名古屋の中学受験専門プロ家庭教師です。 国語の魅力と名古屋の受験事情を語っていきます。
現代は情報化社会です。 多くの情報が、簡単に手に入る時代です。 さらに言えば、情報が氾濫している状態です。 これからを生きる子供たちに求められているのは、 多くの情報の中から、 「自分が必要とする、正しい情報を選択する力」 だと考えています。 その力を得るのに、一助となれれば幸いです。
何度か書いていますが、 入試は模試の偏差値通りには いかない部分があります。 偏差値的に余裕があっても 5ぐらい上でも絶対ではないですし、 5ぐらい下でも逆転の可能性が十分あります。 改めて「相性」の重要性を感じた、 今年のヨーロッパチャンピオンズリーグの 決勝の結果でした(苦笑) グアルディオラは好きなので シティを応援していたんですが、 残念です。 プレミアリーグでは優勝したシティで…
NHKの朝ドラの再放送で 「あぐり」をやっていますね。 モデルになっているのは吉行あぐりさん。 90歳を過ぎても現役の美容師さんで、 芥川賞作家の吉行淳之介と女優の吉行和子の 母親でもあります。 Wikipediaによれば、 吉行あぐりさんは1907年生まれで 2015年に107歳で亡くなっています。…
先日、河合雅雄先生について書きました。 外山滋比古先生、河合雅雄先生も 亡くなられました。 1920年代生まれのご存命で 受験に出る方は誰だろうと考えていて 思い出したのが竹西寛子さんでした。 ひさし少年の連作…
昨日は皆既月食でしたね。 私は外で見ようと思っていたのですが、 よく見えませんでした。 そこで国立天文台のYouTubeで 見ていました。 時代ですね。 それにしてもYouTube、 便利ですね。面白いですね。 便利で面白すぎて、 ついつい他の動画も見てしまい、 時間の浪費につながりそうで怖いです(苦笑) …
本日5月26日は3年ぶりの皆既月食。 それもスーパームーンということで、 楽しみですね。 幸い今晩はお天気も良さそうなので 天体ショーが見られそうな 気がします。 こういうことに興味を持つと、 理科の天体とかも好きになって くれるかもしれませんね。 ちなみに私は中学受験時代、 理科が一番苦手でした。 その中でも月の満ち欠けが 一番苦手でした(苦笑) 余談 こういう皆既月食とか…
5月下旬になり、 しかも例年よりもかなり早く 梅雨入りしたこともあり、 クールビズにしました。 いやあ、楽でいいですね。 より良い地球環境を残すため、 ご理解ください(笑) 私がカチッとした服装に戻すのは 9月下旬ぐらい。 そうなったら今年度の受験も あっという間に入試本番です。 その時になって慌てないように していきたいですね。 まずは良い形で夏休みを 迎えたいもの…
中学受験をする小5、小6の男の子に 一番人気の本が はやみねかおるさんの 「都会のトム&ソーヤ」だと 思います。 今年の子もそうですし、 昨年度の子もそうでしたし、 今は高3できっと大学受験を 頑張っているであろう子も 読んでいました。 私に出会うまでは 読書嫌いだった子が夢中になって、 夜中にずっと読んでいて お母さんに叱られたとか、 トイレにまで持ち込んで 読んでいたとか、 数々の伝…
塾のテキストの場合、 どの学校にも対応できるように できていると思います。 全ての単元の細かい知識まで 載っているわけですから、 当然分厚いですね。 私の場合はその子の志望校から 逆算しますから、 その学校で出題されない部分は カットします。 万一出ても最小限のダメージで 済むようにします。 正答率が低い問題もカットします。 そうすることでかなり負担を 減らせると思っています。 学校…
中学受験の過去問の問題集で、 ここ数年では一番ご家庭に人気なのは 教英出版さんだと思います。 この愛知県の各私立中の過去問は 4月に出版されている学校も多いので、 もうご購入されたご家庭も あるかもしれませんね。 (東海、南山、名古屋などは 4月に出ています。 滝は6月上旬予定でまだですね) 教英出版の過去問の長所は やはり「実物大」ということでしょう。 入試本番に近いプリント形式が ご家…
