LGディスプレイの2年連続の黒字達成に青信号が灯った。中国企業による低価格攻勢と市場不況で2022年から赤字に陥っていたが、今年下半期から収益性が改善し、年間黒字の達成が確実視されている。有機発光ダイオード(OLED)を中心とする事業再編が業績反転の主因とされる。OL
薄型テレビと関連する液晶・有機EL・プラズマ技術、業界企業そして市場トレンド情報を掲載していきます。
【韓国報道】LGディスプレイがOLED中心転換で2年連続黒字見通し 市場は来年6.1%成長
LGディスプレイの2年連続の黒字達成に青信号が灯った。中国企業による低価格攻勢と市場不況で2022年から赤字に陥っていたが、今年下半期から収益性が改善し、年間黒字の達成が確実視されている。有機発光ダイオード(OLED)を中心とする事業再編が業績反転の主因とされる。OL
【決算深読み】ジャパンディスプレイ再建は道険しく、センサーと半導体パッケージ事業を推進中
ジャパンディスプレイ(JDI)は、2025年度上期(2025年4月~9月)連結決算を発表。そのなかで構造改革の進捗状況について説明した。同社では再建計画として、「BEYOND DISPLAY戦略」を推進する一方で、財務面では、債務超過からは抜け出せない厳しい状態が続いている。2025
サムスン電子や現代自動車などの韓国の主要メーカーは16日、国内投資計画を発表した。韓国政府は14日最終決定した米国との貿易協定で、米国の戦略分野に3500億ドルを投資すると約束しており、計画は李在明大統領が16日に国内企業トップと会合を開いた際に明らかに
英紙フィナンシャル・タイムズは14日、米アップル がティム・クック最高経営責任者(CEO)の退任に備えて後継者計画を強化していると報じた。クック氏は早ければ来年にも退任する可能性があるという。事情に詳しい複数の関係者の話として、同社でハードウエアエンジニア
LGディスプレイ、2026年型ベンツGLC EV向けに初のオキサイドTFT採用40インチ車載LCDを供給へ
LGディスプレイがメルセデス・ベンツの次世代電気自動車ラインアップに超大型車載ディスプレイを供給することが16日に伝わった。これはLGグループ内で車載向け電子・電装事業を進める4社のトップと、オラ・カレニウス メルセデス・ベンツ取締役会会長兼最高経営責任者(CEO)
京大発ベンチャー(株)TSK、サムスンディスプレイと青色有機EL材料の共同開発へ
京都大学発ベンチャーの株式会社TSK(本社:京都府精華町、代表取締役社長:孫 恩喆)は、サムスンディスプレイ社(Samsung Display Co., Ltd.)と共同で、青色有機ELディスプレイ材料の開発を本格的に推進します。TSKが得意とする“鉄触媒”技術がサムスンディスプレイに
日本ゼオン、台湾スタートアップに投資 次世代電池材の増産拡販支援
日本ゼオンは台湾スタートアップのSino Applied Technology(SiAT)社の2200万ドル(約33億7000万円)規模の資金調達を主導し投資したと発表した。次世代リチウムイオン電池向けの材料である導電ペーストの生産能力引き上げを支援する。併せて取締役を1人派遣し、導電ペース
液晶パネルのJDI、中間決算は40億円の債務超過 赤字113億円
液晶パネル大手ジャパンディスプレイ(JDI)が13日発表した2025年9月中間決算は、純損益が113億円の赤字(前年同期は168億円の赤字)となり、9月末時点で40億円の債務超過だった。債務超過は6月末時点(129億円)に続き2四半期連続だ。
サムスンの三つ折りスマホの正式名称は「Galaxy Z TriFold」で確定 ── 主要スペックもリーク
サムスンが開発中とされてきた“三つ折り”デバイスの正式名称がついに明らかになりました。著名リーカーのEvan Blass氏によると、同社初のダブルフォルダブル型タブレットは「Galaxy Z TriFold」という名称で発売される見通しです。
サムスン電機と住友化学グループ、ガラスコア製造の合弁会社設立へ
Samsung Electronics子会社Samsung Electro-Mechanics(サムスン電機:以下、SEM)は2025年11月5日、住友化学グループと次世代パッケージ基板の鍵となる素材「ガラスコア」を製造する合弁会社(JV)設立に向けた覚書(MOU)を締結したと発表した。 MOUの締結式は東京で行わ
BOEの第8.6世代OLEDディスプレイの最初の顧客はASUSとOPPOに決定し、注文数は合計で数千万台に
中国のディスプレイメーカーBOEは、IT用途向け第8.6世代(2290 x 2620 mm)有機EL(OLED)パネルの供給先を確保した。BOEはこの新規顧客との契約に基づき、競合他社のサムスンディスプレイに先駆けて工場の点灯式を開催する予定だ。業界関係者によると、BOEは11月12日、中国
保土谷化学工業は大幅続落、有機EL材料が伸び悩み26年3月期業績予想を一転営業減益へ下方修正
保土谷化学工業 は大幅続落している。11日の取引終了後、26年3月期の連結業績予想について、売上高を500億円から470億円(前期比3.2%減)へ、営業利益を50億円から35億円(同28.2%減)へ、純利益を30億円から20億円(同37.1%減)へ下方修正
LG、世界初となるThunderbolt 5対応の31.5インチ6Kモニター「UltraFine evo 32U990A-S」を発売。
LG UltraFine evo 32U990A-Sは、Thunderbolt 5認証を取得した初のモニター製品で、双方向データ転送速度はThunderbolt 4の2倍の最大80Gbpsで、高解像度や高リフレッシュレートを必要とするモニター向けに1レーンを提供するBandwidth Boostモードでは最大データ転送速度が120G
矢野経済研究所(東京都中野区)は10日、ことしの世界での車載ディスプレイ(純正品)出荷量は前期比3.7%増の2億602万枚になるとの予測を公表した。同9.0%増の1億9864万枚と、出荷量を伸ばした24年の反動で減速傾向となる。トランプ関税の影響もあり、世界自動車販売台数の
シャープ、AIサーバーで鴻海と協業へ 亀山第2工場で2027年生産開始目標
シャープは10日、親会社の鴻海(ホンハイ)精密工業が取得予定の亀山第2工場(三重県亀山市)で人工知能(AI)向けサーバーの生産を計画していることを明らかにし、「共同で2027年度の事業参入を目指す」との方針を示した。鴻海は国内市場をターゲットにしており、シャープが
