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  • No. 001 オーストラリア紀行:砂糖黍のバンダバーグ (1)

    英語集中コースの友達、韓国人男性のイクスックが叫びました。退屈でつまらない授業の休憩時間に、ストレス解消のつもりか思いきって声をだしたのです。 --何のために行くんだ? 答えが身体で分かっているのに、私は即座に反応しました。私もブリスベンに来て2カ月経ったのに、全然何処に...

  • 特別編・私の中の男と女

    今回は、特別版としてさせていただきたいと思います。 私の心の中の故郷や母や父の話です。 ◆私の中の男と女 今回はちょっとすこし趣向を変えて、私が生まれた故郷のことや私の家族について書いてみたいと思います。 □□□ 私が生まれたところは自転車でマレイシアに行けるほ...

  • No. 074 ヤワラーの食べ物と旅

    前回の私の「馬鹿!な生活」に対して、励ましのメールなどを読者から頂きました。本当にありがとうございます。 人は確かに悲しいことに出会うことがありますが、その過程にいても小さな楽しみや幸せを見つけ、生きていけるものなのですね。 私の日々の生活では、食べることは常にどんな状...

  • No. 073 チャオプラヤーのほとりで!

    (前回まで)バンコクに帰ってひょんな経緯で、大学で教えることになったスヤダー先生。「ゴクセン」のような雰囲気でしばし人気があったのですが、期末試験でカンニング事件が発生してしまいました。さて、その後始末は? ☆☆――――――――――――――――――――――――――☆☆ ...

  • No. 072 期末試験カンニング事件と「ゴクセン」

    バンコクでのIT関係の国際学会で学生と共に私がこの会議のある部会で議長をしたときに、撮った写真です。クラスのまじめな学生が参加しました。 彼等は私の誇り高い学生達です。 あ、真ん中でスーツを着ている老けている人は大学の学部長です。 その右の人も先生です。では、私はどこに...

  • No. 071 バンコクの夏、そして大学で教える日々

    バンコクの夏は暑苦しいというイメージでしたが、16年間離れて戻ってきてからの初めての夏は意外にイメージと違っていました。 純黄色のドー・クン(ドー・チャイヤプック)が、道路歩道脇でふじの花のようにそれぞれの房が風に吹かれて、青空に泳いでいる姿は何とも説明できないくらい私の...

  • No. 070 タイで働く

    ロイガトンの季節になると、ここはかなり込み合っています。今年のロイガトンは10月31日でした。残念ながらスヤダーは夜のクラスが合ってお祭りなど参加できませんでした。 ABAC大に決めたあ! --わお!1時間前にもう着いてしまいましたのね。 と私は時計を見ながら姉に話...

  • No. 069 片道のタイ行き切符

    もうすぐ卒業してどこで働くのかより、国へ帰ることのほうがどきどき、うきうきする気分でした。今年度卒業する予定の周りの友達は皆就職の行き先が決まり、 --スヤダーは決まった? と飽きるほど聞かれました。 --いや! と言いながら私の頭の中はとにかく卒業することで一杯...

  • No. 068 強い人

    タイの一番暑い季節である今月、バンコクのパホムヨーチンソイ52にあるとある家の部屋で汗をかきながら16年前の手紙や写真を処理したりしました。あれこれを見て自分が初めて日本に行ったときのことを思い出します。 3月26日の日本はやや小雨が降り、空も曇っていましたが、桜も咲き始めて...

  • No. 067 ナラティワートの日の出、ペナンの夕暮れ

    お正月だ!今世紀最後だ!と町中は騒いでいる中、私は静かにお茶を飲んだり、みかんを食べたり、するくらいです。 うん、今年はどこへも行けないのです。しょうがないから、、去年の年末からお正月の旅行を振り返ってみるしかないですね。 ***** 私は子供の頃、タイのベトンから自...

  • No. 066 香港で食べる・マカオで飲む (2)

    家には黒茶,白茶、青茶、ジャスミン茶、バラ茶、それに健康茶があります。そのときどきの気分に合ったお茶をのむためです。 健康茶は白茶少しとばらばらのバラ茶にウーロン茶をミックスしたものです。 香港のノース・ポイント(北角)のお茶屋のオーナーが片言の英語で、 --女性が毎日飲...

  • No. 065 香港で食べる・マカオで飲む (1)

    狭苦しく、不潔で、人ごみでごった返すモン・コクやヤウ・マ・テイは何故か好きです。私自身の性格と正反対なところなのに。 一人で目的なくむきに歩き続けていた自分、歩くと必ず誰かと肌が触れ、ごめんなさいというあやまりの言葉もなく、相手がどう思うかも気にせず、振り向きもせず、単に物...

  • No. 064 「タイ語総合力学習システム」のお話

    秋の平穏な日差しや涼しさで、さびしさを隠せないこの頃のスヤダーです。なぜでしょう?みなさんは私みたいにこの季節になりますとさびしく感じたりしませんか? まあ!もしかしたら、タイ語学習システムの製作やタイ・日本での操作実験の慌しい日々が一段落したからかもしれませんね。 そう...