名古屋地方気象台によれば 5月16日に 「梅雨入りしたとみられる」 とのことです。 これは平年より21日早く、 統計史上でも2番目に早いのだとか。 今週は雨ばかり、 今日も名古屋は大雨ですね。 明日は曇りのち晴れ予報なので、 一息つけそうでありがたいですね。
若松英輔さんについては 2021年3月2日の記事 「NHK 100分de災害を考える」 でも少し書きました。 現在は東工大のリベラルアーツ研究教育院の 教授もされている批評家です。 その時にも書きましたが、 2007年の 「求道の文学ー越智保夫とその時代」で 三田文学新人賞を受賞された時も 買った三…
2021年はセンター試験から 共通テストになった年でもあります。 中学受験も元からセンター試験を 意識していると思われる 問題が出ていますから、 共通テストを意識した問題も 出るだろうと予想していました。 共通テストのプレテストで 同一筆者の複数テクストの問題が 出ていましたから、 こういった問題を出す学校もあると 思っていました。 海城の大問2の問8が それに該当するかと思います。 若…
「セレンディピティ」は、 某大手の中学受験塾の模試で 毎年見かける言葉ですね。 三省堂の大辞林によれば、 「思いがけないものを 発見する能力。 特に、科学分野で失敗が思わぬ 大発見につながったときなどに 使われる」 と説明されています。 私は小5、小6の子には 付箋(ポストイット)の例で 説明することが多いですね。 本当は丈夫な接着剤を作ろうと…
5月14日に京大名誉教授の 河合雅雄先生が 亡くなられました。 1924年生まれの 97歳とのことですね。 河合雅雄先生は霊長類学者として 世界的な権威で、 中学受験でもよく文章を お見かけした方です。 同じく京大の名誉教授で 文化庁長官もされた
今回の記事は中屋敷均先生の 「科学と非科学」その3です。 各中学、大学でどの部分が使われたのか 書きたいと思います。 2019年 東大 第七話 「科学と非科学のはざまで」 2020年 北海道大学 第六話 「科学は生きている」(P77~P83) ・ノーベル賞を受賞した業績 (1926年ヨハネス・フォビゲルの ノーベル生…
前回に続き、「科学と非科学」です。 個人的に面白かったところを 引用させていただきたいと思います。 P6 本書は、科学と非科学のはざま、 言うならば、「光」と「闇」の間にある、 様々な「薄雲」に焦点を当てた本である。 現代において「非科学的」というレッテルは、 中世の「魔女」の…
科学をテーマにしたものは、 中学受験でも大学受験でも 出ますね。 「合理的」「論理的」に物事を考える、 ということには賛成です。 ただ、私の「人間観」は そんなに「合理的」「論理的」な 存在ではないんですよね。 「もうお酒はやめよう」と思っても、 翌日には「飲まずに何が人生だ」と思う 人間ですから(笑) 学生時代も経済学を学んでいるときに、 「経済人仮説」とかも 「何を言ってるんだ」とい…
この仕事をしていて、 やはり「成績が上がった」との ご連絡をいただくことは嬉しいですね。 私にご依頼ある時点でほとんどの子は 国語が苦手で、控えめに言って 好きではない科目です。 でも数か月で国語が好きになり、 稼げる科目になって喜んでもらえると 私自身もすごく嬉しいですね。 授業スタートの、最初の3,4か月が やはり勝負ですね。 そこでしっかり結果を出すと、 「ああ、この方向であってい…
今回の記事は池内了先生についてです。 池内先生は宇宙物理学者です。 学生に対する科学に関する本も多く 書かれていて、中学受験、大学受験でも 出題されています。 2021年も栄東の特待で 「なぜ科学を学ぶのか」 (ちくまプリマー新書) から出題されています。
中学受験、高校受験、さらに大学受験でも 出題されているのが、伊藤亜紗さんです。 伊藤亜紗さんは東大の2年までは 生物学者を目指していて、 3年次から文転して美学を専攻した方です。 東大の理系から文転して美学へ進んだというと、 私は東大医学部から転じて美術史へ進んだ
