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  • 中板か地板か

    二台目中板の茶室。加工が進む大工さんの作業場へ。加工済みの赤松の床柱。壁下地の加工、廻り縁のコブシとの取り合いも。竿縁の雲紋竹、廻り縁のコブシ、壁留の煤竹。指し回しの廻り縁の加工中。床の間の地板の候補として用意してもらった杉板。もともと茅葺きの古

  • 梨木神社と赤之宮

    最近の散歩より。賀茂川の東堤。すっかり緑のトンネルになった。藤の花。戀之家婆 形見尓将為跡 吾屋戸尓 殖之藤浪 今開尓家里恋しけば形見にせむと我がやどに植えし藤波今咲きにけり(万葉集/山部赤人)低い朝日に照らされて陰影のある北山。楓子と。一緒に居ら

  • 反古襖

    二台目中板の茶室。点前座に設える道庫には、建築主さんがお持ちの古い手紙を使って反古襖にする予定。お預かりした古い手紙をコピーして、試作を作ってみる。実際に貼り合わせてみたところ。文字の大きさや、濃淡のバランス。目立つ文字などは適宜トリミングして。家

  • 茶室材料加工中

    二台目中板の茶室。加工が進む大工さんの作業場へ。作業場の利休梅。集中して加工中。壁留の煤竹。竿縁の雲紋竹など。加工前の柱。

  • アプローチの石仮並べ

    近江の家、現場監理。三週間前、満開だった桜並木もすっかり緑に。今日はアプローチの石の仮並べをする。電板と葛石を引き上げる時に一つ一つ採寸して、図面を作成。ほぼ使い切る予定ですが、こうしたものはやはり実際に並べてみて、具合を見なければならない。おおよ

  • 反古張

    現在進めている二台目中板の茶室では、建築主さんがお持ちの昔の手紙や大福帳を反古紙として、腰張や太鼓襖に使う予定。そこで反古張の過去の作例を見てみる。(参考文献:世界文化社「国宝重要文化財の茶室」、淡交社「茶室露地大事典」、主婦之友社「京四季の茶事」)反

  • 作業場打ち合わせ

    二台目中板の茶室。午前中別現場に行った後、大工さんの作業場へ。作業場に並べられた今回の茶室で使用する材たち。奥から、赤松皮付の床柱、廻縁のコブシ、平天井の竿縁の雲紋竹、壁留の煤竹、間竿、方立ての錆竹、落天井の竿縁の矢竹。落掛の見付けを相談。一寸二分と

  • 銘竹選び

    以前より計画を進めていた、二台目中板上台目の茶室(どんな間取りかはまた後日)。いよいよ準備に取り掛かります。今日は大工さんと一緒に銘竹屋さんへ。平天井の竿縁(雲紋竹)、落天井の竿縁(矢竹)、壁留(煤竹)、片引障子の方立(蔵錆竹)を選びます。昨年九月に建築

  • 二帖台目の撮影

    芦屋の二帖台目の撮影。カメラマンの方と相談して、アングルを決めてゆく。貴人口の障子を外して。床の間には、建築主さんが花を生けてくださった。高さも良い感じ。茶道口より。撮影に立ち会わせてもらうと、カメラマンの方の光に対する繊細な感覚に驚く。光のバランス

  • 茶道具店の竣工写真撮影

    茶道具店の竣工写真撮影。本来なら、今日はお家元を招いての席疲きの予定でしたが、コロナ騒動で中止。そのかわりというわけではありませんが、本日は写真撮影となりました。 事前に考えた撮影プランをカメラマンの方に説明して、アングルを決めてゆく。オーナーには無理を

  • 完了検査

    近江の家、今日は完了検査。完了検査は特段指摘事項もなく無事終了。葛石と電板の玄関ポーチ。濡れ縁では、大工さんが板張り中。沓脱石との納まりを確認。枝垂桜と。トラックが庭にある工事中。濡れ縁は、ほぼ無節の桧板。美しく、贅沢。玄関土間のタイル。

  • 二帖台目完成

    芦屋の二帖台目、現場監理。今日で竣工予定。出来上がった茶室。風炉先窓、天井の障子はLEDの照明だが、調光調色として、自然光と違和感ないよう調節ができる。中柱廻りを見る。リョウブの中柱、引木は隠岐の島の杉。大工、左官、表具、建具、畳、電気。素晴らしい職人

