核融合発電炉の設計に不可欠な輸送係数を魔法瓶の原理と併せて解説。トカマクに代わる発想になる事を願う。
原発事故以来、発電方式が様々検討されているが、地球温暖化など人類の未来も見据えた方式としては核融合炉が最高である。しかし、核融合の取り組みは、原点であるプラズマの輸送係数論を究明しないままで進んでおり、不安である。原点に返り、輸送係数を検討し、新たな「等圧法核融合炉」の原理と基本設計をし、「太陽を地上に作ろう」のブログで公表している。しかし、現在は理論だけであり、若き技術者に期待するのみである。
トカマク炉における形状不安定性と乱流の発生原因について-19
にほんブログ村 6 おわりに 核融合の実用化は長年の人類の悲願ともいうべきテーマである。 そしてトカマクはその最も有望な方法として巨額の費用を投じて装置の巨大化が計られて…
トカマク炉における形状不安定性と乱流の発生原因について-18
にほんブログ村 5. まとめ 以上をまとめればつぎのようになる。 1) トカマクには, 粒子の衝突を原因とする流体力学的な「乱流」を伴った閉じ込めは発生しない。 2) 磁力線を…
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にほんブログ村 4. 「偽閉じ込め」と「偽乱流」発生の原因(続きー10) <4.8>プラズマの密度が低い場合 従来理論によれば、輸送係数は常に軽い粒子すなわち電子が輸送係数を支配…
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にほんブログ村 4. 「偽閉じ込め」と「偽乱流」発生の原因(続きー9) <4.7>プラズマ温度が数100万度以下の場合 我々の式によれば 電子に対する磁界に直角方向の輸送係数は数100万…
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にほんブログ村 4. 「偽閉じ込め」と「偽乱流」発生の原因(続きー8) <4.6>「偽閉じ込め○B」の放電方向 この遠心力と拡散力がバランスすることによる「偽閉じ込め○B」も、電荷…
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にほんブログ村 4. 「偽閉じ込め」と「偽乱流」発生の原因(続きー7) <4.5>遠心力と拡散力のバランスによるプラズマの「偽閉じ込め○B」と「偽乱流○B」 遠心力は既述のように…
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にほんブログ村 4. 「偽閉じ込め」と「偽乱流」発生の原因(続きー6) <4.4> 拡散力ドリフト運動による「偽閉じ込め○K」と「偽乱流○K」 トカマクプラズマは真空中に浮遊する。 …
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にほんブログ村 4. 「偽閉じ込め」と「偽乱流」発生の原因(続きー5) <4.3.1> Spitzerの式を適用した場合 この場合、導電率は磁界強さやプラズマ密度に関係なく温度だけで決…
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にほんブログ村 4. 「偽閉じ込め」と「偽乱流」発生の原因(続き-4) ここで滞留という言葉を使ったが、これは同じ荷電粒子が同じ場所に停滞するという意味で無く、 荷電粒子は主…
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にほんブログ村 4. 「偽閉じ込め」と「偽乱流」発生の原因(続きー3) <4.3>遠心力ドリフト運動による「偽閉じ込め」と「偽乱流」 一般に磁場内にある荷電粒子…
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