伊豆の情報、世界の名画、ジオパーク、墨象、書道などの癒しの作品を日頃の日記とともに載せています。
東京より南伊豆にきて書道を教えながら墨象というジャンルで世界に挑戦しています。ル・サロン永久会員。プラド美術館芸術家功労証会員。AMSC永久無鑑査公式認定作家。中国認定作家。日本書峯会主宰。
<記事の内容抜粋>「一時の安らぎ」天城の森は思っているよりもずっと暗い。われ先にと頭上へ手を伸ばし、その手の先に付けたたくさんの葉を空いっぱいに広げ、太陽の光を皆がむさぼるからだ。長い年月、その競争をした森の天空は、パズルが完成したかのように隙間がない。でも、そんな時間もすぐに終わってしまうのかもしれない。なぜなら、暖められたその場所では次の戦いが始まっている。いつかまた、この空いた穴は、戦いに勝った者が手に入れ、また陽をむさぼり、森の命はつながっていくのだ。伊豆新聞掲載=天城山からの手紙
<記事の内容抜粋>熱帯植物園、今季2度目南伊豆町の下賀茂熱帯植物園(安藤広和支配人)でヒスイカズラが珍しい2度目の開花を迎えている。例年は4月上旬〜中旬の花だが、園内には15房ほどがつぼみをふくらませている。安藤支配人は「何年か前にも一度あったけれど珍しい。3月の開花のときは新型コロナウィルスで見られなかった人もいると思うので、この機会にどうか」と話した。問い合わせは同園(電話0558-62-0057)へ。伊豆新聞掲載=ヒスイカズラ開花
ノートル=ダム・ド・マント●1925年。カンヴァス・油彩。縦78.7X横52.5センチ。大阪府立北野高等学校蔵。パリの東50キロほど、セーヌ川左岸に沿ったマント・ラ・ジョリはコローの愛した景勝の古都であり、▶︎マントの橋◀︎は彼の好んだモチーフであったが、ここのノートル=ダムも気に入っていて、6点も描いている。前年秋を過ごしたネル・ラ・ヴァレの周辺はバルビゾン派の画家たちの写生地であり、マントはそのメンバーであるコローの好んだ地であったことに魅れて出かけたものであろうか、佐伯も3点のノートル=ダムを残している。世界の名画/佐伯祐三(7)
<記事の内容抜粋>下田海中水族館1日、営業再開下田市三丁目の下田海中水族館は29日、大水槽・アクアドームペリー号にマイワシ約2000匹を搬入した。大水槽のマイワシは計約5000匹となり、キラキラ輝きながら群泳する"イワシトルネード"が楽しめる。コロナ禍で休館していた同館は6月1日、営業を再開する。「再開を前に補充できた。映像では味わえない生き物たちの躍動感を感じてほしい」と来館を呼びかけている。伊豆新聞掲載=マイワシ5000匹群泳
<記事の内容抜粋>来月15日から通行止め県下田市の下田土木事務所は6月15日〜10月16日、国指定重要文化財「天城山隧道」(旧天城トンネル)を通行止めとし、補修工事を実施する。2001年の重要文化財指定を、通行止めを伴う大規模な補修は初めてとなる。「わが国に現存する石造り道路隧道の中で、最大長を有する土木構造物で、技術的完成度が高く、明治後期を代表する隧道である」として2001年6月15日、道路トンネルとしては全国で初めて重要文化財に指定された。伊豆新聞掲載=天城山隧道初の大補修
クラマール●1925年。カンヴァス・油彩。縦50.7X横71.4センチ。山種美術館蔵。クラマールのマダム・ダヴィの屋敷はコンクリートの塀に囲まれた3階建の広壮な建物であったというが、この絵の建物がその本館であるまいか。右上隅に署名と年記があるのにもうかがえるように、画家にとって、自足するところがあった作品なのであろう。建物や塀の堅牢な物質感の表現は、ヴラマンクのいう「カチンと音のする石」を描ききっており、さらに佐伯のいう「ユトリロのシュミ」が加わっている。世界の名画/佐伯祐三(6)
<読み>すみやまのもえこそまされふゆさむみひとりおきびのよるはいもねずゆうさればいとぞわびしさおほいがわかがりびなれやきえかへりもゆ順集=源順の家集。三十六人集の一つ。成立年は不詳ですが、平安時代中期か後期と見られます。書家・かな784/順集
<記事の内容抜粋>休業従業員を雇用国産桜葉の生産量日本一を誇る松崎町で、大島桜の葉の収穫シーズンを迎えた。町内の畑では農家らが鮮やかな緑色の葉を丁寧に摘み取っている。飯野社長は「同じ松崎町民として困ったときは助け合わなければいけない。桜葉産業について知る機会にもなってほしい」と話した。伊豆新聞掲載=桜葉、収穫期迎える
クラマールの午後●1925年。カンヴァス・油彩。縦53.0X横64.5センチ。山種美術館蔵。1924年1月、パリに着いた佐伯は初めホテル住まいをし、3月、パリ南郊のクラマールに移った。マダム・ダヴィの広大な屋敷内の2階家に川口軌外の一家、その隣の平屋に佐伯一家が住んだ。しかしこの絵はその翌年に描かれたものと思われる。というのは24年の夏、佐伯はヴラマンクの強烈な洗礼を受けて、「叩けばカチンと音のするような石を描け」との物質感の表現を強調する教えに従って、美校流のアカデミスムを生産して、フォーヴィスムをわがものにする苦渋に満ちた自己革新に向かう。世界の名画/佐伯祐三(5)
<記事の内容抜粋>少年時代に追った思い出少年時代、初夏の宵に竹ぼうきを振り回してホタルを追った思い出がよみがえった。微かな虫の匂い。草むらで光る雌を求め、小川や水田の上で乱舞していたゲンジやヘイケボタルは開発や農薬で激減してしまった。淡水で過ごす幼虫のために水の流れるビオトープ(人口の箱庭)を作り、餌になる巻き貝のカワニナを放流、捕獲した幼虫を水槽に移して大事に育てた。おかげで養殖が羽化して各地で「ホタル祭り」が開催されるまでになり、最近は自然環境の浄化で天然ホタルも徐々に増えつつあるのが嬉しい。伊豆新聞掲載=あの頃の伊豆
<記事の内容抜粋>入場制限、囲いなど対策下田市の福井祐輔市長は、27日の定例記者会見で「海水浴場を開設する方向で準備していく」と述べた。22日の市議会全員協議会で報告した「海水浴場を開設しない方針」を前向きな方針に改めた。「安全安心を確保するため努力するが、感染が再び拡大した場合は方針を見直す」とした。開設可否の最終判断は、6月下旬から6月中旬に前倒しした。伊豆新聞掲載=中止一転、開設へ
