全国すり身協会が、8月26日、発表した会員報告集計・2024年7月の道内陸上すり身生産量は910㌧で、前年同月比175%だった。この内訳は、スケトウすり身は910㌧で同180%、ホッケすり身0㌧(同13㌧)だった。 1-7月累計では5595㌧で同132%。内訳はスケトウ5325㌧で同145%、ホッケ90㌧で同26%。 道内陸上出荷量は7月は941㌧で前年同月比184%。1-7月は4423㌧で同101%。 会員報告による道内陸上7月末在庫量20…
現在、テレビで放送されているなかやまきんに君を起用した㈱ニッスイの「速筋タンパク」シリーズのCMが話題を呼んでいる。
総務省統計局によると、水産ねり製品の1月の支出金額は735円で前年比0.9%の減少となった。かまぼこを除くすべての品目が減少となり、年明け後、ねり製品市況が低迷していることを表している。
小田原おでんサミット2024が4月6、7の両日、小田原城址公園二の丸広場で10時から16時まで、開催される。 ふるさとおでん7地域から出店。能登地震支援ブースでは、金沢・新潟・石巻おでんのみやげ販売もある。 ご当地おでんでの出店は、若狭おはま鯖おでん、讃岐うどん&おでん、東京北区おでん、青森生姜味噌おでん、沖縄おでん、静岡おでん、小田原おでんの7地域。 また、おでん会会員の鈴廣かまぼこ、八…
第75回全国蒲鉾品評会の展示試食会は、3月5日、東京海洋大学品川キャンパスの楽水会館で開催された。 専務理事の交代劇や永年、品評会に携わってきた職員の退職などが重なり、開催そのものが不安視されていたが、旧職員の協力や品評会担当委員らの尽力で開催にこぎつけた。
第33回優良経営食料品小売店等表彰事業の表彰式が、先ごろ東京都内で行われ、ねり製品関係では専門食料品小売業の植山かまぼこ屋(鹿児島県霧島市)が農林水産省の大臣官房長賞を受賞した。 また、和歌浜かまぼこ(和歌山市)が日本経済新聞賞を受賞した。 同事業は、食品等流通合理化促進機構が優れた経営を実践いている食料品専門小売店や商店街を発掘・表彰し経営ノウハウを公開することで他店舗の活性化につなげ…
お魚たんぱく健康研究会(渡部終五会長)の2024年度総会が令和6年4月24日(水)、15時から東京海洋大学 楽水会館 品川キャンパスで開催される。 同会は昨年3月に設立され1年が経過。「魚肉の消化吸収の素晴らしさ」を重点テーマとして、活動を続けている。 当日の議案は、第一号議案 事業報告・収支決算報告、第二号議案 事業計画・収支予算計画、第三号議案 会則改定の件。 総会に続いて、講演が行われる…
小田原蒲鉾協同組合では、3月30・31の両日、小田原城二の丸広場で小田原かまぼこ桜まつりを開催する。時間は10時から17時まで。 小田原の老舗かまぼこ店が集結するのはもちろん、小田原を中心としたクラフトビールやキッチンカーも出店するので、一日中、花見が楽しめるイベントになっている。 会場では名人による手作り実演、かまぼこ板一夜城合戦、ききかま大会、ステージライブ、かまぼこの販売などか行われ…
1月1日に発生した能登半島地震により、スギヨの本社が所在する石川県七尾市内3つの工場がすべて停止していたたが、2月29日に商業団地工場でカニカマの生産を再開した。同社では、順次、全国に向けて商品の出荷を再開してゆくとしている。 同社では「これまでご心配、応援のメッセージを多数いただき、誠にありがとうございました。残る2工場につきましても、引き続き全従業員一丸となって復旧作業に取り組む所存です」と…