  • No. 063 カノムチン

    南の本格的なカノムチンの写真がなかったので、Robinsonで本格的でないカノムチンを注文して、写真をとりました。 前回のカノム・コックに続いてカノム・チンのことを話します。 両方ともカノムという言葉がつきますが、カノム・コックは形としては日本のたこ焼のようなもので、...

  • No. 062 私の思い出の美味しい食べ物 (後編)

    雨の多いベトン 私の足が治った後、母は私と一緒に暮らす約束をしてくれました。母は持病である心臓の病気が出て、ヤラーに住めなくて一人でベトン暮らしをしていました。父は私の望みに猛反対しました。 --教育のためにヤラーが良...

  • No. 061 私の思い出の美味しい食べ物 (前編)

    ベトン(子供はゴム園でとっくみあうのが好きです。) ああ!忙しい毎日を狭いマンションそのもののような研究室にいると何だか!寂しいです。緑が少なくテーブルの本とコンピュータの画面と過ごす毎日はやっぱり、精神や心、体にだって、何かが欠けているって...

  • No. 060 対談:タイ出家事情

    今回は私の友人である日本人のオバーソがタイで出家した事情からその顛末までを聞いてみました。 スヤダー 今日はタイで出家した珍しい経験を話してもらいたいと思っています。 オバーソ いやあ、出家の際にいろいろと情報をくださったスヤダーさんの依頼じゃあ断れませんね。(笑) ス...

  • No. 059 悲劇の舞台ポート・アーサー (Port Arthur) (2)

    いつもにやにや笑い、ときとしてくすくす笑うMartin Bryantは、悲劇の事件を起こすのに沈着冷静に準備していたことが警察の調べで明らかになりまし た。 たぶん彼は自分のやったことの意味あるいは影響について理解しているとは思えません。しかし、事件を起こす前のMartin...

  • No. 058 悲劇の舞台ポート・アーサー (Port Arthur) (1)

                                        ホバートからポート・アーサーまでのルート 私がオーストラリアに住み込んでから、3ヶ月たとうとしていたころの1996年4 月28日、タイ人仲間と学校から家に戻り、いつも通りテレビをつけ、食べ物を探し、食...

  • No. 057 天国に一番近い島 (2)

    私はメルボルンから飛行機で一時間くらいでタスマニアに着くとすぐに、Tass manian Travel Centerでバス・マップやホバート・マップをゲットし、学生の IDを利用し、Offpeak Ticketを買いました。地図を眺めながら最初の行き先 を決めました。 --え...

  • No. 056 天国に一番近い島 (1)

    タスマニアのFranklin Squareという所にある公園です。 バスが来るまでここでチェスを遊べます。(Suyada) --天国に一番近い島に行きます。 --それはどこ? --タスマニアです。 オーストラリアはブリスベンの英語学校クラスで、これからの長い休...

  • No. 055 特別編・水俣旅日記 (17) チッソ工場

    次の日の午前中、東京へ帰る前に念願のチッソ工場を見学しました。 私自身は旅行の初日から --チッソ工場に見学したいです。 と要望を出しましたが。 --行く必要はない! とか、 --行ってもしょうがないよ! とか吉本さんやスタッフに言われました。 しかし...

  • No. 054 特別編・水俣旅日記 (16) 天野屋敷

    今夜泊まる予定の天野さんの山の上の茶工場に向かいました。 和也さんのお父さん、淳さんが暑い中 --そっちは涼しいよ! と言いながら車で案内して行きます。 淳さんのおしゃった通りでした。天野さんの家は山の上にあり、茶畑の中に木造の1.5階建ての小屋が建っているという感...

  • No. 052 特別編・水俣旅日記 (14) 軽蔑

    ゆっくり寝たりしてのんびりした後、私達は水俣市で一番高い大関山に行きました。大関山は900mあるそうです。広々とした風景とそよそよと吹く風は、寝不足のスヤダーの気持ちを鮮やかにし、心の中に一輪の花が咲いたような気分にしてくれました。 大関山の頂上には祠があり、それは1m四方の石...

  • No. 053 特別編・水俣旅日記 (15) 水俣病歴史考証館

    ここで、展示物を見、私がこれからタイの子供のために「環境問題」の本を作るのに役に立つデータや資料があると思いました。 「環境問題」の本を作るにあたって必要だと思った資料をいくつか買いました。 眩しい太陽の日差しは強く苦しいものでした。ビデオルームでビデオを見たとき、何人かの...

  • No. 051 特別編・水俣旅日記 (13) 朝市

    短パンと白のTシャツで私は自分の鞄とラップトップ・コンピュータのリサちゃんを大事に抱えて乗りました。 出発しようとする時に、角田さんがいきなり、 --明日、朝市だよ!吉本さんのお母さんも出場するから4時に起きて手伝いなさい! --うそ!うそだよね! と思いました。 ...

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