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hinajiro なんちゃって Critic https://blog.goo.ne.jp/hinajiro23

本や映画についての感想です。映画についてはネタばれ大いにありですのでご注意。本は洋書が中心です。

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2012/06/10

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  • The picture of Dorian Gray

    オスカー・ワイルドの作品。私は映画「ワイルド」が大好きで何度も観ているので、オスカー・ワイルドの事は詳しく知ってはいたのですが、彼の作品は児童文学しか読んでいなかったようです。私の初のワイルド作品はイギリスの童話集にあった「幸せの王子」(私の絵本ではこのタイトルだったはず)。大好きでした。それから少し大きくなってから読んだ「ナイチンゲール」鳥の話ですね、こちらも大好き。大人になってから「わがままな巨人」、どっちの言語で読んだか記憶にないけど多分英語かな?これも好き。そして「ドリアン・グレイの肖像」。期待以上に面白かったです。内容も非常に興味深く、登場人物もそれぞれのキャラクターがユニークで、彼らの主張の激しい語りも色々含みがあって面白い。ドラマチックでテンポ良く話も進むので、先が気になりあっという間に読了...ThepictureofDorianGray

  • 一人称単数

    すっかり忘れてたけど、2023年に帰国した際に購入して読んだ久しぶりの村上春樹。実は20代の頃は村上春樹をたっくさん読んでた私。そして村上春樹好きの男は自分の事が何よりも大好きで酔いしれがちだから気をつけた方が良いという考えを確立?させていた。それはさておき、最後に読んだのは「海辺のカフカ」かも?というくらい遠ざかっていたんですね、特に理由はないけれど、多分ねじまき鳥からあまりわからなくなってきてカフカで(村上春樹を)諦めたんじゃないだろうかしらん。久しぶりに読んでやっぱり彼の文章とその世界観は好きだなぁと思いました。特に猿の話が好きでした。ちなみにですけど、本当に好きでいっぱい読んでたのですが、村上春樹は一冊も所有していないという不思議。もしかしたらスプートニクのハードカバーが実家にあるかもしれませんが...一人称単数

  • Lessons in Chemistry

    発売当時から読みたかった人気作品。Kindleもなかなか安くならずようやく図書館で借りることができました。評判通り面白くてページターナーでした。テーマもしっかりしているし登場人物のキャラもブレることなく安定している良い作品。8outof10娯楽作品として成功しているけど、こんなにも嫌な事を言ったりやったりする嫌な奴が大勢登場するのもどうかとは思いました。ちょっとやりすぎかな?と私的には思うけれど、そういった批判は特になく、デビュー作がここまで話題になったのだから大したものです。英語も簡単だし、連ドラ見てるような感覚で楽しく読める作品です。LessonsinChemistry

  • Study for Obedience

    表紙買いだったのですが、相変わらずブッカーノミネート作品には苦労させられます。もうなんのことやらさっぱりで、色々な意味で恐怖だけは伝わってくる作品でした。語り手の言いたいことも気持ちもわからないでもないし、共感できるところもいくつもあるにも関わらず、一体何なのこの作品?!って感じです。オーディオブックは作家本人の朗読で、そうじゃないと真意は伝わらないでしょうね、正しい選択でしょう、とは思うのですが、ホント何を読まされているんだろうの連続。一応最後までは読んで、わけはわからないけどもう一度読むのはしんどすぎるのでレビューをいくつか読んだけれど、そちらもさっぱりわからない。シロウト受けする作品ではないとみた!本を読んで分析したり評論を書く事を生業としている人達の間だけで評価されてる作品ではないのかなぁ、、、、...StudyforObedience

  • 大都会の映画館がほぼ貸し切りなのには理由がある

    ABetterManというロビー・ウイリアムの映画を観ました。全くファンではありませんが、私が移住した頃の大スターだったし、主人公が何故か猿というのが面白いと思ったんですが、、、、今世紀最大の駄作なのでは?という感想であります。「そもそも何故観たいと思ったのか?」と周りの人間全員に言われました。誰から観ても明らかに面白くなさそうなのだそうです(笑)ストーリーはほんっとに面白くないのですが、特撮の技術は悪くなかったので、2outof10座り心地の良いソファーシートとサイドテーブルのある映画館で、封切り直後なのに貸切状態で観てきました。大都会の映画館がほぼ貸し切りなのには理由がある

  • おいしいごはんが食べられますように

    友達が読んでモヤモヤしたみたいで、何度か話題にしてたので読んでみました。こういうのが小説として出版されて評価される時代なんだなーというのが私の感想です。それなりに面白かったです。7outof10英語で出版されたらどういう評価がされるのかが楽しみですね。おいしいごはんが食べられますように

  • Before the coffee gets cold

    「コーヒーが冷めないうちに」の英語版。こちらでも数年前に大人気で、たくさんの本好きもそうでもない人も読んだ作品なのですが、、、、これは好きじゃないですね。感動を狙って書かれているだけで、設定もエピソードも何にも新しくないし、とにかく内容がうっすいし浅い。5outof10先日ふらっと入った書店は大々的に「変な絵」を宣伝していました。「変な家」とセットでいつか読んでみようかとは思っています。そういえばすっかり忘れていたけれど、これから英語版が出版されると話題になっている別の日本の本も日本語で読んだので次に記録します。最近は韓国や日本の本が大人気です。Beforethecoffeegetscold

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