高級珍味メーカーとして知られる㈱伍魚福(本社・神戸市長田区、代表取締役社長・山中勧氏)が、昨年業務提携した老舗かまぼこメーカーの㈱丸う(本社・神奈川県小田原市、代表取締役・宮本雄太氏)を3月1日付で全額出資子会社化した。丸うの社長には、山中勧氏が就任、両社の社長を兼務する。 伍魚福では「弊社は昨年8月、㈱丸うと業務提携契約を締結。「丸う」の商品を12月から製造販売するとともに、並行して今後の事…
財務省が先ごろ発表した2024年1月の輸入すり身は、1万6598㌧で前年比13・2%の増加となった。 米国からの搬入は6620㌧で前年比倍増の117.9%の大幅増加となっている。ロシアからは631㌧と96・6%の大幅増加。 一方、東南アジア方面では、タイが1226㌧で10・1%増、インド4988㌧で3.5%増と順調だったが、ベトナムは912㌧で前年比42.3%の減少と半減した。 【米国の詳細】 1/20よりAシーズンの操業がスター…
ヤマサ蒲鉾㈱(兵庫県姫路市/代表取締役社長:名田和由氏)は、3月1日から「かまぼこ体験工房」の定員数を50人に拡大する。 コロナウイルスの影響により、感染リスクを考慮して定員数を10人としていたが、定員数拡大の要望が多数寄せられていることから、かまぼこ体験工房の設備を改装し、コロナ前と同じ定員数の50名に拡大することになったもの。 体験内容は、「蒲鉾作り」と「竹輪作り」の2つ。
第75回全国蒲鉾品評会の展示試食会が3月5日、東京海洋大学品川キャンパスの落水会館で開催され、かまぼこ業界関係者らで賑わった。 ことしは、専務理事の交代や永年、品評会の準備に携わって…
業界初の3つ星受賞!至高のおつまみ「棒S(ボウズ)」 食のプロが評価する品評会にて、最高評価を獲得
河内屋(富山県魚津市)の棒S(ボウズ)「元祖スティックチーズ」「粗びき黒こしょう」が「「FOOD PROFESSIONAL AWARD2024前期」で、最高ランク三つ星を獲得した。
東武池袋店の47都道府県にっぽんのグルメショーにねりメーカー3社出店
東武百貨店・池袋店の8階催事場で2月29日から3月5日まで、47都道府県にっぽんのグルメショーという催事が行われていた。たまたま時間が空いたので、会場に足を運んでみた。 何の下調べもせず、散歩がてら出かけたのだが、想像していた以上に各地の美味しい食品が出品されていた。 同催事場には、東武百貨店でも断トツ人気のイベント・北海道展が行われるときに、何度も出かけたことがあるが、その時は、会場は、ま…
可動産で小田原の“食”を巡る旅「動く○△□ Narrative Tourism ODAWARA」 鈴廣かまぼこ
㈱鈴廣蒲鉾本店は、YADOKARI㈱との共創事業として、神奈川県が運営するオープンイノベーション支援プログラム「ビジネスアクセラレーターかながわ(BAK/バク)」での採択事業『可動産で小田原エリアを巡りタイニーハウスに滞在する旅「動く○△□ Narrative Tourism ODAWARA」』(以下、Narrative Tourism ODAWARA、)を期間限定の実証実験として実施する。
「ブログリーダー」を活用して、編集者さんをフォローしませんか?
