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世相を斬る あいば達也 https://blog.goo.ne.jp/aibatatuya

金融資本主義の限界、欧米民主主義の綻び。日本人の21世紀以降の生き方に思いを馳せて

あいば達也
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2012/09/25

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  • ●経済の大破綻と再生 アベノミクス・ショックが来る日

    ●経済の大破綻と再生アベノミクス・ショックが来る日今日と云うか明日と云うか、ブエノスアイレスで開催されるG20における米中首脳会談が開かれる予定だ。米中貿易戦争の当事者であるドナルド・トランプ大統領と、習近平国家主席がガチンコで会談するのだから、世界は固唾を飲んで見守っている。国のあり方を、経済至上主義と位置づけた国にとっては、米中と云う経済大国の枠組みの中で、一喜一憂する日々が続くことになるのだろう。少子高齢化の人口構成を50年前から知りつつ、抜本的対策を放棄していた我国が、今さら「移民政策」と騒ぎだすなど笑い話である。この安倍自民の「移民政策」にしても、入管法改正と云う東大法卒の、最も人間性からかけ離れた法務省官僚の手に委ねた法案なのだから、「人」が見えてこない法律を作る羽目に陥った。厚労省・文部省などが関...●経済の大破綻と再生アベノミクス・ショックが来る日

  • ●集団的自衛権容認・防衛費の闇 税が奈落の底に消えてゆく

    ●集団的自衛権容認・防衛費の闇税が奈落の底に消えてゆく以下は東京新聞の歯止めなく膨れ上がる、防衛費のお寒い内容についての調査報道だ。前半の4項では、北朝鮮の脅威が全面に出ているので、ピント外れの感があるが、現安倍官邸の考えなら、簡単に“北朝鮮”を“中国”と読み替えて貰って結構と言うに違いない。5項以降はリアリティがある日米貿易摩擦が原因で起きている防衛費増大の事実関係だ。本日は引用も長いので、多くを語らず、日本の防衛費の中身を理解して貰えば、充分と考えている。しかし、集団的自衛権容認が、これほどまでに、歯止めなき防衛費の増大に繋がるとは、あまり一般には知られていない事実だ。正直、仮想敵国を北朝鮮から中国に読みかえれば良いだけ、などと思う考えも浅はかだと思う。軍事と経済が別次元で動いているわけではないのだから、中...●集団的自衛権容認・防衛費の闇税が奈落の底に消えてゆく

  • ●F35爆撃出動なくスクラップ 無目的に戦闘機を買うのか

    自衛隊の闇組織秘密情報部隊「別班」の正体(講談社現代新書)クリエーター情報なし講談社武器輸出と日本企業(角川新書)クリエーター情報なしKADOKAWA日本の国益(講談社現代新書)クリエーター情報なし講談社●F35爆撃出動なくスクラップ無目的に戦闘機を買うのか実質的に防衛費が、右肩上がりで伸びている。意味不明の辺野古新基地建設も含め、狂気の沙汰だ。米国装備品の購入拡大を迫るトランプ米大統領の要望に応えて、と云う理屈にしても奇妙な点がある。何も、軍備装備品に限らなくても、貿易不均衡を是正する手段はあるはずだ。我が国は、絶対的に人手不足国家なのだから、米国の生産拠点を増やし、輸出入の構造を変える手もある。また、ふんだんに出ると言っているシェールオイルを輸入する手もあるわけだ。西海岸に製油所拠点を作っては如何か。どこか...●F35爆撃出動なくスクラップ無目的に戦闘機を買うのか

  • ●入管法 立ちどまれと言われて、立ちどまる政権ではない

    ●入管法立ちどまれと言われて、立ちどまる政権ではない日本民族に、あれほど執着しているネット右翼や日本会議、神社本庁などは、自分達のイデオロギーの中で、移民容認と云う事実を、どのような形で消化しようとしているのだろう。金のため、背に腹は代えられぬと云うご都合主義で切り抜けてしまうと云うのだろうか。まさに理解不能な人間たちだ。日本民族の、皇室含む伝統歴史文化が“いの一番”なはずなのに、彼らの口から、この問題への言及は少ない。不思議としか言いようがないのだが…。まぁ、彼らだけが“ご都合主義”と批判される謂れはないかもしれない。立法府では、首相の外遊の都合で、議論せぬうちから、議論は充分に尽くされたと“一休さん”のような事を言い、人権蹂躙が大好きな法務官僚らが作った法案は支離滅裂、データの改竄まで暴露されている。本当に...●入管法立ちどまれと言われて、立ちどまる政権ではない