東洋紡が後場大幅高、液晶偏光子保護フィルムなど好調で26年3月期利益予想を上方修正
東洋紡 が後場大幅高している。午後1時ごろ、26年3月期の連結業績予想について、営業利益を210億円から230億円(前期比38.1%増)へ、純利益を45億円から65億円(同3.2倍)へ上方修正したことが好感されている。
「iPhoneが多い」「ギャラクシーを持ってきなさい」…サムスン電子会長の冗談、実は高度な戦略
「確かに販売台数が増加しているのが目に見えます。もともと割引行事は11日までですが反応が良くてもう少し延長する計画もあります」(シャオミコリア関係者)慶州(キョンジュ)で開かれたアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議が終わり1週間過ぎたが、産業界に及ぼす影
ソニーのMini LEDバックライト搭載4K液晶テレビ「BRAVIA 5」 85V型の大画面
ソニーマーケティングは、4K液晶テレビ「BRAVIA 5」シリーズから、85V型「K-85XR50」を2025年11月15日に発売する。85V型の大画面を生かした臨場感や迫力と、同シリーズの鮮やかなコントラストや豊かな色彩を実現し、没入感のある映像体験を楽しめる。Mini LEDバックライトと
Why OLED‑Info Pro Is Good for the Planet
The future of display tech is bright—and OLED‑Info Pro makes sure it’s sustainably bright. As the world’s most comprehensive OLED research and market‑intelligence hub, OLED-Info Pro helps the industry shine responsibly. Decluttering the digital
米有機EL大手UDC子会社のUVJC、シンガポールに本社と研究拠点を開設 印刷・成膜技術の用途拡大へ
有機ELメーカー大手、米ユニバーサル・ディスプレイ(UDC)の子会社ユニバーサル・ベイパー・ジェット社(UVJC)のグローバル本社と研究開発センターがこのほど、シンガポールのカランウェイに完成し、10月28日に関係者に披露された。 UVJCの主な目的は、UDCが開発した「O
サムスン電子会長、現代自動車グループ会長とチキンにビールを楽しむエヌビディアのジェンスン・フアンCEO
エヌビディアのジェンスン・フアン最高経営責任者(CEO)が先月30日午後、ソウル・三成(サムソン)駅近くのフライドチキン店でサムスン電子の李在鎔(イ・ジェヨン)会長、現代自動車グループの鄭義宣(チョン・ウィソン)会長と会合をしている。
アップル、2026年に15以上の新製品を投入か。創立50周年で史上最大級のラインナップ
アップルは2026年内に15以上の新製品を投入する見通しであると、Bloombergが報じている。同社の未発表製品に精通するMark Gurman記者は、ニュースレター「Power On」の最新号で2026年を「近年で最も重要な年の一つ」と位置づけている。Apple Intelligenceの主要な新機能展開
カシオ計算機は、高精細・高コントラスト・広視野角のメモリーインピクセル(MIP)液晶を採用した「G-SHOCK 5000」に、フルメタルの新モデルを発表した。G-SHOCKは、タフネス性能と多機能表示で知られるが、今回発売するGMW-BZ5000は、フルメタルG-SHOCKとして初めて、直射日
BOE:第8.6世代OLEDプロジェクト、12月に初稼働予定
BOEテクノロジーグループは11月3日、投資家向け広報活動報告書を発表しました。報告書の中で、BOEはディスプレイ業界の発展と今後の動向について議論し、同社の業績を総括するとともに、LCD/OLED分野、設備投資計画、技術レイアウト、将来の見通しなどに関する投資家の質問に
LG、Thunderbolt 5搭載の31.5型6K液晶ディスプレイ「32U990A-S」
LGエレクトロニクス・ジャパンは、プロフェッショナル向け超高解像度液晶ディスプレイを展開する「UltraFine evo」シリーズから、Thunderbolt 5を搭載した31.5型6K液晶ディスプレイ「32U990A-S」を発表。11月11日から一般販売を開始する。4Kの2.5倍以上、フルHDの10倍以上と
重要なデータを削除されたとして、日亜化学工業が元社員に対し、損害賠償を求めた裁判の控訴審で、高松高裁は10月31日、一審より約460万円多い、約1040万円の支払いを命じました。この裁判は、日亜化学工業の横浜研究所に勤めていた元男性社員が2021年に退職する際、共用パソ
【ピックアップニュース】どうなる!? 日・米・中・台・韓 半導体世界大戦
何かと話題になることが多い半導体ニュース。Xから半導体情報を発信する「情ポヨ」さんに現状と今後の見通しを聞いてみた....
サムスンが初の三つ折り携帯電話「Trifold Phone」を発表
サムスン電子はアジア太平洋経済協力(APEC)CEOサミットで、三つ折りスマートフォン「Trifold Phone」を発表した。10月28日午前9時、慶州エキスポパークスカイドームで開催されたAPEC CEOサミットのサイドイベント「K-Techショーケース」のサムスン電子ブースで、三つ折り携
日本精機:ヘッドアップディスプレイで世界的、株価2.5倍めど、配当4%超は魅力的
日本精機の時価総額は、意欲的な中期経営計画の後の成長加速ステージを織り込めば、PER15倍で2,500億円に達する。現状の時価総額は1,043億円であり、約2.5倍の水準だ。また、足もと配当利回りで4.5%に迫り、キャピタルゲイン、インカムゲインともに魅力的な水準に見える。な
ナノサイエンスやナノテクノロジー、量子化学の分野で、顕著な業績を挙げた研究者を顕彰する2025年度の江崎玲於奈賞に、九州大学工学研究院の安達千波矢主幹教授(62)が選ばれた。茨城県科学技術振興財団(つくば市竹園、江崎玲於奈理事長)が28日発表した。安達氏は、スマ
KDDI「大阪堺データセンター」26年1月稼働 シャープ堺工場跡地
KDDIは28日、シャープ堺工場跡地の「大阪堺データセンター」を2026年1月から稼働開始すると発表した。NVIDIA GB200 NVL72を始めとする最新世代AIサーバーを搭載したクラウドサービス「KDDI GPU Cloud」を26年1月からトライアル稼働し、28日からサービス申し込み受付を開始し