指定した記事をブログ村の中で非表示にしたり、削除したりできます。非表示の場合は、再度表示に戻せます。
画像が取得されていないときは、ブログ側にOGP(メタタグ)の設置が必要になる場合があります。
全国すり身協会が、8月26日、発表した会員報告集計・2024年7月の道内陸上すり身生産量は910㌧で、前年同月比175%だった。この内訳は、スケトウすり身は910㌧で同180%、ホッケすり身0㌧(同13㌧)だった。 1-7月累計では5595㌧で同132%。内訳はスケトウ5325㌧で同145%、ホッケ90㌧で同26%。 道内陸上出荷量は7月は941㌧で前年同月比184%。1-7月は4423㌧で同101%。 会員報告による道内陸上7月末在庫量20…
すり身相場の安定が続く中、本コラムでも指摘してきたが、量目変更による実質値下げの動きが見られてきた。 紀文食品では、9月2日から「したらば〓シリーズ」の価格を据え置きながら増量してリニューアル販売すると発表した。※北海道エリアのみ8月26日発売分から。 紀文では、好評を得ているワンハンドで食べられるスティックタイプのかに風味蒲鉾「したらば〓シリーズ」3品を、価格はそのままに量目を増量して全…
第26回「シーフードショー東京」が、東京ビッグサイト東館5・6ホールで開催中だ。明日23日まで。
フジパン㈱(愛知県名古屋市)は「ちくわパン ツナ&マヨ」を9月1日から発売する。 『ちくわパン ツナ&マヨ』は、ソフトなやわらかい…
紀文食品は、2024年秋冬商品を9月2日から発売する。 食における志向としては依然として「健康志向」「簡便化志向」が根強く、トレンドになっており、また「簡便化志向」は近年上昇を続けている。 紀文ではこうした食生活や消費動向を踏まえ、秋冬商品を展開することとしている。 紀文 2024年秋冬商品施策 ①「高たんぱく」や「糖質オフ」といった健康価値の継続した訴求 ②定着した内食機会増に伴う…
一正蒲鉾が先ごろ、2024年6月期連結決算を発表したが、売上高は前期比5.1%増の344.87億円、営業利益は12.71億円(前期は1.93億円の損失)、経常利益は12.47億円(同1.46億円の損失)、親会社株主に帰属する当期純利益は9.57億円(同0.84億円の利益)となった。 セグメント別にみると、主力の水産練製品・惣菜事業の売上高は前年同期比6.5%増の303.04億円、セグメント利益(営業利益)は13.09億円(前年同期は2.88億円の…
先ごろIT企業が実施した2024年・最新の宮城県のおみやげランキングで、笹かまぼこが3位にランクされたことが分かった。 東京都中央区のIT企業「株式会社ファーストイノベーション」が宮城県内・県外の宮城県ファン"男女約250人"を対象に「宮城県のおみやげといえば?」のアンケート結果から明らかになったもの。男女比:78%:22.0%。回答者の年代:10代(0.4%) / 20代(7.6%) / 30代(19.2%) / 40代(13.6%) / 50代…
夏場の閑散期をいかに乗り切るかというのが、かまぼこ業界が昔から抱えてきた課題の一つだった。 東京のかまぼこ屋の中には、暑い時期、自慢のさつま揚げを販売する傍ら、うなぎのかば焼きを始めたり、氷販売などを手掛けるところがあった。 最近では、山口県の村田蒲鉾店が、プリンを販売し、大ヒットを飛ばしたことはよく知られているが、ねり製品以外の商品を手掛ける業者も少なくない。 昨日、紹介したヤマ…
ヤマサ蒲鉾㈱が、8月10日から、工場併設の直売所「夢鮮館」で、かにカマソフトの販売を開始して、話題を集めている。
食品需給研究センターが、8月10日、2024年6月のかまぼこ生産量を発表したが、生産量は3万3745㌧で前年比4.4%の減少と6カ月連続で減少を記録した。 品目別でみると、包装かまぼこのみが1.5%の増加となったが、他の品目は軒並み減少した。ちくわ4.6%、板かまぼこ11.9%、なると・はんぺん2.2%、その他6.0%の減少となっている。 これで1-6月累計では、生産量21万4529㌧となり、前年比6.9%の減少となっており…
