和歌山市在住。現在、合気道の指導と共に合気道が実践困難な人に健康法として養生道を提案しています。
「転換」も「転身」とは全く違う。 これも文字が示す通り、「転身」が身をかわすことであるのに対して「転換」は立場や力の方向そのものが入れ替わることである。 入れ替わると言っても完全に立場が入れ替わったの
合気道の体捌きとして近年の教本では「入り身」「転換」「転身」の3つが説明されている場合が多い。しかし、初心者にはいささか分かるようで分り難い言葉かも知れない。 中でも入り身・転換と転身の違いは何なのか
佐々木先生曰く、「武道の極意は姿勢と間合い」 若い時、佐々木先生に「間合いはどのように取れば良いですか?」と聞いたことがある。 すると先生は「間に合うから間合いと言うんだ。間に合わない間合いなんて机上
目付け、つまり相手をどう見るかということは、武道に於いて非常に重要なことである。 しかし、合気道に於いては有段者になっても手元ばかり見て相手全体を見ない人が居る。 これは試合をしないことの弊害の一つと
合気道では構えはもちろん、多くの時間を手刀で過ごす。 これは正面打ちや横面打ちだけでなく、片手取りなどの掴み技、突き、襟や肩取りなど間接的に掴まれた場合でも先ず手刀で捌く。 これは剣の理合いの象徴であ
歩きのところでも少し書いたが、構えと共に動作の全てで膝を弛める必要がある。 弛んでいると言っても、そこに力がないということではない。 膝・脚が楽な状態というか、具体的には腰を少し落としている状態である
体の構えの所で述べたが、相半身と逆半身についてもう少し。 相手と対して構えた時、お互い右なら右、同じ方の足が出た場合を相半身、逆ならば逆半身という。 また、左右の別は相半身なら分かりやすいが、逆半身の
心の構えとは、一般的な言葉である「心構え」と同様に解釈して良いと思う。 つまり、物事に対処する心の準備。覚悟のことである。 「いざという時の心構え」と言うように、いつ、どこから、どのような攻めに対して
合気道の構えには体の構えと心の構え、さらに気の構えがある。 そこでまず、体の構えは半身に構える。 右足が前なら右半身、左足が前なら左半身ということになる。 また、相手と対してお互い右なら右、同じ方の足
さらに飛び受け身のコツをいくつか。 まず第一に「前受け身の要領で必ず縦に回り飛ぶこと」。 具体的には、どの技で投げられようが、必ず投げられる方向に顔を向ける。 そしてその時には自分のつま先の方向と顔の
前後の受け身は勿論、飛び受け身が出来てはじめて合気道本来の稽古ができる。 飛び受け身は先述した通り、前受け身のスピードをさらに速めることで実現する。 半身の構えから正眼に構えた手刀を一気に振り下ろしつ
前受け身は半身の構えから正眼に構えた手刀を振り下ろしつつ前転する。 真っ直ぐに切り下すことによって一回転してもまた同じ姿勢になるのが理想だ。 マット運動のでんぐり返しと違うのは半身の体勢から行うという
本来剣の振り上げ振り下ろし一つである受け身だが、初心者にはやはりそれぞれの型を教える。 まず後受け身は半身の構えから頭を下げ帯の結び目を見る。 そして見ながら剣を振りかぶるように後ろに倒れ込む。 この
左右均等に稽古する合気道だからこそ左右の癖を取る必要が出て来る。 「出来る方でやれ!」では済まされない。 不均衡を稽古中に少しずつ修正して行く。 正確な統計を取ったわけではないが、私の子供の頃より癖の
私もこれまで機会があるごとに国際大会をはじめ出稽古に参加して来たが、私の感覚では本家の日本人と比べて外国人の人々は受け身が上手いと感じる。 もちろんこれは一般者、大人の話だが、その大人の稽古態度とし
AIJ・東電...もはや日本人に常識という言葉は無くなったのか?
ニュースのヘッドラインを眺めていると、私に言わせれば常識外れのニュースがめじろ押し。 まぁ、常識外れだからニュースになっていると言えばそれまでだが、それにしても感覚がズレ過ぎている人間や組織がこれほど
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