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世相を斬る あいば達也 https://blog.goo.ne.jp/aibatatuya

金融資本主義の限界、欧米民主主義の綻び。日本人の21世紀以降の生き方に思いを馳せて

あいば達也
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2012/09/25

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  • ●憲法擁護義務と改憲推進安倍の憲法違反 新天皇は署名せず

    ●憲法擁護義務と改憲推進安倍の憲法違反新天皇は署名せずまあ、見出しのような大事件が起きる前に、おそらく安倍政権は崩壊するとは思うのだが、予想は未定、決定にあらずとも言うので、最近の国内外の政治状況を鑑みるに、何が起きても驚けない状況になっている。以下は、憲法99条に関する問題提起と考えて良い。新天皇が、この99条を楯に、必死の安倍の改憲と国民投票の結果に準ぜずに、承認しないこともあり得るという話なのだ。このことは、既に、安倍自民党政権、或いは内閣が、憲法を擁護せず、破壊に向かわせていると云う、憲法擁護義務違反が行われているので、これを、新天皇が政治的であるかと云う問題以前に、承認のしようがないと、突っぱねることこそが、天皇の憲法尊重に当たると云う、複雑な問題を孕んでいる。この問題は、憲法論議を聞いていても拉致の...●憲法擁護義務と改憲推進安倍の憲法違反新天皇は署名せず

  • ●意味深い天皇誕生日のおことば 「象徴」の諦観を明示した

    新天皇と日本人―友が見た素顔、論じ合った日本論クリエーター情報なし海竜社御即位30年御成婚60年国民とともに歩まれた平成の30年クリエーター情報なし毎日新聞出版日本の国会――審議する立法府へ(岩波新書)クリエーター情報なし岩波書店●意味深い天皇誕生日のおことば「象徴」の諦観を明示したまず、今上天皇として最後の誕生日、2018年12月23日における“おことば”を読んでみたい。明治以降の大日本主義が、第二次大戦で頓挫し、時代錯誤の国家観は終わったに思えたが、どっこい生きていたと驚く時代だと思う。無論、彼らの声は、明らかに電通仕込みの“広告手法”がふんだんに盛り込まれ、1を100の声として、ネット活用と相まって、如何にも強大な力(ビックブラザース)が存在するように仕掛けられている。戦後憲法(民主主義)を重視する、通称...●意味深い天皇誕生日のおことば「象徴」の諦観を明示した

  • ●安倍の幸福劇場閉幕 競争の場から離れ孤高に生きる

    日銀バブルが日本を蝕む(文春新書)クリエーター情報なし文藝春秋アメリカ(河出新書)クリエーター情報なし河出書房新社経済ジェノサイド:フリードマンと世界経済の半世紀(平凡社新書)クリエーター情報なし平凡社●安倍の幸福劇場閉幕競争の場から離れ孤高に生きる日刊ゲンダイが、楽しそうに『株価2万円割れは序章だ新元号不況と強欲資本主義の終焉』と云う見出しが踊っていた。“エライヤッチャ、エライヤッチャ、ヨイヨイヨイヨイ”この掛け声は阿波踊りで有名だが、まさに、安倍様ご自慢の株価が、かなりひどい状態になってきた。外国人は売り越し専門になり、日銀信託と年金基金GPIFが専ら買いに回っている。一昨日のマイナス1000円以上は、本来マイナス1500円と見込めるし、昨日のプラス170円も、実質マイナス500円と見るのが冷静な判断だろう...●安倍の幸福劇場閉幕競争の場から離れ孤高に生きる