ヴィオヌ河周辺風景●1925年。カンヴァス・油彩。縦51.7X横63.0センチ。▶︎ノルマンディ風景◀︎と誤称されてきた作品であるが佐伯はノルマンディに行っていない。この絵の裏に▶︎オニー風景◀︎が描かれており▶︎オニー風景◀︎として5点残るから、▶︎オニー風景◀︎とすべきかと思われる。1925年の春、画家はポントワーズ、オニー、ユスなどに写生旅行をしており、この時の作品とすれば、制作年も24年とされているが25年春とした方が適当であろう。世界の名画/佐伯祐三(4)
<記事の内容抜粋>大地の詩が聞こえる前回から続き今回も簑掛岩からの1枚を紹介する。ここは、私の中でたくさんの思い出がある場所で、何回行ったかわからないくらいにこの場所で朝を迎えた。当時は伊東市から出発したのだけど、日の出の大体40分前に現地へ到着しないと、まともな朝の撮影はできない。そして、いつでも撮れるわけでもなく、朝日を絡めて撮るには、11月中旬から2月中旬の期間しか出会うことができないのだ。そして、朝のピークタイムは日の出前の40分から日の出後30分ほどになる。しかも、いつもいい景色に出会えるわけではないので、たった10分ほどの撮影のために、車を走らせ眠い目をこすって帰ることもある。今回は、こんな素晴らしい朝が、日々繰り返され、そして、この景色が見られる伊豆は素晴らしいのだとお伝えして終わりにする。伊豆新聞掲載=素晴らしき日々
<記事の内容抜粋>「感染拡大なら見直し」南伊豆町は26日、今夏海水浴場2ヶ所(弓ヶ浜、子浦)について例年通り開設する方針を示した。岡部克仁町長が「感染が拡大するようなら見直しの必要もあるが、いまのところ例年通り」と会見で述べた。中木区などが独自に開設するヒリゾ浜も、同様に海水浴を実施する方向で動いている。町内の観光事業者は「今年の夏は海外旅行ができないぶん、伊豆の旅行は大きくはねるかもしれない。いつもより良くなる可能性だってある」と期待する。伊豆新聞掲載=南伊豆町は開設方針
メル・ラ・ヴァレ風景●1924年。カンヴァス・油彩。縦60.0X横80.0センチ。個人蔵。オーヴェールへのブラマンク訪問から帰った佐伯は人が変わったように夢中に絵に誘い込まれてタッチは悪くなり、米子夫人の回想には、「いままでの作品とはすっかり変わった不透明な色彩の絵の具を思いきり厚く塗ったものになって行きました。特に色彩は、ノワール・ディボワール、プルッシャン・ブルー、オークル・ジョンなどでした」とある。秋に、里見がかつてブラマンクに連れて行かれたネル・ラ・ヴァレに今度は里見に連れられて行く。世界の名画/佐伯祐三(3)
<記事の内容抜粋>昼と夜「ヒレを広げて威嚇」セミホウボウは危険が迫ると、背ビレを大きく広げてブラッシング効果を発揮し、滑空するように逃げる。その姿は、まるで海の中をグライダーが飛んでいるようだ。夜は砂底で昼の彩色と模様を、見違えるように変化させて休む。外敵から身を守る見事な保身術に驚くばかりです。伊豆新聞掲載=魚の国の知恵くらべ
<記事の内容抜粋>好奇心旺盛な甘えん坊下田市三丁目の下田海中水族館(鈴木博総支配人)は31日まで、雌のカリフォルニアアシカ(生後10ヶ月)の名前を募集している。名付け親になった人には、年間パスポートなどの景品が贈られる。応募は会員制交流サイトのツイッターで、同館公式アカウントから行う。結果発表は6月7日。同館の他アシカにはモカ、リク、カイという名前がそれぞれついている。伊豆新聞掲載=雌アシカに名前付けて
パリ遠望●1924年。カンヴァス・油彩。縦54.2X横71.2センチ。佐伯は只事する里見勝蔵を頼ってパリに出たが、里見は生活から画事のすべてを世話し、啓蒙した。ペルラン・コレクションの200点のセザンヌや、ベルネーム=ジュヌの本宅のルノワール40点、セザンヌ30点、ゴッホ15点のコレクションは、パリで佐伯が里見に連れられてみた最初の眼福であり、4月7日付山田新一への書簡に、セザンヌの絵は随分たくさん見ました。ルーヴルで3枚、画商で4.5枚、ベルネーム・ジューヌの本宅で2.30枚見ました。世界の名画/佐伯祐三(2)
<記事の内容抜粋>今年も不漁の見通し全国屈指のテングサ産地として知られる西伊豆町仁科地区で24日、テングサ漁が始まった。今年も不漁の見通しで、漁師らからは落胆の声が聞かれる。漁は9月末まで続く。乗浜海岸で天日干し作業に汗を流す人たちも「質はいいが量が少なすぎる」「これは昨年より少ないのでは」など、ため息交じりに語った。伊豆新聞掲載=赤茶のじゅうたん出現
<記事の内容抜粋>再開から1週間「前年の3割程度」河津町峰の河津バガテル公園が再開して1週間を迎えた24日、見頃を迎えた春バラを鑑賞する行楽客でにぎわった。約800人が訪れ、咲き誇るフランス式ローズガーデンの散策を楽しんだ。約5ヘクタールの施設には約1100種約6000株ある。同施設は「休園もあり、来場者数は前年同時期の3割程度だが予想の範囲内。感染防止へ一定の滞在入園数を超えた場合、入場制限を行う」と協力を求めている。ガーデンは6月中旬、園内は下旬まで見頃という。問い合わせは同施設(電話0558-34-2200)へ。伊豆新聞掲載=河津バガテルにぎわう
帽子をかぶる自画像●1922年。カンヴァス・油彩。縦73.0X横53.4センチ。京都国立近代美術館蔵。坂本勝によれば、美校時代、あまり本を読まない佐伯が、「白樺」のファンであり、武者小路実篤の崇拝者であったという。評伝で述べたが、彼の性格から考えると、「白樺」のヒューマニスムは共鳴を誘うものであろう。中村彝も「白樺」とヒューマニスムから生まれた画家であり、中村彝の傑作▶︎エロシェンコの像◀︎に佐伯は深い感銘を受けたというが、彝のアトリエ近くに住み、また彝に兄事した曽宮一念とも近くに住んで親しんだのがこの作品の描かれた頃であり、佐伯の美校卒業前後の頃は彝と彝を通じてのルノワールの感化の時代であった。世界の名画/佐伯祐三(1)
<読み>かたくがそうをじすれば、こうしゃくはおのずからまとわる<意味>正しい操をしっかり持っていれば、良い地位も自然と身について栄進する。という意味です。これは細井美峰さんの作品です。この方は熱心に三体文字を続けておられます。師範資格を取得されているので、三体文字もとても良くできていて感心します。これからも上を目指して頑張ってください。書道教室の生徒の作品477/細井美峰
