野村證券の本社営業企画部で満4年が経過しようとしていた。仙台支店、新宿野村ビル支店、そして営業企画部と異動し、私も35歳となった春に、首都圏本部最下位の大宮西…
伝説の営業マン『市村洋文』が語るひとり言
大学時代には1億円も稼いでビジネスマンとしての才能の片鱗を表し、更に自身を厳しい環境に身を置くため、日本一厳しいノルマが課せられたバブル期の野村證券に入社し、他社の追随を許さない圧倒的な記録を打ちたてた市村洋文のブログです。
①日本の株価と不動産価格は連動する。2020年夏から上昇傾向にある。②月次の住宅価格が2020年8月以降に急上昇し始めている。平均すると約3年間で20%以上も…
若い子たちが東京などの都市部で生活するのは大変だ。ワンルームマンションで板橋区でも6~7万円するらしい。四谷近辺では同じワンルームでも13~14万円の家賃とな…
今の若い人たちを見ていて残念だなと思うことがある。それは営業職を希望しない人が最近多くなってきていることだ。企画やマーケティングの仕事は営業をやってきた者でな…
夕刻時に新宿歌舞伎町の新宿通り辺りを車で走っていると、派手な広告を張り付けたトラックを良く見かける。ほとんどがホストクラブの広告だ。「年間売上1億円、カリスマ…
今の小・中・高校生の男子の「大人になったら何になりたいか」という質問の答えは「会社員」だったそうだ。第一生命保険の調査結果だが、はっきり言って私は驚いた。そし…
私はご存じのようにカラオケが好きだ。大きな声で歌うとストレス発散にもなり気持ちが良い。仲間とも盛り上がれる。お客様とも距離が一気に縮まる。「目をつぶると」本当…
コロナ禍の3年間はなんだったのだろうか。私は自分に結界が出来ているので、いつもと変わらず仕事も生活もしていた。お蔭様でコロナにも一度も罹っていない。コロナ禍の…
おにぎりがブームになっていると聞いた。弊社のお客様の中には、10年保管可能なおにぎりを扱う会社もあるが、災害時に役立てたいし日本の伝統食として海外にも出したい…
私の主催している特設経営者合宿も100回を超えたが、参加された約3000人近くの方の中で、特に著しい成功をした人のレポートに共通した言い回しがわかってきた。①…
アフターコロナで問題になっているのが、人に会うのがツライ若者が増えているといったことだ。3年以上、マスクやリモート生活がそうさせたのだろうか。コミュニケーショ…
不動産業界では社長より高給を取っている営業マンがいる。不動産の営業では基本給の他にインセンティブを付けるので、売り上げが多ければ多いほど収入も上がる。インセン…
金木犀の甘く爽やかな香りが感じられる季節になった。先日も少し時間ができたので、近所へ散歩に出ると、どこを歩いても至るところで、その甘い香りが漂い、見上げると、…
円安の動きが収束しない。日米の金利差だけで対ドルでの円安を説明するのも難しい局面にある。長期的には、日米の経済活力との関係が強い。この関係を端的に表すのが実効…
プライベートで「いっちゃん」と呼ばれている人の一人に、立教大学の先輩であり、フリーアナウンサー・ニュースキャスターの古舘󠄁伊知郎さんがいる。「古舘節」と形容さ…
私にはこの歳になっても仕事が毎日ある。365日のうち364日は仕事がある。休むのは正月の一日だけ。矢沢永吉にとっての歌。エディー・ジョーンズにとってのラグビー…
いくつになっても何かに熱中している人は輝いている。高みを目指して努力することが、精神や肉体を活性化させるのだろう。いわゆる健康寿命を延ばすことにもつながるはず…
私もサラリーマン時代が16年あった。野村證券で16年間お世話になったが、新人の時から私自身が経営者になったつもりで仕事をしてきた。単純な労働者になった途端、仕…
