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株式会社 ムジカ
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2012/08/28

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  • フルレンジスピーカーは本当に高音質か? vol.4

    ****************************************************************************************ムジカ公式ブログはgooblogで書かれていますgooblogのアドレスはhttps://blog.goo.ne.jp/musica-corporationですムジカコーポレーション公式ウェブサイトはhttps://www.musika.jp/nws/です****************************************************************************************『フルレンジスピーカーは本当に高音質か?vol.3』の続きです。150Hz~4KHzのメロディ担当するフルレンジ...フルレンジスピーカーは本当に高音質か?vol.4

  • フルレンジスピーカーは本当に高音質か? vol.3

    『フルレンジスピーカーは本当に高音質か?vol.2』の続きです。次に、各ユニットの選定します。150Hz以下の迫力担当するサブウーハーですが、これはコストパフォーマンスに優れたSONYのSA-CS9を使用します。250mmのユニットを使用したアクティブサブウーハーです。パワーアンプとチャンネルデバイダーも内蔵されていますので設定の変更はめちゃくちゃ簡単です。再生周波数帯域は28-200Hzで内蔵のチャンデバでハイカット周波数を50-200Hzの範囲で設定することができます。今回は180Hzですので、調整範囲内です。外形寸法は幅295mm、高さ345mm、奥行400mmで重量は約11.5Kgです。この仕様で価格は27500円(税込)です。2台使用しますので55000円です。そして4KHz以上の倍音成分担当スーパー...フルレンジスピーカーは本当に高音質か?vol.3

  • フルレンジスピーカーは本当に高音質か? vol.2

    『フルレンジスピーカーは本当に高音質か?vol.1』の続きです。フルレンジスピーカーは、1ケのスピーカーユニットを使用することによる音場上のメリットやネットワークを使用しなくてもよいため低歪というメリットは注目すべきものがあります。そこでフルレンジのメリットを生かしつつ広帯域化をする方法を考えてみましょう。まず、一般的な音楽に含まれる周波数帯域ですが、楽器が再生することができる基音の高域の上限の周波数は概ね4KHzです。パイプオルガンやシンセサイザーのようにさらに高い音が出る楽器もありますが私たちが普段聞いている音楽の90%以上は4KHzまででOKだと思って大丈夫でしょう。4KHz以上は倍音成分や雰囲気を作り出す部分です。次に低域ですが、メロディを担当する主要な楽器の最低周波数は150Hz程度です。もちろん、リ...フルレンジスピーカーは本当に高音質か?vol.2

  • フルレンジスピーカーは本当に高音質か? vol.1

    現代の市販スピーカーを見ると、多くのスピーカーが2WAYまたは3WAYでごく一部のスピーカーがフルレンジスピーカーです。タンノイやFYNEAUDIOのように同軸型のユニットを使用したものは見た目はフルレンジですが、電気的には2WAYに分類されます。フルレンジスピーカーは2つに分けることができます。音質はどーでも良いコスト最優先の超安価スピーカーとフルレンジユニットにめちゃくちゃこだわっているメーカーのものです。フルレンジスピーカーを選択する方はその理由として1ケのスピーカーユニットを使用することによる音場上のメリットやネットワークを使用しなくてもよいため低歪というメリットを挙げます。しかし、世のスピーカーの大半がフルレンジではないということはそれ以上にデメリットがあると考えることができます。そのデメリットとは、...フルレンジスピーカーは本当に高音質か?vol.1

  • 第1報! 6月の勉強会

    明日、明後日は6月のイベントが開催されますが6月の勉強会の概要が決定しました。テーマは『スピーカー自作のための基礎知識1』です。6月11日(土)13:30~、6月12日(日)10:30~の2回行います。密を避けるため2回同じ内容です。会場は岐阜県大垣市上石津町一之瀬のムジカ試聴室(ログハウス)です。入場無料で事前申込も不要です。スピーカーの自作はオーディオ機器の自作の中でも最も難しいと思います。オーディオメーカーで誰にでも勧めることができるスピーカーを開発している会社はかなりのお金持ちです。当社のようなアンプを製造するメーカーは測定器一式揃えても100万程度ですが、スピーカーを開発するためには無響室や防音室が必要で、数千万円必要です。中には、こういった設備なしでスピーカーを製造しているメーカーもありますがそうい...第1報!6月の勉強会

