真紀が勇気をだして、のぞき穴から廊下をのぞこうとしたそのときだ。「瀬川さぁん、いないのかなぁ?」女性の声がノックとともに聞こえた。穴からのぞくと何度か会ったこ…
まんじりともせず朝を迎えた真紀は、明るくなると早々に起きだして家事をしながら可燃ゴミをまとめた。ゴミだしに外へでるのも怖くて、拓斗がでかけるときに出してもらお…
明日より5/10(火)までペタ・更新ともおやすみさせていただきます。5/11(水)より再開いたしますので、よろしくお願いいたします。
「ん・・・まだ目覚ましなってねーだろ・・・。」「違うの、拓斗おねがい起きて!」毛布をかぶろうとした拓斗の肩を真紀が揺さぶったとき、また玄関のドアがたたかれた。…
夜遅く、拓斗が友達の車を借りて大荷物をもって現れるまでの長い時間、真紀は麗姫のおかげで怖さを忘れてすごすことができた。「ごみだと・・・警察に言うのもなぁ・・・…
「麗ちゃんがいますように・・・TAXIがいませんように・・・。」どきどきしながら、ギルドメンバーを確認すると麗姫だけがログインしていた。(神様っているんだなぁ…
ない。さっき古着をつめこんで、出しておいたごみ袋が忽然と消えている。真紀は反射的にバタンとドアを閉め、震える手で鍵とチェーンをかけた。なかなか言うことをきかな…
ゲームもリアルも戦闘態勢に入ったらしい拓斗は頼もしくもあったが、かえって相手を刺激することになったのではないかと真紀は不安だった。翌朝、会社へ行く拓斗を見送る…
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