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認知症介護の知恵と工夫 http://ninti.at.webry.info/

認知症介護の基本は、介護者自身の介護。愚痴を言いながら、知恵と工夫で介護生活を乗り切ります。

川瀬友悟
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住所
横手市
出身
能代市
ブログ村参加

2012/01/24

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  • 89 新聞投稿(1)

    先日、地方紙に投稿しました。 (このブログ記事はメルマガの2ヶ月遅れです、すみません) なにを隠そう、秋田魁新報です。 文字数の制約もあり、愚痴の部分は削られてしまいました。 携帯でご覧の方もいらっしゃるので、あまり長くならないよう、2回に分けて、原文を掲載します。 因みに、掲載文は編集者の校正のお陰で、柔らかく読みやすい文章に変身しています。 (その1) 高齢化が進み、お年寄りの為の施策…

  • 88 気持の持ちよう

    土曜はデイが休みの日でした。 朝は寒いし、母が起きてこない限り、 寝坊を決め込んでいます。 着替えも、洗顔も、朝食も、 時計を見ず、デイからの迎えを気にせず、 母のペースでゆっくり時間を流すことが出来ました。 さあ、朝の仕事が終わったと、時計を見たら、 なんと、いつもとあまり変わらない時間でした。 今まで、どうしてこんなに、忙しい思いをしていたのだろうかと、 反省してみました。 自…

  • 87 認知症は国民的難病

    日本人の平均寿命は80歳を越えている。 80歳代の認知症罹患率は20%だから、 80歳代の夫婦5組に2組は認知症を抱え、 おおよそ2.5組に1組は、双方が認知症というのが現状である。 70歳台でも、10人に1人は認知症患者というから、 5組に1組の割合で、認知症を抱えていることになる。 認知症は国民病となり、治療法が見つからない難病である。 ガンや心疾患などには最先端の医療が確立されつつ…

  • 86 母の名言 入れ歯編

    今日は、笑い話を3話お送りします。 ◆入れ歯(一話) 母は入れ歯をしているので、 歯を磨くには、これを外さなくてはならない、 母と言えども人の口、中に手を入れたくはない。 取るのが一苦労、入れるのに二苦労。 上下左右があり、場所が良く判らない、 口の中を転がし、居所を探している。 ようやく入った時に言ったこと、 『ここだと邪魔にならなくていい』 ◆入れ歯(二話) 入れ歯を元に戻すこ…

  • 85 外鍵

    昨日は、玄関の内鍵の話でした、 鍵の話題が続きます。 今日は、瓢箪から駒の「外鍵」です。 私は、自室で母を見守りながら、自分の事をしていますが、 その部屋の鍵に関する話題です。 自室とは言っても、作業小屋の中の一部を仕切り、 内装を施した、「男の隠れ家」の様なもので、 価格に織り込み済みの、エアコンの取り付けを除くと、全てDIYで仕上げました。 勿論、メルマガやホームページと言った、イン…

  • 84 内鍵

    前回は、玄関の鍵をかけ忘れた話をしましたが、 認知症の徘徊対策としての内鍵は、意外に難しいですね。 認知症対策に「施錠」は必須のアイテムです。 内側から掛ける鍵は、外からの侵入を防ぐモノなので、 外からは外すことは不可能な反面、 内側では、簡単に外せるように出来ています。 認知症だけで、要介護4の母でさえ、内鍵は簡単に外してしまいます。 家人が出入りするので、番号合わせしたり、外すのに…

  • 83 困った行動への対応の原則(5)

    「原則」シリーズの最終回です。 6.できるだけ制止せず、冷静に収まるのを待つ この対応には共感を覚えます。 危険行動や、極めて不衛生なことでない限り、私は、放っておくことにしています。 我が家のトイレの例です、 スリッパを履き替えない。 ドアを開けっ放しにする。 トイレの水で手を洗う。 気がついたときは、ああ、またやってしまったか、というパターンが多く、 結局、後の祭りで…

