ブクログ投稿―プリンセストヨトミ

プリンセス・トヨトミ (文春文庫)万城目学文藝春秋発売日：2011-04-08ブクログでレビューを見る»冒頭から興味を引く言い回し。果たしてなにがはじまるのだろう？と、本屋で手に取った本。映画化もされている。―結末が気になるけど、どんな小説？ネタバレOKだから！と求められたら比較的説明のしやすい本だと思う。…何も起こらないで終わる小説だと。正確には、何事もなく終わる小説で、そこがまたいいんだよ、と。―描写は名前とか...

第79回日本ダービー

朝からの晴天で萌えるターフの内ラチ沿いを突き抜け、外から強襲するフェノーメノの前を行くのはディープブリランテというやんちゃ坊主だった。悲願のダービー制覇に燃える岩田の剛腕が唸り、一歩、また一歩とゴール板が近づき、勝利へと迫っていく。気性が荒く、折り合いが心配されたブリランテだが、大一番の今日ばかりは、鞍上の想いを背に、ただひたむきに走っているようにみえた。ゴール板前で、ハナ差、退けた。 ブリランテ...

ブクログ投稿―100円のコーラを1000円で売る方法

100円のコーラを1000円で売る方法永井孝尚中経出版発売日：2011-11-29ブクログでレビューを見る»個人的な話になりますが、新しい仕事に就くにあたってためになるかな、と思って買った本です。おそらく書店で題名だけみて気になったという人もいるのではないでしょうか？内容は、現代のマーケティングの手法のイロハをかいつまんで学べるもの。商材をいかに開発し、いかに売りだし、いかに継続的に売り続けるか…それだけに題名から...

ブクログ投稿―「ナミヤ雑貨店の奇蹟

ナミヤ雑貨店の奇蹟東野圭吾角川書店(角川グループパブリッシング)発売日：2012-03-28ブクログでレビューを見る»時空を超えた「再生」の物語だと思った。未来の人間は、過去を顧みて今を見直す。過去の人間は未来を想像してやはり今を見直す。そんな二つの想いが古びた雑貨屋で出会った。一つの奇跡に吸い寄せられるように。登場人物はどちらかというと孤独な人が多い。さらに胸には葛藤を抱えている。それが気持ちよいようにほど...

便利ツールを思いつく限り挙げてみる！

現職と次の職との端境期にいて、毎日、ただ漫然と時の赴くままに生活している。現職の派遣では6ヶ月勤務を経て有給を10日分与えられたものの、消化方法も適当で、休みにされたことでお得感はそれほどない。正直、手持ちぶさたである。気分も萎えるし、一体このモラトリアムにもにた時間をどう有効活用すればいいいというのか？シラケとか不況・雇用難とかそんなものを免罪符にするには多少、歳を食いすた。周りは「自分を売り込...