  • ●中立国家の構築は可能か “米中のケツ”からの脱皮

    ゴーン・ショック!事件の背後にある国家戦略と世界経済の行方クリエーター情報なし徳間書店●中立国家の構築は可能か“米中のケツ”からの脱皮無論、まだ日本は中国のケツは舐めていない。しかし、このままのアメリカであれば、30~50年後には中国がアメリカを凌ぐ国家になる可能性は濃厚だ。GDPと云う経済規模だけではなく、地上の軍事力も宇宙の支配力も中国が握る可能性が高いと見ている。政治への無関心層が増大した日本は、日和見的で、“空気”や“功利主義”に生き方を支配された人々に溢れることが、この流れだと想像できる。安倍首相の大の親友下村氏などが、教育勅語など持ちだしても、鼻で笑われるのがおちだろう。いずれにしても、安倍政権は早晩終わるわけで、右へのネジまきも中途半端に終わるのだろうが、桜井よしこさんもご苦労なことである。日本社...●中立国家の構築は可能か“米中のケツ”からの脱皮

  • ●世界景気の底抜け 安倍はトランプのケツ舐めダイジョウブ?

    ●世界景気の底抜け安倍はトランプのケツ舐めダイジョウブ?日本時間、12月25日午前2時半、“縄文文化と日本未来”をテーマにしたコラムを書きだそうとしたが、上記見出しに、急遽切り替えた。NYダウ平均が500ドル超の急落を目にしたからだ。その後400ドルマイナスに戻したが、再び500ドルマイナス方向と、マイナスレンジで乱高下している。25日の東京株式市場の方向性に暗雲が立ちこめ、2万円割れは確実な方向になりそうだ。米国内では、トランプ大統領と議会の折り合いがつかず、我慢比べ状態が3日以上続き、政府予算が底をついた状況が継続している。ホワイトハウスの重鎮と思われていたマティス国防長官を2カ月前倒しで辞任させるなど、常識では考えにくい状況を示してきた米国政府だ。トランプ政権の高官離職率も群を抜いている。そして誰もいなく...●世界景気の底抜け安倍はトランプのケツ舐めダイジョウブ?

  • ●諜報機関の火遊び グローバル経済の限界が望むもの

    ●諜報機関の火遊びグローバル経済の限界が望むもの安倍政権の、対アメリカへの、慌てふためいた振舞いを見ていると、残念ながら、見出しのように思わざるをえないのが現実だ。安倍首相の場合、あまりにも、その態度が赤裸々なので、喜悲劇に見えてくる点、余計に物悲しい。仮に、政権が石破になろうが、枝野になろうが、本質的には変らないのがリアルな答えである。日米同盟が日本の外交安保の基軸だと言う限り、常につきまとう、ケツ舐め外交国家だと云うことになる。アメリカが凋落傾向にあるとは言うものの、まだまだ世界の覇権を握っている以上、致し方のない処世術だと言えるのだが、本来であれば、その凋落度に応じて、その立ち位置を少しずつシフトして行っても良さそうだが、観察する限り、より深い方向に、コミットしているように見えている。このような現象は、安...●諜報機関の火遊びグローバル経済の限界が望むもの

  • ●国会崩壊、迫る戦争の危機? 保守と名乗るな 保身と名乗れ!

    ●国会崩壊、迫る戦争の危機?保守と名乗るな保身と名乗れ!本日の見出しは、山本太郎(自由党参議院議員)の参議院本会での議場に向かって発した言葉の要旨だが、彼が思わず、あのような叫びをあげるような惨状で、昨今の国会は数の論理のみで、強行採決の連鎖が起きている。つまり、国会、立法府を亡きものにした安倍政権は、ファシズム体制を強化した。官僚機構、検察・司法も、肝心な部分は、国家主義で統制が取れた。この流れは、太平洋戦争突入間際の戦前日本を、髣髴させる。一般論として、スケジュール的には「改憲」の道は、当面遠のいたと云う結論になっているが、果たして、本当だろうか。ここまで、これまでの日本の国の仕組みを無視し続けてきた政権だけに、一般論は脇が甘いと見るべきだろう。安倍政権を、日本に悪意を持っている政権だと仮定した場合、いつ、...●国会崩壊、迫る戦争の危機?保守と名乗るな保身と名乗れ!

