アウトドア(カヌー、チタンクッカー)、アマチュア無線(アンテナタワー自作等)、柴犬、ギター、ウクレレ
アウトドア・・ストーブ用グッズやチタンクッカー活用グッズ(チタンの友)などの自作、UL系料理レシピ、カヌー(中禅寺湖、秋元湖)、ロードバイク等 アマチュア無線・・簡易クランクアップタワーの自作記事他 柴犬を連れてシリーズ・・柴犬をクルマに乗せて、津々浦々の犬と歩ける観光地を散歩 サイエンス工作・・夏休みの自由研究に分光器はいかが、など その他・・旅紀行、地域グルメ、ギター、ウクレレ
無線機のサウンド強化 <準備編4> 外付けマイクロホンの周波数特性を知る
前回はマイクロホンを除いた リグ単体の周波数特性 を調べたので、次にマイクロホン (以下、マイク) 単体の周波数応答特性を調べます。使用した外付けマイクは4本。 (1) audio-technica AT-X11 (ダイナミックマイク) (2) COLUMBIA DM-700 (ダイナミックマイク) (3) SONY ECM-99改 (コンデンサーマイク) (4) YAESU MH-31 (FT-991A付属品、ダイナミックマイク)本来の無線機用は(4)のみで、(1)(2)はカラオケなどに使う有線式ボーカルマイク、(3)は一昔前にポータブルカセットデッキ等で使われた録音用のワンポイントステレオマイクです。音源は前回と同じで、 A.10周波数のマルチSine波 (下図左上) B.4周波数のマルチSine波 (同右上) C.ホワイトノイズ (同左下)の3種類の疑似音声信号を10cm...
無線機のサウンド強化 <準備編3> アマチュア用無線機の平均的な送信特性を知る
前回の <準備編2> 受信特性比較 に続いて今度は、色んなアマチュア無線用リグから送信される平均的な音声がどの位の周波数帯域にわたっているのか調べるために各リグの送信特性比較を行いました。 前回も取り上げた5機種は、固定機/モービル機/ハンディ機を網羅しているので、好都合です。 まずはマイクを含めず、リグ本体の送信音質性能のみを比較するために、各リグにはマイクの代わりに 前出の疑似音源 の出力を直接つないで比較しました。 比較に用いた疑似音声信号は、 A.10周波数のマルチSine波 (下図左上) B.4周波数のマルチSine波 (同右上) C.ホワイトノイズ (同左下)の3種類で、下記のような周波数特性になっています。線スペクトルの太さが低域側ほど太くなっているのは、周波数軸が対数スケールになっているためです。Aの10周波数は 250Hz/550Hz/860Hz/1160Hz/147...
無線機のサウンド強化 <準備編2> 自家モニター用リグの選定
遠い過去の <準備編1>疑似音源の製作:前編 で、実際に音質を調整する作業について 送信側リグのマイクに向かってしゃべり送信 ⇒ 受信側リグの音声出力をパソコンに取り込み録音 ⇒ 再生して聞き比べ/波形・スペクトルの確認などとしていました。 フレンド局に聞いて評価してもらうのも一手ですが、特に最初の段階で作業を効率良く進めるには、評価対象のマイク&リグの送信波をすぐ隣りの別リグで受信してモニターするのがベストです。 この時、自家モニター用リグには 広い周波数帯域で受信音を再生できることが求められます。 そこで、手持ちの複数台のリグの中からモニターに適したリグを選定するために、各リグの受信音の周波数帯域特性を調べてみることにしました。方法論として、飛び飛びの複数周波数のサイン波形を受信させて振幅比較をするよりは、ホワイトノイズをフーリエ変換する方が一度に連続帯域の情報が得られて...
何と7年以上前の <前編> で、「次回以降、これら2つの道具立ての製作記事を掲載していく予定です」と書いたままになっていた記事の <続編> です!で、いきなりですが、疑似音源の完成形です。組込み用のルネサスRX62Nマイコン搭載の基板 (Interface誌の付録) を用い、数値テーブルのデータをD/A変換して出力するプログラムをC言語で書いて動かしています。◆ 発生可能な音声信号下記の6種類で、ドライバーでトリマー抵抗を回すことによって切り替えられます (マイコン側はA/Dコンバータで検知) 。 ① ホワイトノイズ (線形合同法による疑似乱数発生で生成) ② 10周波数のマルチSine波 ③ 4周波数のマルチSine波 ④ 130Hzの単一Sine波 ⑤ 320Hzの単一Sine波 ⑥ 800Hzの単一Sine波◆ 波形歪を精度良く検出するための工夫②の10周波数は 250H...