1平方mmにフルHD解像度?ドイツが生んだ「世界最小ピクセル」が描くディスプレイの未来
ドイツ、ヴュルツブルク大学の研究チームが、ディスプレイ技術の歴史を塗り替える可能性を秘めた成果を報告した。開発されたのは、一辺がわずか300ナノメートルという驚異的なサイズの有機EL(OLED)ピクセルだ。これは現時点で「世界最小」であり、この技術が成熟すれば、わ
八角形の回転式ベゼルで液晶がチェンジ! セイコー「ロトコール」がアップデートも加えて復刻! 胸熱な『宇宙兄弟』コラボモデルも
セイコーが機能性とデザインのベストバランスを追求して展開する“セイコーセレクション”より、1982年に登場のデジタルウォッチ・愛称「ロトコール」の復刻モデルが登場となります。 最大の特徴である八角形の両方向回転式のベゼルは、それ自体を回転させることで、アラー
【文春砲直撃】「ゾンビ企業」の象徴JDI、11期連続赤字でも倒産できない“国策企業”の行方
官製ファンドのINCJ(旧産業革新機構からの新設分割により発足)が2025年3月末、16年間の活動を事実上終了。6月30日には志賀俊之会長らが記者会見し「約16年間の投資活動で1兆円超の利益を出した」と発表した。「投資利益1兆円」と聞けば大儲けしたように思えるが、16年が
【News week special report】世界一に駆け上がった中国EV の脅威
アメリカがもたついている間に中国はEV産業の垂直統合を成し遂げ、量産技術やサプライチェーンだけでなく、100年先の社会で普及しそうな先端技術の分野でも優位に立っている。中国でEVが主流となれたのは国内に巨大な工業力と近代的な社会インフラがあるからだ。
光学プロセスで活躍期待 高透過、低屈折な「ポリ乳酸フィルム」
東洋紡は2025年10月、ポリ乳酸樹脂を原料にした光学フィルムの試作品を新開発したことを発表した。すでにサンプルの提供を開始していて、高い光透過性や低い屈折率といった光学特性から、半導体製造工程やディスプレイ検査工程などの製造プロセス向け光学フィルムとして、
【CEATEC】【後編】1,000km走れる電動アシスト自転車、シャープのかわいい新ロボ、皮脂RNA解析〜マイコスメ・化粧品選択
■ 1回の充電で1,000kmのアシスト走行が可能になる電動アシストシステム太陽誘電のブースでは、最新の回生電動アシストシステム「FEREMO(フェリモ)」が展示されていた。同システムは名前の通り、バッテリーの「回生充電」に対応している。ペダルで漕ぐのを停止したりブレーキ
【CEATEC】【前編】1,000km走れる電動アシスト自転車、シャープのかわいい新ロボ、皮脂RNA解析〜マイコスメ・化粧品選択
ITとエレクトロニクスの国際展示会「CEATEC(シーテック) 2025」が、10月14日からの4日間の会期で開催された。810の企業・団体が出展したなか、生活に密着した注目すべき3つの新技術を紹介する。■ 皮脂RNAを解析し、より自分の肌にあったコスメや化粧品が選べるRNA共創コンソ
米アマゾン、倉庫作業60万人分の雇用をロボットで代替か--報道
米アマゾンの戦略に関する内部文書によると、ロボットや人工知能(AI)の導入や全体的な自動化の推進で、2033年までに本来人間が担うはずの60万人分の職務が代替されるようになるという。
世界初の大規模量産8.6世代印刷OLED生産ラインが広州で着工―中国
ディスプレーパネル大手のTCL華星光電技術(TCL華星)のt8プロジェクトが21日、着工した。同プロジェクトは、TCL華星と広州市人民政府、広州経済技術開発区管理委員会が共同で出資し、建設を進めるもので、総投資額は約295億元(約6195億円)に上る。これは世界初の大規模量
フィルム型太陽電池の性能、万博会場前で実証…積水ソーラーフィルム・上脇太社長
大阪・関西万博の会場前のバスターミナルの屋根に、薄くて軽く曲げられるフィルム型の「ペロブスカイト太陽電池」を取り付けた。会期中、発電した電気を照明に使ったが、無事に実証を終えることができた。この技術が研究室レベルの話ではなく、社会実装が近いことを多くの人
ハイセンス社が116V型を投入…テレビは中国企業の覇権で超大型時代に
かつて日本の「お家芸」だったテレビ産業は、現在、中国企業が覇権を握る構図へと完全に移行した。その象徴が、中国のハイセンス社が今秋に投入する国内最大級の116V型(V型はインチと同義)液晶テレビだ。この超大型モデルは、市場の主導権が移った事実を鮮烈に示している。
希土類添加GaN活用…「次世代マイクロLED」狙う、立命館大発スタートアップが発足
立命館大学発のスタートアップとしてイントラフォトン(滋賀県草津市)が発足した。希土類添加窒化ガリウム(GaN)マイクロ発光ダイオード(LED)エピウエハーを用いた次世代ディスプレーの実用化を目指す。最高経営責任者(CEO)には起業家の本蔵俊彦氏、最高技術
【中国報道】サムスンは来年末に発売されるMacBook ProのOLEDを独占供給する
サムスンディスプレイは、2026年第3四半期に第8.6世代IT OLED生産ラインの生産を開始し、急成長するIT OLED市場で主導的な地位を獲得することを期待しています。特に注目すべきは、Appleが来年末にMacBook Proノートパソコンのタッチバージョンを発売するという噂があり、Sam
指輪サイズの「G-SHOCK」発売 ちゃんと耐衝撃構造に20気圧防水
カシオ計算機は10月21日、歴代最小となる指輪サイズの“G-SHOCK”「DWN-5600」を発表した。カラーはブラック、レッド、イエローで、11月8日から各1万4300円で販売する。 ケースと呼ばれる時計本体の寸法は、わずか23.4(幅)×20(奥行き)×7.5(厚さ)mm。通常の10分の1な
イオン 中国電気自動車(EV)大手、比亜迪(BYD)と販売で提携
イオンは2025年内にも中国電気自動車(EV)大手、比亜迪(BYD)と販売で提携する。まず全国約30カ所の商業施設や総合スーパー(GMS)内に販売拠点を設置し、独自の割引施策などで1台200万円前後から購入できるようにする。海外大手EVの攻勢が、自動車メーカー系列の販売店が
住友商事はイオンモール駐車場に太陽光パネルをつけた車庫「ソーラーカーポート」を約1000台分設置
住友商事はイオンモール大和郡山(奈良県大和郡山市)で大規模な太陽光発電設備を稼働したと発表した。屋根に太陽光パネルをつけた車庫「ソーラーカーポート」を約1000台分整備した。出力は3000キロワットで商業施設では国内最大規模となるという。国内で太陽光の開発適地が