  • ●安倍政権の軌跡 腑に落ちないことだらけ=亡国は意図的か

    デジタル・ポピュリズム操作される世論と民主主義(集英社新書)クリエーター情報なし集英社いかにして民主主義は失われていくのか――新自由主義の見えざる攻撃クリエーター情報なしみすず書房政治の哲学(ちくま新書)クリエーター情報なし筑摩書房●安倍政権の軌跡腑に落ちないことだらけ=亡国は意図的か昨日まで、○○平蔵が安倍政権の経済政策に強くコミットしている人物であることについて語った。そのことから、○○平蔵氏が胡散臭い人物であることが窺いしれたわけだが、第二次安倍政権の軌跡を眺めていくと、多くの政策が日本という国にとって不都合な政策を好んで行っている印象を深くする。それが、何故なのか、非常に興味深いものがある。“単なる阿呆な総理”を選んでしまったと云う、単純な問題ではないのではないか、そういうことだ。日米同盟で二進も三進も...●安倍政権の軌跡腑に落ちないことだらけ=亡国は意図的か

  • ●金融資本に惑わされるな 都市伝説の中暗躍する○○平蔵

    ●金融資本に惑わされるな都市伝説の中暗躍する○○平蔵○○平蔵とは何者なのだろう。Wikipediaデータベースによると、以下のようになっている。≪生い立ち:和歌山県和歌山市小松原通りにある商店街の小さな履物小売商の次男として、1951年(昭和26年)に生まれる。実家は近所では比較的裕福な家庭で、おじは和歌山で小さなメガネ屋を経営していた。ミサワホーム社長の竹中宣雄は実兄。和歌山市立吹上小学校、和歌山市立西和中学校、和歌山県立桐蔭高等学校に進む。1973年(昭和48年)に一橋大学経済学部を卒業。大学では国際経済学の山澤逸平ゼミに所属。また、大学のマンドリンクラブで指揮者を務めながら、プロの奏者から打楽器を習ったり、編曲を行い、音楽家を目指したが断念。仁坂吉伸和歌山県知事とは高校の同級生である。【筆者注:優秀な経済...●金融資本に惑わされるな都市伝説の中暗躍する○○平蔵

  • ●成功体験という幻想日本 都市伝説の如く暗躍する○○

    未来の再建(ちくま新書)クリエーター情報なし筑摩書房幸福とは何か(ちくまプリマー新書)クリエーター情報なし筑摩書房良き社会のための経済学クリエーター情報なし日本経済新聞出版社●成功体験という幻想日本都市伝説の如く暗躍する○○戦後、国民は飢えをしのぎ、敗戦のどん底から這い上がろうと、努力を惜しまずに生きてきたのだと思う。その間、自民党、各省庁や既存の社会的な勢力も、真の独立を得るための手段として、まず、強い経済体制を築こうと、それ相当の気概を持って、政治や経営に全身全霊を注いだに違いない。その結果、一時は世界第二位の経済大国になったと持て囃された歴史がある。勿論、その経済成長には、朝鮮戦争を奇貨とした、棚からぼた餅的要素も含まれていた。同時に、日本がフロンティア地域として製造工場化されると云う、世界的分業世界のサ...●成功体験という幻想日本都市伝説の如く暗躍する○○

