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楢篠賢司の『人間とは』 https://blog.goo.ne.jp/kyonmiku2000

私独自のあらゆる人間的な問題を研究しています。

貨幣とは何かを書いています。単なるお金の話ではなく貨幣の発生から現在の国々が国債という重荷を背負うまで。

縄文ビト
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2012/05/13

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  • 保存と保存機能

    タイトルで書いたように人間社会においては保存という方法を切り離すことができない。太古の社会、日本でいえば一万数千年間続いた縄文時代になるが、その長い年月人々は生きるために欠かせない食料を土壙、(土の中に底が広がっている穴)ここでは高根沢町(栃木県塩谷郡)の縄文時代中期の代表的遺構の一つとなっている・・・袋状土坑はクリ・ドングリなどの堅果類やヤマイモ・ユリなどの根茎類を貯蔵するために掘られた穴で、入口が狭く底が広がる竪穴状の遺構である。袋状土坑の盛行は植物質食料が安定的に確保されたことと、その加工技術の発達したことを示している。このような形態に穴を掘るのは、普通の円筒形の穴を掘るのに較べかなりの手間がかかる。しかし、外気に触れる開口部の面積が少ないことから鼠の害を防ぎ、一定の温湿度を保ち、広い貯蔵空間を確保するた...保存と保存機能

  • 私が今まで書いてきた文章の書き出しは「ひらめき」だったような気がする

    上記タイトルで書いたように文章を熟慮して書き出してきたものでもない。最初なんとなく閃いたもの、そこから書けるのではないかという形でパソコンのキイを叩いてきた。それが今までの私の文章なのかもしれない。今回書こうとしていることもやはりそのようだ。ただし閃きとはほんの小さな原点でありそれが本当の文章になるのかということはゼロに近い、今回の閃きもやはりそのようなものだと思う、ただしその閃きは重大な意味を持つ、大袈裟に言えばこの人間社会を根本から変えてしまうことになるかもしれない。今の社会にも時代をさかのぼっていくと平等な社会があった、例えていうならば日本の縄文時代をあげることができる、そして時代が進むにつれその平等性が崩れてきた、そして今の社会がかたや巨万の富を持つ人々がいるかたわら明日の食事、否、今日の食事も満足に食...私が今まで書いてきた文章の書き出しは「ひらめき」だったような気がする

  • 本日私にとっての大台80歳を迎えました

    最近書くことから遠ざかっていました。文章を書くという集中力が保てないからと言えます。これだけの自由にいつでも自分の考えを発信できる場所を持っていながら、何とも贅沢な話ですが記憶力が衰えた自分にとって、話が繋がっていかないもどかしさを感じています。昨晩は家族から傘寿の祝いでフグ料理をいただきました。その席で80は新しい出発点にして、1年生として新たに頑張ると宣言しました。書いていくこと「人が人として生きられる社会」それは私一人ではなく全ての人、人間である限り考えなくてはならないことだと言えます。そして今の社会・世界を観るとその反対の現象つまり簡単に言えば貧富の差が歴然としている社会を目にすることができます。その原因は貨幣の偏った所持にあると私なりに結論ずけました。今は10代の時から時間があれば写真をと考えていたカ...本日私にとっての大台80歳を迎えました

  • トランプ大統領の経済政策の結果は?

    私なりに貨幣を研究していますと、不況もしく経済停滞の原因は貨幣の保存機能にあるという結論に至りました。そこから導き出されたアメリカ大統領トランプ氏が貨幣をだぶつかせる結果となるインフラ投資で、将来にわたって経済の好転が図られるのかということでは否ということの結論と考えます。なぜかというと結果的には持てる者がより多くの貨幣を所持するという、偏った貨幣所持が発生するはずです、そして市中には最初潤沢だった貨幣が時間の経過とともに不足するということになり経済停滞、不況が来ることになるからです。貨幣は交換の仲介物でありその仲介物が不足すれば交換がストップしてしまいます。結果不況となります。トランプ大統領の経済政策の結果は?

  • 持てる者に惑わされるな Ⅱ

    タイトルをこのような題名にしたのは今回の日本の消費税問題で深い議論もなく延期というかたちで保留になってしまった。そこで消えてしまったことによって一番得をした者(層)は誰だったのかを考えたとき、それは国民の上部に占める一部の層でしかなく、潰れたことによって損をしたのは低所得者ではなかったのかという考えに至りました。そこから徳をした層、「持てる者に惑わされてしまった」という反省から付けた題名でした。人の社会が誰もが幸福になる社会にならなくてはならない、すべての人間がそのことを考えているはずです。ここで世界で一番消費税が高いにも関わらず幸福度ナンバーワンという国デンマークがあります。この国では高所得者もいますし低所得者もいます。ある意味平等ではない国ということができますが例えとして1万円の商品を買ったとき25パーセン...持てる者に惑わされるなⅡ

