AR(拡張現実)用ヘッドマウントディスプレイ(HMD)などの用途に向ける。ECX344Aは、トランジスタのレイアウトやプロセスを最適化し、独自の
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広島大学の斎藤健一教授らは、シリコン製の微細結晶「量子ドット」を合成し、高性能の量子ドットLEDを開発することに成功した。光の強度が70%に落ちるまで220時間かかり、従来のシリコン量子ドットLEDと比べて約8.5倍長寿命だった。波長の長い赤色の光を出すことができ、植物
自動車大国の道を進んでいた中国の自動車産業が崖っ淵に追い込まれている。 世界最大のEV(電気自動車)生産量を誇り、快進撃を続けていた中国EVトップの自動車メーカー「BYD」について、同じく大手自動車メーカー「長城汽車」の魏健軍会長が、「自動車業界に『恒大(破綻し
LGエレクトロニクス・ジャパンは、透過型ワイヤレス4K有機ELテレビとして、77V型モデル「LG SIGNATURE OLED T OLED77T4PJA」の日本販売を決定。本日7月1日より、公式オンラインショップおよび同社指定販売店での受注販売を開始した。世界初(同社調べ)の透過型4K有機ELディ
シャープ崩壊 ―名門企業を壊したのは誰か日本経済新聞出版2016-02-18シャープは堺市の本社で定時株主総会を開催した。液晶ディスプレー事業の不振による経営悪化で2023年3月期から無配当が続き、株価も低迷。総会では経営状況の改善策に関する質問が相次いだ。沖津雅浩社長
指でつまめる、わずか18gのミニカメラ「SMC-01シリーズ」が登場。カバンやリュックにぶら下げて持ち歩ける小ささながら、ちゃんと液晶パネルも搭載していて、しっかりフレーミングしながら撮影できます。画素数はわずか100万画素で、フィルムのようなエモい仕上がりが期待で
ひびきウインドエナジー(北九州市若松区、水町豊社長)は、北九州市響灘で建設中の洋上風力発電設備の建設状況を公開した(写真)。2025年度内の運転開始を目指し、稼働すれば国内最大規模となる。風車6基を設置済みで、9月までに全25基を設置し試運転に入る予定。
世界最大級のパネル製造企業「TCL CSOT」を傘下にもち、液晶テレビの世界シェア第2位を誇るグローバルブランドが「TCL」だ。6月上旬、中国・広東省にあるTCL CSOT工場とTCL本社を巡るメディアツアーに参加し、パネル・テレビ開発に携わるメンバーや事業責任者らから新製品や
韓国LGディスプレイは、独自の「プライマリーRGBタンデム」技術を採用した27型有機EL(OLED)パネルの製造開始を発表。同時に、最大540Hzという高リフレッシュレートに対応したOLEDパネルの開発に成功したことを明らかにした。プライマリーRGBタンデム技術は、同社独自のOLED
クラレは25日、液晶ディスプレーの偏光フィルムの原料となる光学用ポバールフィルムの生産能力を約13%引き上げると発表した。投資額は200億円規模とみられる。テレビの大型化を受け、より幅の広いフィルムの生産設備を導入し需要増に対応する。2027年12月の稼働開始を目指す
世界最大級のパネル製造企業「TCL CSOT」を傘下にもち、液晶テレビの世界シェア第2位を誇るグローバルブランドが「TCL」だ。6月上旬、中国・広東省にあるTCL CSOT工場とTCL本社を巡るメディアツアーに参加し、パネル・テレビ開発に携わるメンバーや事業責任者らから新製品や
京都大学人間・環境学研究科の山本健太郎特定准教授(現奈良女子大学准教授)、内本喜晴同教授らの研究グループ、および量子科学技術研究開発機構、東京大学、兵庫県立大学、東京科学大学、トヨタ自動車株式会社は共同で17日、リチウムイオン二次電池正極容量をはるかに超える
中国メディアの紅星新聞は5日、「3000台の自動車を積んだ貨物船が太平洋上で火事になった」と報じた。記事は、海外メディアの報道として、メキシコに向かってアラスカ沖を航行していた自動車運搬船「モーニング・ミダス号」で火災が発生し、同船を管理するゾディアック・マリ
近年、ディスプレイ技術が著しく進化しています。2029年までに1,737億米ドル(約25兆円)規模の市場に成長すると予測されるディスプレイの進化は、あらゆる産業の変革とユーザー体験の向上を促進すると期待されています。この記事では、世界的な市場調査会社MarketsandMarket