  • ●辺野古土砂投入 沖縄県民VS官邸・行政・裁判所2

    百姓一揆(岩波新書)クリエーター情報なし岩波書店日本が壊れていく(ちくま新書)クリエーター情報なし筑摩書房崩れる政治を立て直す21世紀の日本行政改革論(講談社現代新書)クリエーター情報なし講談社●辺野古土砂投入沖縄県民VS官邸・行政・裁判所2(前回分含む)どこまで沖縄を本土の犠牲にすれば満足がいくのか、日本人に尋ねたいものである。代替案や日米交渉など、工事を留保する言い訳なら、幾らでもあるはずだ。しかし、菅官房長官の陣頭指揮は、強行突破以外の考えは微塵もない。逆らうヤツの息の根を止めるのが菅の天命であるかのようだ。太平洋戦争末期、本土決戦の時間稼ぎの為に犠牲になった沖縄に対して、無惨で残虐な行為に出ている日本政府。そして、人ごとのように傍観する日本人に、良心はあるのだろうか。助けあう日本人の中から、沖縄は外され...●辺野古土砂投入沖縄県民VS官邸・行政・裁判所2

  • ●辺野古土砂投入 沖縄県民VS官邸・行政・裁判所

    ●辺野古土砂投入沖縄県民VS官邸・行政・裁判所どこまで沖縄を本土の犠牲にすれば満足がいくのか、日本人に尋ねたいものである。代替案や日米交渉など、工事を留保する言い訳なら、幾らでもあるはずだ。しかし、菅官房長官の陣頭指揮は、強行突破以外の考えは微塵もない。逆らうヤツの息の根を止めるのが菅の天命であるかのようだ。太平洋戦争末期、本土決戦の時間稼ぎの為に犠牲になった沖縄に対して、無惨で残虐な行為に出ている日本政府。そして、人ごとのように傍観する日本人に、良心はあるのだろうか。助けあう日本人の中から、沖縄は外されているのか、今回の暴挙をきっかけに、考える必要がある。そこで考える中には、沖縄(琉球)独立運動と云う構図まで検討する必要があるだろう。沖縄が抵抗する手段は、当面は世論闘争。法廷闘争、知事権限行使だが、法廷闘争と...●辺野古土砂投入沖縄県民VS官邸・行政・裁判所

  • ●家に拘泥する自民・国家主義思想 移民政策と婚外子問題

    ●家に拘泥する自民・国家主義思想移民政策と婚外子問題あまり深く関与する気はないが、国家神道という宗教は、異様に家にこだわる。万世一系との関係上、家父長制度が欠くべからざるツールになっていることを窺わせる。ここ最近、朝日新聞が、“未婚の母問題”に関する記事を連載している。毎日新聞も、この問題に関する記事が目立つ。おそらく、現在進行形の税制改正の話題から、この未婚の母問題、いわゆる婚外子問題がクローズアップされているのだと思う。現時点で、上述の、家父長制度云々という論点までは書いてあるものもない。ゆえに、意図的に、今夜はこの問題に触れておこうと思う。日本と云う国が、50年も前から判りきっていた少子化問題に、本気で取り組もうとしなかった、政治や行政の意図は、この家父長制を守りたい勢力を刺激すると云う一点で忌避していた...●家に拘泥する自民・国家主義思想移民政策と婚外子問題

  • ●世界的反グローバルの波 そんな中、新自由主義に走る日本

    ●世界的反グローバルの波そんな中、新自由主義に走る日本ブレグジット、トランプ政権、EU反緊縮の波、マクロンの迷走、メリケルの衰退‥等、世界では、いき過ぎたグローバル経済体制の弊害に気づいた庶民層からの抵抗と悲鳴が、国政選挙の結果として反映されることが明確になっている。それはそうだ、マネーがマネーを引き寄せるグローバル経済体制によって、世界の富の30%近くが、0.01%の人間に集中するのでは、庶民は堪ったものではない。各国政府が、その弊害の是正に、多くの政策を盛りこんでも、本質的ムーブメントを変えることは困難で、格差は拡大の一途をたどっている。一大イデオロギーとなったグローバル経済体制は一時、世界を制覇したかに思えたが、トマ・ピケティの『21世紀の資本』以降、潮流が変わった。2011年オキュパイ・ウォールストリー...●世界的反グローバルの波そんな中、新自由主義に走る日本