しばらく大幅な販売減に苦しんでいた有機ELテレビに、明るい兆しが見えてきた。この9月、販売台数前年比が92.1%まで回復してきたからだ。販売金額こそ82.0%と依然2桁減だが、しばらく続いた大幅減に比べればかなり改善している。販売台数は23年11月に102.0%を記録して以降
出光興産は17日、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が21日に打ち上げる予定の輸送機に太陽電池を取り付けると発表した。宇宙空間での発電性能や放射線耐性を約2カ月間、確かめる。宇宙開発の市場が広がっていることから、衛星の電源として使える太陽電池の開発につなげ、数年以内
日本の有機EL素材を世界へ、元韓国サムスンの新興社長が請負人に
次世代有機EL材料を開発する九州大学発スタートアップ、Kyulux(キューラックス、福岡市)の社長に韓国・サムスン電子出身のリ・ジョンキル氏が10月に着任した。日本にも韓国にもゆかりを持つ異色の経歴と、グローバルの土俵で培った事業戦略や知見を生かし、日本発の有機EL
米調査会社のマーケッツアンドマーケッツ(MarketsandMarkets)は8月23日、コンテナ型の蓄電池システム(Battery Energy Storage System=BESS)のグローバル市場が2025年の138億7000万ドルから、年平均成長率(CAGR)20.9%で安定的に成長し、2030年には358億2000万ドルに達
世界で最も安価な電力源は太陽光エネルギー、石炭・ガス・風力よりも割安に
イギリス・サリー大学の先端技術研究所(ATI)の研究により、太陽光エネルギーが世界で最も安価な電力源になっていることがわかりました。リチウムイオン電池を用いた蓄電システムとの組み合わせは、ガス火力発電所に匹敵するコスト効率だとのことです。
東洋紡系企業が機能性樹脂研究棟を滋賀県に新設 電子材料分野に用途拡大が見込む
東洋紡エムシー(大阪市)は研究棟を同社の堅田サイト(大津市)に新設すると発表した。耐熱性や接着性、柔軟性に優れる共重合ポリエステル樹脂をはじめとした機能樹脂製品を研究・開発する。建物は地上2階建てで、延べ床面積は約1800平方メートル。2026年8月の竣工を予定す
【中国報道】中国電子パンダ電器の破産清算に限界なし!LeEcoが爆発!
10月13日、LeEcoは「南京中国電子パンダ家電株式会社への公開書簡」を公開した。書簡では中国電子パンダ家電を厳しく批判した。LeTVが南京中国電子パンダ電器を公に批判したのは、この3年で初めてのことだ。LeEcoはまず、中国電子熊猫電器との提携経験を詳しく説明し、提携プ
約634gの世界最軽量モデル「FMV Note U」シリーズの店頭販売を開始
富士通クライアントコンピューティング株式会社(本社:神奈川県川崎市 以下、FCCL)は、Windows 10およびOffice 2016 & Office 2019のサポートの提供終了によるパソコンの乗り換えに最適な、最新OSを搭載した3シリーズ6機種を10月17日より順次提供を開始します。「FMV Note
【韓国報道】サムスン電子、今年上半期OLEDテレビ売上大幅増大、中国のLCD テレビ価格攻勢を受けて
中国のテレビ業者が液晶表示装置(LCD)パネルを基盤に市場攻略を拡大すると、韓国企業は一段階さらに高い技術を要求する有機発光ダイオード(OLED)パネルの比重を高め反撃に出ている。 LCDを重視していたサムスン電子も、今年上半期基準でOLEDテレビの割合が全体の10%を初めて
世界最速610Hz液晶から初音ミクコラボまで! ASUSの新製品発表会で見た最新のゲーム環境に注目
ASUSは8日、ゲーミングブランドRepublic of Gamers (ROG)の新製品内覧会を都内で実施。初音ミクコラボ製品のほか、ディスプレーとミニPCの新製品を発表した。ROG Strix XG248QSG Aceの最大の特徴は、オーバークロック時に最大610Hzという世界最速のリフレッシュレートを実現
【調理器向けトッププレート管】日本電気硝子、「StellaShine Mono」発売。洗練された黒色で、フルカラーLEDや液晶ディスプレイなどの表示装置にも対応
日本電気硝子は、透明結晶化ガラスに黒色の特殊塗料で印刷を施すことで、フルカラーLEDや液晶ディスプレイの表示機能に対応しつつコストパフォーマンスに優れた調理器向けトッププレート「StellaShine(R) Mono(ステラシャイン モノ)」を開発し、販売を開始する。開発の背景
東京科学大学の研究グループは,乾電池(1.5V)1本をつなぐだけで光るという,世界最小電圧で発光する深青色有機ELの開発に成功した。有機ELは大画面テレビやスマートフォンのディスプレーとして既に商用化されているが,光の三原色では最も高いエネルギーを有する青色の有機
コスト200分の1に…ペロブスカイト太陽電池の電子輸送層を安価に成膜、住友重機械工業が新技術
住友重機械工業は次世代型ペロブスカイト太陽電池に必要な電子輸送層の新成膜技術を開発した。独自成膜方法の反応性プラズマ蒸着法(RPD法)を用いることで、電子輸送層に適した酸化スズ(SnO2)のみの膜を形成することに成功した。各メーカーで検討が進む電子輸送層
CEATEC、過去3番目の出展数810社・団体 大臣賞にシャープやドコモ
電子情報技術産業協会(JEITA)は7日、14日に開幕するデジタル技術の見本市「CEATEC(シーテック)2025」の出展が810社・団体になったと発表した。07年、01年に次いで過去3番目に多い。人工知能(AI)を活用した技術や製品が全体の半数を占めるとみられる。スタートアップ企
ソニー「車もスマホも作るから、iPhoneカメラが進化する」Tim Cook CEOが横浜で技術の秘密を聞く
Tim Cook CEO、横浜でiPhoneの”心臓部”を語るーー来日中のApple CEOが横浜テクノロジーセンターを視察し、iPhone 17シリーズを支える日本の技術力の重要性を改めて強調した。今回初めて公開されたApple横浜テクノロジーセンター(YTC)は、2017年に開設された約6,000平方メ
乾電池1本分の電圧で発光する深青色有機ELを開発、東京科学大
東京科学大学総合研究院フロンティア材料研究所の伊澤誠一郎准教授らによる研究チームは2025年10月、乾電池1本分の電圧(1.5V)で光る深青色有機ELの開発に成功したと発表した。次世代ディスプレイ規格に近い青色発光を低電圧で行うことが可能となる。 研究チームはこれまで