私の授業は1回2時間ですが、 こまめにキッチンタイマーで 時間を区切っています。 記号、抜き出し問題は 1問2分ぐらいで解いたりして、 2分がどれぐらいなのかを 体で覚えてもらう感じですね。 慣れてきたら、 通しで1つの長文を25分ぐらいで やることもあります。 中学受験の国語でよくありがちなのが 時間配分の失敗です。 最初の長文の正答率が高く、 2つ…
各中学の先生、各塾の先生も 当たり前ですが本一冊を 全て出題できるわけは ありません。 入試も模試も時間的に制約が あります。 入試や模試の時間、偏差値にもよりますが、 5~7分前後ぐらいで1つの 長文は読めるようになっていると 思います。 本のどこを中略なく使うのか、 中略を挟んで何か所かを つなぎ合わせるのか、 同じ本からの出題でも その中学、塾のカラーに合わせて いわば「編集・出題力…
現在出ている緊急事態宣言は 東京、大阪、兵庫、京都の 4都府県ですね。 5月31日まで延長されるとともに、 愛知県、福岡県も 加えるとのことです。 飲食店を経営している人の ブログを見ると、 悲しみと怒りが伝わってきます。 大阪の医師の方のTwitterを見ていると 変異株で大変なようですし、 緊急事態宣言については どちらの主張も一理ある気がします。 本当に厳しい日々が続きますが、 感染症的に…
将棋は藤井聡太さんの活躍もあり、 羽生さんの時以来のブームですね。 その将棋を題材にしたのが、 佐川光晴さんの「駒音高く」。 これは7人の主人公の連作短編集ですね。 短編の1つ1つは30ページ前後なので あっという間に読めます。 引退間際の棋士、将棋会館の清掃員、 女流棋士を目指す女の子、新聞記者など 将棋に関連する老若男女が 各章の主人公です。 中学受験としては、 小学校5年生が主人…
中学受験の国語の模試の受け方について 書きたいと思います。 1.模試の前日まで ①毎日の読書 ②前日に国語の長文読解を軽く解き、 感覚を鈍らせない。 一通り解く時間がなければ、 記述はキーワードのメモにとどめ、 記号問題だけでも良し。 2.模試の当日 ①腕時計を必ずしていくこと 全部の時間を使い切ろうとせず、 3分…
授業で生徒に覚えてほしい言葉が出てくると、 辞書を引いて写して覚えてもらっています。 ただ単に写すだけでは生徒に関心を持って もらえないので、最初のうちは語源が 面白いものを選んでいます。 先週の授業中、「矛盾」という言葉が 文章中にあったので、 意味と語源を知っているか 生徒に質問しました。 語源をご存じの方も多いかと思いますが、 辞書の大辞林によれば、こんな感じですね。
2021年5月3日の「THE 名門校」は 西大和学園でした。 創立わずか35年で 東大合格者ランキング全国6位は すごいですね。 「灘を抜く」「関西一になる」と 鼻息荒かったですが、 今回の放送を見ていると 本当にそういう時代が来るかも、 と思いました。 それにし…
中学受験、大学受験ともに 見るのが村上陽一郎先生のお名前です。 2021年の入試は 何といってもコロナを 抜きには語れませんでした。 村上陽一郎編 「コロナ後の世界を生きる ー私たちの提言」(岩波書店) この本は絶対に使われるだろうなと 思っていましたが、早稲田中で出題 されましたね。 (出題自体は村上陽一郎先生ではなく、 ロバート・キャンベルの部分から…
2021年の中学受験で大きなインパクトが あったのはこの作品では ないでしょうか。 いとうみくさんの、 「朔と新」(講談社)です。 ラ・サール、栄光学園、 浦和明の星、淑徳与野などで 出題されました。 この作品は2020年に 野間児童文芸賞も受賞しています。
森博嗣も中学受験で頻出ですね。 東海を卒業後、名大で助教授などを されてから作家になった方です。 この東海地区でも 近年よく出題されています。 (東海、南女、滝、愛知中など) 2019年 東海 「集中力はいらない」
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