佐渡ヶ嶽部屋の琴ノ若の関脇昇進の祝いをユニ・チャームの高原利雄ファウンダー(現・ネクサスエージェント取締役)と「麤皮」で開催させてもらった。琴ノ若の母方の祖父…
啐啄(そったく)という言葉を御存知か。「啐」は鶏卵が孵化しようとするとき雛が殻を内からつつくこと。「啄」は母鶏がそれに応じて外から殻をつつくことの意。私が野村…
2023年10月15日の日経新聞朝刊の社会面に、「コンサル転職訴訟」の記事が出ていた。役員を務めていた古巣から退職した後に訴えられたという事案。前職の会社側か…
バックミラーに自分の未来は映らない。過ぎ去ったバックミラーの景色を見ても何も始まらない。今、自分が走っている目の前の景色を凝視するだけでいい。自分の将来は、こ…
巷に本当にヤワい男が多くなってきた。こんなんでこれからの日本は大丈夫なのかと本気で憂いている。これもあれも、全ては我々が悪いのだ。今の若者にあるべき大人の考え…
この夏は猛暑や豪雨など自然の猛威が続いた。やっと朝晩は涼しくなり、秋の気配を感じるようになった。10月27日は十三夜だが見れるだろうか。日経プラスワンでは月見…
私たちのパソコンに入っているCPU(頭脳部分)の16万倍の頭脳を持っているのがスーパーコンピュータ『富岳』だ。現在、計算の速さや正確さでは世界一だそう。この『…
9月20日に国土交通省が発表した全国の地価で、最も高かったのが銀座2丁目。インバウンドの期待感などで4年ぶりに上がった。1㎡あたり4010万円だった。東京都内…
サザンオールスターズは今年デビュー45周年。「茅ヶ崎ライブ2023」が9月30日に開催された。サザンを聴くと、神奈川・湘南辺りの海が思い浮かぶ。江の島、茅ケ崎…
人への投資ができない会社は伸びない。社員を集めて最新の営業手法を教えたり、現在のマーケット環境や経済状況を理解させ、視野を広げるのも重要である。しかし、研修だ…
先月の9月15日より17日まで100回目の特設経営者合宿を北軽井沢のエルウイングで開催した。記念すべき100回目の合宿に80名近くの経営者の方々にご参加頂いた…
年収1億円を超えると加速度的に資産は増えていく。今、自分がやっている労働集約型の収入と資産運用型の収入の2つを増やしていく。つまり、自分の今の仕事の収入も増や…
「NO GUTS、NO GLORY」「NO TRY、NO CHANCE」サッカーでシュートを打たなければ点は入らない。営業という仕事は、営業すればするほど、運…
今から34年前の1989年(平成元年)は日本中が異常な熱気を帯びていた。株価の上昇が庶民の年収を上回るような値上がり益を生み出していた。一方で都心部には普通の…
営業の仕事をしていると、「万事休す」の連続だ。もう数字を作る対象先が一社もない。万策尽きたと新宿中央公園のベンチで肩を落とす若き日の自分が見える。しかし、その…
100回目の特設経営者合宿でも新しい若手経営者の出会いが数多くあった。10代の頃は暴走族に属し、ヤンチャの限りを尽くし、先輩にぶん殴られた後遺症で、今も左耳が…
金はもともと使うためにある。お金を貯めるより使うことの方が圧倒的に楽しい。これは人間の本質。しかし、現在の日本においてはどうか。気持ち良くお金を使える精神状態…
37歳で野村證券の大森支店の支店長になった時に、着任早々に全社員を最上階にある大ホールへ集めて、3枚の紙を配って「今後の大森支店の目指すべき方向性」について説…
我々の給料は誰から頂いているのか忘れているサラリーマンが実に多い。給料は全てお客様から頂いている。その事実を忘れてしまう。長くサラリーマンをやっていると、毎月…
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野村證券の本社営業企画部で満4年が経過しようとしていた。仙台支店、新宿野村ビル支店、そして営業企画部と異動し、私も35歳となった春に、首都圏本部最下位の大宮西…