  • ●ゴーン逮捕に思う 日本の人質・中世司法制度に世界驚がく

    ●ゴーン逮捕に思う日本の人質・中世司法制度に世界驚がく今や、天下の大悪党扱いされている、まっ黒くろ助のゴーンさんだが、この問題は、注意深く観察する必要がある。先ずは、東京新聞の社説を読んで貰おう。≪巨額報酬の闇にメスをゴーン会長逮捕日産自動車のゴーン会長らが逮捕されるという衝撃的な事態が起きた。日産を救った人物だが巨額の報酬を過少記載していたという。格差拡大の中、富裕層に闇があるならメスを入れるべきだ。世界的なタイヤメーカー、ミシュランで頭角を現したゴーン容疑者は、フランス自動車大手、ルノーの役員を経て一九九九年、経営危機に陥っていた日産に乗り込んだ。工場の閉鎖、子会社の統廃合など、それまで日本人の経営陣ができなかった立て直し策を次々実行し、数年で経営を立て直した。「コストキラー」の異名を持ち、米経済誌が「最強...●ゴーン逮捕に思う日本の人質・中世司法制度に世界驚がく

  • ●米中新冷戦構造 はずれコラムを書き続けるH氏のご託宣

    ●米中新冷戦構造はずれコラムを書き続けるH氏のご託宣誰にでも、肌合いの悪い人間がいる。筆者にとって、その人物は長谷川幸洋氏だ。彼の物言いが、まったくもって気に入らん(笑)。正直、同氏が聡明な人物なら、上から目線も許されるだろうが、聞きかじりの知恵を振りかざし、相手に対する高圧的もの言いや、取って着けたような屁理屈の論評には、ホトホト参っている。しかし、不思議なことに、同氏のコラムなどに出遭うと、今度は、どんな嘘を書いているか、ついつい読んでしまう。もしかすると、筆者は、同氏の隠れファン(ホリック)になっているのかもしれない。先ずは、似非論者H氏のコラムを読んでみよう。≪米国が本気で進める、米中新冷戦「新マーシャル・プラン」の全貌北方領土問題とも無関係ではない■米ソ冷戦下の「援助計画」に酷似米国の「中国包囲網」作...●米中新冷戦構造はずれコラムを書き続けるH氏のご託宣

  • ●経済大国の過去を捨て 現実的で合理的な国家像とは

    ●経済大国の過去を捨て現実的で合理的国家像とは外国人労働者の受け入れを拡大する出入国管理法改正案が、今月中にも成立する可能性が高くなっている。最も、外国人労働者の受入れに前向きであろう日経新聞の社説を読んでみた。社説に書いているような議論はなされず、法務官僚と経産官僚の作文を、“め●ら判”よろしく、安倍政権は強行採決しようと企んでいる模様だ。どんなに法案に不備があっても、現行の技能実習制度を残したまま、見切り発車しようとしている。東京などに住んでいる者の多くは、生活実感として、コンビニ、外食、介護、建設現場等々において、外国人労働者が働いている姿を見ているので、経済界から、人手不足の悲鳴が、政権に届いているのが実情なのだろう。来年の統一地方選や参議院選を、少しでも有利に戦うためには、この法案の成立は、安倍政権の...●経済大国の過去を捨て現実的で合理的な国家像とは

  • ●北方領土を契機に考える 情緒的な領土拡張は必要か?

    日本文化をよむ5つのキーワード(岩波新書)クリエーター情報なし岩波書店日本の領土問題北方四島、竹島、尖閣諸島(角川oneテーマ21)クリエーター情報なし角川書店(角川グループパブリッシング)政治の哲学(ちくま新書)クリエーター情報なし筑摩書房●北方領土を契機に考える果たして領土拡張は得策か?以下は、朝日新聞の北方領土2島返還と日ロ平和条約についての、自己主張なき“社説”である。最終的に、4島返還に拘れと言っているように読めるが、何がなんでも4島一括でなければならないとも。今までの日本の主張と異なる解決の道筋だから、気に喰わんと言っているようにも見える。しかし、日露平和条約の締結の条件が、2島なのか4島なのか、解散して信を問えと主張しているようにも読める。つまり、問題点を羅列しただけで、朝日の主張がどこにあるのか...●北方領土を契機に考える情緒的な領土拡張は必要か?

  • ●本質論が抜け落ちた国 空気で右往左往してどうなる?

    日本が壊れていく(ちくま新書)クリエーター情報なし筑摩書房矛盾社会序説クリエーター情報なしイースト・プレス言論の飛礫(つぶて)不屈のコラムクリエーター情報なし同時代社●本質論が抜け落ちた国空気で右往左往してどうなる?国であれ、人であれ、本質と云うものは、簡単に究明出来るものではない。政治、特に民主主義、自由主義、資本主義、ナショナリズム‥等、概念的ものごとを考えること、多くの日本人は不得手である。スペイン、イタリア、フランス、ロシア映画などを観ていると、哲学概念的な言葉が、市井の人々の口から聞かされる。このような映画の1シーンは、敢えてシナリオで創作しなくても、自然と日常的に人々の口からもたらされていると云うことだろう。この哲学的引用が、邦画においては不自然になる。それは、日本人の日常に、哲学的概念が乏しいこと...●本質論が抜け落ちた国空気で右往左往してどうなる?