  • ●金持ちから「税」をとれ 株高演出、犠牲になる庶民生活

    ●金持ちから「税」をとれ株高演出、犠牲になる庶民生活以下は、大村大次郎氏が語る、日本のだまし絵のような税制(消費税中心)についての論考だ。筆者は、そのすべてに同感と云うものではないが、概ね、同氏が主張する日本の歪んだ税制についての主張に同意出来る。問題は、消費税が必要かどうかと云う議論もさることながら、高額所得者への課税問題が、まず先にありきだと思う。それでも税収が少ない時、消費税もひとつの選択肢にはならざるを得ない。ただ、まず始めるべきは、配当所得への適正な課税。分離から総合課税方式への変更だろう。個人的考えだが、源泉徴収制度の廃止、全国民所得申告制度の導入の検討が必要に思う。また、法人税の減税も見当違いな企業優遇策だが、これも是正されるべきだ。減税分、その多くが内部留保に回るようでは、国の経済活性化目的は、...●金持ちから「税」をとれ株高演出、犠牲になる庶民生活

  • ●気づかない振りをする 絶望の時代を生き抜く術

    総介護社会――介護保険から問い直す(岩波新書)クリエーター情報なし岩波書店未来をはじめる:「人と一緒にいること」の政治学クリエーター情報なし東京大学出版会外国人が見つけた長寿ニッポン幸せの秘密クリエーター情報なしエクスナレッジ●気づかない振りをする絶望の時代を生き抜く術本日は、“金持ちから金をとれ”という見出しのコラムを書こうと思ったが、体調が今ひとつで、30分も机に向かっていると眠くなる。ブログのコラムは1時間程度の時間が割かれるのだが、忙中閑ありの精神で、ここ二カ月ほどは、かなり書いている。しかし、今夜のような体調の日は、昨日読んだ、コラムなどを紹介するのも手かなと思った。つまり、手抜きを思いついたことになる。まぁ、引用したものが、読むに堪えるものであれば、それも許されるに違いないと、ひとり納得している。平...●気づかない振りをする絶望の時代を生き抜く術

  • ●日本会議やネトウヨ達は 自衛隊入隊で国に奉仕しないのか?

    ●日本会議やネトウヨ達は自衛隊入隊で国に奉仕しないのか?自衛隊の人手不足が深刻だ。定員が2割程度不足しているようだ。国家主義者やネトウヨの諸君は、この事態を憂いてはいないのだろうか。靖国参拝だけで、お腹が満杯になるような底の浅い愛国心なのだろうか。国防の重要性や、敵国への先制攻撃能力も必要だと主張している割には、行動が伴っていない。現時点でさえ、定員が2割不足し、自衛官の採用年齢の上限を、現行の26歳から32歳に引き上げることになっているのだから、定員割れが3割になるのは必然だ。こんな折り、国家の存亡と云う感覚は生まれるのだろうか?生まれるのは口と指先だけで、みずから自衛隊に飛び込み、その一員として国に奉仕する気にはなれないのか。産経紙にご意見を書いている人々も口先三寸で、行動は伴わない人々なのだろう。3割もの...●日本会議やネトウヨ達は自衛隊入隊で国に奉仕しないのか?

  • ●「成長戦略」から「脱成長戦略」 国のかたち、本格議論を

    ●「成長戦略」から「脱成長戦略」国のかたち、本格議論を以下の古賀茂明の「官々愕々」は2014年4月のコラムだ。古賀氏は当然、「成長戦略」の何たるかについて語ろうとしているわけだが、それも一理だが、哲学的見地、合理的見地から考える限り、成長することが「善」で、縮小後退することが「悪」という観念的枠組みからは抜け出ていない点が気にかかる。たしかに、菅官房長官と竹中平蔵らが率いるグローバル経済勢力のタッグが描く安倍官邸の「成長戦略」には、どのような国のかたちをイメージしているのか皆目わからない。つうまり、根本的認識不足は明らかだ。ただ、景気の良い話を総花的に語ることで、目先を変えようとしているだけも明らかだ。最近ではトンと聞かなくなった「アベノミクス」は既に官邸では“禁句”になっていると思われる。打ち出した成長戦略の...●「成長戦略」から「脱成長戦略」国のかたち、本格議論を