財務省がこのほど発表した2024年6月の輸入すり身は、1万6079㌧で前年比0.6%の微減となった。 米国からの搬入は6585㌧で前年比0.9%の減少、タイ、アルゼンチン、インドネシアからはそれぞれ34.3%、18.9%、7.1%増加した。 ロシアからの搬入は1377㌧で2.5%の増加。 東南アジア方面からはベトナムが8.4%の減少、マレーシア、インドからもそれぞれ16.1%、.08%の減少となった。 1-6月の累計輸入量…
水産ねり製品の6月の支出金額は661円で前年比0.8%の微減となった。 この結果、ことし上半期のねり支出…
全国蒲鉾青年協議会(会長・河内屋仁=河内屋かまぼこ社長)の全国大会・仙台大会は8月28日、仙台国際ホテル(〒980ー0021宮城県仙台市青葉区中央4丁目6ー1)で開催される。 仙台市での全国大会開催は今回で6回目。当日のスケジュールは下記の通り。 任期満了に伴う役員改選では、橋沼幸平君(カネコ橋沼商店専務)の第25代全蒲青会長就任が内定している。 記念講演は仙台育英高校野球部監督の須江…
農林水産省は、このほど、2024年1-6月(上半期)の農林水産物・食品の輸出実績」を取りまとめた。 それによると 2024年上半期の農林水産物・食品の輸出額は、7,013億円となり、2023年同期比では▲1.8%の減少、額では132億円の減少となった。 ねり製品は53億5400万円で前年比+13.1%の伸びとなった。 中国及び香港向けの輸出実績は、昨年夏のALPS処理水放出以降、対前年同期比で減少傾向になっているところ、本…
連日、猛暑が続くが、8月5日は2回目の丑の日。 一正蒲鉾㈱では、2024年8月5日の二の丑に合わせて、仮想空間でうなぎの蒲焼風かまぼこ「うなる美味しさ うな次郎」が楽しめるいちまさメタバース『うな次郎ワールド』内で夏まつりイベントを実施する。 今年の夏は「岩下の新生姜〓」で知られる岩下食品とコラボレーション。岩下の新生姜公式キャラクター「イワシカ〓」ちゃんが、3Dアバターとなって登場。「うな次郎…
紀文食品は8月1日から、紀文オンラインショップで「サンリオキャラクターズのおせち詰合せ」と「おせち詰合せ/ディズニー」の予約を開始した。 「サンリオキャラクターズのおせち詰合せ」の特長
ヤマサ蒲鉾㈱の名田和由社長が、毎日、姫路城の写真をfacebookにアップしていることは、業界関係者なら誰もが知っているが、ご自慢のベストショットをピックアップした2025年版「姫路城オリジナルカレンダー」の受注を開始した。 名田社長のカメラの腕前は、趣味の領域を超えており、これまでにも個展を開いたり、切手に採用されるなど、折り紙付きで、取引関係者の中にも毎年、カレンダーの発売を心待ちにしているファン…
かまぼこ一口知識 かまぼこの原料変遷 <原料魚の変遷> 室町時代の書である「宗五大草紙」(1528)には「かまぼこはなまず本也、蒲の穂をにせたるもの也。」とあり、かまぼこ原料がなまずから始まったようにとれる、記述が多くみられます。 しかし、かまぼこ作りのそもそもは、近海で漁獲される新鮮な原料を用いて作られており、現在広く使われている“晒”も行わずにつくられていたために、なまずを原料とした場合…
食品需給研究センターが、先ごろ、2024年5月のかまぼこ生産量を発表したが、生産量は3万3325㌧で前年比4.4%の減少と今年に入って5カ月連続で減少を記録した。 品目別でみると、板かまぼこのみが0.6%の微増となったが、他の品目は軒並み減少と不振だ。ちくわ2.5%、包装かまぼこ42.2%、なると・はんぺん1.9%、その他6.3%の減少となっている。 1-4月累計では、生産量18万784㌧で、前年比7.3%の減少となっており…