  • 5月のイベント決定! vol.13

    5月のイベントは『最新レコード再生vs真空管ラジオ』です。いよいよイベント目前です。イベントのレジュメができました。こちらからダウンロードできます。今回のイベントは製品のご紹介というよりはオーディオを楽しんでいただくためのイベントで通常のイベントよりもたくさんの曲を再生する予定です。また、今回はじめての試みとして、1950年代、60年代の真空管ラジオに外部入力を追加し、スマホやインタネットラジオを接続して音楽をお楽しみいただきます。けっして高音質ではありませんが、当時の曲を当時再生されていた状態で聴く面白さをぜひ体験していただきたいと思います。また、最新のアナログレコード再生システムもお聴きいただきます。こちらは超広帯域、超低ノイズのレコード再生をお楽しみいただきます。特に、フォノアンプCuculo-pho2の...5月のイベント決定!vol.13

  • 5月のイベント決定! vol.12

    5月のイベントは『最新レコード再生vs真空管ラジオ』です。このイベントこのイベントで使用する機器のご紹介です。以下は『5月のイベント決定!vol.11』の続きです。***************************************************************そんなMI型カートリッジですが、これまでムジカ試聴室ではMIカートリッジのGRADOPrestigeBlue3を使用していましたが最近、GRADOPrestigeSilver3に変更しました。たしかに音質は向上したのですが、構造上の違いがよくわからないのでアメリカのGRADOのウェブサイトの情報をベースに日本の輸入元に問い合わせをしてやっと腑に落ちる内容を得ることができました。他のサイトに書かれている情報と異なる部分もあります...5月のイベント決定!vol.12

  • 5月のイベント決定! vol.11

    5月のイベントは『最新レコード再生vs真空管ラジオ』です。このイベントこのイベントで使用する機器のご紹介です。以下は『5月のイベント決定!vol.10』の続きです。***************************************************************そして、現在GRADO社で使用されているMI型カートリッジの構造ですが、前回ご説明しましたようにMM型はコイルが固定され、マグネットが稼働します。MC型はマグネットが固定され、コイルが稼働します。それではMI型は?MI型は『ムービング・アイアン型』を意味しコイルもマグネットも固定され、その真ん中にある小さな鉄片が稼働します。『イメージ』で説明しますと、1/200くらいの大きさの5番アイアンのグリップエンドに針が接着してあります...5月のイベント決定!vol.11

  • 5月のイベント決定! vol.10

    5月のイベントは『最新レコード再生vs真空管ラジオ』です。このイベントこのイベントで使用する機器のご紹介です。以下は『5月のイベント決定!vol.9』の続きです。***************************************************************そしてMC型カートリッジの最大の欠点は稼働しているカンチレバーからボディに子令されている出力端子にコイルの引き出し線が接続されているという点です。この引き出し線はカンチレバーにとって負荷になります。それも、一定量の負荷ではなく、個体ごとに管理できない負荷なのです。この問題を解決することは不可能でとうとう、GRADO社は自ら世に出したMCカートリッジを捨てMI型という新しいタイプのカートリッジに切り替えてしまいました。余談ですが、...5月のイベント決定!vol.10

  • 5月のイベント決定! vol.9

    5月のイベントは『最新レコード再生vs真空管ラジオ』です。このイベントこのイベントで使用する機器のご紹介です。以下は『5月のイベント決定!vol.8』の続きです。***************************************************************次にカートリッジをご紹介します。メーカーはアメリカのGRADOです。このメーカーはヘッドホンのメーカーとして有名ですが、実は1953年に設立され、MCカートリッジを初めて量産化したメーカーです。多くのカートリッジはシェルリードを接続する部分が4色に色分けされています。青左チャンネルマイナス緑右チャンネルマイナス白左チャンネルプラス赤右チャンネルプラスを表しますが、これはGRADOが社内規格として使用していたものが世界中のカートリ...5月のイベント決定!vol.9

  • 5月のイベント決定! vol.8

    5月のイベントは『最新レコード再生vs真空管ラジオ』です。このイベントでは新製品のフォノアンプがお披露目となります。その詳細についてです。以下は『5月のイベント決定!vol.7』の続きです。***************************************************************これまでプロトタイプのフォノアンプの最大の特徴であるSb(疑似バッテリー回路)について書いてきました。このフォノアンプにはSb(疑似バッテリー回路)以外にもうひとつ低ノイズ化の工夫があります。それは低インピーダンス化です。フォノイコライザー回路には数百キロオームという高抵抗が使われています。こういった高抵抗は電波ノイズが混入しやすいのでこのフォノアンプではすべての抵抗を100キロオーム以下にして低イン...5月のイベント決定!vol.8

