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uedakyongneiuの小説KMG https://blog.goo.ne.jp/uedakyongeniu

朝目が覚めたら、見知らぬ少女が ベッドの横に!? そんなテンプレながらも新鮮な小説!

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uedakyongeniu
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笛吹市
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2011/10/27

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  • 第四十八話(12)

    『さて・・・一方的に提示したからね、先攻後攻は君が決めていいよ。』やや嬉しそうに、αの声がインカムから響く。「・・・じゃあ、後攻で。」俺は相手の手を受けて考える、後攻派である。『・・・ふふ、楽しみだなあ。・・・ポーンを―――へ。」「・・・ポーンを―――へ。」『ほう。意外と堅実なスタートとなりそうだね。―――を―――へ。』「・・・まだわからんだろ、これから荒れるかもしれないぜ?・・・―――を―――へ。」『・・・ふふ、確かにそうだ。気が逸ってしまって・・・―――を―――へ。』序盤はなんのことはない、慎重な駒遣いを繰り広げていた俺達。のんきにチェスを・・・と批判されても仕方ないと思うが、一応、弁解させてもらうと、チェス盤を脳内にキープし、駒を動かしていくのは結構骨が折れてな、しかもスマホを通した通話で、俺はヘリを操縦...第四十八話(12)

  • 第四十八話(11)

    嫌~な汗が背中を伝う。ヘリの運転に支障がないよう、ご丁寧に近くにインカムが用意されている点もまた、気にかかる。α・・・あの、ヘリから出てきた中では一番力の弱そうな青年か。しかし、奴がリーダー格とも思える挙動を見せていた。・・・リーダーと対話か。情報が足りない俺達にとって、できるだけ情報を引き出すにはもってこいの相手ではある。やっちゃいますか。男は度胸。俺はインカムをつけ、意を決してスマホを手に取り、通信のボタンを押した。『・・・僕のヘリを奪ってみせた、勇敢な戦士は誰かな?』聞こえてきた声は、確かにあの青年、αのものだった。言い回しが実によく言えば詩的、悪くいえば中二病だな。「・・・やあ、αさんよ。こちら東山梨高校生徒会会長を務めているクールガイだ。悪いが、お前さんたちのヘリは乗っ取らせてもらったぜ。」俺は内心ビ...第四十八話(11)

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