  • ●安倍政権 集票の対価に法案献上、まさに贈収賄構図

    ●安倍政権集票の対価に法案献上、まさに贈収賄構図景気のテコ入れと云うことで、公共工事を中心とする財政出動は、長きに亘り自民党政権の常とう手段だった。しかし、農協を中心とする地方組織の弱体化は、自民党長期政権の支持団体の弱体化につながった。そこで、近代的マーケッティング手法を駆使し、自民党は、支持母体を農村部から都市部に移行させる戦略を断行、成功させた。このパラダイムシフトの戦略を成功させた点は見事としか言いようがない。野党には、その知恵が乏しかった。自民党は、農協の弱体化を意図的にしかけ、その弱体化にも成功した。そうなると、地に足のつかない都市生活者に支持層を移行させるためには、農協に代わる支持母体が必要になった。その中心は、経済界、国家主義団体、宗教団体、医師・看護師・薬剤師等々の組織を中心に、支持母体の再編...●安倍政権集票の対価に法案献上、まさに贈収賄構図

  • ●ネット拾得物 最近の安倍政権を取り巻く諸問題を考える

    ●ネット拾得物最近の安倍政権を取り巻く諸問題を考える特にネット上の問題と云う訳ではないのだが、一応ネットの話題を拾い読みしながら、目次を作ったので、本日の見出しとなった次第。百花騒乱(百花繚乱)な国粋主義者で歴史修正主義者で、極右・日本会議のおぼえ目出度き安倍晋三なる男だが、守銭奴経団連の要求には殊の外虚弱で、何でも鵜呑みにしてしまう。兎に角、政権維持、権力闘争に役立つと思えば、自家中毒を起こしてでも呑み込みまくる悪食男だ。最近は、そのような悪食にもかかわらず、腹痛も起こしていないようなので、ほとほと悪運と云う悪魔が、男を身贔屓しているのだろう。それにしても、憲法改正だと大風呂敷を拡げた割には、チンケ改憲で拍子抜けしている。戦争の出来る日本をめざそうとしているようだが、どこの誰と戦うのか見当もつかない。短絡ネト...●ネット拾得物最近の安倍政権を取り巻く諸問題を考える

  • ●見事な分析力 中国から見た日本経済、日経より役立つ

    フェイクと憎悪:歪むメディアと民主主義クリエーター情報なし大月書店リベラルvs.力の政治:反転する世界秩序クリエーター情報なし東洋経済新報社国家がなぜ家族に干渉するのか:法案・政策の背後にあるもの(青弓社ライブラリー)クリエーター情報なし青弓社●見事な分析力中国から見た日本経済、日経より役立つ米国、ロシア、韓国紙等々の日本関連報道は、“為にする記事”や通信社的要素、プロパガンダが多いが、中国紙の場合、日本人以上に、日本を良く分析している点は、さすがに感心する。米国、ロシア紙の多くは、日本社会の実態を充分に理解出来ずに報道している傾向がある。韓国紙は、日本の実情は充分に知っているが、総体的良いことは伝えず、悪い点を伝える傾向が強い。そういう評価の中、中国紙は共産党の検閲があるとしても、日本に対する分析報道などは、...●見事な分析力中国から見た日本経済、日経より役立つ

