神様がいないとしても…�

今まで変わった様子なく学校に来ていた小笠原が突然学校を休むようになった。 ただの風邪だろうと思っていたが、風邪にしては休む期間が長すぎる… ボーっと窓の外を眺めていたら、津田が…

神様がいないとしても…�

神様がいないとしても…�G それからどうやって小笠原と別れ、一人で家に帰ったかを覚えていない。 覚えているのは、小笠原と、華のような笑顔の女の子、雲雀咲葉だけ。 心臓がドクドク言っ…

神様がいないとしても…�

神様がいないとしても…�F 「津田！おかえり〜！！」 「みんな、ただいま！！」 あの日、階段から落ちて骨折し、リハビリを受けるために学校を休んでいた津田が帰って来た。退院後初の登校…

覚悟は貴方へ

スペインが帰ってきた。 覚悟は貴方へ 永い航海を終え、スペインが帰ってくると、ロマーノには一つ、仕事が増える。 仕事、と言っても普段やってるような掃除や洗濯と言った類ではない。 …

I tempt you into loving.

何と、僕と美作武雄が恋人として付き合い初めてから三ヶ月も経っていた。 「なぁコータロ」 お茶入りのペットボトルから口を外した美作は、フイに僕を呼んだ。 学校帰りのデート。 …

キス 5

一週間に一度の日曜日。 たまには学校以外で中尾と会ってみたくて、中尾の家に押しかけてみた 「やっ…。」 「…清水…」 家着の中尾はいきなりの訪問に多少は驚いたものの、部屋…

キス 4

「中尾は、キスと接吻、どっちが好き？」 「キスと接吻？」 授業と授業との合間の10分休憩。 キスと接吻、中尾はどっちが好きか尋ねてみた。 一見、どっちもキス。 口でするのには変…

キス 3

今日も昼休みは皆とバスケをして遊んだんだね。 こんなとこで眠っていたら、風邪を引いちゃうよ。 秋になり、少し肌寒いけど、今日も元気いっぱい外で遊んだ君は汗をかいていた。 そし…

キス 2

「ねぇ中尾。」 「なに？」 あのキス、僕がしたキスに少々疑問は持ちながらも、 中尾は僕とイイトモダチとして続いている。 「僕、今日誕生日なんだ。」 一瞬、驚いた顔はしたけ…

キス 1

笑う君の笑顔が眩しくて、おもわずキスをしたくなった。 君になら、あげてもいい。 僕のファーストキス。 昼休みに友達と外でバスケをしている、君。 知らないんだろぉな、僕が…