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  • 冬の陽に包まれて初登山、長瀞アルプス・宝登山

    いろいろあって遅くなった初登山は通称・長瀞アルプスコースをたどる宝登山へ。登山口からの谷沿いの日陰道を少しだけ我慢、尾根上に出ると柔らかな冬の陽射し。陽光を浴びつつ、明るい山稜の雑木道を緩やかに進む。左手眼下の野上の街並みも眩しそうに光る。一転、北面の植林の道、少しだけの登り下りを繰り返して正面に宝登山が近づいてくる。夏のかき氷を天然製造しているという氷池への道を左に、わずかで小鳥(ことり)峠。小鳥のさえずりが聞けるのは春ごろだろうか。間もなく出た暗い林道は汗ばんだ身体が冷えるので急ぎ足。着いた宝登山北登山口から今日最大の登り。長い木段状の道を3度ほど越えて到着の宝登山山頂。見渡す眺望と3分咲きながらロウバイに囲まれてのオニギリが美味しい。青空と黄色の花、香りについ長居してしまった。その分、ショートカット...冬の陽に包まれて初登山、長瀞アルプス・宝登山

  • 戦後80年の今年、多く詳しく知る『日ソ戦争』

    太平洋戦争末期の1945年8月8日から9月上旬までの日本とソ連との戦争。終戦の日とする8月15日を過ぎても満州・朝鮮半島や南樺太・千島列島においては消えることのなかった戦火と戦争被害。民間人含む多くの戦争犠牲者を生み続けた。何故に終戦間際に戦争は始まったのか、ソ連軍の侵攻と激戦、避難住民の苦難の実情とその背景など、多くを詳しく知る。著者は日本敗戦の<最後のひと押し>だけでなく、北方領土や朝鮮半島の分断など今につながる<戦後を見据えた戦争>だったと。米ソの思惑がからんだ日本の分割占領案のやり取りに思わず目が。ソ連が占領地として要求したのは郷里の北海道。最後までこだわり、北海道北半分の統治(釧路から留萌までを結ぶ線の北側)も消滅したことに今さらながら安堵。一方、明確な線引きがされなかった千島列島の今が北方領土...戦後80年の今年、多く詳しく知る『日ソ戦争』

  • 冬の暖かい日は寒起し

    今週は寒さが少し和らいで3月のような陽気。畑作業にはちょうど良いと市民農園に。遅れていた1月の作業である寒起しを行なう。スコップを土に深く入れ、掘り起こす。このまま放置して太陽や寒風にさらすのだ。土の中で冬を過ごしていた害虫や病原菌を減らし、固まった土のリフレッシュにもなる。3月のジャガイモ、4月の春・夏野菜づくりの大事な前哨戦。寒冷紗で覆っている葉物野菜の畑も収穫しながら順次、この作業を。その小松菜や水菜、春菊類は最近の雨で多少大きくなってきているようだ。続いている野菜の高値に貴重な援軍、早い成長を望みたい。冬の暖かい日は寒起し

  • 今、なお考える『二月二十六日のサクリファイス』

    昭和11年の2月26日に起きた二・二六事件を題材とした内容。事件後、首謀者の一人として拘束された青年将校と取り調べにあたる憲兵との2か月間を濃密に描く。将校の経歴、思想を探るために何人もの関係者からの聞き取りを通して浮かび上がるのは本人の事件との関わりだけではない。当時の社会情勢、陸軍内部の序列人事や派閥抗争、事件の誘発となる事柄があまりに多く存在。そして捜査の憲兵に度重なる妨害や襲撃。真相を暴かれることに困る大きな敵、黒幕がいるのではないか。小説とは言え昭和天皇はじめ実在の人物の考えや行動は、教科書などの表面的な知識に深い刺激を与える。20名近くが死刑となった日本の近代歴史のひとコマ。題名にあるサクリファイス(犠牲)とは誰か、誰のために、何のために。今、なお問題提起に考えてみた。今、なお考える『二月二十六日のサクリファイス』