  • 5月のイベント決定! vol.7

    5月のイベントは『最新レコード再生vs真空管ラジオ』です。このイベントでは新製品のフォノアンプがお披露目となります。その詳細についてです。以下は『5月のイベント決定!vol.6』の続きです。***************************************************************それでは、Sb(疑似バッテリー回路)がどのようにして、(1)~(3)を克服したかをご報告したいと思います。次は、『(3)バッテリー電源は電気的に家庭用の100v電源と絶縁されている』です。実は家庭用の100v電源を絶縁することは難しいことではありません・・・コストを考えなければ。絶縁トランスを使用します。しかし、絶縁トランスはロスが大きくロスを少なくするためには十分に大きな容量のトランスを使用しなけれ...5月のイベント決定!vol.7

  • 5月のイベント決定! vol.6

    5月のイベントは『最新レコード再生vs真空管ラジオ』です。このイベントでは新製品のフォノアンプがお披露目となります。その詳細についてです。以下は『5月のイベント決定!vol.5』の続きです。***************************************************************それでは、Sbがどのようにして、(1)~(3)をどのように克服したかをご報告したいと思います。次に、『(2)バッテリー電源は家庭用の100v電源のように電圧が常に変動するということはない』です。バッテリーであっても電圧変動がゼロというわけではありません。バッテリーは蓄電量が減っていくと電圧が低下していきます。しかし、これは長い時間をかけて少しづつ低下していきますのでそれほど問題にはなりません。また、バ...5月のイベント決定!vol.6

  • 5月末に変わること

    半導体不足やガソリンの高騰等値上げの言い訳はいくらでもあるのですがこのところの値上げラッシュはオーディオ界でもひどいものです。当社が生産しているムジカ製品はもう少し値上げなしで頑張ろうとおもっていますが、他社から完成品を当社が購入してセット販売している商品は値上げせざるをえません。4月には英regaのレコードプレーヤーやSONYのサブウーハーが値上げになりましたが5月末には米GRADOのカートリッジも値上げになるようです。また、値上げに伴ってセット販売を取りやめなければいけないものもあります。それらをまとめてみました。(イ)米GRADOステレオカートリッジPrestigeBlue317270円(税込)->22880円(税込)なんと32%もの大幅値上げです。値上げの理由は米国での値上げによるものだそうです。しかし...5月末に変わること

  • 5月のイベント決定! vol.5

    5月のイベントは『最新レコード再生vs真空管ラジオ』です。このイベントでは新製品のフォノアンプがお披露目となります。その詳細についてです。以下は『5月のイベント決定!vol.4』の続きです。***************************************************************それでは、Sbがどのようにして、前回までの(1)~(3)をどのように克服したかをご報告したいと思います。まず、『(1)バッテリー電源は家庭用の100v電源のように外来ノイズが混入しない』ですが、フォノアンプにおいて問題となるノイズは2種あります。ハムと高周波ノイズです。ハムとは電源周波数またはその高調波が電源回路に漏れるものでこの辺りでは60Hz、関東では50Hzになります。電源回路にフィルター回路を...5月のイベント決定!vol.5

  • 5月のイベント決定! vol.4

    5月のイベントは『最新レコード再生vs真空管ラジオ』です。このイベントでは新製品のフォノアンプがお披露目となります。その詳細についてです。以下は『5月のイベント決定!vol.3』の続きです。***************************************************************前回までに書いてきまいたようにCuculo-pho-stはバッテリーを搭載しているため以下の3点が家庭用の100v電源よりも優れておりそれが高音質化に貢献していると考えられます。(1)バッテリー電源は家庭用の100v電源のように外来ノイズが混入しない(2)バッテリー電源は家庭用の100v電源のように電圧が常に変動するということはない(3)バッテリー電源は電気的に家庭用の100v電源と絶縁されている逆に...5月のイベント決定!vol.4