シャープは6月19日、消費電力ゼロで表示を維持できるカラー電子ペーパーディスプレイ「ePoster(イーポスター)」のA2サイズ新モデル「EP-CA22」を発表した。発売は6月下旬を予定しており、月産500台を計画。価格はオープン。 特徴は、国際的な紙ポスター規格であるA2サイズ
日本電気硝子(滋賀県大津市)は18日、樹脂強化用ガラス繊維を製造・販売する英国子会社「エレクトリック・グラス・ファイバーUK(EGFU)」を清算すると発表した。原材料費やエネルギー価格、物流費が高騰する中で、厳しい競争が続いていた。イングランド北西部ウィガ
米国アップルが来年下半期に折りたためる「フォルダブルアイフォン」を量産する見込みだ。折りたたみスマートフォンの先頭走者であるサムスン電子の牙城を脅かすかが注目される。 アップル専門アナリストのクォ・ミンチ氏は18日(現地時間)、SNSで「(アップルの協力会社)
オムディアが四半期ごとに公表している中小型ディスプレイ市場トラッカーの最新の分析によると、2025年第2四半期の出荷台数は前四半期比(QoQ)で10%、前年同期比(YoY)で6%減少することが見込まれています。この減少は、中小型ディスプレイを採用するデバイスメーカー、特
TVS REGZAは、“新世代ビッグサイズレグザ” として「RGB Mini LED液晶レグザ」の開発を発表、2025年度中の商品化を目指していることを明らかにした。レグザのラインナップの中で最大サイズとなる、116型の超大画面モデルの投入も予定しており、“これまでにない自然で色あざ
日本のテレビ市場で、じわじわとシェアを伸ばしているメーカーがある。中国のTCLだ。販売台数では昨年12月、ソニーやパナソニックを抑えて4位に浮上。以降このポジションを堅持している。テレビの世界シェアでは第2位を走る一大メーカー、TCL。いよいよ今年から日本市場に本
韓国のLGディスプレー(LGD)は17日、有機ELパネルの新技術の開発に1兆2600億ウォン(約1300億円)を投資すると発表した。テレビやスマートフォンなどで液晶よりも輝度の高い有機ELの需要の成長が世界的に続くとみて技術力を高める。投資期間は2027年6月末までの約2年間。同
CEOメッセージは戴正呉氏、呉柏勲氏と、2代続いた鴻海出身のCEOが、シャープの社員に対して、自らの考え方を伝えたり、経営の方向性などを示したりするものとして、月1回程度のペースで、社内イントラネットを通じて発信してきた。 シャープ生え抜きの沖津新社長も、こ
サムスンは、来週開催されるイベント、Galaxy Unpackedでのプレゼンテーションの仕上げに取り組んでいる。そこでは待望のGalaxy Z Fold6の発表が行われる予定だが、この新たな折りたたみ式スマートフォンがどのようなものになるのか、一足先に確認する機会はまだある。著名
まだ日本半導体産業が競争力を持っていた1995年に、露光装置の出荷額シェアでニコンは48.9%、キヤノンは28.7%を占めており、合計すると日本は77.6%のシェアを独占していた。そして、この当時、露光装置でシェア1位だったニコンは、「装置の帝王」と呼ばれていた。ところ
6月27日午後に大阪市此花区の人口島「夢洲」を取材した。高さ20メートルの数千本以上の木の柱が際限なく続く円形の巨大構造物が建設されていた。高さ12-20メートルで幅30メートルのこの巨大リングは周囲が2キロに達する。円形で有名な米アップル本社(周囲1.6キロ)よりもは
電子情報技術産業協会(JEITA)がまとめた日本メーカーによる4月の電子部品世界出荷額は、前年同月比14%増の3807億円だった。全ての地域で前年同月の出荷額を上回った。特に最大市場の中国向けは同27%増の1343億円で、2023年11月以降6カ月連続で
ASUS JAPANは6.78型大型有機ELディスプレイを採用した「Zenfone 11 Ultra」を7月3日11時に発表し、予約も開始した。発売日は7月5日だ。Zenfone 8/9/10は5.9型ディスプレイを採用することにより片手で無理なく握れる小型ボディを売りにしてきたが、「Ultra」が追加された「11