  • ●明日の日本 象徴する老朽廃墟化する団地・マンション

    IKIGAI:日本人だけの長く幸せな人生を送る秘訣クリエーター情報なし新潮社右派はなぜ家族に介入したがるのか:憲法24条と9条クリエーター情報なし大月書店三島由紀夫が復活するクリエーター情報なし毎日ワンズ●明日の日本象徴する老朽廃墟化する団地・マンション以下は、築40年経過の老朽団地をみごと建て替えに成功した事例が紹介されている記事だ。この老朽団地が建て替えられたのは、成功事例と云うよりも、例外事例として、受けとめるべきだろう。容積率や立地条件の有利さで、今よりも良くなる展望があったから、70~80代の居住者も賛同した、極めて稀な事例だと思う。いま現在、このように築40年以上経過した団地やマンションが73万戸あるらしいが、多くは、現居住者が亡くなった後、廃墟となる可能性が多いのではないかと危惧する。駐車場のある...●明日の日本象徴する老朽廃墟化する団地・マンション

  • ●劣化列島 百年河清を俟ったすえ、朽ち果てるか

    ●劣化列島百年河清を俟ったすえ、朽ち果てるか以下は、NHKが伝えるインフラの再劣化の話題だ。安倍の国土強靭化と云う口から出まかせのお蔭で、僅かに請負業者は稼ぎ、一時の雇用を生みだしたようだ。ただし、「国土強靭化」と云う名にふさわしい事業がなされた検証はされていない。おそらく、日本の高度経済成長期以降に作られた、ありとあらゆるものが劣化してきているのだろう。NHKが報じるようなインフラの劣化や再劣化もあるだろうが、最も劣化しているのが、民主主義と議院内閣制なのではないのか。いや、三権分立が虚構の中で立ちすくんでいる。テレビ・新聞・雑誌などのメディアの質も落ちてきている。年がら年中、同じ出もとのニュースを流し、横並び、競争のない世界で惰眠を貪っている。挙句に高給を食み、のけぞっているのだから、手に負えない。戦後の日...●劣化列島百年河清を俟ったすえ、朽ち果てるか

  • ●無難で無謀な選択 アジアからも見捨てられる日本

    ●無難で無謀な選択アジアからも見捨てられる日本先の入管法改正の中で、最も好況不況の波に関係なく必要とされている介護人材の確保に、現行法でも、我が国は充分に出遅れているようだ。この職種で、最も喫緊な状況に置かれている日本だが、韓国・台湾・中国といった国々も、この職種の人材不足は加速することから、一層の人手不足が懸念される。少子化や高齢化社会の到来は、馬鹿でも50年前から判っていたはずなのに、どうして、ここまで対策が遅れたのだろうか。高齢化対策は、団塊世代の高齢化が始まることで、事業自体がヨーイドンな傾向があるので、介護実態が掴めずに、手をこまねいた結果の醜態だろう。まぁ、下の世話をすることなどが多いわけだから、政治家も役人も、家族、特に、嫁にさせれば良いんじゃないのと云う家族制度的な思惑があったのだろう。しかし、...●無難で無謀な選択アジアからも見捨てられる日本

  • ●日本が自給自足にめざめる日 食糧安保と食糧危機

    ●日本が自給自足にめざめる日食糧安保と食糧危機以下は、“時事通信デジタル農業誌「Agrio」”の記事だ。なんと、本気で昆虫食に挑む企業が現れているようだ。一時、地球の食糧危機が世間を賑わしたが、最近はトンと聞くことがなくなった。一番の理由は、地球規模の爆発的人口増加と云うリスクが、統計上、明確に否定されたことのようだ。その点では、食糧危機、つまり、地球規模の飢饉のリスクは軽減したわけだが、なぜか、昆虫食が脚光を浴びている。爆発的人口増加の危機は去ったが、次に、地球温暖化と云う問題が脚光を浴び、農業生産、特にたんぱく質の不足が懸念されるようになったようだ。人口増大や地球温暖化等々、科学的エビデンスが確立されていない段階で、憂いが先行しているきらいはあるが、本気で、食糧危機、たんぱく質不足を本気で考え、昆虫を生産す...●日本が自給自足にめざめる日食糧安保と食糧危機

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