過去最高益なのに経営トップには危機感しかなかった…国内1位ガラスメーカーがバイオ医薬品で成功するまで
異業種に挑戦する企業が増えている。日本経済新聞社記者の杜師康佑さんは「例えば、ガラスメーカーのAGCはバイオ医薬品事業で成長している。主軸のガラス事業が先細りという危機感の中、既存事業との連携がうまくいった」ことが要因だという――。東京湾に面する横浜市鶴見区
風車25基で最大出力22万kW、国内最大の洋上風力が動き出す
九州最北部・北九州市沖の響灘で槌(つち)音が響く。洋上風力発電設備「北九州響灘洋上ウインドファーム」の建設工事だ。2025年度中の運転開始に向け、工事は佳境を迎えた。風車25基で最大出力22万キロワットを生む稼働時点で国内最大の洋上風力が動き出す。北九州
高輝度・高精細でリアルな映像を空中に表示するディスプレイ「CielVision」を開発
三菱電機株式会社は、独自の空中プロジェクション光学技術にデジタル映像処理技術を融合した新たなデジタル光学技術により、高輝度・高精細でリアルな映像を空中に表示する空中ディスプレイ「CielVisionTM(シエルビジョン)」を開発しました。空中映像の大幅な視認性向上
【大型液晶工場は売却】シャープらしさはどこへ「台湾・鴻海流改革」10年の真実――カリスマ創業者が去って訪れた転機
「もう一度、シャープらしさを取り戻したい」9月29日、報道陣を集めた懇談会で、シャープの沖津雅浩社長は力を込めた。土俵際に追い込まれたシャープが、復活の道を歩み始めている。(詳細なインタビュー記事はこちら) 2022年度、23年度と立て続けに1000億円超の最終赤字に
【ノーベル賞受賞記念】同じ研究室で活動の妻と二人三脚で大発見 ノーベル生理学・医学賞の坂口志文さん
免疫学の常識を破る大発見は医師夫婦の二人三脚で生まれた。ノーベル生理学・医学賞を受賞した坂口志文さん(74)の妻、教子(のりこ)さん(71)は約30年間にわたって同分野で活躍し、支えあってきた。今も同じ研究室で活動している。出会いは偶然だった。坂口さんは昭和52
・液晶と高分子の複合材料は、応用が期待される一方、動的な物理現象は未解明だった・世界で初めて、この複合材料の中で電圧による新しい流れの構造を発見し、電流特性を解析・今回の複合材料を多孔質媒体(※1)の新しいモデルとして、地下のエネルギー資源の利用研究への応用
米国へのスマホ輸出で「中国超え」…それでもインドが「世界の工場」にほど遠いワケ
2025年4月、インドから米国へのスマートフォンの輸出台数が、中国からの輸出台数を単月で初めて上回るに至った。2024年時点では、中国の米国への輸出台数は、インドの約6倍と大幅な差があった。2024年11月にトランプ氏が米大統領選で当選すると、インドから米国向けのスマー
英紙の視点 パナソニックの再起を阻んでいるのは創業者・松下幸之助の教え
かつて世界を席巻した日本の家電企業の多くが、事業改革や買収などによってビジネスモデルを転換するなか、パナソニックだけが後れをとっている。英経済紙「フィナンシャル・タイムズ」が、その原因を業界関係者などに取材。変革の明確なビジョンを持たず、現状維持に終始し
株式会社Kyulux(本社:福岡市、以下「当社」)は、2025年10月1日付で代表取締役社長が交代したことをお知らせいたします。新たに李 炡佶(リ ジョンキル)が代表取締役社長に就任し、前代表取締役社長の安達淳治は、今後は戦略担当(Chief Strategy Officer: CSO)として引
サムスンディスプレイ、技術流出疑惑で警察が押収捜索 中国企業へのOLED技術漏洩の可能性
韓国警察がサムスンディスプレイのアサンキャンパスに対して押収捜索を実施したことが2日、複数の報道で明らかになった。ソウル警察庁産業技術安保捜査隊は産業技術保護法違反の疑いで1日、忠清南道アサン市に位置するサムスンディスプレイのキャンパスを家宅捜索した。警察
中国TCL華星、第8.6世代「印刷方式OLED」生産へ 6114億円投じライン新設、日本の技術を継承
中国のディスプレーパネル大手のTCL華星光電技術(TCL CSOT)は、広東省広州市に「印刷方式」の第8.6世代OLED(有機EL)パネルの生産ラインを新設する。親会社の家電大手、TCL科技集団が9月12日に発表した。TCL華星は広州市政府および広州経済技術開発区管理委員会と共同で、
中国「国慶節」スタート 8連休で23億人が移動 高速鉄道は満席続出、日本への旅行が人気トップに
中国の大型連休「国慶節」が1日にスタートし、23億人の大移動が始まりました。 上海の駅を出発する高速鉄道は朝からほぼ全ての列車が満席となっていて、駅の中はスーツケースを持った観光客や、土産を抱えた帰省客であふれかえっています。 中国の建国記念日にあたる国慶節
シャープ、インドへ液晶技術供与「年内見極め」 不調なら追加構造改革
シャープの沖津雅浩社長兼最高経営責任者(CEO)は30日、当ブログ既報のインド企業への大型液晶パネルの技術供与について「年内に可否を見極める」考えを示した。
ファーウェイの新型三つ折りスマホ「Mate XTs」、発売5分で完売 数万円上乗せで転売も
中国通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)は9月12日、新型の三つ折りスマートフォン「Mate XTs 」を発売した。直営の通販サイト「華為商城(VMALL)」では、発売から5分足らずで「在庫切れ」と表示され、京東商城(JD.com)や淘宝(Taobao)などの大手通販サイトでも発売
「スマートグラス」とはなにか AI・空間・ARなど競争市場の現在地
「スマートグラスとはなにか」をちゃんとまとめておきたいと思う。折よく、スマートグラスの1つである「Even G1」開発元であるEven Realitiesのウィル・ワンCEOが来日しており、彼にいろいろな話を聞くこともできた。そこで得られたコメントも合わせ、今後盛り上がる「スマー
サムスンディスプレイCEO:第8.6世代OLED生産ラインは来年第3四半期に量産開始予定
サムスンディスプレイは「来年第3四半期ごろからIT機器向け第8.6世代OLEDパネルの量産を開始する予定」とし、現在順調に進んでいると明らかにした。サムスンディスプレイのイ・チョン社長は9月26日、ソウル市松坡区のロッテワールドホテルで行われた第16回「ディスプレイデー
ボッシュ-大手車載ディスプレイメーカーが従業員1万3000人を解雇!