アップルは、2022年発売の「iPad」第10世代モデルの値下げを発表。価格改定前と比較して最大10,000円の値下げが行われている。日本時間5月7日23時に開催されたスペシャルイベント「Let loose」にて、有機EL、M4プロセッサ搭載の新型iPad Pro、M2プロセッサ搭載のiPad Airと
グーグルは1日、米ブラックロック(BLK)傘下の太陽光発電開発運営会社、永鑫能源(ニューグリーンパワー、NGP)に出資し、台湾で設備容量1ギガワット(GW)の太陽光発電所を設置すると発表した。発電した電力は、自社のデータセンターなどに利用する。投資額は非公表。クラ
本連載では、ジャーナリスト・西田宗千佳氏がデジタル業界の最新動向をレポートする。今回のテーマは新たに登場したiPad Pro。高価な製品となった理由を解説する。今月の注目アイテムアップルiPad Pro16万8800円~(11インチ) 21万8800円~(13インチ)(※)※
各種家電およびパソコン関連などを扱うLGエレクトロニクス・ジャパンは、4K有機ELテレビ「OLED G4」など2モデル11機種を2024年6月26日に発売する。いずれもAI(人工知能)映像技術「AIスーパーアップスケーリング」機能により、様々な映像データを学習し、映像の解像度や画
韓国・サムスン電子で最大の労組である全国サムスン電子労働組合が1日、全面ストライキを宣言した。 同労組によると、半導体事業を担うデバイスソリューション(DS)部門トップの全永鉉(チョン・ヨンヒョン)部門長(副会長)との懇談会で全社員への休暇1日付与と2024年
船井電機は、「第36回 ものづくり ワールド[東京]」(2024年6月19~21日、東京ビッグサイト)内の「第2回 ものづくりODM/EMS展」において、受託生産事業の生産ラインで活用しているAI(人工知能)技術を活用したLED外観検査装置を披露した。 「FUNAI」ブランドの液晶テ
シャープが6月27日に大阪府堺市の同社本社で、第130期定時株主総会および取締役会を開催。シャープ 代表取締役副社長の沖津雅浩氏の社長兼CEOへの就任を決議するとともに、代表取締役社長兼CEOの呉柏勲(ロバート・ウー)氏が代表取締役 副会長執行役員に就く人事を決議した
「シャープがテレビから撤退する」――。そんな誤った情報が一部に広がっている。原因は、シャープが発表した液晶パネルの製造を行う堺ディスプレイプロダクツ(SDP)の停止にある。シャープ TVシステム事業本部の岡本寛文本部長は、「大型液晶パネルの生産は停止するが、液
中国に関する政策を担当する台湾の大陸委員会(陸委会)は27日、中国・香港・マカオへの渡航危険情報を4段階のうち、危険度が上から2番目の「橙色(オレンジ、不要な渡航を避ける。日本の渡航中止勧告に相当)」に引き上げた。大陸委員会は、中国は近年、国家安全に関する法
Appleは長年、スマートウォッチ向けマイクロLEDの開発に取り組んできましたが、2024年3月にこのプロジェクトが中止されたことが報じられました。フランスの調査会社であるYole Groupが、AppleがマイクロLED開発から撤退したことによる業界への影響を論じています。Appleは
シャープは27日、執行権限のない会長として鴻海精密工業の劉揚偉会長が同日付で就任したと発表した。沖津雅浩副社長が社長兼最高経営責任者(CEO)に昇格する新たな役員体制を、株主総会・取締役会で決定した。呉柏勲社長兼CEOは副会長となる。
一般社団法人電子情報技術産業協会(JEITA)の会長に、新たにパナソニックホールディングス(株)取締役会長の津賀一宏氏が就任した。任期は1年となる。6月3日に開催された「第14回定時社員総会」をもって津賀一宏氏が正式に就任。前任の(株)日立製作所 代表執行役 執行
AMOLEDテクノロジーはスマートフォンディスプレイ市場で堅調な売れ行きを見せており、2024年内にTFT液晶ディスプレイ(LCD)の出荷台数を上回る見込みであると、オムディアの最新のスマートフォンディスプレイ市場トラッカーは述べている。2023年第2四半期には、新型コロナウ
5Gネットワークの電波を自在に反射し、ビルや樹木など障害物の影に届ける「液晶メタサーフェス反射板」の実用化が近づく。開発元のジャパンディスプレイ(JDI)は電波の反射方向を無線制御できるデモ機を完成させ、COMNEXT 2024に出展。これに先立ち、開発責任者らが同技術を