<記事の内容抜粋>アブラハヤ"ハヤ"は小さな淡水魚の総称のように使われているが、アブラハヤはその中でももっとも上流に住むハヤだと思われる。生息域はアマゴとほぼ同様で、水温が夏でも20度に届かないような渓流に生息している。それに加え、アユの放流に混じって持ち込まれたこともあるようで、遺伝的には混沌とした群になっているようだ。また、タカハヤとも交雑している可能性もあり詳しい研究が必要ではないだろうか。体の粘液が多いため、食べるとやや泥臭いと言われているが、清流に住むので美味しいと評価される地方もあるようである。伊豆新聞掲載=不思議?どうして伊豆へ
欲女たち●1918年頃。カンヴァス・油彩。縦110X横160センチ。パリ、印象派美術館(ルーヴル美術館附属)蔵。死の前年にカーニュのアトリエで描かれた大作であり、ルノワール最晩期の充実ぶりを伝える記念的な傑作である。と同時にこれは彼の好んだ裸婦や水浴図の連作を締めくくるもので、長年の探求の成果を込めた執着の絵と言っても過言ではない。図は、二人の裸婦がいま水浴を終えて草原に横たわったのに対して、背景にもまだ水浴中の女が三人戯れているのが見えるというもの。世界の名画/ピエール=オーギュスト・ルノワール(49)
いつもご高覧頂いている皆様、有難うございます。度々お休みさせて頂き、申し訳ございません。きょうも多忙をきわめ、ブログの更新ができません。またよろしくお願い申し上げます。木村松峯本日はお休みさせて頂きます
<記事の内容抜粋>手石島(伊東市)伊東市の汐吹埼の北北東700メートルにある広さ約15000平方メートルの島。同市の新井財産区が所有している。土地台帳によると、すぐ近くに広さ約1500平方メートルの「子手石島」もある。手石島には弁財天が祀られている。それが先日、朝起きて富士山のライブカメラを見ると、珍しくクリアな姿を見せていました。急いで「汐吹公園」に向かい、待望の「冠雪の富士と手石島」を撮ることができました。伊豆新聞掲載=神々のジオ
<記事の内容抜粋>「自宅で親子一緒に見て」下田有線テレビ放送「SHK」は、新型コロナウィルス感染予防のため自宅で過ごす親子向けの特別番組を企画し、23日の土曜日から毎月1回放送する。放送は毎月第4土曜日の午前11時半〜正午と午後5時半〜6時(1日2回)。12月まで8回放送する予定。伊豆新聞掲載=お話ボラが民話朗読
脚をふく浴女●1905年。カンヴァス・油彩。縦83.8X横64.0センチ。サン・パウロ美術館蔵。これも晩年の裸婦連作中での力作の一つで、一般にはもっともよく知られ親しまれている代表作である。泉の側に腰をおろして脚をふく欲女の肉体を大きく画面いっぱいに描き、その豊かな情感と健康な生命感と実に美しく表している。彼の裸婦は最晩年に向かって、ひたすら女性の肉体の充実した量感と、その円熟した官能美とを表すことに目標づけられていたが、それにはわずかな陰影のかげりによって立体感を出すために、肌の色調にごく少量の黒を混ぜ、微妙に起伏する肉付けの調子を整えていた。世界の名画/ピエール=オーギュスト・ルノワール(48)
いつもご高覧頂いている皆様、有難うございます。きょうは書道教室の締め切りが迫っていて、ブログの更新作業ができません。やむをえず、お休みさせて頂きます。またよろしくお願い申し上げます。木村松峯本日はお休みさせて頂きます
<記事の内容抜粋>ウオヅラ「運命の出会い」ツバメウオの成長した個体は、頭部の全面がほぼ垂直になり、くすんだ黄褐色の体に太い黒色帯が走る。神がかった運命の出会いなのか、ピタリとカメラの正面で静止してくれたヤツ。魚介でモデルを志望していたのに違いない。生真面目そうで真っすぐな姿態を、人社会に解説付きで紹介させてもらうことで、モデル代に替えさせてもらいたいと思ったのです。ありがとう。伊豆新聞掲載=魚の国の知恵くらべ
<記事の内容抜粋>苗木1本折られる南伊豆町湊の青野川ふるさと公園に植えられた八重桜「はるか」の苗木1本が、地面から50センチほどのところで折られたことが、19日までにわかった。桜は東北復興のシンボルとして町に贈られ植樹したもので、3月に別の苗1本が折られていた。折られた桜は公園を訪れる人の注目を集めており、犬の散歩にきた男性は「葉っぱが見えなくて驚いた。心の貧しい人がいるものだ」と嘆いた。伊豆新聞掲載=八重桜「はるか」また被害
座る裸婦●1905年。カンヴァス・油彩。縦116.2X横88.9センチ。デトロイト・インスティチュート蔵。晩年のルノワールによる裸婦の名作は持病のリウマチを克服しつつ、さまざまなポーズのうちに一貫してこの画家の反応の高まりをあとづけていく。それは彼の肉体の衰えとはまるで裏腹のように、描く裸婦像はますます豊満さを加え、いよいよ官能的な輝きを強めていった。この絵は、そうした過程でのやや珍しい作例の一つ。世界の名画/ピエール=オーギュスト・ルノワール(47)
これは大和龍広さんのご家族の作品です。大和さんのお嬢様のお子様たち3兄弟で、お爺様と一緒に書道を習いに来られています。長男は小学6年生で、何度も賞を獲っている田中和侍くんです。その下のお子様が小学3年生になるひかりちゃんです。一番下の弟さんが、今度小学1年生になるけんごくんです。お兄ちゃんが書道教室に通っている時について来られて、「僕もやる、私もやる」と言って、お爺様と3人で教室に通われています。和侍くんを筆頭に、みんなお習字がとても上手くて感心します。これからもみんなで頑張って、楽しくお稽古しましょう。書道教室の生徒の作品476/大和龍広さんご家族
<記事の内容抜粋>愛らしい3匹、親見守る伊東市富戸の伊豆シャボテン動物公園で3匹のカピバラの赤ちゃんが誕生した。よちよち歩きで両親を追いかける愛らしい姿が、来園者の目を楽しませている。スタッフは「今は外敵から守るために母親と一緒にいる時間を多く作っているが、今後は成長をみながら、徐々に広いスペースで遊ばせる時間を増やしていきたい」と話した。伊豆新聞掲載=カピバラ赤ちゃん誕生