ドイツの自動車部品メーカー、ボッシュは木曜日、生産性向上のため人工知能(AI)技術に大きく賭け、今後5年間で1万3000人の雇用を削減すると発表した。ボッシュは、主にモビリティ事業部門において、2030年末までに段階的に人員削減を行う計画だと発表した。「モビリティ事
4日間で入場者数26万人超え! 「TGS2025」で中身を隠せるPCや小型PCをたくさん見てきた!
9月25日~28日にかけて幕張メッセ(千葉市美浜区)で開催された「東京ゲームショウ2025」は、多くの入場者で賑わっていた。ステージイベントや最新モデルなど、気になるモノを見て回った。
次期「Galaxy S26 Ultra」、新技術でディスプレイの全面的な進化が濃厚!
サムスンの次期フラッグシップ最上位モデル「Galaxy S26 Ultra」では、有機ELの新素材と技術革新によって、ディスプレイがさらに明るくなると同時に薄型化されると報じられています。韓国メディアETNEWSによると、サムスンはS26 Ultra向け有機ELパネルに最新版の素材セット「
ワコムは、液晶ペンタブレット「Wacom One 14」を9月30日に発売する。直販価格は3万9,800円。Wacom One 14は、14型フルHD(1,920×1,080ドット)IPS液晶ディスプレイを搭載するペンタブレット。画面は反射を抑えるアンチグレアと、指紋汚れなどを防ぐアンチフィンガープリント
クリーンテック、中国に軍配-現地視察で不都合な現実理解と欧米勢
クリーンテック分野での中国の優位を直視すれば、欧米企業への投資は今や難しい。ベンチャーキャピタリストらは、公然とそう語り始めている。 西側のベンチャーキャピタル(VC)8社の投資家が7月に実施した中国視察の詳細をブルームバーグに明かした。視察団は工場を訪れ
「既存の棚」を活用したピッキングAGV誕生 シャープが挑む物流自動化
シャープは「国際物流総合展2025 第4回 INNOVATION EXPO」(2025年9月10~12日、東京ビッグサイト)において、物流現場の省人化や自動化を支援するソリューションとして、倉庫でのピッキング作業を効率化する「スリムスタッカー・ロボットストレージシステム」などを披露した
折りたたみiPhoneはiPhone Airを2台くっつけたような見た目になるとの報道、価格は少なくとも30万円か
Appleが折りたたみ式のiPhoneを開発していることは以前から報じられており、AppleにiPhone向けのディスプレイを供給するサプライヤーであるSamsung Displayの幹部が「Appleと協力して折りたたみ式ディスプレイを開発中」と語ったこともあります。そんな折りたたみiPhoneは、2
TOPPANが車向け調光フィルム量産、世界シェア35%へ…「居住空間という自動車の新しい価値を提案したい」
TOPPANは、電源のオン/オフで透明と不透明を切り替える液晶調光フィルムのうち、電源オフ時に黒色になる車載向け製品の量産を滋賀工場(滋賀県東近江市)で始めた。自動運転技術の発達に伴い、自動車の居住性向上が求められる中、同製品をルーフや窓ガラスに用いるこ
ハイセンスジャパン、世界最大級・日本国内最大* MiniLED 4K液晶テレビ「116U9R」9月24日予約販売開始
総合家電メーカー、ハイセンスジャパン株式会社は、世界最大級・日本国内最大、新搭載高性能ディスプレイと新開発エンジン「HI-VIEW AIエンジンPRO」で高画質、高音質を実現するMini LED×量子ドットを搭載した「116U9R」を2025年9月24日から予約販売開始します。*2025年9月
満足度94%のパナソニック再生家電 年間約1万台がよみがえる宇都宮工場 "中古品への不信"覆す勝機
これはパナソニックならではのビジネスではないでしょうか? もったいないという概念を突き詰めてビジネスとして成長させてほしいですね、家電以外にも可能性が広がりそうです。パナソニック エンターテインメント&コミュニケーション(以下、パナソニック)は2025年6月5日、
シャープは2026年8月までにスマートフォン用液晶パネルの生産から撤退する。....日刊工業新聞が速報した。
【中国報道】シャープ、パナソニック、アダニがインドに液晶工場を建設する協議中
最近、インドのエコノミック・タイムズ紙は、インドのアダニ・グループが日本のシャープおよびパナソニックとインド初の液晶パネル工場建設に向けて協議を進めていると報じました。この動きは、アダニ・グループにとって半導体および電子機器製造における大きな戦略的転換を
サムスン電子やLGエレクトロニクスといった韓国のテレビメーカーは、有機EL(OLED)テレビのラインナップ拡充に注力してきたが、苦戦を強いられている。技術格差を知らない消費者は、より安価な中国製テレビへと流れ、売上高と利益の減少につながっている。各社は人員削減を
【中国報道】HKCがJDI茂原OLED工場を買収!中国メディア報道
ジャパンディスプレイ株式会社(JDI)がApple Watchの有機EL(OLED)事業から事実上撤退したことで、LGディスプレイは恩恵を受けると予想されています。これまで複数のサプライヤーに分散していたApple WatchのOLEDサプライチェーンは、今後LGディスプレイの独占管理下に移行
Samsungがアメリカで展開しているスマート冷蔵庫「Family Hub」は、扉部分に大きなディスプレイがついており、扉を開けなくても中身を確認できるため節電になったり、料理中に映画や音楽などのコンテンツを楽しんだりできます。そんなFamily Hubに広告が表示されるようになる
パナソニック、125度の高温でも充放電可能な「全固体電池」開発 世界初、産業機械向け
パナソニックホールディングス(HD)は18日、次世代電池の本命と期待される「全固体電池」で、高耐熱に特化したボタン形の製品の生産に乗り出すことを明らかにした。産業機械や車載のセンサー向けで、125度の高温でも充放電可能な世界初の電池としている。来年度からサンプル
サムスンディスプレー訪れた李在鎔会長、次世代有機EL生産ラインを点検
サムスン電子の李在鎔(イ・ジェヨン)会長がサムスンディスプレーの事業所を訪れ、近く稼動を開始する有機EL次世代生産ラインを点検した。液晶パネル(LCD)に続き有機EL分野でも中国の追撃が激しくなる中で李会長が現場指揮に乗り出した。業界によると、李会長は16日に忠清
「ひとの願いの、半歩先。」 シャープが新スローガンに込めた決意の中身
シャープは、新たなコーポレートスローガンとして、「ひとの願いの、半歩先。」を制定した。シャープが目指す今後の方向性に基づいて、すべてのステークホルダーに届ける「シャープならではの価値」を言葉として表現したという。これまでにも、「目の付けどころが、シャープ
日本電気硝子:世界一の特殊ガラスメーカー、株価急騰も依然としてPBR0.7倍台かつ配当利回り3%超え