第26回「シーフードショー東京」が8月21日(水)から23日(金)までの3日間、東京ビッグサイト東館5・6ホールで開催される。 今回で26回目の開催を迎える「ジャパン・インターナショナル・シーフードショー」は、「シーフードビジネス×技術革新で水産の未来を創る」をテーマに、日本全国及び世界各国の水産商材や最新の水産関連技術を国内外のバイヤーに広く紹介し、情報交換、商談の機会を創出する、まさに「3日間の…
一正蒲鉾㈱は2024年6月14日、LINE からレシート投稿で応募可能な「いちまさのカニかま50周年ありがとうキャンペーン」と、Xからフォロー&リポストで応募可能な「50周年記念Xプレゼントキャンペーン」の2つのキャンペーンを開始した。
日本かまぼこ協会・全国蒲鉾水産加工業協同組合連合会(下村全宏会長)の令和6年度通常総会が6月19日午後、東京・学士会館で開催され、令和5年度事業報告及び収支決算、令和6年度事業計画および収支予算案など提出議案を原案通り、承認可決した。 席上、流通部会の委員長を務める藤田雅史氏(フジミツ社長)が、近年、全国蒲鉾青年協議会と日本かまぼこ協会の関係が疎遠となっており、流通委員会が打ち出した活動方針が会…
創業120年を超える福岡の水産ねり製品メーカー㈱博水(江越猛信代表取締役)は、2024年6月12日から応援購入サービスMakuakeで、具材付き・スープ一体型で調理いらずの魚のすり身でできた冷凍魚麺「HAKATA BOKOMEN!」の販売を開始した。
食品需給研究センターが、6月10日、2024年4月のかまぼこ生産量を発表したが、生産量は3万5974㌧で前年比0.4%の増加と今年に入って初の増加を記録した。 品目別でみると、不振なのは竹輪と包装かまぼこ。それぞれ2.9%、37.8%の減少となっている。プラスを記録したのは板かまぼこ、なると・はんぺん、揚げかまぼこ、その他。それぞれ6.1%、0.4%、3.2%、0.8%増加した。 板かまぼこの好調ぶりが目立つ。 1-4…
スギヨでは、5月31日、約5か月ぶりに北陸工場が稼働しビタミンちくわの生産を再開した。 令和6年1月1日に発生した能登半島地震により石川県七尾市内3つの工場がすべて停止していたが、2月末にカニカマを作る商業団地工場、3月上旬にはグループ会社の工場が一部復旧し、今回、北陸工場が稼働したことで市内すべての工場が再開した。 ビタミンちくわ以外の商品についても、順次生産を再開する。
㈱ファミリーマートは、国連が定める国際デーの一つ6月18日の「持続可能な食文化の日」にあわせ、持続可能な漁業を実現しているアラスカ産の天然シーフードを使用したカニ風味かまぼこ「海鮮スティック」2商品と魚惣菜を2024年6月18日から全国のファミリーマート約16,300店で発売する。
一正蒲鉾㈱は「新潟中央警察署 TKK(徹底的にカギかけようぜ)大使によるカギかけ広報~ショウガないとは言わせない泥棒もウナるカギかけ~」への協力要請を受け2024年6月6日(666「スリーロック」の日)に新潟市中央区の「ぷらっと本町」で行われた広報活動に参加した。
紀文グループでは、このほどコーポレートブランドメッセージとして「すこやかなおいしさ、日本から」を策定した。
大崎水産は、このほど、米国農務省海外農務局と米国大使館から「U.S.-Japan Agricultural Trade Hall of Fame(米日農産物貿易の殿堂)」を受賞した。 同賞は日本における米国農産物の市場開発に貢献をした企業や団体を称える賞で、2011年に創設されたもの。
水産ねり製品の4月の支出金額は666円で前年比0.6%の微減となった。年明け後からここまで、ねり製品の売れ行きは、これといって目立ったものはなく、例年通りの動きが続いている。 メーカーの間では、コストアップを吸収するため、値上げを検討する向きもあるが、値上げによる消費者の反応も怖い。消費動向と他社の出方を見ながら値上げをうかがっているのが現状だ。 量販店売り場を歩いてみても、ちくわ、はん…