  • 5月のイベント決定! vol.3

    5月のイベントは『最新レコード再生vs真空管ラジオ』です。このイベントでは新製品のフォノアンプがお披露目となります。前回の『5月のイベント決定!vol.2』の続きです。次に(3)バッテリー電源は電気的に家庭用の100v電源と絶縁されているですが、これには少し長い説明が必要です。フォノアンプはピンケーブルでプリアンプに接続して使用します。一般的には、プリアンプもフォノアンプも電源は100vの家庭用コンセントに接続されています。つまり、次のような接続がされています。フォノアンプー>ピンケーブル->プリアンプ->電源ケーブル->壁コンセント->電源ケーブル->フォノアンプフォノアンプからまわりまわってまたフォノアンプに戻っています。ピンケーブルと電源ケーブルを介してループになっていることが判ります。昭和の時代のブラウ...5月のイベント決定!vol.3

  • 5月のイベント決定! vol.2

    5月のイベントは『最新レコード再生vs真空管ラジオ』。このイベントでは新製品のフォノアンプがお披露目となります。現在当社ではステレオのフォノアンプはCuculo-pho-stがラインナップされています。Cuculo-pho-stはバッテリーを搭載し、これまで当社で発売してきたフォノアンプや当社が設計を担当し他社からOEMの形で発売されたすべてのフォノアンプの中で最も低ノイズの製品です。低ノイズが実現できているのはいくつかの理由がありますが最も大きな理由はバッテリーを搭載しているという点です。バッテリーによる低ノイズ化には3つの要素が関係しています。(1)バッテリー電源は家庭用の100v電源のように外来ノイズが混入しない(2)バッテリー電源は家庭用の100v電源のように電圧が常に変動するということはない(3)バッ...5月のイベント決定!vol.2

  • 5月のイベント決定! vol.1

    5月のイベントが決定しました!テーマは『最新レコード再生vs真空管ラジオ』。今回は最新のフォノアンプによる1980年代の高音質レコードの再生や、Bluetoothを組み込んだ1950~60年代の真空管ラジオによるモノラル時代のJAZZの再生等オーディオのいろいろな楽しみ方を提案するイベントです。会場は岐阜県大垣市上石津町一之瀬のムジカ試聴室(ログハウス)。5月28日(土)13:30~、29日(日)10:30~に開催します。密を避けるため2回同内容です。入場無料で事前申込も不要です。ところで、このイベントでは新製品のフォノアンプがお披露目となります。そのフォノアンプは・・・次回に続きます。ムジカコーポレーション公式ウェブサイト≪スピーカー&Bluetoothプリメインアンプセット≫ドイツ・クアドラルスピーカーAR...5月のイベント決定!vol.1

  • 5月の勉強会『オーディオケーブルのウソ・ホント』復習編 vol.4

    「5月の勉強会『オーディオケーブルのウソ・ホント』復習編vol.3」の続きです。オーディオケーブルのウソ・ホントを電子回路技術者の視点で解説しています。ピンケーブルでは周波数特性が問題になりましたがスピーカーケーブルではどうでしょうか?実はスピーカーケーブルは周波数特性が問題になることはまずありません。その理由を書きたいと思います。下図は前回登場したピンケーブルのインピーダンスを模擬的に表した回路図です。同じようにスピーカーケーブルを回路図にしてみましょう。スピーカーケーブルの場合は条件に幅がありますので最も周波数特性が悪いと思われる数値にしてあります。半導体アンプであれば、こんな特性のものは少ないとはおもいますがこんなに条件が悪くてもピンケーブルよりも100倍くらい周波数特性がよくなります。その原因はインピー...5月の勉強会『オーディオケーブルのウソ・ホント』復習編vol.4

  • 5月の勉強会『オーディオケーブルのウソ・ホント』復習編 vol.3

    「5月の勉強会『オーディオケーブルのウソ・ホント』復習編vol.2」の続きです。オーディオケーブルのウソ・ホントを電子回路技術者の視点で解説しています。次に6Nのメリットですが、4Nの銅の中に混入しているごくわずかな不純物が半導体のような働きをして歪を発生させていると考えた方がいました。さらに不純物を減らせば、より歪率は減ってクリアな音になる!・・・ということですが、実際にはこの歪率の減少を既存の測定器で測ることはできません。それほど僅かな差しかないということです。次に(2)周波数特性について考えてみましょう。はじめに、ネタバラシとなりますが、周波数特性が問題になるのはピンケーブルでスピーカーケーブルでは問題になりません。その理由は後程書きたいと思います。ピンケーブルは高周波特性が良くありません。ピンケーブルに...5月の勉強会『オーディオケーブルのウソ・ホント』復習編vol.3