  • ●経済界のオネダリ “入管法改正”は改憲以上の影響力

    戦後日韓関係史(有斐閣アルマ)クリエーター情報なし有斐閣対米自立クリエーター情報なし花伝社国家戦略特区の正体外資に売られる日本(集英社新書)クリエーター情報なし集英社●経済界のオネダリ“入管法改正”は改憲以上の影響力最近の日韓関係には、関東大震災時には朝鮮人大虐殺の歴史や第二次大戦時の慰安婦問題、徴用工問題が横たわる。その前には日韓併合の歴史がある。これら歴史における恩讐は、様々な取り決めがなされても、韓国から日本は攻撃され続ける。おそらく、この恩讐の歴史は永遠に継続されるもので、終止符はないと思われる。或る日本人は「毟られるだけだ」、「あいつらはゆすりタカリが得意だから」と苦虫を噛み潰す。しかし、ある日本人は「現に酷いことをしたのだから、謝り続けなければならない」と思う者もいる。個人的には、韓国の世論は、かな...●経済界のオネダリ“入管法改正”は改憲以上の影響力

  • ●偽装された普遍的価値 アメリカン・ドリームの崩壊

    異端の時代――正統のかたちを求めて(岩波新書)クリエーター情報なし岩波書店トランプのアメリカに住む(岩波新書)クリエーター情報なし岩波書店アメリカとヨーロッパ-揺れる同盟の80年(中公新書)クリエーター情報なし中央公論新社●偽装された普遍的価値アメリカン・ドリームの崩壊欧米が創りあげた民主主義と資本主義が、いま悲鳴を上げてのたうち回っている。マネーの奴隷と目される市場原理主義経済は、本来の資質通り、善悪や正義不正義、人道的見地‥等、公式な民主主義の定義に含まれている本質論には目もくれず、地球上を剥き出しの欲望のまま闊歩している。この自由な闊歩がグローバリズム経済により極大化されたと云うのが、最近の現状だろう。マネーの奴隷として象徴的に見られるのが企業であるとすれば、民主主義を持たない企業群に自由な活動環境を提供...●偽装された普遍的価値アメリカン・ドリームの崩壊

  • ●「Gゼロ」の混乱 G20、唯一の民主国家・日本?

    対立の世紀グローバリズムの破綻クリエーター情報なし日本経済新聞出版社ルポ漂流する民主主義(集英社新書)クリエーター情報なし集英社異端の時代――正統のかたちを求めて(岩波新書)クリエーター情報なし岩波書店●「Gゼロ」の混乱G20、唯一の民主国家・日本?以下は『Gゼロ時代』を論じたイアン・ブレマー氏への朝日新聞のインタビューだ。筆者の知るかぎり、同氏の世界観が特に優れたものとは思わないが、朝日新聞が、彼にインタビューしたことに、何らかの意味があるのかと深読みしてみたが、意図は曖昧なままだった。ブレマー氏は論の中で、≪日本は「先進国のなかで例外的にポピュリズムの台頭から免れている。きちんと機能している世界最大の民主主義国だ」と評価した≫、この発言を読んだ筆者は、背中に虫が入ってしまったように、如何ともしがたい思いを抱...●「Gゼロ」の混乱G20、唯一の民主国家・日本?

  • ●安倍訪中が意味するもの 日米安保脱却の扉をひらく?

    トランプのアメリカに住む(岩波新書)クリエーター情報なし岩波書店「新自由主義」の妖怪――資本主義史論の試みクリエーター情報なし亜紀書房自衛隊の闇組織秘密情報部隊「別班」の正体(講談社現代新書)クリエーター情報なし講談社●安倍訪中が意味するもの日米安保脱却の扉をひらく?自称、良識的日本人を自負するあいば達也は考えた。安倍晋三をコケにすることにも飽きたので、安倍を名宰相にするためには、どのようにすればいいのか、様々に吟味してみた。無論、どれほど理論上の名宰相有資格者であっても、国民から、「あいつは嘘つき」「あいつの人格は許せねえ」と評価された場合、有資格者であっても、二次面接で落とされることは言うまでもない。最初にオチを言ってしまっているので、これからシタタメル様々な吟味は徒労に終わることは承知だが、3期も自民党総...●安倍訪中が意味するもの日米安保脱却の扉をひらく?

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