このところ、売り上げが低迷する水産ねり製品業界だが、各社、需要喚起にあれこれ工夫を凝らしている。 フジミツでは、2024年6月15日・16日の両日、山口県長門市の藤光海風堂本店(フジミツ株式会社本社)で大感謝祭を開催する。 蒲鉾や竹輪、チーズころん等、同社のお馴染みの商品が格安で購入できる。最大割引率は52%OFFというから見逃せない。 詰め合わせ商品の他にテント市やキッチンカー、その他、多彩なイ…
全国蒲鉾青年協議会(河内屋仁会長・河内屋かまぼこ社長)の第4回役員会が6月5日午後、東京・秋葉原の全蒲ビルで開催され、当面の懸案議案を協議した。13人の出席、3人のZOOM参加者があった。当日の主要議題は8月28日、仙台国際ホテルで開催される全国大会の進捗状況、5月14日から16日にかけて実施された釜山視察報告など。また、7月10、11日に予定されているかまぼこ塾の申し込みが20人の予定枠がすでに18人の申し込みが…
かまぼこ一口知識 かまぼこの歴史① 突然ですが、今回から、かまぼこの一口知識について再掲載することにしました。 伝統食品・かまぼこの存在を再認識する機会になれば幸いです。 日本でのかまぼこの起源は、定かではありません。 中国大陸から台湾、沖縄と伝わってきたとか、中国から東南アジアを経て、海流に乗って、沖縄、日本に漂着したなどの説がありますが、真偽のほどは全く分かりません。 …
財務省がこのほど発表した2024年4月の輸入すり身は、2万368㌧で前年比0・8%の微減となった。米国からの搬入は9396㌧で前年比14.7%の減少となったが、ロシア、タイからの搬入が大幅増加となったため前年実績に近いすり身が輸入された。 1-4月の累計輸入量は5万9473㌧となり、前年同期日0・4%の微減となっている。
能登半島地震で被災したスギヨは、本社隣接の北陸工場が5月31日に、5カ月ぶりに生産を再開したと一部マスコミが報じた。 同記事によると、初日は「ビタミンちくわ」を10万本製造。全体の6~7割を消費する長野をはじめ、石川県内などに出荷した。これで七尾市内に三つの全工場が稼働した。 北陸工場については、ちくわの製造は復活したものの、揚げかまぼこなどの生産体制は整っていない。6月末の100%稼働を目…
ヤマサ蒲鉾㈱(兵庫県姫路市、名田和由代表取締役社長)では、毎年、蓮畑の無料公開を行っているが、ことしも6月1日から7月31日の期間で蓮畑を無料公開する。
㈱丸八蒲鉾(所在地:兵庫県神戸市、豊永雄一郎代表取締役)は、開発に1年かけたグルテンフリーのあげかまぼこを完成したと発表した。
最近、小耳に挟んだ残念な話。 3月に開催された第75回全国蒲鉾品評会の審査概要は、3月15日付の当ブログでも触れたが、盛り上がりに欠けた。専務理事の相次ぐ交代劇や永年、勤続していた職員の定年退職など、品評会の開催そのものが不安視されたこともあって、出品数も減少し、全体的な盛り上がりに欠けた。 また、注目すべき新製品も少なく、品質的にも物足りなさを感じたことは、ブログで指摘した通りである。…
全国すり身協会が、5月27日、発表した会員報告集計・2024年4月の道内陸上すり身生産量は717㌧で、前年同月比199%だった。この内訳は、スケトウすり身は602㌧で同336%、ホッケすり身10㌧(同16%)だった。 1- 4月累計では1681㌧で同88%。内訳はスケトウ1463㌧で同95%、ホッケ58㌧で同32%。 道内陸上出荷量は4月は362㌧で前年同月比111%。1-4月は1607㌧で同70%。 会員報告による道内陸上4月末在庫量966…
日本かまぼこ協会(下村全宏会長)は、このほど、年末年始に受注が集中する対応策として、取引先に「年末年始商材の受注締め切り設定のお願い」と題する文書を提出することとなった。 これまで、傘下かまぼこメーカー各社が個々に対応していた年末年始の受注について、11月末日を受注締日とすることを決めた。 かまぼこの需要は、年末に需要が集中するという年末年始商材の特性を踏まえ、年末間際になっても出荷可能…