  • 5月の勉強会『オーディオケーブルのウソ・ホント』復習編 vol.2

    「5月の勉強会『オーディオケーブルのウソ・ホント』復習編vol.1」の続きです。オーディオケーブルのウソ・ホントを電子回路技術者の視点で解説しています。次に(3)素材(線材・絶縁体)についてです。オーディオケーブルの導体部分の素材はその多くが銅が使われます。一般的に使用される種類はOFCというもので無酸化銅とも呼ばれます。これは銅の中に僅かに残っている酸素を取り除いたものでその純度は99.99%です。そのため4N(フォー・ナイン)と呼ばれたりもします。最近では6Nも安く出回っていますがこれは銅の純度を99.9999%まで高めたもので、ロスが少なく高音質とされています・・・が、実際には抵抗値は2~4%減る程度です。それならば、金属の中で最も抵抗値の低い銀線ならばさぞロスが少ないだろう・・・とおもいきやこちらは5%...5月の勉強会『オーディオケーブルのウソ・ホント』復習編vol.2

  • 5月の勉強会『オーディオケーブルのウソ・ホント』復習編 vol.1

    昨日は5月の勉強会『オーディオケーブルのウソ・ホント』でした。たくさんのご来場ありがとうございました。今回の勉強会は実際の数値を挙げて計算をしながら電子回路技術者の視点でケーブルの本質にせまってみました。テキストを以下のサイトからダウンロードすることができます。https://www.musika.jp/nws/2022_05_benkyoukai.pdfテキストではスピーカーケーブルとラインケーブルを(1)直流抵抗(2)周波数特性(3)素材(線材・絶縁体)(4)構造に分けて解説しました。この中の一部を『復習編』ということでブログに記したいと思います。まずは(1)直流抵抗についてです。直流抵抗は『ロス』と言い換えることができるでしょう。つまり、そのケーブルを使用することでの音楽信号の電圧降下がどの程度あるのかと...5月の勉強会『オーディオケーブルのウソ・ホント』復習編vol.1

  • 今日・明日は5月の勉強会『オーディオケーブルのウソ・ホント』

    今日と明日は5月の勉強会『オーディオケーブルのウソ・ホント』です!8Nが良い?銀線?単線?テフロン?10万円のケーブルは良い音?これらオーディオケーブルに関する疑問を電子回路設計者の観点から考察します。日時:5月7日(土)13:30~5月8日(日)10:30~(密を避けるための措置で2回とも同じ内容です)場所:大垣市上石津町ムジカ試聴室(ログハウス)テキストを以下のサイトからダウンロードすることができます。https://www.musika.jp/nws/2022_05_benkyoukai.pdf入場無料、事前申込不要です。初めての方もお気軽にお越しください。ムジカコーポレーション公式ウェブサイト≪ラインケーブルStella(ステルラ)発売≫ムジカの完全オーダー製のコストパフォーマンスに優れたラインケーブル...今日・明日は5月の勉強会『オーディオケーブルのウソ・ホント』

  • レコードプレーヤー rega P2の脚 番外編4

    『レコードプレーヤーregaP2の脚番外編3』の続きです。当社試聴室(ログハウス)で使用しているレコードプレーヤー英rega社のP2Mark2で様々な実験をしています。始めの実験はトーンアームの感度を下げる実験の実用版です。トーンアームの先端に10円玉を両面テープで張り付けることにより感度を下げる実験を行いました。10円玉では見た目がイマイチですので鉛にしました。(1)まずはシェル上部に1枚だけ取り付けました。2.8gとなり10円玉の約半分の重さです。音質の変化は10円玉を100%だとすると70%程度の変化に感じました。(2)次に2枚目を取り付けました。シェルに取り付けるところがなかったのでカートリッジの下部に取り付けてみました。音質の変化は10円玉を100%だとすると120%程度に感じました。また、思いのほか...レコードプレーヤーregaP2の脚番外編4