ピアノの前の少女たち●1892年。カンヴァス・油彩。縦116X横90センチ。パリ、印象派美術館(ルーヴル美術館附属)蔵。可愛らしい二少女がピアノの前に身を寄せ合って、楽しいひと時を過ごしている光景を表している。ルノワールはこの1890年代に二人の少女を組み合わせた絵を何枚か描いているが、それらは一方に偏らせず、二人を平等に扱おうとする態度を根底に秘めた作画上の実験であったとみられる。この絵の場合も作者の狙いはそこにあり、二少女によって醸成される室内の和らいだ雰囲気を、色との調和によって描こうとしていたといえよう。世界の名画/ピエール=オーギュスト・ルノワール(46)
<記事の内容抜粋>マグマ通りできた岩脈熱海市網代の国道135号立岩トンネルが通る朝日山の麓の海岸にある。近くに車を止めて、海岸を10分ほど歩くと見えてくる。地下深くから上昇してきたマグマの通り道にできた岩脈で、扇状の岩がまるで大きなびょうぶのようにどっしりと構えている。漁師は西風が吹くと、岩陰に隠れたという。穴場の釣りスポットとしても知られ、壮大な景色を楽しみながらメジナやクロダイが釣れる。落ち着いたらどうぞ。伊豆新聞掲載=空見たことか
<記事の内容抜粋>夕暮れまで時間延長河津町峰の町営河津バガテル公園が18日、ほぼ1ヶ月ぶりに再開する。新型コロナウィルス感染拡大防止のため休園していた。園内は春バラが見頃を迎え、甘い香りを漂わせている。再開したが同施設は「施設内の滞在人数を制限して開園する。マスクを着用して来場してほしい」と呼びかけている。問い合わせは同施設(電話0558-34-2200)へ。伊豆新聞掲載=きょう再開、春バラ見頃
アンブロワーズ・ヴォラールの肖像●1908年。カンヴァス・油彩。縦80.6X横64.8センチ。ロンドン大学附属コートールド・インスティチュート・ギャラリーズ蔵。画商アンブロワーズ・ヴォラールはいまマイヨールの作った小さな彫刻を両手にかかげ、ためつすがめつ眺め入っているところである。随分職業的なポーズといえるが、これは別に彼が美術家の労作を種に儲ける種族だったというのではなく、逆に当時一般から冷遇された革新的な美術家の仕事を激励支援する救世主だったことを象徴したものといえよう。世界の名画/ピエール=オーギュスト・ルノワール(45)
<記事の内容抜粋>伊豆ゆかり「草燃える」昭和54(1979)年、NHKの大河ドラマは「草燃える」だった。韮山配流中の源頼朝が土地の北条政子と恋仲になり、平氏打倒の旗揚げから東国武士団を率いて鎌倉幕府を開く史実に基づいた永井道子原作のストーリー。頼朝を石坂浩二が演じ政子は岩下志麻が凛とした美しさで魅了していた。この伊豆ゆかりのドラマにあやかって、各地は史跡の整備や案内板など設置して万全の体制で臨んだ。あれから40年余り、再来年には政子の弟義時が主役の「鎌倉殿の13人」が決まって、いやが上にも期待が高まっている。伊豆新聞掲載=あの頃の伊豆
<記事の内容抜粋>来月、保護活動スタートアカウミガメの産卵地として知られる南伊豆町湊の弓ヶ浜海岸で、ウミガメを迎える準備が進んでいる。町教育委員会職員が周辺の草刈りや清掃、保護施設の整備を行なっている。6月には教委と町ウミガメ保護監視委員による毎日の見回りが始まり、卵の保護活動が動き出す。弓ヶ浜海岸で最後に産卵が確認されたのは2017年6月で、135匹がふ化した。国内では5〜8月にかけて各地で産卵がみられる。伊豆新聞掲載=ウミガメ産卵へ準備
薔薇の静物●制作年代不明。カンヴァス・油彩。縦46X横55センチ。ライプツィヒ美術館蔵。晩年のルノワールは何よりも裸婦の魅惑に取り憑かれ、次にこれと並んで花を、とりわけ薔薇の花を描くことを好んだ。彼が花を描くのは、「裸体画を描くときの肌の調子を整えるのに役立つ」ためもあったことはさきに触れたが、それは要するにこの二つがもっとも芳醇な色感の対象だったからに違いないし、そのためには一輪の花でなく、群をなす花束を使うにこしたことはなかったろう。世界の名画/ピエール=オーギュスト・ルノワール(44)
<読み>せいじゃはことにかんあん<意味>静かなるものは、とりわけ閑かに安らかである。という意味です。これは伊藤典松さんの作品です。この方はめきめき上手になられて感心しております。とても大胆に伸び伸びと書かれるようになって、素晴らしいと思います。これからも腕を上げ、上を目指しましょう。書道教室の生徒の作品475/伊藤典松
<記事の内容抜粋>ヘッドマークに「虹バトン」伊豆箱根鉄道(本社・三島市)は県内で輪が広がる「#虹バトン」に賛同し、三島駅ー修善寺駅間を走る駿豆線で15日、虹をデザインしたヘッドマーク電車の運行を始めた。1日10往復する。ヘッドマークには「#みんなでのりこえよう」のメッセージに虹と同鉄道オリジナルキャラクター「ライオンになりたいネコ」を描いている。同鉄道は「虹のヘッドマークを見た人が少しでも明るい気持ちになってもらえるとうれしい」と話している。当分の間運行する。伊豆新聞掲載=「頑張る人応援」
母と子●1885年。カンヴァス・油彩。縦75X横59センチ。パリ、フィリップ・ガンニャ氏蔵。1885年にルノワール夫妻の間には長男のピエールが生まれた。子どもを描く名手でもあった彼が、我が家の初めての子に特別な愛情を注いだことは想像に難くないところで、早速この母子像のテーマが取り上げられる。そして翌年にも背景を少し変えただけで再びこれを制作し、さらに妻の没後にまで追憶が及んで、晩年の彫刻▶︎母と子◀︎(1916年)にこの原型がそのまま繰り返されるのだった。世界の名画/ピエール=オーギュスト・ルノワール(43)
<記事の内容抜粋>大地の詩がが聞こえる時に偶然が幾重にも重なり合い、予想を超える景色に出会うことがある。その瞬間は、心臓の音が体に響き渡り、撮影という作業に入ることさえも頭が拒むのだ。特に夜明けの時間は撮影者にとっては忙しく、1秒も無駄にはできない。そして情景を目の前に頭の中にあるスクリーンには、こびりつくように最初の衝撃が映し出され、体は撮影の準備に取り掛かる。そこで大事なのは準備のスピードで、これが遅いと、目の前の情景は幻となり消えていく。しかも、想像もしていなかった偶然の出会いに不意を突かれればなおさらのことだ。さて、今回の写真は偶然の出会いが形になった一枚になる。予定は、朝日の撮影だったのだが、思いのほか早く着いてしまい、せっかくだからと海岸に降りると、一筋の光が目に飛び込んできた。しかも奇岩の上部には...伊豆新聞掲載=素晴らしき日々