  • 82 困った対応への対応の原則

    4. 困った行動のパターンをしっかり観察する 5. 困った行動の原因を考え、それを取り除くように努力する 今日は、二つのテーマを一緒に考えます。 この二つは、「お神酒徳利」の関係にあります。 問題行動の種類と、それが起きるときの環境や、心理状態を観察し、 その原因が分かれば、殆ど解決したことになるでしょう。 暑い寒い、痛い痒いは容易に判断できますから、対応は易しいのですが、 原因が本人の気…

  • 81 歯医者では別人

    環境が変わると、それに適応する能力はまだ健在でした。 入れ歯が合わなくなり、食事の時にモノが挟まって痛がるので、歯医者に通うことになりました。 2,3年前の通院では、作ったばかりの入れ歯を直ぐに何処かに仕舞ってしまい、まだ発見されていませんが、その当時、病院での治療行為には問題がありませんでした。 今回は症状が進行しているので、今回は少し不安でした。 ところが、私の心配をよそに、待合室…

  • 困った行動への対応の原則(3)

    3. 楽しいこと、興味のあることができるように話しかけ、一緒に行動する 今日の一言は、表題とは少し的が外れているように思いますが、 問題行動の時に、本人の意識を別に向け、修正するという意味に捉えましょう。 家庭介護の場合で、認知症が進んだ人に、話しかけて一緒に行動する事には時間的に限界があるでしょう。 精神的にも、母のご機嫌ばかり取るのはストレスが溜まります。 二人住まいで片方の面倒を見る…

  • 79 料理は必須科目

    母は「入れ歯」をしています。 一昨日あたりから、その調子が悪いらしく、テーブルの上に、入れ歯を出したり、口に入れたり、まるで、質草のようです。 介護歴1年の私は、お粥を作ろうとして、父専用の柔らか目ご飯の炊飯器に二人分の米を用意、その後に、母専用に別の鍋でお粥もどきを作りました。 そこまでは良かったのですが、大昔の家庭科目では、お粥の作り方を教わっていません。 見事に手鍋の底を焦がして…

  • 78 困った行動への対応の原則(2-1)

    今日は、昨日の続きです。 「非難」や「説得」せずに、「誉める、嬉しがる、感謝する」には、かなりの忍耐力が必要です。 問題行動を直ぐに止めさせる有効な手段とも思えません、 では、一体どうしたらよいのでしょうか。 私は、妄想状態で問題行動を続ける時には、関心を「そらす」ようにします。 夜中に台所のものを触ったり、トイレで不穏な行動をする等の、具体的な行動のときもありますが、多くは、観念的なもの…

  • 77 困った行動への対応の原則(2)

    2.非難や説得は効果がない。誉める、嬉しがる、感謝する 私が常々思っていることなので、同感です。 特に家人の場合、とっさの反応は「非難」で、次に「説得」が始まります。 これを幾度か経験すると、介護者として、こういう対応は効果が無いと分かります。 分かっていても、また繰り返すのが人の性でしょう。 こんな愚痴を言うために、メルマガを書いているのではありませんでしたね。 間違いや落胆を繰り返…

  • 76 困った行動への対応の原則

    今日からは、「困った行動への対応の原則」について 話を進めて参ります。 初日は、愚痴から入ります。 1. 日頃からいい家族関係を作っておく 普遍的な言い回しですが、認知症患者を扱う場面に限って言えば、 なかなか、頭の痛い文言です。 認知症の症状が進んでくると、相手にこれを求めること自体無理なので、その努力は、もっぱら介護者に託されることになります。 残念ながら、我が家は落第点でしょう…

  • 75 コミュニケーションの原則(8)

    今日は、二題まとめてご紹介し、最終回となります。 いずれも、相手の意思を確認する方法について述べています。 12. 沈黙しても急かさず、待つ 13. よく耳を傾けて何を言おうとしているのか聴き取る 母は認知症が大分進んでいるので、 言葉の内容に深い意味はなく、妄想に類したものが多いようです。 ですから、首尾よく聞き取れたとしても、まともに応じる事が難しく、 関心をそらす事に注意が向きます。 …

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