日本電気硝子は、ディスプレイ用ガラスや半導体サポートガラス、イメージセンサー用カバーガラスといった領域で世界有数のシェアを誇る特殊ガラスメーカーである。1949年創業以来、液晶・有機ELディスプレイ用ガラス、半導体用サポートガラス、イメージセンサー用カバーガラ
中国家電大手・TCL中間決算は増収増益、TCL華星光電技術(CSOT)も好調
中国の家電大手、TCL科技集団がこのほど発表した2025年6月中間決算は、売上高が前年同期比6.7%増の856億元(約1兆8000億円)、純利益が89.3%増の18億8000万元(約395億円)だった。営業活動によるキャッシュフローは2.2倍の273億元(約5730億円)となった。半導体ディスプ
LGディスプレイの2年連続の黒字達成に青信号が灯った。中国企業による低価格攻勢と市場不況で2022年から赤字に陥っていたが、今年下半期から収益性が改善し、年間黒字の達成が確実視されている。有機発光ダイオード(OLED)を中心とする事業再編が業績反転の主因とされる。OL
ジャパンディスプレイ(JDI)は、2025年度上期(2025年4月~9月)連結決算を発表。そのなかで構造改革の進捗状況について説明した。同社では再建計画として、「BEYOND DISPLAY戦略」を推進する一方で、財務面では、債務超過からは抜け出せない厳しい状態が続いている。2025
サムスン電子や現代自動車などの韓国の主要メーカーは16日、国内投資計画を発表した。韓国政府は14日最終決定した米国との貿易協定で、米国の戦略分野に3500億ドルを投資すると約束しており、計画は李在明大統領が16日に国内企業トップと会合を開いた際に明らかに
英紙フィナンシャル・タイムズは14日、米アップル がティム・クック最高経営責任者(CEO)の退任に備えて後継者計画を強化していると報じた。クック氏は早ければ来年にも退任する可能性があるという。事情に詳しい複数の関係者の話として、同社でハードウエアエンジニア
LGディスプレイがメルセデス・ベンツの次世代電気自動車ラインアップに超大型車載ディスプレイを供給することが16日に伝わった。これはLGグループ内で車載向け電子・電装事業を進める4社のトップと、オラ・カレニウス メルセデス・ベンツ取締役会会長兼最高経営責任者(CEO)
京都大学発ベンチャーの株式会社TSK(本社:京都府精華町、代表取締役社長:孫 恩喆)は、サムスンディスプレイ社(Samsung Display Co., Ltd.)と共同で、青色有機ELディスプレイ材料の開発を本格的に推進します。TSKが得意とする“鉄触媒”技術がサムスンディスプレイに
日本ゼオンは台湾スタートアップのSino Applied Technology(SiAT)社の2200万ドル(約33億7000万円)規模の資金調達を主導し投資したと発表した。次世代リチウムイオン電池向けの材料である導電ペーストの生産能力引き上げを支援する。併せて取締役を1人派遣し、導電ペース
液晶パネル大手ジャパンディスプレイ(JDI)が13日発表した2025年9月中間決算は、純損益が113億円の赤字(前年同期は168億円の赤字)となり、9月末時点で40億円の債務超過だった。債務超過は6月末時点(129億円)に続き2四半期連続だ。
サムスンが開発中とされてきた“三つ折り”デバイスの正式名称がついに明らかになりました。著名リーカーのEvan Blass氏によると、同社初のダブルフォルダブル型タブレットは「Galaxy Z TriFold」という名称で発売される見通しです。
Samsung Electronics子会社Samsung Electro-Mechanics(サムスン電機:以下、SEM)は2025年11月5日、住友化学グループと次世代パッケージ基板の鍵となる素材「ガラスコア」を製造する合弁会社(JV)設立に向けた覚書(MOU)を締結したと発表した。 MOUの締結式は東京で行わ
中国のディスプレイメーカーBOEは、IT用途向け第8.6世代(2290 x 2620 mm)有機EL(OLED)パネルの供給先を確保した。BOEはこの新規顧客との契約に基づき、競合他社のサムスンディスプレイに先駆けて工場の点灯式を開催する予定だ。業界関係者によると、BOEは11月12日、中国
保土谷化学工業 は大幅続落している。11日の取引終了後、26年3月期の連結業績予想について、売上高を500億円から470億円(前期比3.2%減)へ、営業利益を50億円から35億円(同28.2%減)へ、純利益を30億円から20億円(同37.1%減)へ下方修正
LG UltraFine evo 32U990A-Sは、Thunderbolt 5認証を取得した初のモニター製品で、双方向データ転送速度はThunderbolt 4の2倍の最大80Gbpsで、高解像度や高リフレッシュレートを必要とするモニター向けに1レーンを提供するBandwidth Boostモードでは最大データ転送速度が120G
矢野経済研究所(東京都中野区)は10日、ことしの世界での車載ディスプレイ(純正品)出荷量は前期比3.7%増の2億602万枚になるとの予測を公表した。同9.0%増の1億9864万枚と、出荷量を伸ばした24年の反動で減速傾向となる。トランプ関税の影響もあり、世界自動車販売台数の
シャープは10日、親会社の鴻海(ホンハイ)精密工業が取得予定の亀山第2工場(三重県亀山市)で人工知能(AI)向けサーバーの生産を計画していることを明らかにし、「共同で2027年度の事業参入を目指す」との方針を示した。鴻海は国内市場をターゲットにしており、シャープが
東洋紡 が後場大幅高している。午後1時ごろ、26年3月期の連結業績予想について、営業利益を210億円から230億円(前期比38.1%増)へ、純利益を45億円から65億円(同3.2倍)へ上方修正したことが好感されている。
「確かに販売台数が増加しているのが目に見えます。もともと割引行事は11日までですが反応が良くてもう少し延長する計画もあります」(シャオミコリア関係者)慶州(キョンジュ)で開かれたアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議が終わり1週間過ぎたが、産業界に及ぼす影
ソニーマーケティングは、4K液晶テレビ「BRAVIA 5」シリーズから、85V型「K-85XR50」を2025年11月15日に発売する。85V型の大画面を生かした臨場感や迫力と、同シリーズの鮮やかなコントラストや豊かな色彩を実現し、没入感のある映像体験を楽しめる。Mini LEDバックライトと
The future of display tech is bright—and OLED‑Info Pro makes sure it’s sustainably bright. As the world’s most comprehensive OLED research and market‑intelligence hub, OLED-Info Pro helps the industry shine responsibly. Decluttering the digital
