現状の円はどれほど「安い」のか
1ドル=126円を一時突破するほどに現状の円は安くなっており、この円安が改善される兆しが見えていません。この円安状況というのはどの程度の水準なのでしょうか?こちらから引用リンク***「プラザ合意」前の1985年前半と同じ円安水準円安に歯止めが掛からない。円は今どれほど「安い」のか。購買力平価を物差しにして見てみよう。購買力平価とは2国間の物価水準がおおよそ等しくなる為替レートのことである。計算の手法によって同レートは変わってくるため、絶対的に正しいものは存在しないのだが、参考例として国際通貨基金(IMF)の推計値(2021年10月時点)を見てみよう。IMFによる2022年(通年)のドル円レートの推計値は1ドル=96.142円となっていた。4月13日夕方の実際のレートは1ドル=126.10円前後だったので、購買力...現状の円はどれほど「安い」のか
2022/05/21 08:00