名古屋市千種区で税理士・社労士として働いています。会計、税務、労務、経営について書いています。
昔、ある大学の先生が「サラリーマンに必要経費を認めないのは不公平だ」として裁判を起こしたことがあります。当時は、今よりもサラリーマンだけが不当に高い税金を支払っていたようでそのことに対する強い不満が訴訟につながりました。結局この裁判で大学の先生は負けてしまうのですがこれをきっかけとして昭和62年に「給与所得者の特定支出控除」という制度が創設されました。サラリーマンにはそもそも「給与所得控除」という概算経費の制度が置かれていたのですが「給与所得者の特定支出控除」によりサラリーマンにも実額の経費を使うことを選択できるようにしたわけです。但し、以前の制度は非常に使い勝手が悪く実際に使われている例がほとんど見られませんでした。これが平成24年度の税制改正で見直しが行われ、以前よりも使いやすい制度に生まれ変わりました。以...サラリーマンにも必要経費が認められる?
税理士法の改正に向けて税理士会が積極的に動いています。現在の法律では税理士になる資格を得るには税理士試験5科目合格のほかに様々な方法があります。1.税務署に23年勤める。2.公認会計士になる3.弁護士になる4.その他、会計に関する大学院や法律に関する大学院を出ると一部科目免除があります。資格を取るのにこんなにいろいろな道があるのも珍しいと思いますが戦後、税理士制度ができた頃に税理士の数が全然足りなかったためにこのようになったと言われています。今回の税理士法改正でメスを入れようとしているのが2と3です。現在は公認会計士や弁護士になれば無試験で税理士になることができるのですが数年前、会計士や弁護士の数を増やしていくという流れがあり、今回の税理士法改正の話につながりました。改正案の内容は公認会計士が税理士資格を取得す...税理士法の改正
昨日の夜は元受講生主催の勉強会に参加しました。今回が参加2回目ですが毎回大変勉強になっています。教える立場から教えてもらう立場へと完全に立場が逆転していますが自分が関わった受講生が税理士として立派になっているのを見ると、とてもうれしいものです。今回も19時から23時までみっちりやりました。そして今日は朝から予定がぎっしりでした。まず、午前中はご紹介いただいたお客様に向けて個人事業を法人成りした場合の予想税額のシミュレーション。結果、法人成りすることによる税額的なメリットがかなり大きかったため法人を設立することになりました。ついでにうちともご契約していただきました。士業パワーチームNさん、ご紹介ありがとうございます。ご契約いただいたお客様をこれから全力でサポートしていきたいと思います。午後からは某大学にてFP3級...昨日から今日にかけてのあれこれ
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