有機ELメーカー大手、米ユニバーサル・ディスプレイ(UDC)の子会社ユニバーサル・ベイパー・ジェット社(UVJC)のグローバル本社と研究開発センターがこのほど、シンガポールのカランウェイに完成し、10月28日に関係者に披露された。 UVJCの主な目的は、UDCが開発した「O
韓国の多国籍財閥LGグループ傘下のLGディスプレイ・ベトナム・ハイフォン(LG Display Vietnam Hai Phong)は、北部紅河デルタ地方ハイフォン市チャンズエ工業団地の工場に10億USD(約1550億円)を追加投資する。 同社は今回の追加投資について、14日に同市当局から認可を取得
米国国際貿易委員会(U.S. ITC:United States International Trade Commission、以下ITC)が、BOE製のiPhone SE 4向け有機EL(OLED)ディスプレイが、Samsung Displayの特許を侵害していると判断しました。iPhone SE 4の発売時期に影響を与えることが懸念されています。ITC
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デクセリアルズは2024年11月14日、東京都内とオンラインで記者会見を開き、2025年3月期(2024年度)第2四半期(4月1日~9月30日)の決算と2025年3月期通期の見通しを発表した。 同期の売上高は前年同期比20.2%増の596億3500万円で、事業利益は38.2%増の223億2000万円とな
パナソニックのAV一体型ナビ・ストラーダFシリーズ最大の特徴は“有機ELディスプレイ搭載の高画質大画面”。シリーズ最初のモデルとなる2016年リリースの「CN-F1D」と2023年モデルの「CN-F1X10BGD」でディスプレイのクオリティがどれだけ進化したのかを検証してみた。2024年1
Xiaomi Japanは11月14日、人気ウェアラブルシリーズの最新モデル「Xiaomi Smart Band 9 Pro」および「Xiaomi Smart Band 9 Active」を販売開始しました。Xiaomi Smart Band 9 Proは1.74インチの有機ELベゼルレスディスプレイと最大21日間の長時間持続バッテリーを搭載、GNSS
デクセリアルズ株式会社(本社:栃木県下野市)は、このたび、ドイツの自動車のデザインハウスSemsoTec HoldingGmbH(本社:ドイツガーヒング・バイ・ミュンヘン)を中核企業とするSemsoTec Group(以下、セムソテック社)とのより強固なパートナーシップと事業連携を見据え
保土谷化学工業がこの日の取引終了後、25年3月期の連結業績予想について、売上高を480億円から500億円(前期比13.0%増)へ、営業利益を45億円から55億円(同39.2%増)へ、純利益を27億円から33億円(同33.0%増)へ上方修正し、あわせて配当
液晶パネル大手のジャパンディスプレイ(JDI)は13日、2025年3月期の業績予想を下方修正し、純損益が393億円の赤字になると発表した。今年5月時点の予想より赤字幅が127億円拡大した。売上高は418億円引き下げて1800億円を見込む。車載用やスマートウォッチ向けのディスプレ
その年に登場したテレビ製品の中から、“読者に本当にオススメしたい優れたモデル”を選ぶ「AV Watchアワード」。既報の通り、栄えある2024年のナンバーワンテレビには、ソニーの4KミニLED液晶テレビ「K-65XR90(BRAVIA 9)」と、パナソニックの4K有機ELテレビ「TV-65Z95A」が
MM総研は、11月13日に「2024年度上期(2024年4~9月)国内携帯電話端末の出荷台数調査」の結果を発表した。 2024年度上期の総出荷台数は1325.1万台(前年同期比8.3%増)で、2000年度以降の上期出荷統計として最少の2023年度上期を上回ったものの2番目に少ない台数となった
シャープが12日発表した2024年9月中間連結決算は、本業のもうけを示す営業損益が4億円の黒字(前年同期は58億円の赤字)で、2年ぶりに黒字転換した。業績不振の原因となった液晶パネル事業を縮小したことが寄与した。売上高は、前年同期比5・3%減の1兆964億円。純利益は有
CASIO (カシオ) 腕時計 デジタル AE-1200WH-1A メンズ 海外モデル [並行輸入品]カシオ計算機は、「CASIO Collection」のラインナップとして、多機能デジタルウォッチ「AE-1200WH」を11月に発売する。価格はブラックの「AE-1200WH-1AJH」が6,050円、シルバーの「AE-1200WHD-1A
経営破綻した船井電機を巡り、10月初旬までに会長に就任した元環境相の原田義昭氏が、東京地裁の破産手続きの開始決定に対し、取り消しを求める即時抗告を申し立てたことが12日、分かった。原田氏は事業再生が可能と主張しており、近く民事再生法の適用を申請する方針という
ボッシュはEICMA2024において、二輪車向けの新世代ディスプレイ「TFT connect」を発表した。このディスプレイは、高解像度、先進的な接続機能、カスタマイズ可能なインターフェースを特徴とし、二輪車のメーター類に新たな基準を打ち立てるものとなっている。TFT connectは、
LGディスプレーは10日、業界最高水準の画面延伸率を具現した「ストレッチャブルディスプレー」の開発に成功したと明らかにした。LGディスプレーは8日、ソウル・麻谷(マゴク)LGサイエンスパークで「ストレッチャブルディスプレー開発国策課題最終成果共有会」を開
ノジマは11月11日、VAIOの発行済株式の約93%を取得し子会社化する契約を締結したと発表した。 VAIOの発行済株式の91.4%を保有するVJホールディングス3の全株式、およびVAIOの発行済株式の1.6%を取得し、実質的にVAIOの発行済株式の93%を保有する。 なお、買収後もVAIOの独
ピクシーダストテクノロジーズ 株式会社(代表取締役会長CEO 落合陽一)と東武タワースカイツリー株式会社は、東京スカイツリー®において、2024年11月11日(月)~2025年3月31日(月)の間、「VUEVO Display(ビューボディスプレイ)」を活用した、海外のお
多数の廉価スマートウォッチをリリースしているRollmeから、有機ELディスプレイ搭載で公称10日駆動の新型スマートウォッチ「Rollme X3」が登場しました。現在、同社公式ストアで、49.99ドル(約7,500円)でセール中。ディスプレイは2.04インチ(448×368)有機EL、60Hzリフレ
ホンダは欧州ミラノショーで新型「CB750ホーネット」を発表した。変更点は主に3つで、まずデュアルLEDプロジェクターヘッドライトの採用によりストリートファイター然としたアグレッシブな顔を手に入れたことにはじまり、5インチTFT液晶ディスプレイはAndroid/iOSに対応するH