日経新聞の「私の履歴書」は42年前から毎日楽しみに読んでいる。成功者の一生を1カ月間で学ぶことができるのは実に有り難い。成功者は人生の最期に「人生には仕事やお…
昭和の時代、戦後から平成の始めまで日本人は実に良く働いてきた。無我夢中で働いてきた。生きるために働いてきた。私は昭和の時代の最後の数年を野村證券で働いたが、朝…
特設経営者合宿も107回目を超えた。毎回60名を超える参加者が北軽井沢に集まる。参加者の方々は皆が真剣。各々が自分の立場、ビジネスにおいて多くの問題、課題を抱…
野村證券にはいくつもの「都市伝説」なるものがある。野村の朝は早い。私が野村にいた20代、30代の時は、朝7時丁度には支店全社員で「ラジオ体操第一」のテープを流…
経営者の仕事とは何か。自分の社員らが思い切って仕事ができる環境を作ってあげることだ。例えば、制限速度のない、信号のない、素晴らしい設計のドイツのアウトバーンの…
日本人の我々が大切にしてきたものは何だろうか。親を大切に思う「孝心」の気持ち。誰も見ていない所でも一生懸命に努力をする「慎独」の心。汗を流して働くことの大切さ…
正直、60代で友人が亡くなっていくと私自身も落ち込む。葬式に参列する度に、自分もそういう歳になったのかと思ってしまう。しかし、この男のステージのDVDを観ると…
30代、40代でもう延び切っている奴を見ると、「おまえ、生きてんの?」と聞きたくなる。人生100年の時代で30代、40代で疲れていてどうすんのとも思う。人生は…
私が後藤佳英君と初めて出会ったのは練馬区立田柄中学校の時だ。私は練馬区立北町小学校から、父親の転勤の関係で田柄へと引越し、近くの田柄中学校へと通うこととなった…
45年前の大学生の頃、茨城の阿字ヶ浦の海でサーフィンに夢中だった。なんであんなにサーフィンに夢中になれたのだろうか。初めて波に乗れた感動。そのフィーリングが忘…
大企業に行って飼い殺されるのなら、たった一度の自分の人生なのだから、本物のプロの集まるビジネスフィールドに戦ってみてはどうだ。私も大学を卒業し大企業に入社した…
私は良く、私の主催している「特設経営者合宿」で受講生の若き経営者から同じ指摘を受ける。「市村さんって、メチャクチャ働いているのに実に楽しそうですよね。本当に爽…
私は新人社員の人たちに自分自身に損益計算書を持てと必ず伝える。学生と社会人とは全く違う。学生は学校のお客様であって、学生が講義をさぼってスタバでコーヒーを飲ん…
先日も壮絶な人生を歩んできた30代の社長に会った。小学校中退と笑いながら私に言い、実は「院」卒だと言う。小学校中退で大検も取り大学院まで出たのかと聞いたら、彼…
ロシアがウクライナに侵攻してきてから、アメリカの軍事産業株は大幅に値上がりした。日本で国産の武器を三菱重工あたりが作ったら、アメリカは大量に購入してくるであろ…
努力しないで旨くいくことはない。たまたま旨くいっても継続はしない。偶然の勝ちはあっても、偶然の負けはない。負けには必ず原因がある。ビジネスの世界で言えば、常に…
仕事って何だろう。仕事を通して我々は4つのことに占有されている。1つは「時間」。2つ目はオフィスという「空間」に縛られている。3つ目は「気持ち」。仕事ができて…
年収1000万円の世帯は勝ち組かの疑問を呈した書籍がある。それは、マネーステップオフィス㈱の代表取締役の加藤梨里氏の書いた「世帯年収1000万円~勝ち組家庭の…
野村證券の2つ上の先輩で、タワー投資顧問において基幹ファンド「タワーK1ファンド」をローンチし、現在個人資産800億円超を持つ清原達郎氏が初めて書いた「わが投…