<記事の内容抜粋>利用者「鮮度良くおいしい」「深海魚の聖地」として町おこしをしている沼津市戸田地区で、水揚げされたばかりの新鮮な深海魚を詰め合わせにし、翌日には届ける「福袋的深海魚便」が大きな反響を呼んだ。同地区担当の市地域おこし協力隊・青山沙織さん(38)が、戸田漁協と連携した通信販売企画。4月下旬から計5日間行い、毎回30箱前後を全国に発送した。途中で予約を制限するほど話題になったほか、リピーターも多く、戸田のPRにも一役買った。15日から禁漁となり、再開は9月。直送便を継続するかは未定だ。送料と箱代だけで料金の半分を占め、商売としては成り立っていないが、戸田の魅力を伝えることはできたという。青山さんは「皆さんの協力が必要。検討したい」としている。伊豆新聞掲載=通信販売大きな反響
髪を編む女●1884年。カンヴァス・油彩。縦56X横47センチ。バーデン個人蔵。ルノワールの画歴の一段階ともいうべき「厳格な時期」ないし「酸っぱく描く時期」の特徴をもっともよく物語る作例の一つである。色感自体にこれまでの彼の絵ではついぞ見たこともない乾いた冷たさがうかがえるだけでなく、形という形をどこも硬く鋭い輪郭線で囲っていて、ともかくルノワールらしからぬ異質な感じを与える表現となっている。世界の名画/ピエール=オーギュスト・ルノワール(42)
<釈文>よのなかはつねにもがもななぎさこぐあまのこぶねのつなでかなしも百人一首第93番=鎌倉右大臣=<意味>世の中は、いつまでも変わらないものであれば良いがなぁ。海辺近く漕いでゆく漁夫の小舟の引き網を引いていく様子は、心にしみて興味深いよ。という意味です。<観賞>『万葉集』の「河の上のゆつ岩むらに草むさず常にもがもな常処女にて(河のほとりの岩に苔が生えずいつまでも清らかなように、永遠の処女としてあって欲しいものです)」と、『古今集』の「みちのくはいづくはあれど塩釜の浦こぐ舟の綱手かなしも(道の奥と呼ばれる東北地方は、どこも趣があるけれど、そのなかでも塩釜の浦を漕いでいく舟の綱手を引く様子は特に趣があるものだなぁ)」という二首の古歌を本歌取り(ほんかとり)しています。本歌のある和歌ですが、留まることをしらない世の...書道教室の生徒の作品474/深澤充徳
<記事の内容抜粋>先端にビニール袋、話題下田市上大沢で、ビニール袋をかぶったまま伸びるタケノコが話題を集めている。袋で先端が見えないことから、人呼んで"先の見えないタケノコ"。近所の70代女性は「コロナ騒ぎで先行きわからないからね。変な名前が付いちゃった」と笑って話した。タケノコがある場所はもともと畑で、残されていた袋の下から生えてしまったとみられる。伊豆新聞掲載="先見えないタケノコ"
ブージヴァルの舞踏会●1883年。カンヴァス・油彩。縦179.0X横95.9センチ。ボストン美術館蔵。この年、ルノワールは踊る男女に特別の興味を惹かれたものか、踊りをテーマとした三部作を完成した。最初にできたのがこの絵であり、続いて描き継がれた▶︎田舎での踊り◀︎▶︎町での踊り◀︎(ともにデュラン=リュエル画廊)がそいれである。いずれも踊り合う一組の男女に焦点を合わせた縦長の画面の大作だが、田舎風、都会風と背景や衣装、ものごしまで変化をつけて、装飾的に洗練された感覚のほどを示している。世界の名画/ピエール=オーギュスト・ルノワール(41)
新型コロナウィルス禍で子どもたちが家にいて、退屈しながらも綺麗に並んでゲームで遊んでいる様子を、筆文字アートで書きました。筆文字アート/麗
<記事の内容抜粋>「来年は今年の分も」新型コロナウィルス感染拡大防止のため、下田八幡神社例大祭祭典執行部(太田俊春委員長)は、12日までに今年の祭典の巡行(神輿、お道具、太鼓台)中止を決めた。これにより陣太鼓を模したとされる勇壮・軽快なお囃子や、お道具をアーチ状に連ねた「太鼓橋」など主要祭事がなくなり、祭典は事実上中止となる。中止は戦後初めてという。太田委員長は「みんなが楽しみにしている巡行の中止は断腸の思い。準備期間を考慮すると、連休明けがぎりぎりの期限だった。万が一、感染者が出たら禍根を残すことになる。来年は今年の分まで盛り上がることを願っている」と話した。伊豆新聞掲載=下田太鼓祭り事実上中止
テラスにて●1881年。カンヴァス・油彩。縦100.3X横80.9センチ。シカゴ・アート・インスティチュート蔵。この静かな美しさをたたえた母子像は、ルノワールのうちに内在する伝統と創造の調和ある均衡を示している。というのは、人物構成はもっとも伝統的なピラミッド型をとっており、これを取り巻く籠や植木鉢などの添え物も、意識してこの構図のために役立てられているからである。その点ことによると彼はこの絵をサロンに出品するつもりで描いたのか、すすんで伝統画法を受け入れている。世界の名画/ピエール=オーギュスト・ルノワール(40)
<記事の内容抜粋>ウオズラ「フラメンコを踊るよ」牛の角のような触角を振って海底を這うミカドウミウシ。巻貝が進化の過程で、殻が退化して丸裸になった姿なのだ。淡黄色から赤へと変異に富んだ体は、まことに鮮やか。いかなる絵の具を調合しても、こんなグラデーションは再現不可能だろう。この派手な体色は「私は食べられません」という警告を発しているらしい。刺激を与えると、フラメンコを踊るダンサーのように浮遊する。伊豆新聞掲載=魚の国の知恵くらべ
<記事の内容抜粋>水族館で手当ても死ぬ新型コロナウィルスの影響で下田市に足止めされている国内外のフリーダイビング愛好者らがこのほど、白浜大浜海岸に打ち上げられたイルカの"救出"に奔走した。オーストラリア出身のリウ・チャックさん(37)は「毎日ごみ拾いをしていて見つけた」と話し、収容したイルカは下田海中水族館に引き渡した。リウさんは「尾びれに傷があって血も出ていた。助からなかったのは残念だった」と話した。伊豆新聞掲載=ダイバーらイルカ収容