  • 持てる者に惑わされるな Ⅰ

    下記の文章は以前書いた文の一部抜粋です。現在社会の交換材である貨幣を保存してしまうという行為が交換材の不足からくる経済を停滞させ貧富の差を拡大させ、さらに交換材としての貨幣不足を補うため国債発行という借金政策に陥ってしまう。それは保存に制限がないことから金利というおまけをつけて国が持てる者から借り上げる、よって国の収支不足からくる国債発行は悪循環に陥り現在では国の借金が1000兆円越え(日本の借金時計参照)にまで膨らんでしまいました。そのことから未来の人間社会においてはそのことを改善させることが第一の目標となると考えます。以前のブログからの引用≪これらのことを現代に当てはめたとき貨幣を蓄えたことが罪になるのではなく(現在は財産権として合法化されている)、交換材としての貨幣を蓄えたことによってその社会の経済が回転...持てる者に惑わされるなⅠ

  • 長い間(半年ほどですが)休んでいました

    休んだ理由としては10代後半からカメラに凝っていた時期がありましたが仕事を優先させるべく、写真を撮ったとしても記念写真、観光地の風景写真あとは旅行先の記録写真等の段階でした。いわゆる誰でも撮れるバカチョン写真でした。そして最近になって1からカメラを学びだしました。現在は2台のカメラを駆使して撮り歩いています。最近のことですが雑誌の広告から舞妓さんを撮るべく新幹線を利用し老体に鞭打ち京都まで旅行してきました。そのカメラも一段落してきましたので、また時間のある時はブログの続きを書いていこうと思っています。その一番の理由としては昨日のニュースで中国の躍進が放映されていましたが、そこでは日本は眼中になく米中の時代の到来があたかもきているように伝えられていました。本来共産主義国、そして社会主義であるはずの中国が貧富の差が...長い間(半年ほどですが)休んでいました

  • 貨幣社会における貧富の差 Ⅹ

    では何ゆえに蓄蔵が悪いということになるのか、稼いで資産を増やしていくのが全てに悪つまり通貨が紙幣に代わったとき、いくらでも貯めることができる,ある者は際限なく貯める。それは交換材としての貨幣と保存蓄蔵できる貨幣が分離されていないことが問題であると言える。今の状態では保存蓄蔵された貨幣は何時でも必要な時交換材として利用できる。例えば豪勢な邸宅を立てたとしても、不動産はそれを担保に金融機関から貸し出しを受けることができ、いつでも紙幣に替えることができる。持てる者は資産を再投資したり、結果として紙幣の蓄蔵へと走ることになる。その分市中の貨幣量が偏り全体として不足する結果となる。昔と違って今の時代は紙幣を増刷し市中に金をだぶつかせてもインフレにはならない。その安易な気持ちが政策者にあるのではないか。その結果貨幣所持が少...貨幣社会における貧富の差Ⅹ

  • 貨幣社会における貧富の差 Ⅸ

    今の社会は自分で稼ぎ自分で儲けた分、何億何十億という資産を持っていたとしてもそれを悪とは見ない風潮がある。むしろアメリカンドリームのようにより富を多く持ったものがその富の多さを自慢してみせる。今回のアメリカの大統領選挙の候補者選びのトランプ氏のように、より多くの資産を持ったものが大統領にもなれる、そして彼は本気で大統領になってみせるぞとその資産を動かし、大統領になった暁にはより多くの資産をさらに増やしていくはずだと思える。それは狩猟採集社会の時代に食料となるものを保存してきた名残を今も抱えていることからの出発点からきている。保存するという行為自体は原始の時代からあった。そして狩猟採集の時代では保存するものは限られた物だけだったが、その精神と行為は現在でも連綿と続き、貨幣を保存(貯蓄)するという現代ではむしろより...貨幣社会における貧富の差Ⅸ

  • 貨幣社会における貧富の差 Ⅷ

    今まで書いてきた文章それは交換機能だけに光を当ててきたが、では私が考える人間社会にとって『悪』となる現象、現代流に言えば蓄蔵機能だが。物々交換の時代から徐々に交換を仲介する物質を間に入れ(例えばタカラガイ等)余剰生産物を交易等を通じてその当時の社会に貢献してきた。やがて単なる物の余剰分を通した交易から幾多の時代を経た中で、交易にとって質・量とも安定してきた金属貨幣へと進んできた。だが金銀等の高価な貨幣は保存されてしまう。その結果流通される貨幣量の不足から、経済が不安定化し、やがていくらでも印刷すれば流通量を増やすことができる、紙幣社会へと進化してきた。しかし人は紙幣には十全の信頼感を持ってはいない、そこから持てる者は金等の希少金属に替え保存してしまう。その一方で紙幣を金融機関に預金してしまいいつでも物(商品)に...貨幣社会における貧富の差Ⅷ

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