コンサルタントの仕事はゴルフで言えばキャディでしかない。プレーヤーではない名キャディであるべき。そもそもコンサルタントは当事者ではない。第三者としての意見は客…
私はタワマン(タワーマンション)を買わない。私の知人経営者が住んでいた武蔵小杉のタワマンに行ったことがある。武蔵小杉は「タワマン銀座」と呼ばれるほど多くのタワ…
コロナが5類へと移行し、街中でマスクをしないで歩く人々の数も増えてきた。コロナ禍によって東京一極集中に変化が起きるのではないかと予測する向きも多かった。この3…
令和5年に東京都の人口は1400万人を超えた。しかし、2025年には東京都の人口はピークアウトする。理由は本格的な人口減少社会へと突入していくからである。昨年…
新入社員の時の一年間が自分のそれからの人生を決めてしまうと言っても過言ではない。ならば、新入社員としてどんな意識を持って仕事に取り組んだらいいのか。私は以下の…
今年64歳になったが、365日一年中仕事がある。この歳になってこれだけ仕事がある喜び。一日中、家の中で過ごすなど私にとっておもしろくも何ともない話。朝から晩ま…
特設経営者合宿を主催していると2種類の人種に出会う。「別にこのままでいいじゃないか」という人たち。冷笑主義者たちだ。「どうせ今の会社で何をやっても無駄だ」と捉…
9日間連続の研修を請け負ったが、さすがに64歳の身体にはきつかった。しかし、若い人達の熱い眼差しを見ていると、無限の可能性を持っている彼らにいい加減な研修は出…
大磯プリンスホテル内にある「サーマル スパ エスウェーブ」がヤバい!施設はインフィニティプール、天然温泉、サウナなど10以上のスペースがある。どれも清潔でいい…
私がユーミン(松任谷由実)のファンであることは周知の事実だ。私の青春時代のバックグラウンド・ミュージックであり、ユーミンと共にあったといっても過言ではない。今…
NHKの大河ドラマは好きで観ている。今は徳川家康の生涯を描く「どうする家康」。誰もが知る歴史上の人物を、新たな視点で捉えた物語には歴史好きならずとも引き込まれ…
企業研修のメンバーや、若手社員と一緒に仕事の後にカラオケに行くことがある。20代だというのに、昭和の歌謡を知っている輩がいる。「この歌いいですよね」と、私が青…
新年度がはじまった。私は新人さんたちに普遍的なこととして「機を捉える」ということを話す。「機」とはチャンスの神様とも言うが、一旦通り過ぎると、後から捕まえよう…
マスクはとれるようになっても、日本経済の回復力は低い。日本の潜在成長率が1%以下の状況から脱することが未だに出来ないでいる。今こそ、日本の中長期的な成長を支え…
当社の16期も3月で終了した。当社社員たちは昨年の6月以降一人も欠けることなく全員で良く頑張ってくれた。営業を統括している若干32歳の本部長の加藤大樹君は、当…
私は日本を代表する数多くの成功者と出会ってきた。彼らに共通したことがあることに気付いた。それは約束を守るということ。成功者はできない約束を決してしない。成功し…
コロナ融資の返済が本格化してきた。そもそも、金利のない世界が異常であったのだ。資本主義の在り方に逆行していたのだ。資本主義とは拡大再生産が基本。サービスの提供…
河島英五の「時代おくれ」を私は良くカラオケで唄う。私がこの歌を唄うと泣いてくれる経営者仲間が何人かいる。経営者の琴線に触れるのだろうか。この歌の歌詞の中で好き…
KOBE証券(インヴァスト)の社長時代に優秀な監査役がいてくれた。A監査役は、私の経営に対する率直な提言、助言を私に直接してくれた。何かあると、内幸町にあった…
4月9日に黒田東彦氏に代わって、日銀総裁に元日銀審議委員で経済学者の植田和男氏が就任する。植田新総裁の手腕に金融マーケットは強い関心を持っている。振り返って1…