アルジュのアラビアの祭●1881年。カンヴァス・油彩。縦73.5X横92.0センチ。印象派美術館(ルーヴル美術館附属)蔵。ルノワールは2度アルジェリアに旅行した。最初がさきに触れた1881年の春であり、2度目がイタリア旅行からの帰途、1882年の春にレスタックのセザンヌのところで肺炎にかかり、その静養を兼ねた再訪問である。したがって彼には何点かのアルジェリア風景やアラブ人を描いた作品があるが、この絵はその最初の滞在中の制作と思われるもので、山あいの広場で演じられるアラブの祭をやや俯瞰的に遠望したような構図をとっている。世界の名画/ピエール=オーギュスト・ルノワール(39)
この新型コロナ自粛続きで辟易しているところを、長いトンネルを抜けて早く普通の生活に戻りたいという願望を込めて、長いの「長」という文字に込めて、書いてみました。筆文字アート/長
<記事の内容抜粋>色鮮やかに咲き見頃伊豆の国市の花咲く伊豆の国推進協議会の会員が管理する花壇で、花々がきれいに咲いている。自粛生活が続く中、ウォーキングやジョギングなどをする住民をよく見かけるようになり、同協議会は「新緑の季節だが、花々も一番見頃の時期。散歩中に花壇の花を見て、季節の変化を感じてほしい」と話している。土屋洋美部長は「予断を許さない状況だが、次の季節に移っていると花を管理しながら感じる。自分たちも花に元気をもらい、癒されている。もっと花壇の中まで入ってじっくりと見てほしい」と思いを語った。伊豆新聞掲載=散歩中、花見て元気に
ヴェネツィア、サン・マルコの広場●1881年。カンヴァス・油彩。縦63X横82センチ。ミネアポリス・インスティチュート蔵。制作のためには少しも旅行を辞さなかったルノワールにとっても、1881年はとりわけ忙しい年となった。というのは彼の内部でこの頃画風の転換を求める気持ちが少しずつ高まっており、この年、春に6週間ほどアルジェリアに出向いたのに続いて、夏には再び北仏ワルジュモンのベラール邸に滞在し、秋になるとイタリア旅行を思い立って旅に出たからである。世界の名画/ピエール=オーギュスト・ルノワール(38)
きょうは母の日です。息子がブローチを送ってくれました。ですが、この20年ほど前から腱鞘炎になって手がかなわなくなって、自分では付けられないので、娘にお気に入りの服に付けてもらおうと思っています。まさかのサプライズでびっくりしました。早くコロナ禍がおさまって、みんな笑顔で過ごせる日が来るといいですね。息子にもらった母の日のプレゼント
<記事の内容抜粋>篠沢さん撮影まるで竜が現れたかのようー。8日夕、東伊豆町稲取の会社員・篠沢芳治さん(55)が、仕事を終え自宅近くの駐車場に車を止めて帰宅途中、北の空を見上げると「竜神のような姿」の雲を見かけた。「吉兆の知らせか」と喜びながら、とっさにスマートフォンで撮影した。篠沢さんが竜のような形の雲を見たのは初めてといい、コロナ禍で町が静まりかえる中で出現した神秘的な光景に感動し「1日も早く(この事態が)終息しますように」と、思わず手を合わせた。"竜の雲”は2分ほどで形を変えたという。伊豆新聞掲載="竜の雲"出現
イレーヌ・カエン・ダンヴェール●1880年。カンヴァス・油彩。縦65X横54センチ。チューリッヒ、ピュルレ・コレクション。1880年から81年頃にかけてルノワールは何点もの素晴らしい子どもの肖像画を描いている。この頃になると彼は敢えて印象主義の技法にこだわらず、また特に描く対象が子どもの場合では細部の描写にかなり綿密な愛情をかけるようになっていたが、この赤茶色の髪の毛を長く垂らした横向きの少女の肖像画においても、そうした趣向と力量の一端はよく伺えるであろう。世界の名画/ピエール=オーギュスト・ルノワール(37)
<読み>せいじゃはことにかんあん<意味>静かなるものは、とりわけ閑かに安らかである。という意味です。これは齋藤峯津さんの作品です。今回は草書がとてもよく書けていたので、ブログに載せました。どんどん上手くなられて、感心しております。さらに上を目指して、頑張ってください。書道教室の生徒の作品473/齋藤峯津
<記事の内容抜粋>市民、散歩で利用南海トラフ地震で甚大な被害が予想される下田旧町内の津波避難路として、下田市が整備を進めていた「敷根避難路」の2019年度工事が完成した。敷根の住宅地と広域避難場所の敷根公園を結ぶ485メートルの避難路が誕生し、すでに散歩で露葉する市民の姿が目立っている。西本郷3丁目から下田富士西側の峠を越え、市道敷根1号線を経て敷根公園へ至る避難路も13年度に開設し、18年に急傾斜対策と拡幅の改修工事を実施している。伊豆新聞掲載=住宅地と公園結ぶ485メートル
クリシー広場●1880年。カンヴァス・油彩。縦65X横55センチ。ケンブリッジ、ロード・バドラー蔵。パリやその近郊を舞台としながら、あくまで自分の触れ合う日常生活に取材しようとするルノワールの作品の中で、珍しく人の意表を突くような要素を持った作品である。それは彼が、建物と人物との交錯する路上の光景を描くことが珍しかったという意味ではなく、その表現がスナップ・ショットのような偶然性を強く持っているからである。世界の名画/ピエール=オーギュスト・ルノワール(36)
<記事の内容抜粋>12日から発掘調査伊豆の国市は、国指定史跡「韮山反射炉」の創業当時の状況を解明するため、発掘調査を実施している。本年度は古絵図に描かれた「型乾燥小屋」「詰所」「積置小屋」「鍛治小屋」「テール製作小屋」の部分を発掘調査の対象とし、施設の有無を確認する。期間は12日〜6月30日。同課は「絵図に描かれた建物の有無を確認するので、発見を期待している」と話している。伊豆新聞掲載=古絵図の小屋有無確認
<記事の内容抜粋>初日午前の来園10人南伊豆町伊浜の波勝崎モンキーベイ(レップジャパン運営)が7日、新装オープンした。旧経営法人の休業から7ヶ月ぶりの復活となり、久々の来園者からの餌を求めて150匹もの猿が谷間に降りてきた。一方で新型コロナウィルスによる観光低迷下での船出となり、初日午前の来園者は約10人だった。営業時間は午前9時〜午後4時で入園料1200円(小学生以下600円)。問い合わせは同施設(電話0558-67-0003)へ。伊豆新聞掲載=モンキーベイ新装開園