「思い通りに生きてみたい」 誰もが願っているけれどもただ気が付いたら肩を落としてレールに沿って歩いているだけ横道に逸れる者を嘲笑い、仲間同士で傷を舐めあって、一人じゃ何もできない、みんな美しいね。 にほんブログ村 ...
続 : "チャンネルチェック (周波数チェック) " は?
(昨日の記事から続く)違法無線局 (いわゆるアンカバ) の中には、他人のコールサインを騙る者も少なからずいるようです。 先日、件の "チャンネルチェック" に対して コールサインらしきものを返す輩がいたのですが、総務省の無線局等情報検索 で調べても、近隣で登録の無い局です。 伝えると消えてしまいました。国家資格の盗用は重い罪なので、止めた方が良いでしょう。色んな手でやってきますね。 どんどん長くなってしまう ...「周波数チェック、コールサインのある正規運用のアマチュア無線局でお使いですか? 混信妨害等与えるようでしたら、お手数ですが自身のコールサインで応答下さい。コールサインのない局、他人のコールサインを騙る局、持っていても業務目的の違法局は通報します。こちらはJB1QSO、しばらく受信します。」にほんブログ村...
正しい "チャンネルチェック (周波数チェック) " は?
皆さんは V/Uメイン周波数呼出の前の "チャンネルチェック"(周波数チェック) をどうのようにされていますか?JARL 東京都支部 のサイト には「チャンネルチェック! その遣り方で大丈夫?(原文ママ)」のタイトルで、の内容が紹介されています。 チェックをかける側も使用中の応答局も "互いのコールサイン" を名乗るのが正しい運用なんですね。「使っている局いますか? 混信妨害等与えますか?」とだけ尋ねて、違法無線局が「使ってるよ!」とだけ応答する、なんて図式にも良く出会います。 少し長くなりますが、「周波数チェック、コールサインのある正規運用のアマチュア無線局でお使いですか? 混信妨害等与えるようでしたら、お手数ですがコールサインで応答下さい。コールサインのない局、持っていても業務目的の違法局は通報します。こちらはJB1QSO、しばらく受信します。」といったあたりが良いでしょうか?...
JE1CRG が 430MHz帯での山岳反射・回折を 実際に実験してみました! -その5-
前回の 実験 -その4- に引き続き、山岳回折で当局自身が交信した実験をもう一つ。 こちらは0エリア長野県佐久市固定局とのQSOです。前記事と同様に双方が八木アンテナで、互いに "浅間山ビーム"での交信です。 但し、浅間山は佐久市局からは見通しなのですが、当局からは直接見えないので、当局から約30kmにある仏頂山430m (ローテータを回して検出した最高感度角度から推定) 越えの山岳回折で浅間山を狙っての結果になります。なので、"その4" と同様、「当局→山岳回折→山岳反射→相手局」のパターンです。"カシミール3D" による平面内での位置関係 (クリックで拡大) 次に、断面方向 (垂直面内) は下のようになっています (クリックで拡大) 。当局~仏頂山、仏頂山~浅間山、浅間山~佐久市局は各々見通し可になっています。 佐久市局~仏頂山と当局~浅間山は見通し"不可"です。距離的にはこち...
JE1CRG が 430MHz帯での山岳反射・回折を 実際に実験してみました! -その4-
実験 -その1- で「当局から見て・・・奥会津の桧枝岐村~燧ケ岳方面で、固定局・移動局とも極端に少ないようで交信記録がないため山岳回折の効果については分からなかった」と書いた "男体山の裏側方向" ですが、その貴重な初交信が群馬県利根郡片品村固定局の局長さんと当局常置場所の間でできたので報告します。 今回は当局自身のQSOなので送受信の両方で確認した結果となります。 注) 同じ片品村でも "完全に裏側" には当たらない "金精峠" 移動局とのQSOは過去にありました。アンテナは両局ともビームアンテナ (八木) です。片品村局は近傍の日光白根山へ向け (距離が近く山頂を見上げる形となるため仰角を付けて、とのこと)、当局は男体山に向けての交信でした。 当局が愛用する、超秀逸な3D地図ソフトして有名な"カシミール3D" 上で、2つの山を挟んだ両局間の見通し関係を確認ました。 平面内での位...