  • 山吹

    山吹朝の散歩。賀茂川から高野川、下鴨神社へ。山吹と桜。花が散り葉の出た桜と、八重の山吹散りゆくさくら。白山吹。白山吹は花弁が4枚。ちなみに一重の黄色は花弁が5枚。山吹と葵橋。藤の花は咲き始め。白山吹の実。「七重八重花は咲けども山吹の実ひと

  • 鴨川の鳥

    朝の散歩。今日は少し足を延ばして荒神橋まで。緑の背景に、白のコサギが映える。以前建築主さんにオススメした版画は、小原祥邨「柳に白鷺」。画家の色彩感覚から学ぶことも多い。カワウ。頭が白くなるのは、繁殖期の婚姻色。荒神橋付近より。抜け毛もだいぶスッキ

  • 沓脱石と桜

    近江の家、現場監理。今日は、建築主さんのご実家から沓脱石を搬出して、現場に据え付けの予定。建築主さんのご実家で放置されていた沓脱石。丸太の杭をコロにして搬出、ミツマタで持ち上げ、軽トラに乗せる。他二石も搬出。庭の片隅には、万延元年(1860)の刻印のある鬼

  • 釜蛭釘と玄関ポーチ

    近江の家、現場監理。東京をはじめ七都府県で緊急事態宣言が出されましたが、京都と滋賀は今のところ未発出。和室の天井が貼られた!大工さんが在庫していた幅広の無垢板。京間二間の八枚割りなので、一枚あたり一尺五寸五分ほど。本物の迫力、本物の味わい。時間ととも

  • 桜と月

    朝の散歩。昨晩は月見散歩を楽しみにしていましたが、仕事で遅くなりできず。六時前に賀茂川へ。日の出がずいぶん早くなった。西には月が。桜と月。月と松。出雲路橋を渡る。日の出。加茂街道沿いの編笠門。だいぶ朽ちてしまっていますが、こうしたものが何気

  • 炉壇と道庫

    芦屋の二帖台目、現場監理。今日は電気屋さんが器具取り付け。炉壇が現場に届いた。大工さんが枠を作り、左官屋さんが土を塗る。沓脱石とタイルも進んでいる。印象的な色のタイル、目地を取らず突き付けで。沓脱石との納まりも、左官屋さんと相談の結果、美しく納まっ

  • 腰張り畳敷き込み

    芦屋の二帖台目。完成が近づいてきている。今日は表具屋さんが腰張りののち、襖障子を納め、その後畳を敷く予定。扇風機で壁を乾かす。絨毯を検討中。どれにしようかな。躙口の網代戸。播半で使われていた建具。沓脱石を持ってきてもらい、位置を検討する。事前に

  • 御所散歩

    日曜日、家族で御所散歩。御所の桜も今まさに見頃。でも宴会は自粛。散歩の人も少ない。ツグミはいつも通り。次男と楓子。桜の時期にこんなに人のいない御所も今年だけ。迎賓館もひっそりしている。突然風が吹いて花吹雪。花びらキャッチではしゃぐ息子たち

  • 植栽

    近江の家、現場監理。川沿いの桜並木が満開。駅から自転車で現場へ。賀茂川の桜と比べると若くて高い。現場に運びこまれた葛石。電板と葛石を組み合わせて、こんな感じのアプローチにする予定。外構工事も進んでいる。上げ下げ窓前に植えられたムクゲ。和室の

  • 賀茂川の桜

    京都でゆっくりお花見ができるのは、今年だけかもしれない。賀茂川沿いは平年でもそれほど混雑するわけでもないけど。出町の柳。カワセミ。満開、散り始め。かくれんぼ。桜のトンネル。葵橋より。おーい。読んだ?桜の幹にキノコ。サルノコシカケ?美

  • 引渡し

    芦屋の茶道具店、改修工事。感染が広がり、世の中は重大な局面を迎えていますが、本日引渡し。午前九時、IKEAのスツールが到着。大工さんに手伝っていただいて、12脚組み立て。お店で勉強会等を開催した時用の椅子です。設計時に選んでオススメしたもの。テンポラリーで

  • 茶道具店完成

    新型コロナウイルスで先行きが見えませんが、芦屋の茶道具店は、いよいよ完成。扉を開けると正面に茶室が見える。両脇には展示台。中に入ると正面に三帖の茶室。茶室の下は引き出し式の収納。壁の中から障子が出てきて仕切ることができる。飾り棚と茶室。飾り棚

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