若い女と犬●1880年頃。カンヴァス・油彩。縦32X横41センチ。パリ、デュラン=リュエル画廊蔵。小品だがのびのびとした感じのする作品である。草原の中に足を投げ出して休む女性は、膝の上の草の花をもてあそびながら、自然の気息と溶け合うかのごとく描かれている。彼女の足や腰をうずめ、細かく分離した筆至によって表された周辺の草むらもまた、あるいは光を受けて明るく輝き、あるいは麦藁帽子の背後で彩りを強めるなど、明暗の諧調とリズム感とを合奏させたようで、この上なく美しい。世界の名画/ピエール=オーギュスト・ルノワール(35)
<読み>らんこうふどうせんぽううるおい。うきくんじょうごがつさむし<意味>うるおいあえる山気は浮かび漂って千峰の色をぼんやりさせ、かおりしめらう雨季は五月の時候を寒かしめる。という意味です。これはご住職の小池大嶺さんの作品です。この方は今月も早々と締め切り作品を仕上げて提出されました。めきめきと上達されるので、感心しております。これからも精進されて、頑張ってください。書道教室の生徒の作品472/小池大嶺
<記事の内容抜粋>餌付けショーで紹介下田市三丁目の下田海中水族館で、ネコザメが産卵シーズンを迎えている。特徴あるドリル状の卵を、魚の餌付けショーで紹介している。魚の餌付けショーは、アクアドーム・ペリー号の大水槽で毎日午前10時35分〜、午後4時35分〜の2回。伊豆新聞掲載=ネコザメドリル状卵
ラ・グルヌイエールにて●1879年。カンヴァス・油彩。縦73.5X横93.0センチ。パリ、印象派美術館(ルーヴル美術館附属)蔵。モネとともにボートの船着場を描いた作品。▶︎ラ・グルヌイエール◀︎と同じ場所だが、あれから10年後のこの絵では、舞台がセーヌ川の中州にあるレストラン・フールネーズのテラスに移されている。ルノワールは1879年の夏を過ごしたワルジュモンから帰ると、同年秋ここにきてフールネーズ小父さんのレストランに逗留した。世界の名画/ピエール=オーギュスト・ルノワール(34)
今年もうちの庭にこごめの花が咲きました。白くて可愛らしい花で、コロナ騒ぎも知らずに可憐に咲いています。季節は巡ってきて、また暑い夏を迎えます。早くコロナ終息を迎えて、暮らしやすい世の中になってほしいですね。庭に咲いたこごめの花
<記事の内容抜粋>手植えは自粛南伊豆町の地酒「古里凱旋・身上起」ファンクラブ(向笠英蔵会長)は5日、原料の愛国米の田植え祭を行った。例年は県内外から40人ほどが集まり苗を手植えするが新型コロナウィルスの影響で神事のみに縮小し、地元関係者八人が参列して豊作を祈った。新型コロナウィルスの影響などで酒蔵が生産量を抑える動きがあり、飯米としての利用も模索するという。伊豆新聞掲載=愛国米の豊作祈願
シャルパンティエ夫人の肖像●1877年頃。カンヴァス・油彩。縦46.3X横38.0センチ。パリ、印象派美術館(ルーヴル美術館附属)蔵。印象派時代のなかなか絵の売れないルノワールにとって、このシャルパンティエ夫人のサロンに仲間入りしたjことは、非常に大きな意味を持つ出来事であった。若いパリの出版業者ジョルジュ・シャルパンティエは、ショッケと同様、1875年のオテル・ドルオーでの競売会でルノワールの作品を買ったことから画家とも知り合い、すぐ彼を自分の妻マルグリットが催す夜会に紹介する。このサロンは、当時のパリでもっとも華やかなものの一つで、ルノワールはここでガンペッタのような政治家から、カローリュス・デュラン、エンネルなどの官展画家に止まらず、ゾラやドーデ、フローベール、ゴンクールらの文壇人や、さらに女優ジャンヌ・...世界の名画/ピエール=オーギュスト・ルノワール(33)
<記事の内容抜粋>ウオズラ「海のギャング」写真はシロワニというサメ。ナイフ状に尖った歯をむき出しにしてギョロっとした凶暴そうな目つきで睨まれると、体が震え上がるほど恐怖を感じる。しかし、性格はいたっておとなしいと聞かされて撮影に及んだが、口を開いていつ襲ってくるかと思うと、ピント合わせもままならなかった。海に潜って「好きなことをして良ろしいなぁ」とよく言われるが、こんな不都合な感情は、一般の人には理解できないだろうと思うのですよ。伊豆新聞掲載=魚の国の知恵くらべ
<記事の内容抜粋>きょう立夏5日は二十四節気の一つ「立夏」で、暦の上では夏を迎えた。賀茂地区では農家や家庭菜園で初夏の野菜の収穫が進む。南伊豆町二条の元教諭鈴木忠蔵さん(85)は4日、自宅の畑で初夏の味覚ソラマメを収穫した。後日空豆あんにして親類らで食べるという。「俺はあんまり食べないけどな」と話しながらも畑仕事に精を出した。夏はサトイモやトウモロコシなどを育てるという。伊豆新聞掲載=南伊豆でソラマメ収穫
ジャンヌ・サマリーの肖像●1877年。カンヴァス・油彩。縦56X横46センチ。モスクワ、プーシュキン美術館蔵。▶︎アンリオ夫人の肖像◀︎と並んで、その美しさの性格は違うが、同じく最高度に魅力ある肖像画といって差し支えあるまい。ルノワールは1877年の初め頃、シャルパンティエ家のサロンでこのコメディー・フランセーズ座の若い女優ジャンヌ・サマリー嬢と知り合い、彼女の魅力的な微笑と陽気な美しさに惹かれて、立て続けにその肖像画を連作した。世界の名画/ピエール=オーギュスト・ルノワール(32)
世間では新型コロナウイルスが蔓延して、妙に寂しい世の中になってしまいました。人々が次々と感染して、死亡者もかなり出ています。誰も想像しなかった事態に、戸惑いを隠せません。この奇妙な現象を、筆文字アートで書いてみました。筆文字アート/妙
<記事の内容抜粋>生き物の世話続ける新型コロナウィルス感染拡大の影響で伊豆の観光施設は軒並み休業しているが、動物園や植物園、水族館は普段と変わらずスタッフが生き物の世話を続けている。5月末までの休業を決めた下田市三丁目の下田海中水族館では600立方メートルの大水槽で、巨大なエイやサメが再び来館者を迎える日を待っている。営業課長の浅川弘さんは「ツバメはここ2〜3年で増えた。水槽の掃除は変わらずやっていて、本当なら産卵期のネコザメのドリル状の卵を見てもらえたけどね」と話した。伊豆新聞掲載=「会える日待ってます」