  • レコードプレーヤー rega P2の脚 番外編3

    『レコードプレーヤーregaP2の脚番外編2』の続きです。当社試聴室(ログハウス)で使用しているレコードプレーヤー英rega社のP2Mark2で様々な実験をしています。始めの実験はトーンアームの感度を下げる実験の音質評価です。トーンアームの先端に10円玉を両面テープで張り付けると、トーンアームの動きは悪くなり、カートリッジのカンチレバーの動きはより正確になると考えました。比較試聴したときの音質ですが、10円玉を載せたとき音場は横方向の音場がほんのわずかに狭くなると感じました。高音は変化は感じられませんでした。低音は100Hz以下の低音が締まった音になり低音の余分な付帯音が減少しました。総合的には10円玉を載せた方が好ましいと思えました。しかし、10円玉では見た目の問題があります。そこで10円玉の代わりに重りを使...レコードプレーヤーregaP2の脚番外編3

  • レコードプレーヤー rega P2の脚 番外編2

    『レコードプレーヤーregaP2の脚番外編1』の続きです。当社試聴室(ログハウス)で使用しているレコードプレーヤー英rega社のP2Mark2で様々な実験をしています。始めの実験はトーンアームの感度を下げる実験です。その方法ですが、トーンアームの先端に10円玉を両面テープで張り付けます。10円玉はできるだけ摩耗していない新しいものを選びました。10円玉の重さは4.5gです。両面テープとあわせて5gほどになると思います。使用しているカートリッジ米GRADO社PrestigeBlue3は自重5.5gですのでカートリッジの重さが約2倍になったと考えることができます。こうすることで、慣性によりトーンアームの動きは悪くなり(感度が低くなる)カートリッジのカンチレバーの動きはより正確になると考えられます。尚、このときの針圧...レコードプレーヤーregaP2の脚番外編2

  • レコードプレーヤー rega P2の脚 番外編1

    『レコードプレーヤーregaP2の脚vol.6』の続きです。当社試聴室(ログハウス)で使用しているレコードプレーヤー英rega社のP2Mark2の脚の素材と位置を変える実験をしてきました。一連の実験をしていくなかでアームの質量について疑問が生じました。レコードプレーヤーにはトーンアームとカートリッジの感知レバーという2つの可動部分がありますが、この2つの可動部分はお互いに矛盾する動作をします。「アームは感度が高い方が良い」と言われますがこれはレコードの溝を正確にトレースすることができるからでかつてのアームは、ナイフエッジとか、ワンポイントアームとか色々知恵をしぼっていましたが、現在はアームの工作精度が高く、ベアリングの精度も高いのでかつてのアーム以上の感度にすることは容易です。そんな現代のアームは僅かな力で簡単...レコードプレーヤーregaP2の脚番外編1

  • レコードプレーヤー rega P2の脚 vol.6

    『レコードプレーヤーregaP2の脚vol.5』の続きです。当社試聴室(ログハウス)で使用しているレコードプレーヤー英rega社のP2Mark2の脚の素材と位置を変える実験をしています。最後の実験として、脚を使用する向きを検証しました。プレーヤーと防弾ガラスのラックの間に設置する脚を上向きにするか下向きのするかの検証です。設置した時の安定性は下向きの方が安定するのですが音質の変化は上向きも下向きも差は感じられませんでした。上向きでも下向きでも珪藻土という素材の中の振動は同じだから変化はないということなのだと思いますが接点部分の素材の違いはチェックしてみなければなりません。プレーヤーはMDF、足は珪藻土とアルミ、ラックはガラスです。しかし今回のような使い方では接点部分の素材の差よりも振動が伝達する部分の素材の差の...レコードプレーヤーregaP2の脚vol.6

  • レコードプレーヤー rega P2の脚 vol.5

    『レコードプレーヤーregaP2の脚vol.4』の続きです。当社試聴室(ログハウス)で使用しているレコードプレーヤー英rega社のP2Mark2の脚の素材と位置を変える実験をしています。金属の脚から高さ5.5cmの珪藻土に変更したときにマイナスポイントとして低域の中の特定の音が強調されるという現象がありました。現象は5.5cmという高さによって不安定になったことで発生するのではないかと考え珪藻土を高さ3.5cmにカットしました。音質の変化ですが・・・マイナスポイントだった低域の中の特定の音が強調されるという現象が少し収まりました!次に、珪藻土はとても柔らかい石なので今後、先端部分が欠けてくる可能性があります。そこでアルミテープを貼ることにしました。このテープを丸くカットして先端部分に張り付けました。これで強度も...レコードプレーヤーregaP2の脚vol.5

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