JE1CRG が 430MHz帯での山岳反射・回折を 実際に実験してみました! -その3-
前回の 実験 -その2- では「山岳回折では開き角 (入射角+反射角) が大きい場合、効率が悪い」というような結果が出ていましたが、今回、開き角の比較的小さい山岳反射の実験ができたので報告します。今回ワッチした局のQTHは神奈川県丹沢・大山山系の高取山。当局から見た方位は富士山ビームより南になります。 標高の高い山ではないので、当局から直接は見えません。 最初キャッチできたのは 日光男体山反射でした (富士山反射は×) 。あと、回折での伝播ルートとしてトライしたのは、筑波山とそのちょっと南にある461mの宝篋山 (茨城県つくば市) 。なお、"高取山"はこの周辺だけで3つもあり、交信内容からはどれかは分からなかったため、取り敢えずカシミールの国土地理院の地図で名前の出ている標高522mの山にしておきましたが、3つともそれ程離れていないので、角度/距離等は大きな差は無いと思います。結果は ...
JE1CRG が 430MHz帯での山岳反射・回折を 実際に実験してみました! -その2-
前回の"その1"に続いて、今回は「送信局と受信局を各1局に固定し、同一の組合せの中で "異なる複数の山" を使って各径路毎の山岳反射・回折の効果を比較する」実験を行いました。【実験2】八ヶ岳の赤岳山頂 (標高2899m) から移動運用で出ている局(多分ハンディ機+無指向性ホイップ/ロッドアンテナ) と他局との交信を当局 JE1CRG がワッチ (赤岳山頂側の局のみ) し、その受信可否を調べました。 当局から赤岳は直接見えないため、間に "山" を1つ挟み、その山によって生じる山岳反射・回折の効果で受信するというものです。 実験に用いた "山" は下記9山で、全て 当局~各山 と 各山~赤岳山頂 は "見通し:可" です。 1.~6. は各々山体側方への反射、7.~9. は山頂向う側への回折で伝播する形となります。 1. 男体山 654m: 茨城県大子町 2. 釈迦ヶ岳 (高原山) ...
JE1CRG が 430MHz帯での山岳反射・回折を 実際に実験してみました! -その1-
【前置き】 (ご存じの方はスキップ)波長の短いVU帯の電波は光に近い直進性を持つため、送信側と受信側が互いに直接見える (遠くのため小さ過ぎて判別できないかどうかは別にして) 関係、いわゆる"見通し"距離での交信が基本です。途中に山などがなく平坦であっても距離が遠ければ、地球の丸みで地平線/水平線下に隠れてしまい、電波は届きません。 ところが、間に山があって"見通し"が効かないはずの2地点でも、条件が整えば良好に交信できる場合があります。 これは電波が、2地点間にある山の山体によって反射され向きを変えて進行したり (山岳反射)、山頂orその近傍のエッジによって回折され向う側へ回り込んで伝播したり (山岳回折) することがあるためです。 VU帯で交信されるアマチュア無線家は皆さん良くご存じで、特に指向性の高いビームアンテナをお持ちの局は積極的に活用されていらっしゃる (例 ⇒ "430FM伝...
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アンテナタワー自作 「簡易クランクアップタワーに挑戦! 9」: 430MHz八木を2列2段化!
”簡易クランクアップタワー” : 前回の記事 (随分前です) 「簡易クランクアップタワー」の上げ下げを劇的に改善!上記から6年ぶりのリニューアルになりますが、今回430MHzのアンテナを強化しました。これまでのアンテナ ↓ (タワーは下げた状態) コメットの18エレ八木、CYA-718Sです。 このアンテナは既に廃番品となっているのですが、先日 在庫品として同じものが販売されていたので、もう1セット入手しました。今回それを取り付けて、”2列2段”化したのがコチラ ↓ 以前のアンテナマストでは短か過ぎて2段分取り付けられなかったので、従来のφ38mmパイプの中にφ32mmパイプを入れ子にして延長しました。入れ子のパイプを縮めた状態にすれば、低い位置で上段を取り付けることができ、その後に入れ子のパイプを伸ばせば、同じく低い位置で下段を取り付けることができます。なお、CYA-718Sは2列...
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