ショッケの肖像●1876年。カンヴァス・油彩。縦46X横36センチ。ヴィンテルトール、オスカー・ラインハルト・コレクション。印象派の画家たちの友人であり、彼らがまだ無名の頃から作品を買って、その仕事を激励援助した税関役人の肖像である。1874年の印象派グループの初展観は、世間の避難を浴びただけでなく財政上の破綻をもたらしていた。ルノワールはそのためモネ、シスレー、ベルト・モリゾとともに、翌75年の3月オテル・ドルオーで自分たちの作品を競売することを思い立ったのである。世界の名画/ピエール=オーギュスト・ルノワール(31)
<釈文>よのなかよみちこそなけれおもひいるやまのおくにもしかぞなくなる百人一首第83番=皇太后宮大夫俊成=<意味>この世の中の捨てようと思っても、どこにも逃れる道はないものだ。深く思い込んで分け入ったこの山奥にも鹿が悲しげに鳴いていた。という意味です。<鑑賞>俊成が27歳のときに詠んだ和歌です。俊成が生きた時代は、武士を巻き込んだ権力争いが多くなった時代でした。いままでの秩序が乱れ始め、貴族の力が弱まり、平家が台頭してきた頃です。そんな時代のなか、一中流貴族の俊成は、何もできず、歯がゆい思いをしていたのでしょう。いっそ出家をしてしまおう、と思いつめたこともあったのでしょう。そんな俊成の寂しさ、諦めといった気持ちが、ひしひしと伝わるようではありませんか。<作者>皇太后宮大夫俊成は、本名を藤原俊成(ふじわらのとしな...書家・かな783/皇太后宮大夫俊成
<記事の内容抜粋>コロナ禍紙上観察を絶滅危惧種でランの一種の貴重な山野草「クマガイソウ」の群落が、伊豆東海岸のある市町にある。今盛りと咲き誇り、林内を彩る。花は日本に自生するラン植物の中で最大級といわれ、人気が高く盗掘が心配されるため、具体的な自生地は明示しない。コロナ禍で外出が手控えられているさなかであり、紙上で「幻の花」を楽しんでほしい。また伊東市新井の元伊豆自然観察会会長の北島光さん(69)は「大室山に20株程度の他、川奈のミカンの樹下に20〜30株あったが翌年には無くなってしまった。貴重な植物であり、私もそれ以上の大きな群落をみたことがない」と話した。伊豆新聞掲載=里山に100株以上群生
アンリオ夫人の肖像●1876年。カンヴァス・油彩。縦55.5X横46.0センチ。ヴィンテルトール,オスカー・ラインハルト・コレクション。明眸陸離世界の名画/ピエール=オーギュスト・ルノワール(30)
<記事の内容抜粋>だるま山高原(伊豆市)伊豆半島の北西部にそびえる達磨山は、100万年前から50万年前に噴火を繰り返した陸上火山。駿河湾に面した西側傾斜は侵食によって大きくえぐられて谷間が形成され、出口に戸田港をみることができる。東側には、元の火山地形の緩やかな斜面が修善寺付近まで広がっている。山頂は眺めがよく、晴れた日には南アルプスまで見渡せる。達磨山レストハウス横の展望デッキからは伊豆半島北部や富士山、丹沢山地が一望できる。伊豆新聞掲載=神々のジオ
<記事の内容抜粋>窓口に飾りPR新型コロナウィルスの影響で花卉の消費が激減していることを受け、県は事務所へ積極的に県内産の花を飾っている。下田市敷根の県賀茂地域局では4月末から、1万円程度の花を毎週購入して窓口へ飾り購買PRを行なっている。担当者は「普段花を飾っていた旅館・ホテルや商店が休業になり、花卉の需要は大きく落ち込んでいる。この機会に県産の花を飾ってみて」と話している。伊豆新聞掲載=「県産の花卉、買って」
如雨露を持つ少女●1876年。カンヴァス・油彩。縦100.4X横73.4センチ。ワシントン、ナショナル・ギャラリー蔵。主題的にも表現的にも▶︎散歩する母親と娘たち◀︎の系譜を直接につぐ作品だが、ここではすでに彼の色彩感は飛躍的に強まっており、輝かしい赤、青、緑などの各色彩が混じりけなしに細かく塗られ、珠玉のような飽和感を生み出している。一説によればこの絵はギズカンヌ嬢の肖像とされるが、特別にこれを肖像画としてみるより、より普遍的な子どもの世界にその表現特質を近づけた作品ということができるだろう。世界の名画/ピエール=オーギュスト・ルノワール(29)
<記事の内容抜粋>大地の詩が聞こえる新型コロナウイルスの猛威で苦しむ私たちをよそに、日々季節は淡々と進む。果たして、自然の主はどんな風にこの状態をみているのだろうか?きょうは1本の桜を紹介する。最高に美しく撮ってあげたくて....、雨降る夜明け前に私はこの桜の前に立った。その姿は、雨化粧であでやかに潤い、夜明け前のライトが優しくともし、妖美に舞っていたのだった。伊豆新聞掲載=素晴らしき日々
<記事の内容抜粋>伊東市の春田さんきょうだい大型連休真っ只中、2日に後半5連休が始まる。:例年ならレジャーに出掛ける人が多いが、今年は異例の外出自粛だ。ストレスがたまりがちだが、伊豆各地には普段と違う時間を過ごし「ステイホーム」を楽しんでいる人も多い。そんな人たちの「巣ごもり術」を8回にわたり紹介する。本来は対面取材が基本だが、この企画はあえて電話、メールのテレワークで取材した。歩さんは「家事を手伝ってもらって助かっている。いろいろ大変だが、家族の時間が増えたことはうれしい」と話した。伊豆新聞掲載=両親とトランプ
ぶらんこ●1876年。カンヴァス・油彩。縦92X横73センチ。パリ、印象派美術館(ルーヴル美術館附属)蔵。力作▶︎ムーラン・ド・ラ・ギャレット◀︎と同年、同趣向の作品である。もっとも右の作品の発想の底にあったのがヴァトーの▶︎キュテラ島への船出◀︎だとすれば、こちらで連想されるのはクラゴナールの▶︎ぶらんこ◀︎だと言えるかもしれない。ともにルノワールが若き日に強く惹かれたロココ芸術の精髄には間違いないが、しかしここで彼の画想はより庶民的、日常的であり、表現はまさしく時代の先端をいく印象主義の明快さに置き換えられている。世界の名画/ピエール=オーギュスト・ルノワール(28)
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