  • さきたま緑道、今年は「物語」を創る道

    毎度のウォーキング道、さきたま緑道で手にした『さきたま緑道の彫刻』というタイトルの小冊子。いつも急ぎ足で気がつかなかったが最近置かれたものらしい。この緑道沿いには植栽の樹木にまつわる万葉集の歌碑とともに50の彫刻が並んでいる。長年慣れ親しんだ風景なので足をとめることはあまりない。そのことに表紙をめくると言葉があり<緑道とともに「風景」を創り上げてきた彼らに、私たちが「物語」を創り上げる番です>。そして次のページから、それを誘うように撮られた彫刻群。周囲の緑や田園景色とともに絶妙にフォーカスし、切り撮られている。北風がやんだらペースダウンして歩き、「YOURSTORY」と書かかれた空欄を埋めてみよう。(「街活性室・三島造園共同事業体」発行の上記冊子より転載)さきたま緑道、今年は「物語」を創る道

  • 今年最初の畑へ

    正月明け、まだ閑散とした市民農園で今年最初の畑作業。玉ネギの追肥は3月だけだったがテレビの野菜番組で教えられたこの時期も行なうことに。冬の寒さに枯れそうな苗だが毎年こんなもの。植穴に化成肥料をまきながら、頑張って春には元気な顔をと。そして、植えたままで保存中のダイコン、寒冷紗で覆っている小松菜、春菊などの見回りチェック。やはり少しの時間でも吹きさらしの畑は寒い。早々に終えて、収穫したレタスや春菊で今夜は鍋ものを。今年最初の畑へ

  • しぶんぎ座流星群の流れ星をひとつ

    三大流星群のひとつ「しぶんぎ座流星群」の極大時刻は3日深夜から明け方。当初予定していた車中泊による秩父での撮影は風邪気味のため中止。自宅周辺に切り替えて3時半起床で準備、外へ出てみると星ひとつ見えない雲り空。5時近くまで自宅内で待機したが変わらず断念。ダメもとで4日の夜、自宅玄関前に三脚を設置してカメラまかせのインターバル撮影。結果は流星ひとつを捉えることができた。10時過ぎの東北東の方角、やや斜め一直線に下方へ。夜空に突然現れ、すーっと流れて消えていく。まさに”流れ星”。前夜の極大時刻1時間に30個くらいの予想も曇り空であれば撮れなかったはず。次回チャンスあれば、三大流星群残りのペルセウス座流星群、ふたご座流星群を肉眼で見つつ、カメラで多くとらえたい。しぶんぎ座流星群の流れ星をひとつ

  • 駅前イルミネーションも正月モードに

    去年11月下旬からの地元駅前のイルミネーション。年が明けて、正月の飾付けに灯りがついた。設置作業のときに準備をしていたが、電源コンセントに差し込みせずに置いていたもの。元旦の日に作業したとのこと、新年早々お疲れ様でした。駅の2階から家族連れ3人がしばし佇んで眺めている。「あれっ、『謹賀新年』があるよ」「ほんとだ、昨日まで無かったよね」などの会話を想像してみる。ちょっぴり、灯りの仲間も加わった華やかな光の世界に気持ちもほっこり。地域の方々や駅利用者の皆さん、寒い時期ですが風邪に気をつけてお楽しみください。(点灯は今月24日までの予定)駅前イルミネーションも正月モードに

  • 2025年の年明け

    2025年の初日の出は久しぶりに地元・吹上の荒川河川敷から眺めることに。残念ながら日本一の長さを誇る水管橋は補修工事中のため、それを入れることは出来ない。春にポピー、秋にはコスモスが咲き誇る畑の近くで荒川下流方向に向かってカメラをセット。あわよくば星の景色もと思ったが5時半過ぎ、まだ暗いものの撮ることは断念。東の方向が茜色に染まり始め、土手上や河川敷に集まる大勢の人。寒い中を待っているうちに、ゆっくりと太陽が顔を出し始めた。最近では珍しく、雲ひとつない地平線に初日の出。今年こそ災害の無い年に、そして今なお燃え続ける世界の戦火が消えゆくことを心から願った。2025年の年明け

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