Wine & Cocktail Bar Ararat Official Blog カクテルで綴る歳時記。プロならではの技とコツもご紹介
カクテルで綴る歳時記。 プロならではの技とコツもご紹介
いよいよ春ですね。日ごと、日差しや風の匂い、街行く人々の装いなどに春を感じさせられる今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。今日は、この春の走りにピッタリな一杯をご紹介しましょう。といつになくあっさりした殊勝な出だしです。咳払さて、「春は苦味」などと申します。本日ご紹介するのは、その苦味、そのハーバルな風味とともにまさしくその色合いが、非常に春的で明るいとても春にふさわしい一品です。その名も『スーズサワー(SuzeSour)』。私のオリジナルです。今回、このブログのシリアス版として併設した『365Cocktails』にも掲載してあります。と言いながら、毎回毎回おんなじことばっかり言ってますけど今回もオリジナル、っていうほどの大したオリジナリティではありません。スーズってお酒を、単にサワーにしただけですから。ひ...スーズサワー(SuzeSour)
その名も『365Cocktails』。つべこべ抜きに(笑)レシピだけを淡々とログっていきます。スタンダード始め、私のオリジナルはもちろん国内外の昨今のトレンドも交え、カクテルオーダーにマストなレシピを綴っていきます。タイトルにあるよう1年365日、毎日ひとつのカクテルを(そう、このブログにもそうした意味を込めていますけれども)ということでここは、つべこべ用と言いますか(^^;そのレシピの解説並びに雑感をログる用に特化いたします。両ブログ共々、よろしくお願いいたします。『365Cocktails』レシピ特化ブログ開設
『ホット・ペロケ(Hot Perroquet)』岩尾オリジナル
そろそろ冬も終わりですね。そろそろホットカクテルも飲み納め、な感です。ということで本日は冬に別れを告げるこの時期に相応しいドンピシャでド級なホットカクテルをご紹介しましょう。その名も『ホット・ペロケ』。いきなり「なんじゃいな」、なリアクションがPCの向こうに見えます。『ペロケ』そのものはバーテンダーならご存知の方も、最近は多いのではないでしょうか。ペロケとは仏語でオウムのこと。誰が付けたか、カクテルとしては「ペルノーの水割りに、少々ミントシロップを垂らしたもの」という、いたってシンプルな、ことフランスでは非常にポピュラーなロングドリンクです。割合は難しくありません。意外に少々薄め(1:6~8)を、ゆるゆるやるのが「おフランス」的です。とてもトロピカルで涼やか、爽やかなそしてとってもゆる~いロングドリンクです。さ...『ホット・ペロケ(HotPerroquet)』岩尾オリジナル
濁り酒2/5スパークリングワイン3/5いずれも良く冷やしてあること。冷やしたシャンパーニュグラスに注ぐ。ノーステア。オレンジジュースをスパークリングワインで割る『ミモザ(mimosa)』はご存知の方も多いことでしょう。この『ユキヤナギ』はその派生として着想しました。ユキヤナギが咲き始めると、桜はもうすぐ。『ユキヤナギ』(岩尾オリジナル)
超お久しぶりです。遅きに失した感が否めませんですが昨日はせっかくのヴァレンタインデーですのでちょっと小粋なチョコレート系の、私のオリジナルカクテルをご紹介しましょう。その名も『Alessandra(アレッサンドラ)』。Alessandra(アレッサンドラ)はAlexandra(アレキサンドラ)のイタリア語です。女性の名前ですね。ここら辺で、カクテル通の、感のおよろしい方ならもうピピンと来るかもしれませんね。はい。お察しの通り、このカクテルは、超スタンダードカクテル『Alexandra(アレキサンドラ)』のイタリア的アレンジです。何をもってイタリア的アレンジなのか、というのかもプロならばフフンとくるところかも知れません。ということで、まずは『Alexandra(アレキサンドラ)』のおさらいから参ります。え?『Al...『Alessandra(アレッサンドラ)』岩尾オリジナル
冬らしくなってきましたね。こんな日はこんな飲み物で。無理に冷たいもの飲まなくても。もう何年も前から、拙著の中でも、もう口が酸っぱくなるくらい言ってるんですがホットカクテルが、多くの方にとってその選択肢にないってのが、とても残念でなりません。ちゃんと作れば、ちゃんと美味しいのに。多くの場合それは「カクテルにホットがあるなんて知らない」か「どんなのがあるか知らない」もしくは「たいして美味しいもんではない」と思われているからです。ナルシスティックな妙ちきりんでデコラティブ(装飾過剰)なオナニー全開みたいなもんばっか作ってないできちんと、そのあたりからやり直した方が良いと思います。OneDay,OneCocktailVol.1~Winter~ホットカクテルのアイディアホットカクテルのアイディア
『Hot Manhattan(ホット・マンハッタン)』岩尾オリジナル
ホットカクテルの季節がやってきましたですね。とりあえず、軽~いジャブ『マンハッタンのお湯割り』なんてのはいかがすか?オレンジピールでよろしくね。岩尾オリジナルというほどでもないんですがこちとらもう何年もやらせてもらってるにもかかわらずサクッとググっても他にちらりとも出てきませんのでねそういうことにしときます。バーテンダー諸氏におかれましてはどうぞご自由にご供出あそばせ。但し、「ネットで面白いの見つけましてね」と、一言申し添えくだされ。『HotManhattan(ホット・マンハッタン)』岩尾オリジナル
カクテルレシピの比率、これの分母を12にして考える。これは一体どういうことかと申しますと、よーするに例えば、前回申し上げた『サイドカー』ってありますよね。非常に非常に、代表的なクラシックカクテルです。基本中の基本です。というか、カクテルのベンチマークです。大抵、どころか『サイドカー』の載ってないカクテルブックなんてありません。100%。世界中見渡しても。断言します。で、ともあれこれのレシピはブランデー、コアントロー、レモンジュースこれを4/2、4/1、4/1ってな感じです。最近はml(ミリリットル)表記なんで30ml、15ml、15mlなんてしてますけど要は2:1:1な訳です。だから分母は4でいいんです。問題ありません。でなんでわざわざこの分母を12にするのかっちゅう話ですよね。無論、単に12にしたところで何も...レシピの解釈その2
レシピの比率を「分母を12にして考える」。それだけで、カクテルメイクのスキルは2割、アップします。例えば私の『サイドカー』は・・・続きを見たい方はカクテルブログランキングへレシピの解釈
カクテルは、酒の俳句である。このことについての論考は、折を見て近々にでもしたためたい。カクテルは、酒の俳句である。
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