2005年から、ライブドアブログにて「岩崎建築研究室・日誌」というブログをさせていただいてきましたが、この度、はてなブログにて「岩崎建築研究室・日誌II」として再出発することといたしました。まだ設計事務所勤めだった2005年4月にブログを始めて、2007年11月の独立
八月のお茶のお稽古。寄り付きの床の間には阿似波の団扇。お店は「阿似波(あいば)」ですが、元禄二年(1689)の創業以来代々受け継ぐのは饗庭(あいば)家、現在十代目。絵柄は俵屋宗達の松島図屏風の写し(ネットで調べたら価格176,000円!)。松島図屏風は尾形光琳のもの
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2005年から、ライブドアブログにて「岩崎建築研究室・日誌」というブログをさせていただいてきましたが、この度、はてなブログにて「岩崎建築研究室・日誌II」として再出発することといたしました。まだ設計事務所勤めだった2005年4月にブログを始めて、2007年11月の独立
旧白洲屋敷、後編。廊下の天井には、大きな一枚板がこれでもかと嵌められている。雪見障子の腰。桐板が楕円に刳り貫かれ、赤杉の柾板がはめられる。束の天端をそのままにしない。折り上げ格天井。高さの違う欄間は鴨居揃え。雪見障子、摺り上げ部の詳細。格天井
東福寺正覚庵の特別公開へ。筆塚があることで有名な寺院だが、奥には白洲次郎の父、白洲文平の屋敷を移築した旧白洲屋敷がある。白洲文平(ふみひら/ぶんぺい1869-1935)は、兵庫県三田市生まれ。文平の父、次郎の祖父の白洲退蔵(1829-1891)は神戸女学院の創設者の一人。
八月のお茶のお稽古。寄り付きの床の間には阿似波の団扇。お店は「阿似波(あいば)」ですが、元禄二年(1689)の創業以来代々受け継ぐのは饗庭(あいば)家、現在十代目。絵柄は俵屋宗達の松島図屏風の写し(ネットで調べたら価格176,000円!)。松島図屏風は尾形光琳のもの
マンションフルリノベの茶室計画。工事が進む現場監理の後、仮組が進む大工さんの作業場へ。建築主さん、全体設計者、現場監督さんとともに。作業場の中に、三畳の茶室が組み上がっている!床柱、床框、落掛、相手柱はすべて古材。床柱、床框は栗、相手柱は松。栗と思わ
マンションフルリノベの茶室計画。今日は埼玉の大工さんの作業場にお邪魔して詳細打ち合わせ。京都から送った銘木、銘竹を開封、確認して、使い方の詳細を相談する。京都の銘竹屋さんから送ってもらった竹の数々。落天井の竿縁用の煤竹、掛け込み天井の垂木用の芽付竹、間
計画を進めていたマンションフルリノベの茶室工事。全体の計画はハクアーキテクツスタジオさんが、茶室部分は岩崎建築研究室が担当で計画を進めてきましたが、この度無事契約も済み、いよいよ着工。今日から解体工事です。建築主さんは小堀遠州流のお茶をされていて、以前
八勝館後編、庭の手入れをされている八勝館の方の案内で庭を散策。松の間と梅の間は茅葺き。残月の間に入る躙口。もちろん本歌の残月には躙口はない。広間に入るのに躙口というのは少し違和感。御幸の間は見学できず。8月の見学会に参加しよう。苑内にはいくつも鉄灯
人生の先輩、社中の後輩のOさんにお誘いいただき八勝館へ。Oさんにはこれまで高麗橋吉兆や八日市招福楼など、自分ではいけないような名店に連れて行っていただき、設計者にとって大変貴重な経験をさせていただいています。今はそのご厚意に甘え、ただただ感謝申し上げるだけ
千葉のマンション茶室リフォーム、三日目。柱が立てられ敷居鴨居の取り付けが進む。昨日立てられた床柱に床框、落掛、相手柱がつけられ、床の間周りが組み上った。床框は松の古材。建築主さんとは柳釘について相談。決まりがあるようではっきりしないので、毎回建築主
千葉のマンション茶室リフォーム、二日目。床組みが進む。スライド式炉壇が納まる部分。動かせない火災報知器と、よりによって釜蛭釘の位置がドンピシャ。小間の茶室で掛け込み天井の垂木に丸太を渡して釜蛭を取り付ける例をヒントに解決策を考える。スイッチも移設
2022年8月末にメールをいただき、計画を進めてきた茶室リフォーム。マンションの和室六畳を、30cm床を上げ四畳半と踏み込みにする計画。図面作成、見積書作成、大工さんの日程調整を経て、いよいよ今日着工です。名古屋で別現場の現場監理の後、15:00頃到着。現場に到着す
奈良のKさんにお誘いいただき善田昌運堂さんの初釜へ。前は何度も通るお店ですが、お道具の価格の0が多すぎて私の経済力では一生買い物をすることはないと思うので、こうしてお誘いいただき中に入ることができるのは大変有り難く、嬉しい。Kさんいつもありがとうございます
着物を着てお稽古場の初釜へ。お茶のお稽古を始めて、初めての初釜が2003年だったので、20年が経ち、21回目の初釜。寄り付きのお軸は、景文の柳に鶯。松村景文(1779-1843)は江戸時代後期に活躍した絵師。四条派の祖、呉春(1752-1811)の弟子(かつ27歳下の異母末弟)で
あけましておめでとうございます。旧年中は大変お世話になり有難うございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。昨年は、工場の中、マンションの最上階、お寺の中、タワーマンションの一室などなど、11件ほどの茶室の設計に関わらせて頂いた。3月には建築士会
古家改修の料理店。大正十四年築の古家の柱は栂(つが)。通し柱など入れ替えが難しい柱はそのまま使用します。足元に古葛石を入れるためにジャッキアップ中。取り外した柱の断面を見るとほとんどの柱が芯去材で、中には四方柾のようなものも。栂普請といえば関西では高
古家改修の料理店。厨房内の間仕切り壁の足元は水を流して清掃することも多いので、ブロックを積んでモルタル塗りとする予定。若い左官屋さんが夜遅くまでかかって仕上げてくれた。おつかれさまでした。
古家改修の料理店。大工さんによる補強工事が進む。配管に必要な天井裏のスペースを確認しながら、梁の補強を決定する。婆娑羅継。大阪城大手門の柱に見られる継手で、長年謎とされてきましたが、1983年にX線撮影により内部構造が明らかになったとのこと。「それほど難し
古家改修の料理店。土間コンが乾いたら、いよいよ大工さんの工事が開始。レーザーを据えて、建物の傾きやねじれを確認してゆく。矩の手(直角)も悪くなく、きちんと建てられた建物であることがうかがえる。個人的には大正昭和初期がこの手の木造建築の一つのピークなので
古家改修の料理店。今日は土間コン打設生コン車が来て、ホースを伸ばして、コンクリ打設中。既存の柱には堰板を巻いて。
2005年から、ライブドアブログにて「岩崎建築研究室・日誌」というブログをさせていただいてきましたが、この度、はてなブログにて「岩崎建築研究室・日誌II」として再出発することといたしました。まだ設計事務所勤めだった2005年4月にブログを始めて、2007年11月の独立